みのるん物語6 〜 自らと向き合うことでヒビキを変化させていく

自然療法プログラムを受けてから、
1ヶ月が経ったみのるん。

面談の際、いさどんに、
「1ヶ月が経ちましたが、、
この取り組みに対する手ごたえはどうですか?」と聞かれ、

「からだの状態は大分改善されてきていますが、
アトピーを引き起こした精神的な原因は、
まだ漠然としています・・・」と答えたみのるん。

それを受けて、
いさどんはこう伝えた。

○●○●○●○●○●

僕には、
何が原因でそういった状態になっているのか、
明解に観えているんだよね。

しかしあなたは、
それがわからない、
もしくは観えない状態になっている。

それは、
自己分析が正しくできていないからだよ。

あなたの癖は、
「自分なりに」ということ。

でも、
その「自分なり」を超えないと、
新たな自分は生まれてこない。

人というものは、
自分なり以上のものを求められると、
苦痛に思うものなんだよ。

しかし、
自分なりに生きてきた結果、
たとえばそれが良いことならそのまま進めばいいのだけど、
そこに何か問題事があるとしたならば、
それは自分なりに生きてきたからなんだよ。

ということは、
その「自分なり」を変えることが、
次のステージに進むことになる。

地球は、
変化・変容・変態を繰り返しているのだから、
「自分なり」なんて、
そんな固定された状態はないんだよ。

しかし、
そういったことを客観的に捉えられていないから、
自分なりに、
自分にとって心地の良い状態を常に保とうとするんだよ。

でもね、
自分はいくらでも変えることができるし、
どのような解釈もできるんだよ!

そこで、
ポジティブな解釈ができればいいのだけど、
ポジティブでも、
意味のないポジティブな解釈は、
浅いだけだよ。

深い意味を理解してこそ、
物事をポジティブに捉えることができる。

そういった深さや広さ、高さは必要だね。

昨日の大人会議で、
あなたが日記をシェアしたとき、
何人かのメンバーから好感が持てるコメントが出たね。

「世界観が広がったね」
「感謝にあふれている」
「客観的になったね」というコメントが出たけれど、

実際のあなた自身は
そこで評価されるほど変わっていないんだよ。

それは何かと言うと、
人から評価される書き方ができたということじゃない?

そして、
あなたはそういった良い評価をもらいたいのだろうけど、
だからこそ、
僕はあえて苦いことを伝えるんだよ。

そこで、
あなたが浅い評価をいくらもらっても、
あなたの成長にはつながらないからね。

だから、
極端なことを言えば、
そのような評価をされたときに、

「ありがとうございます。
しかし、そのような浅い捉え方で評価されても、
残念ながら喜べません。

もう少し深い意味で、
苦言を呈されることのほうが
わたしの成長につながると思います。」と伝えたら、

「Mさんは一枚上手だ!!」と
みんなはびっくりするよ♪

それが、
人間関係でも一目置かれる人だよ。

そこで、
僕ならさらに、
見当違いに評価されたことに対して、

「わたしがこういったものを出したのは、
あなたたちへのテストでもあるのですよ!」と言うよ。

「わたしがこのような愚かなことをしているのも、
神の代理としてあなたたちに提供しているのです!」と言ったら、

みんなはどう思うかね?

真実の捉え方は、
そんなところにもあるんだよ。

そうやって筋が通っていると、
「あの人は罰として病気をもらっていると思っていたのに、
その境地まで到達してしまっているんだ!」と
逆に感心されたりしてね。

「そのカラクリをわかってやられたのでは、
これは上の上だ!!」と
疫病神もあなたから逃げていくよ♪

結局、
自分が心地の良い場所を求めていっても、
現状の自分は変わらないからね。

だから、
その変わらない自分をほめてもらったって、
自分のこころをくすぐられ、
自己満足で終わるだけだよ。

実績として、
自分が変わらないと意味がないのだから。

だから、
ダメなことはダメなこととして指摘できる姿勢が
自分にあるかどうかだよ。

自分にとって悪いと感じることこそ、
自分が見たくないところを教えてくれていることが多いのだから、
こんなに大切なものはないんだよ!

そして、
そちらのほうを大事にしていくと、
すべてが良いことになっていくんだよ。

そのような捉え方で日々を生きていたら、
感謝の気持ちが湧いてくる。

そして、
そのようなこころになったら、
どこにいても、
誰といても、
調和のヒビキを発する人になるね。
 
  
 

 
 


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