“ピトピ”生誕1周年

昨日、5月3日は、木の花ファミリーの「田楽田植え祭り」でした。

 

このお祭りは、創立から18年間、天候に恵まれ続け、
青空の下新緑に包まれて裸足で田植えをするのが恒例でしたが、
今年はなんと、創立以来初めての雨!
本来は雨天中止の予定でしたが、この雨にも何か意味がある、ということで、
ひまわりのホールで開催することになりました。

 

まずは、神主のひろっちによる祭式に始まり ―

豊作と平和を祈ります

 

太鼓に合わせて、ひとみちゃんが鬼の面を付けて登場。

まるで「糸に操られているように」激しく神楽を舞うひとみちゃん

 

曲が変わり、面を外します

 

再び激しく舞う姿に、見ている側も「体が熱くなった」

 

そして9人の“女神”たちが、祝いの舞を奉納しました。

白の衣装で静かに始まり ―

 

9つの色を纏って、それぞれの個性をおもいっきり表現!

 

最後はみんなで輪になり、セイクレッド・ダンスを踊りました。

写真を撮っていたまりちゃん:「知らない人がこれ見たら、あやしいよね」(笑)

 

 

そして実は!

今回は、昨年の5月3日に生前葬をして人間「いさどん」を葬り、
新しく生まれ変わった宇宙人“ピトピ”の生誕1周年でもあったのでした。

 

満1歳を迎えたピトピ♪

 

やすえどんお手製のライスワインを手にみんなで乾杯!
ピトピのところにも、「おめでとー」と次々に人がやって来ます。


 

最後はみのりときよみから!

お誕生日おめでとう、ピトピ!

 

 

 


「けんちゃん、おつかれさま」

けんちゃんは、木の花ファミリーが創立して間もない頃から
ずっと家族同然に付き合ってきた大切な友人です。
家も近所で、よくご飯を食べに来たり、一緒に川や山へ出かけたり、
玄米コーヒーを焙煎するえいこばあちゃんが大変そうなのを見て
もっと楽にできるようにと焙煎機をプレゼントしてくれたのも
けんちゃんでした。

そのけんちゃんが、この春、64年の生涯に幕を閉じました。
一昨年白血病を発病して以来、入退院を繰り返していたけんちゃん。
亡くなる前日にはみんなでお見舞いに行って、
木の花楽団は枕もとで『おかえりなさい』という歌を歌いました。

 

けんちゃんが亡くなった日、子どもたちの住む「本宅」の庭の片すみに、
こんなお墓ができていました。

 

小学1、2年生の、ゆうゆ、みの、きよ、みこの4人が、
誰に言われるともなく、けんちゃんのお墓を作ったのでした。
お墓に向かって「ずっとずっとお祈りしたんだよ」と、みの。

 

その日の夜の「子どもミーティング」で、
4人はけんちゃんのお墓を作ったことをにこにこしながら報告してくれました。

「みんなでお墓に向かって『けんちゃーん!!』て言いました。」

 

 

翌日、お墓はさらににぎやかになっていました。

「どろのごはんのおかわりをあげたよ」と話す4人。

 

ごはんだけでなく、カエルも一緒にお墓の脇へ。

でも肝心のカエルは「逃げちゃった!」(笑)

おやつの時間には、みこは自分のおやつを
「パラパラ~ってお墓にかけてあげた」そうです。

 

さらにその後、お墓には手紙が添えられていました。

 

添えられていたお手紙

 

 

 

そんな子どもたちの姿を見たいさどんは、
「大人ミーティング」 の場でこう話しました。

「大人と子供に垣根がなく、けんちゃんのことをごく自然に想って、魂を送っている。
なんだか、現代のお葬式よりも魂がはるか天まで届くように感じました。
本当に美しい世界だな、と。」

 

 

できたばかりのお墓を見せてくれたみこ(左)ときよ
左から、みこ、みの、きよ
お墓の前で、はいポーズ!

 

 

けんちゃんも空から見てるかな?

 

 


大阪・ソルビバにてイベント開催します!

3月の東京・カフェスローを皮切りに、三重福井
そして地元富士宮でも開催してきた木の花ファミリーの出版記念イベントが、
いよいよ大阪に登場します!

 

場所は梅田駅から徒歩5分のオーガニックレストラン、SOLVIVA(ソルビバ)梅田店
4年前にもここでコンサートをしています。

 

4年前の様子

満員の店内

 

その時のお料理のメニュー。
木の花の食材をふんだんに使っています。

写真をクリックすると拡大できます

 

 

3.11後の新しい生き方をみんなで共有したい ―
そんな想いから始まったこの出版記念イベントツアーでは、
これまでに参加された方々から下記のような感想をいただいています。

 

「私自身が現在抱え込んでいる課題を解決する一つの答えがあるように感じた。」
「何でそんなに仲良くなれるのか、心を開けるのかと思っていた時に、
 歌を聴きながら隣の人と手をつないで、隣の人の呼吸を感じました。
 そうやって生活されているんだと思いました。」
「まだまだ自分の中では、木の花は不思議な共同体という感じですが、
 関心がさらに強まりました。」
「何も考えずに歌を聴いていたら、涙が溢れ出てきた。」
「自分達で食べるものを育て、共に支えあい生活する中で、
 生命の営みや生きる意味、地球や社会のことを深く考えて生きている。
 こんなに有益な生き方はないと感じました。」
「問題が起こるのは自分自身を見直すチャンス。コンサート感動しました」
「あー楽しかった!!」

 

 

これまでに4度の公演を終え、回を重ねるごとに確実にパワーアップしていくこのツアー。
大阪のみなさんに、心からの歌をお届けします!SOLVIVAでお会いしましょう!!

 

 

以下、詳細です。

 

『血縁を超える自給自足の大家族 〜 富士山麓からのメッセージ』
出版記念イベント@大阪・SOLVIVA

 

新刊の出版を記念した、音楽あり、語りあり、美味しいお食事ありのイベントです。

(新刊については、プロモーションビデオをどうぞご覧ください!)

 

■ 日時

2012年6月2日(土)
18:30開場/19:00開演/21:00終了

 

 会場

SOLVIVA 梅田店
大阪市北区茶屋町19-1 梅田芸術劇場1F
電話:06-6377-1333
ホームページ:http://www.solviva.net/
地図:http://g.co/maps/njsre

 

 定員

80名
※満員の場合、会場に入れない可能性もありますので、必ずお店にご予約ください。

 

■ 料金

5,000円
※ 木の花ファミリーの食材を使ったお店のオリジナル料理付きです。
無農薬有機栽培で育った生命力あふれる旬の味をお楽しみください!

 

 内容

「木の花楽団」コンサート
メンバーによるトーク
※会場でオリジナル製品の販売もいたします。

 

■ ご予約

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何かわからないことがあれば、お気軽にご連絡くださいね!

 

 

4年前、大阪へ出発する楽団員たちを見送るお留守番組のみんな

 

 


カナダのエコビレッジ・ラジオから取材を受けました

先日、カナダのラジオ局より取材がありました。
以下は、番組に出演したみちよちゃんからのレポートです!

 

*   *   *   *

 

こんにちは。みちよです。

この春、木の花ファミリーはメディアからの取材が続いています。
その第1弾として、カナダの「エコビレッジ・ラジオ」から、先日取材を受けました。

 

「エコビレッジ・ラジオ」は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州の北部にある
カックァ・エコビレッジ(Kakwa Ecovillage)に暮らすラス・プルビスさんがホストを務める
国際的なラジオ局で、8500人のリスナーがいます。

カックァ・エコビレッジの様子

 

番組は英語ですから、いさどんの話の部分は、わたしが通訳をしながら進めました。
1時間半のラジオ番組ということで、ちょっと長いのではないかなぁと思っていましたが、
あっという間の時間でした。

 

番組は前半、木の花の概要とその暮らしぶりについて、
収入と配分、メンバーになるための情報などについてインタビューに答えました。
後半は、いさどんへのインタビューでした。
持続可能な食の生産、微生物との共生、大人会議、自然療法プログラム、
世界観などについて、日本語で語りました。

 

こうしたインタビューは、本来ならばスカイプなどの電話会議ツールを使って行えると、
関わっている3人全員が、全体的な流れをつかむことができて良かったのですが、
スカイプでは音質が悪いということで、国際電話を通して行われました。
ですからいさどんは、わたしがラスさんと電話でやり取りしている間は何となく蚊帳の外という感じで、
話が「玉音放送」のようなスピーチになっていて、ちょっと面白かったです。

 

今回のインタビューは、
①ラスさんが英語で問いかけ、②それを日本語にしていさどんに伝え、
③いさどんが話す、④それをわたしが英語に訳す。というプロセスで展開されました。

 

英語の番組ですが、いさどんは日本語で話をしていますので、是非聞いてみてください。
いさどんの日本語スピーチが混ざってくるのは、50分を過ぎたあたりからです。

http://www.blogtalkradio.com/ecovillage-radio/2012/03/29/konohana-family-community-ecovillagefujinomiya-japan

 

それから、先日、東京にあるインターネットTVの取材を受けてきました。
こちらも、5月初旬には、インターネット上にアップされる予定ですので、お楽しみに~!

 

みちよ

 

みちよちゃん(左)。海外からのゲストとの座談会にて。

 

 

 


今日のおやつはよもぎあんパン

 

春です!


 

 

ゆみちゃんは朝からよもぎ摘みへ。

 

なんていいにおい。

 

 

大量にとれたよもぎを使って、よもぎあんパン作り開始!!

重さを量りながら生地を切り分けます
中にあんこをつめて ―
発酵器へ!
発酵してふくらんだパン生地
卵黄ぬりぬり ―
オーブンに入れて ―

 

はい、できあがり!

 

ちょうどそこへやって来て、パンを見つけて大喜びのみさこ(右)

 

同じく喜ぶまりこねえさん(右)

 

春ですネ♪