Hちゃんの奇跡の物語 ~ビフォー&アフター編~

3月末からケア滞在しているHちゃんの日記の紹介第3弾です。
  
≪5月18日≫

今日は「恵みいただきます」の日。木の花はいつも以上に活気にあふれている。キッチンに入れば、その活気と楽しさでいくらでも動けそうな気がする。しかし、その時は動けても、あとで数日疲れから抜け出せないかもしれない。ヘルパーさんもたくさん来てるし、体力を上げていくのが自分の仕事と思い、いつもの日課をただ淡々とやろう。

――

なかなか体力が上がらない。いったいいつになったら自分でお給料をかせげるようになるの?と思うことがよくある。そう思うには2つの理由がある。

○ここに来て、まだ1ヶ月と1週間だというのに、私の体感は3・4ヶ月いる感覚だからだ。
○ここの元気なメンバーとヘルパーの体力と自分を比べてしまうから。

・・・なので、ここはいっちょ、ここに来る前の私と今の私を比べてみよう。

前:1時間椅子に座って起きていたら、1時間ベッドに横になる。
今:だいたい起きてられる。

前:文字をたくさん書くのもたいへん。
今:毎日日記を書いている。しかも木の花の動画を見て、日本語に文字起こししてから、中国語に翻訳している。集中力がついた。

前:お皿1枚、コップ1コ洗うのもたいへん。
今:もういったい何十枚洗ってるかわかんない。

前:眠る前に1時間ストレッチが唯一の運動。
今:朝、夕、ストレッチに筋トレを加え、計2時間やってる。宮ノ下への散歩も。

前:ちょっと疲れると血の気が引き、ふらふらした。それを治すため、そのつど何かを食べていた。
今:もうそんなことは起こらない。2度とね!☺

前:朝9:00か10:00に起床。
今:7:00に起床。

前:6畳のワンルームがだいたいの行動範囲。
今:この大きな家を行ったり来たり。

前:意識がもうろうとして、その上会話する時間も少ないので、意識が崩壊していきそうな恐怖があった。
今:意識が少しずつはっきりしてきた。まとまりが少しずつ出てきた。ふすま一枚開ければ、話し相手がいる。

・・・1ヶ月ちょっとでこの変化は大きい!!!

あっ、まだありました。

前:漢方を飲み、光線治療を受け、カウンセリングを受け、最低週一、整体かマッサージに行ってやっと生きていた。
今:それら全部なし。

It’s Konohana Magic!

~いさどんからのコメント~
それらは目出たいことです。あなたの体験を同じように苦しんでいる人に知らせ、その人達を助けていきましょう。ありがとうございます。
  


Hちゃんの奇跡の物語 ~畑編〜

3月末からケア滞在しているHちゃんの日記の紹介第2弾です。
 
≪5月4日≫

今日、ヘルパーで来ていた方からステキな話を聞いた。彼女曰く、

「ここの人たちは、畑での作業が丁寧で、そして無駄がない。きゅうりのツタをはわせるためのテープをめぐらす時もきっちりメジャーで計る。めぐらすやり方も右回りか左回りが決められている。
1つ1つの作業に意味があり、効率的で無駄がないのは、茶道を思い出させる。茶道では所作の1つ1つの意味を理解し、身につけることが精神性の“道”につながっている。木の花の畑隊のみなさんの作業は茶道のように考えられた効率性があるのでとても美しい。

そして、今までは“自然を大切に”なんて考えてはいたけど、イメージにすぎなかったと思う。畑に出て、自然と共に作業して初めて、自然に生かされていることを実感できる。言葉上だけではなく、実体験で理解できるのは畑に出てこそ!というのは、自然の神々と人間をつなぐもの。自然の神々と人間の共同作業は畑でしかできないから。畑に出れば色んな問題が解決していくんじゃないかな。
阿吽も、自然が阿と言って、それを人間が察知して吽と言うところから始まったんじゃないかな。阿吽の呼吸も1人では決してできない農業をするからこそ、必要なのであって、共同体や人と人同士の阿吽の呼吸が先にあるんじゃなくて、畑での作業があるからこそ、そういうことが必要であり、実体験もできていくんじゃないかな。」

34歳のお若くかわいい女性から、何とも知恵のあるお言葉をいただいた。

私も畑に出させていただこうかな。りゅうしろうさんが苗の作業だったら座ってできるものがあるよと言ってくださった。あ、でも、そろそろ苗の季節は終わりかな。

~いさどんからのコメント~
とても良い学びの毎日になっています。そろそろ次のステップに進む時ですね。
  
  


Hちゃんの奇跡の物語 ~まぼろし編~

39歳のHちゃんは3月末、初めて木の花ファミリーを訪れました。16歳から精神科に通い、元々あまり体力がなく、「このままでは人生を開けない」と感じたHちゃんは、ご両親や友人から「あなたは疲れたらすぐ休むから体力がつかないのよ。みんな疲れても働いているのよ」と言われてきたので、10数年前、体に鞭を打って働いていました。大学を卒業してからそれほど働いた経験がなかったHちゃんは、いさどんとの面談の中で「元気になって働けるようになりたいと思って参りました。家族的な雰囲気・団らんの中にいると元気になるみたいなので、こちらにお世話になりたいと思いました」と話し、早速ケア滞在をスタートさせたのです。

当初はお部屋とみんなが食事や会議のために集うホールを行き来するだけでもたいへんだったHちゃんでしたが、徐々にここでの生活にも慣れ、また毎日日記をつける中で自らの想いを自由に解放し、それに対していさどんが的確なコメントをつけていくことで、Hちゃんの心がどんどん健全になっていきました。もともと学習能力が高いHちゃんは、1週間毎に持たれるいさどんとの面談で伝えられることをしっかりと理解し、その内容を大人会議にてみんなの前で堂々と発表する姿からは、病的な印象が少しずつ消えていきました。

そんなHちゃんが「まぼろし」について書いた日記の個所を今回はご紹介します。
  

≪4月23日≫

「まぼろし」 どうして私は「まぼろし」に力を与えてしまったんだろう。このまぼろしは私の症状の正体。「不安」だ。今、6:10am。30分ほど前に目が覚め、ずっとその症状の正体と戦っている。これにひきずりこまれれば、また症状が出る感覚がするからだ。でも、これはまぼろしだ。そうだ、IKKOさん風に言ってみよう。まぼろし~~♡ マボロシ~~ 幻
ようこそ、おいでくださいました。症状の正体さん、マボロシさん、不安さん。やっと正体を現してくださいましたね。待ってましたよ。せっかくお会いできたのに、残念ですが、あなたはまぼろしです。消えてもらいましょう。さようなら。

~いさどんからのコメント~
だんだん変化・変態が進んで来ました。
  

≪5月3日≫

今朝、症状の正体=力が抜けていく感覚=不安が姿を現した。戦ってみたものの、この前のように勝てそうもなくて困っていた。そんな時、ちょうどサポーターのラヴちゃんが部屋に戻ってきた。

私「ラヴちゃ~ん、ちょうどよかったー!今、症状の正体、力が抜けていく感覚・不安が現れて、戦っているの。どうしよう?」

ラ「えっ、どういうこと?」

私「そうだよね。それだけ言ってもわからないよね。」

・・・どう説明していいかわからず黙り込む私。そして、心の中で、どう説明していいかわからないってことは、やはり“まぼろし”なんだな、と思った。そうすると少し、そのまぼろし・力が抜けていく感覚・不安が小さくなった。でも少し気を抜いたら、のまれそうで、気が抜けない状態で、また黙り続けていた。

ラ「でも、とりあえず、戦うんじゃなくて、それにひきずられたくないって自分でわかっていたら、ひきずられないことを選択すればいいし、もしできなかったら、まだそういうのが心の中にあるんだということを認識して、症状がまた出てきてもいいし、とりあえず戦うとかそういうのじゃなくてもいいんじゃないのかな。よくわからないけど。」

~いさどんからのコメント~
その状態はあなたの心の奥でその症状を求めているのです。だから、その症状を不必要な人になることです。

私「そうだね。」

ラ「おっ、姿を現したね、いらっしゃい!みたいな感じでもいいかもしれないし。」

私「そうだね。」

ラ「そういう時こそ、日記を読み返してみるとか、面談でいさどんにどういうことを言われた時に気づけたのかを思い出してみるとか。」

私「そうだね!」

~いさどんからのコメント~
その振り返り方はgoodです!

ラ「現象が現れる時って、いやだけどさ、大切なことを思い出すチャンスなんだよね。人ってわかったつもりでも何も問題が起こらないと忘れてたりするからさ。だから現象・問題が現れたら、大切なことをもう一回復習してもっと理解しようとすればいいんだよね。そういうふうに、大切なことにフォーカスして、ポジティブな方向にもっていけたら、もうその時は、実はその現象や問題はどうでもよくなってたりするんだ。」

~いさどんからのコメント~
ナイス、ラヴ!

私「なるほどー!・・・・ということでなんか動き出せるぞ!」
と言って立ち上がった。

ラ「それ、ほんとにまぼろしだよね。今、動けたんだから。でも、そのまぼろしがなんで心の中にあるかわかる?」

私「う~~ん」

ラ「わからなかったら、それ以上考えたってわからないから。わからないってことを認識していればいいよ。」

――

昼の会話

私「田楽祭の会場の宮ノ下まで自転車で行こうと思う。もし腰が痛くなったら一人で帰って来れるように。」

ラ「ん?一人?なんで?」

私「今だって、いろんな人を送迎するでしょ。それにみんな忙しいだろうし、田植え祭楽しんでるところ、私のために途中抜けさせちゃ悪いから。・・・これって、私の例の先取り不安?」

ラ「そうだね。考え方のクセが出ているよね。別に痛くなったら、言ってくれたら誰でも送るし、考えすぎ。自転車で行きたかったら、行ってもいいけど、とりあえず普通に行ってみたら。」

私「うん。」

結局、始めから終わりまで楽しんで、帰りは歩いて帰ってきた。腰がひどくなるということもなかった。
よくわからない症状の正体について、一つだけ確実に言えることがある。それは、ここに来る以前は、戦う余地もなく、既に脱力感と極度の疲労感がそこにあったということ。東京にちょっと帰っている間と今朝と2回、この症状の正体(という感覚)と真正面に出会ったけど、いずれも、朝目覚めたばかりの時で、前回ちょっと疲れたかなとか、生理の2日目だったり、体に少し負荷がかかった時だ。こういう時は、ここに来る以前だと、目覚めた瞬間に血の気がひいた感覚があり、起き上がることさえしんどいという現象が起きていた。戦う余地など毛頭なく、もう疲れに打ちのめされていた。そして、そんな時私はこう思うのだった。「あれー、昨日、あれくらいの活動なら大丈夫だと思ったのに。そんなすごく疲れたわけではなかったのに。ああ、もっと活動時間を減らさなきゃいけないな」と。
今は戦う余地(ラヴちゃんに戦うんじゃなくていいと言われたけど☺)があるのがうれしい。そして、今のところ、ひきずり込まれずに済んでいる。

~いさどんからのコメント~
病は気からです!
  

≪5月9日≫

「症状の正体 最終章」  

症状の正体についていさどんが日記にこんなコメントを書いていた。「その症状があるのは自分が求めているからです。それが不必要な人になりましょう。」それを読んで私はちんぷんかんぷんだった。というか「求めてないし!」と思った。

でも自己観察を続けていた私は、いいことでも悪いことでも考えをふくらます時、脳内に快感物質のようなものが出ていると感じていた。私は一種の考えふくらまし中毒になっていると気がついていた。あの症状の正体=まぼろし、でもおそろしい感覚をともなうまぼろしは、その中毒症状の副産物なのではないかと推測した。それをいさどんやみんなの前で発表した。いさどんに「そういうことだ」と言われ、またみんなの前で発表したのがいい刺激となった。今、心を覗いてみると「もう二度とあのまぼろしは現れないだろう」と感じている。

いさどんは、まるで心の腕のいい整体師のようだ。しかもそのやり方は、硬くなり痛みを生じている場所をマッサージなどして治療するのではなく、実はそこに関節があって「動くようにできているんだよ」と指摘して、自分で治るやり方を教えてくれるのだ。

いさどん、ありがとう。あなたに出会っていなかったら、私の心は硬くて痛くて身動きとれないままでした。

~いさどんからのコメント~
そのような素直な心を保っていきましょう。
  


さそり座世代の登場!〜う米部の皆さんとの対話を通して

先日、千葉県の館山でお米を作りながら「地球を笑顔にする」活動を続けるう米部(うまいぶ)のみなさんが木の花を訪れました。

う米部のみなさん
う米部のみなさん

う米部は、20〜30代の若者が中心のグループです。
「食」「環境」「教育」を軸に活動している彼らは、スタッフ合宿として木の花ファミリーを訪れ、その日偶然開催されていた食事会イベント「恵みいただきます」にもスタッフとして参加。即席スタッフとは思えない爽やかな働きっぷりで、大活躍をしてくれたのでした。

コックコートまで持参
コックコートまで持参する気合の入りよう!
イベント後の食器洗いでも活躍!
イベント後の片付けにも参加してくれました

翌日は、木の花の暮らしのプレゼンテーションや施設見学を経て、いさどん始め木の花メンバーが参加しての座談会を行いました。
時代の大きな流れの中で、未来を担う新しい世代が確実に育ち始めている ―――
そんな座談会の一部始終を、どうぞご覧ください。

座談会のようす
 

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―― はじめに、太陽系が宇宙空間を渦を描きながら移動する映像『The helical model – our solar system is a vortex』(通称:ボルテックス)を観ました ――

1作目

2作目

  
いさどん:
僕たちのこれまでの概念では、太陽は止まっていてその周りを地球が周っている、という感じだったでしょう。でも実際は、太陽も宇宙空間を渦を描きながら移動してるんです。

もうじき立春です。そこから人参の種まきが始まります。3月21日の春分には昼と夜の長さが同じになり、そこからはだいだいどんなものでも種まきができるようになっていきます。
こういった人間の営みは、毎年同じように季節が巡ってくるからできることですよね。人間が勝手にやっているようだけど、実は星々があの映像のような複雑な動きの中で、毎年これがやれることを約束してくれてるんです。太陽はただ一直線に進んでるんじゃないですよ。ああやって渦を描きながら、そのまた周りを惑星たちが周りながら、この約束を我々にくれているんです。

地球史年表〜宇宙創世から現代まで
地球史年表〜宇宙創世から現代まで

人間は自分の内側からこの世界を見ているけれど、そのずーっと昔から我々は複雑にうねりながら宇宙空間を移動してきて、138億年の宇宙の歴史からしたらほんの一瞬である5000年の人類の文明も、この約束があったから成り立ってるんです。

ここでは、生まれた日の惑星の位置関係からその人の人格や、何を目的に生きるかということを読み解いています。その人の人生が星の関係から読み取れるとしたら、私たちは自分の意志で人生を生きているのか、それとも宇宙の意志を表すために生きているのか。どっちかだんだんわからなくなる。
一体全体自分とは何なのかということを表すために、ここではそれを探求しています。

今、冥王星は惑星ではなくなりましたね。同じくらいの大きさの星が1000個くらいあるそうです。じゃあなぜ冥王星だけ特別に惑星の中に入っていたのかというと、そこには意味があるんです。その意味とは、目に見えないこと。悟り。究極の真理。一番外側にいて、宇宙の真理を地球に届けてくれるんです。

ここに、冥王星の軌道を12等分した表があります。
ここから、世代ごとの特徴を読み取ることができるんです。

冥王星で世代を見る
 

第二次世界大戦をリードしたのは双子座世代。そして実際に戦場に行ったのは蟹座世代です。
戦争で全てが壊れた。そこで、エネルギッシュに戦後の復興をガンガンやったのが、1938年から1957年生まれの獅子座世代。特徴は「エネルギッシュ」「リーダー」「野心」「にぎやか」「太っ腹」「無鉄砲」「自己中心的」「目立ちたがり」・・・ものがないからとにかく「質より量!」という感じでガンガンやった。
それを受け継ぎ、日本を技術大国に押し上げたのが、1957年から1971年生まれの乙女座世代。特徴は「現実的にきっちりやる」「計画的」「勤勉」「機転」「完全主義」「ぐちっぽい」・・・今の企業のリーダー的存在の人たちです。
そのきっちりやる世代から、もうちょっと緩やかに、平和的でいいじゃん、という世代が1971年から1984年生まれの天秤座世代。「異なるものの橋渡し」「調整」「穏やか」「平和主義」「洗練」「優柔不断」・・・木の花では心の病気を持つ人の受け入れをしているけど、うつ病が多いのもこの世代ですよ。社会に出て溶け込めず、自分の道が見つからない。天秤だからね。お金や物にまだ縛られているんだけど、新しい価値観も次の時代も見えている、どっちつかずの世代なの。

で、ここを境にしてスピリチュアルの大転換が起きるんです。
1984年から1995年生まれの蠍座世代の特徴は、「洞察力」「思慮深い」「探究心旺盛」「情熱的」「執着」「毒舌」「ミステリアス」「策略的」「とことんやる」。この人たちは、精神性革命を起こす世代なんですよ。社会の価値観は置いておいて、新しい価値観で生きていこうという人たち。モノやお金より、精神的なつながりや、新しい価値観を求めてる。

みかこ:
う米部は蠍座世代の人が多いね。

いさどん:
何が言いたいかというと、これは冥王星の軌道を12等分しただけ。それが、地球上に生まれた人間の性質になって、時代が刻まれているんです。冥王星は見えないでしょう。それが地球上に表現されてる。我々は宇宙を表現しているんです。もしくは、星の位置が、我々の時代を刻んでいるんです。
宇宙の構造が銀河に、太陽系に、地球生態系に、我々の肉体に表れてる。そのもとになっているのがお米だよね。みんなは何でお米を作ってるの?

リサリサ:
お米というよりも森の活動から入ったんです。地球をきれいにしたい。そのためには森をきれいにすることだと思って。

いさどん:
環境の勉強をしたの?

リサリサ:
大学の時に環境の勉強をしました。森で3か月生活をしてみて、何となくしっくりきて。
ガス、水道、電気がない生活をしながら、ああ、私という人物は、人間だけがすごいと思ってたけど、土も水も植物も、みんな地球に存在してるものとして一緒なんだな、という感覚があって、そこから森の活動を始めた。でも活動を始めたら、なんとなく違和感というか。就職活動もやったんですけど。

いさどん:
森のほうを見るとそれが自分の心にあってるんだけど、就職活動とか社会とか、ビルとか時刻表とかを見ると、違和感を感じるんだ。

140126-152156リサリサ:
違和感を感じた。

いさどん:
ちょっと前の乙女座世代や獅子座世代にそんなこと言うと、何言ってるのあんた、って言われるよ(笑)。定職も持たないで、とか。

みかこ:
世の中そんな甘くないんだ、とか(笑)。

いさどん:
でもね、僕らの時代には女の人は大学行かないもんだった。車の運転するのも珍しかった。みんなには考えられないでしょ。それだけ、冥王星の動きと共に人間の思考が変わってるのよ。次の時代を生きるための人が生まれて来てるんだよ。
みんなは蠍座世代だけど、それだってもう古いよ(笑)。次を担う射手座や山羊座が生まれてきてる。射手座の特徴は「冒険心」「おおらか」「哲学的」「宗教的」「正直」「多芸多才」「放縦」。山羊座は「実利主義」「伝統的」「責任感」「まじめ」「頑固」「努力」「堅実」・・・。
この2つの世代がね、何をするかというと、ちょうどこの図で対極にある双子座と蟹座が戦争をやったでしょ。その反対側に位置する新しい2つの世代は、21世紀の理想郷を開くんだよ。

みかこ:
ちなみに、地球暦で言うと双子座と蟹座の方向は闇のピーク。射手座と山羊座は光のピークです。

いさどん:
射手座と山羊座がユートピアを実現する世代なんですよ。その前の蠍座は精神性の大変革の世代で、モノ金に捉われてたり、中途半端で優柔不断の世代から、ここで転換をするんです。究極の真理をもたらし、それを受けて、後の世代が理想郷を創る、と読めるんです。
一昨年の12月21日に銀河の冬至が終わって光が差してきた。でも、冬至が終わっても、実際はその後寒い時期が続くでしょう。光が差したからと言って突然明るくなるのではなく、寒さがあって、じわーっと暖かくなっていくんです。
彼らの時代がいつ来るかというと、2050年くらい。みんなは65くらい?理想郷の恩恵にあずかれるね。
というふうに、時代と自分は密接につながってるんです。ニートも引きこもりも、地球の時代を担ってるんだよ。

みかこ:
自分一人のことだと思ってたら、時流に乗ってたってことだね。

いさどん:
うちではうつ病や引きこもりが改善するんだよ。それはなぜかというと、人のエネルギーは、ポジティブな人もいればネガティブな人もいるけど、その性質を有効に使えばいいんだよ。例えば自分はリーダーシップ取れないと思ったら、人を支える人になればいいでしょ。自分がリーダーやりたい人はやればいいけど、そこには仲間を集める必要があるよね。
一人ひとり自分にふさわしいポジションがあって、それが全部連携すると、もう一つ大きな調和の世界ができる。それがこの自然の世界であり、地球の姿なんだよ。
それがバラバラに自己主張して音を出していたら、雑音の世界ですよ。でも、連携しながら、私はこれを出すよ、あなたはこれだね、と音を出したら、調和したユートピアの世界だよね。バラバラで自己主張していては、かつて戦争を起こした世代になっちゃう。

何が言いたいかわかるかな?2000年を超えたのだから、モノや金の奥にもメッセージがあって、それを受け取っていった人たちがつながっていく時代が始まってます、ということなんだよ。
みんなはそういうことを考えているんでしょ?何か知らないけど、自分の中に湧いてくる感情があって、それがいいんだと。ちょっと前の価値観を見ると、何か変だぞ、と。
次の世代の人たちは、あなたたちが残したものを見るんだよ。乙女座は、質より量の獅子座を見て、もっといいものつくろうよ、と精度を上げていった。そういう風に次の時代につなげていくと・・・宇宙を生きてますね。

この宇宙の仕組みの中での役割として、今自分はこれをやってるんだな、ということが観えたら、つながれるよね。でも、一人よがりの想いから何かを実現しようとすると、たとえば親と対立したりする。だって、お互いに理解できないから。だけど、あの人たちはこの歴史の中で今その役割をやっていて、私たちはこの役割をやって次へつなげるんだ、とお互いに理解できると、ことがスムーズに行くようになるんだよ。

みかこ:
世代が積み重なって時代を創ってる。それをトータルで見れないから、いつの時代も「今の若いもんは」というセリフがあるんだよね。

まり姉:
この間来た20代の子たちが、前の世代は言葉がいっぱいいるけど、僕らの時代は目と目で分かりあえるんです、って言ってた。

いさどん:
そう。前の、天秤座世代や乙女座世代に伝えるには言葉がいっぱいいるんだよ〜。あなたたち(蠍座世代)にバトンタッチしたら僕はもう逝くからね。よろしく!(笑)

ようこ:
昨日のウェルカムコンサートの後の感想でも、みんなから「地球を笑わせたい」とか「自分は地球の細胞」という言葉が普通に出てきたね。

みかこ:
テレビでも、成人式の時に若者たちが「世の中のためになんかしたい」とか言ってたね。

140126-150646いさどん:
ここ何年かの特徴だよ。昔はあんなこと言わないよ。

たーにゃん:
昔は「社長になりたい」とか(笑)。

いさどん:
一旗揚げるぞ!とかね。

たーにゃん:
でも僕たちは天秤座から蠍座に入ったばかりの世代だから、まだけっこう天秤よりなんだろうなって。考え方も。うちは親父とおふくろが獅子座と乙女座で、ちょうどその移り変わりの親を持ってます。

たくま:
うちも一緒。獅子座と乙女座。やっぱりぶつかることがある。
父はもともとある大企業が1000店舗展開するための出店戦略を担ってて、それを裁判起こして独立したんです。それが獅子座。

みんな:
バリバリだね〜。(笑)

いさどん:
だけどね、安倍さんは獅子座だけど、まだアベノミクスって言って、みんなが幸せになるために所得上げるなんて言ってるでしょ。あれをやればやるほど、温暖化指数が上がっていくのよ。もう今やめなきゃいけないのに、まだそういうことを言ってるんだよ。
2050年代に、地球の潮位が85㎝上がると言ってるスーパーコンピューターの計算があるんですよ。70年代にはスーパー台風が毎年来るって言うのよ。70年代じゃ、みんなまだ生きてるでしょ?
つまりね、その時代には、人の心はユートピアを創ってるんだけど、地球環境は最悪ですよ。どうやって食料を手にするか。やさしい太陽を浴びながら野菜作ってる場合じゃないかもしれないよ。てことは、生きることが大変ということでしょ。昔、戦後も大変だった。震災後でも、生きるのが大変でしょう。そうすると、人間に何が生まれるかというと、助け合いの精神なんです。

これから、生きることは厳しくなるよ。でも、貧しいながらも楽しい我が家、という豊かさがある。
ただ、テクノロジーがそれをどう担っていくのか。昔と違うからね。人間の能力をこれからどのように使うのか。テクノロジーだけが進んでいくと、人間以外の200何万種の生命と、人間の整合性が取れなくなるでしょ。人間のためだけの地球じゃないじゃない。そこをどのように問うていくかというのがこれからの時代だよ。それはみんなに考えていってもらわないといけない。

ちょっと、深刻になっちゃったね(笑)。だけど、いいことだけ考えてられないのよ。戦後のツケが、これからの時代に確実に来るから。それに、1000兆円の借金がみんなの肩にのしかかる。さらに、高齢化社会でしょ。それらを背負いながら豊かさをどこに求めていくかといったら、僕は、心しかないと思ってる。

140126-151126おかゆう:
周りにいる人が、学生の時から「心の時代が来る」と言っていたのが、何となくわかりました。

いさどん:
今までの50年はテクノロジーやエネルギーをどーっと使う右肩上がりの時代だったでしょ。それが過ぎたと思うんだよ。どこかで整合性を取る位置まで戻ってくる時代になる。その位置に、健全にソフトランディングするために何が必要かというと、僕は心だと思う。みんなが助け合うとか、つながりあうとか。
それをしないと、奪い合いの世界ができちゃうでしょ。他の生命との整合性を取るために物質的な豊かさをそぎ落としていかなきゃいけない時に、この奪い合いの価値観があったら、もっとひどい奪い合いが起きることになるから。それをソフトに落としていくには心がつながる世界が来なきゃいけない、と思ったら、新しい世代がちゃんとできてきてるんだよね。

(隣りに座っているあめみーを見て)この人ね、今は西暦2014年の1月に、ここに生きてますけど、ずーっと過去に人類が誕生してから、ずーっと未来に人類滅亡まで、この人は、ここにしかいないんですよ。地球は1年で太陽を一周してるけど、さらに、太陽も渦を描きながら2億6千万年かけて銀河を周ってます。だから、同じように春夏秋冬を迎えているようでも、同じ場所にいることは二度とないんですよ。さらに、銀河自体も何かを周っているんです。だから、同じってことは絶対にない。
この人は、過去にも現在にも、この人しかいないの。貴重だよね。それを託されて生きてるんです。

この銀河の中に、恒星だけで200億個あるっていうんですよ。惑星も入れると2000億個以上だそうです。それでね、星に意識があるんですよ。我々も、一人ひとり意識があるでしょ。たとえば、国はどう?日本とか韓国とかいろいろあるけど、国を一つの人格と見たら、中国はすごく横暴だよね。アメリカは自意識過剰。日本はなんだか個性的なんだけど、周りのことを配慮しないよね。国を見ると、人格に見えるでしょ。それと同じで、星にも“星格”があるのよ(笑)。

そうするとね、どうも「あめみー星」というのがこの宇宙の中にあるのよ。宇宙の時間軸って、すごく長いでしょ。何百億年とかいう単位で、自分を認識するのにすごく時間がかかる。そこで、宇宙の星たちが考えたんだよ。もっと早く自分をわかって、自分のことを理解して生きていきたいなー、って。
たとえばこの人が、自分のことがよくわかんないなー、もっと自分を理解するために、どこかのセミナーの1週間講座で自分を学んで来よう、と思ったりするじゃん。銀河の星たちも、自分をもっと短い時間でわかるためにそういうセミナーを受けたいなー、と思った時に、“地球セミナー”というのがありますよ、と。それで今回、2000億の星の中から70億が当選して、人間として地球に生きている。人生かけて、地球セミナー受けてるんだよ。
これって、作り話だと思う?けっこうリアルな話だと思うんだけど。

俺はこういう星のもとに生まれたんだよな、って言うじゃない。あめみーにはあめみー星が、おかゆうにはおかゆう星がどこかにあるんだよ。それで今回地球に来て、自分というものの性格を学んで、ああ、宇宙はこうやってできてて調和してるんだー、ってことを知って、生命の賞味期限が切れたら、死ぬでしょ。死ぬってことは、次の生命の始まりだからね。それで自分の星に帰って、そうかそういうことだったのか、と、他の星たちと調和しながら、自分の役割をやるんだよ。
・・・話がすごく脱線したね(笑)。

(指をつかんで)これ、土からできてるんだよ。わかる?この服も、もとは土の中にあったんだよ。
今日ご飯を食べたから、この肉体がある。でもこれって、すぐ土にかえるでしょ。汗かいたり、排泄したり。細胞は、1日に5000個壊れてるんですよ。そして垢になって落ちてる。排泄物は自分じゃないでしょ。でも、胃とか腸から吸収されたものは自分になる。それがまた壊れて土に変える。そうやって循環してるんですよ。
その繰り返しの中で、自分というものは、常に変化して変化して変化して変化してる。地球に来るってことは、常に変化変容を繰り返してるってことなんだよ。

137億年前、宇宙の星々が、あまりにも変化がゆっくりで自分を認識できないから、もっと気軽に自分を認識できる場所を創ろうよ、とみんなで考えたんだよ。そして銀河群が誕生した。そして、ある恒星と惑星の位置関係で、3番目の星に目星をつけて、みんなで心を送ったわけ。
だって、服を買う時にも、「こういう服が欲しいな」と頭で想像して買いに行くでしょ。その服を作った人も、「こういう服を作ろう」とまず頭の中で考えるでしょ。全部最初は頭の中にあったんだよ。その形のないものが、現象化してるんだよ。
食べ物でも、これが好きだな、と思って食べ続けると、そういう体になっていくでしょ。メタボだったり、アトピーだったり。それと同じで、自分の中にある心が、たとえば被害妄想だったら被害妄想の顔になるわけだよ。

聖書で、「初めに言葉ありき」というでしょ。その想いが星にずーっとかかってると、そこに星が固まってきて、そこに生命の種が降りると、物質が生命になって、それがずーっとつながって、今になってる。
あと100億年くらいで太陽に寿命が来るよ。そうすると、我々はどこに行くんだろう。この肉体は常に変化して、取り入れては捨て、取り入れては捨て、って循環してるでしょ。特定できないんだよ。すると、特定できるのはこの「あめみー」という、この肉体の中にある魂だけ。
これが、順番に輪廻しながら時代を刻んでる。それは、地球という場所があるからできる。でも太陽に賞味期限が来たら、それもできないでしょ。全部なくなるじゃない。そうすると、この魂は宇宙空間に浮かぶことになるんだよ。物理的なものじゃないから、死ぬことはできない。
するとまた、今度は地球じゃなくて、新しいものを考えよう、と、その時の智恵を使って、新しい受け皿を創る作業をするという予定が、僕の中には入ってるんだけどね。

アインシュタインは、脳の15%を使った人なんです。人間の脳の15%を使うと、あのくらいになる。普通の人はそれ以下だよね。それを聞いて、「えっ、それだけしか使ってないのかぁ」ってことじゃなくて、「えー!まだ85%も使えるんだー」ってことなんだよ。
世の中で成功するためにお金やモノを追いかけてきた人たちの時代から、違うよ、もっと自然を見てごらんよ、みんな調和してるじゃないって。あなたたちは、みんなで喜べる世界があるって考えたんでしょ?

リサリサ:
うん。

いさどん:
それは、今までの人が使ってなかった新しい世界をやり始めてるんだよ。
21世紀は、心の時代じゃなくて、脳の時代なんですよ。それに納得する?イエスじゃなくて、ノー?

みんな:
ははは。

いさどん:
僕が駄洒落を言うのはなぜかと言うとね、普通の会話をしながら、このオチをどこに持っていこうかなと、脳のもう一つの所を開発してるの。これって大事なことなのよ。
ものを見るのも、ただ「見る」んじゃなくて、そのものの奥を「観る」。普通の人は、病気したら薬を飲んだり、お医者さんに行くでしょ。でも本当はその前に、何で病気になったんだろう、と原因を考えるんだよ。ウィルスがいたからだ、と言っても、ウィルスがいても病気にならない人もいるわけだよ。すると、ウィルスを引き込む自分がいる、ということが考えられる。それは3次元的な思考だね。そこで考えていくと、病気にならない人生や社会を創ることができる。
でも2次元の考え方だと、病気になったら治せばいい、という発想になる。すると医療がたくさん必要になって、お金がかかる。だから産業は発達します。そして今度は、その産業が維持されるために、病気になる。お金のために病気になるんだよ。
すると、病気は私たちにお金をもたらしてくれる、という変な世界ができるでしょ。不要なものによって豊かさが維持されるという、変な世界。わかる?

みんな:
(頷く)

いさどん:
感覚でわかればオッケーね。
・・・まあ、ここら辺でやめておこうか。いさどんたちの世代は大変だね、いっぱい言葉をしゃべんなきゃいけないから (笑)。

まり姉:
彼らは去年にも一度ここに来てるんだけど、前と雰囲気が違うと感じるんだって。あと、いろんな人がいるということを感じるって。

たーにゃん:
なんですかね。具体的に何がどう違うというのはわからない。だけど肌感覚で感じるんです。前来た時とはちょっと違うなー、って。

いさどん:
前に来た時には、おなかの中に不満を持ちながらそれを出さない人たちがいたからね。それがみんないなくなった。

たーにゃん:
大人ミーティングもすごく遅くまでやってた。はー、と思いながら聞いてた。

リサリサ:
いなくなった人がけっこういるよね。

たーにゃん:
そうそう、あれ、あの人いないなーって。でも逆に、前にはいなかった人たちがいたりして。2か月で変わったね、って。

いさどん:
多分ここのみんなも、私たちはこう生きていけばいいんだということがはっきりしたんだよ。決意がしっかりした。今まではよくわかんないけど歩んできたから、すごい違いだよ。

140126-154754リサリサ:
ここに来て思ったのは、一人ひとり違うからこそ、私たちの活動の理念ていうは、言葉にできないというか、うまく伝えられなくて。みんなの中に、ある映像があるんです。地球が動いていく映像なんですけど、それを観た時に、これが私たちの理念だ!って思ったんです。
ここに来る前、いろんなチームがスタートし始めて、私が見えないところでいろいろなことが動き出した時に、いろんなところからビジョンを見せて欲しいとか、指針を示してほしいって言われたんですけど、すごく違和感があって。別に私が創る世界じゃないし、って。

でも、ここに来て、何となくだけど、「ああそれでいいのかな」というような感覚があるんです。言葉にしたいなと思ってここに来たけれども、その感覚じゃなくてもいいのかな、というのが観えてきたというか。そんなに焦らなくても、形にしなきゃと思わなくても、大きな世界で流れていけば、私は私を表現していけば、それが地球の表現だからいいのかな、って。

いさどん:
時代は確実に刻まれているから、「私」が全部やらなくても、私は私の分をやっていけば、時代が次の人たちを確実に生み出していくんだよ。毎日子どもが生まれてくるでしょう。星々は毎日時代にふさわしいことを考えていて、それを受託した人たちが生まれてきてるんだよ。

ただ、これからはコミュニティが重要になると思うのね。木の花は、世の中の歩みの2歩先くらいを行ってるからなかなか理解されないけど、確実に世の中がそこへ来ることは意識してるんですよ。世の中の1歩先を行く人たちが、「私たちは何をしてるんだろう」と思った時に、一つのひな形として、「これが目指していることじゃないですか」ということを表すために、この生活をしてるんです。だから、ここのメンバーになるというのは、何と言うのかねえ、意識が高いとか低いとかじゃなくて、「自分」というものの自己主張、我が取れていないと、難しいんですよ。

でも、1歩先というのは、「こういうことを実現したいな」という世界だから、やりやすいですよね。その人たちが、「私たちはどこへ行ったらいいのかな」という時に「あ、あの世界だ」と出会える場を創るのが、僕たちの役割だと思ってます。
だから連携して、最終的には、こういう世界が世の中全体に広まって、射手座世代や山羊座世代が創る光の時代につないでいくということです。

リサリサ:
バトンを渡していくという感じ。

いさどん:
誰かが考えたことをやらなきゃ、という過去の発想ではなくて、地球が時代を刻んでいくから、私たちは地球と共に、新しい時代の一翼を担っている、という意識でいいんだよ。それは、そんなにわあわあとやる必要がない世界だよね。
企業の管理者を養成するセミナーで「今日1日100件お客さんをまわるぞー!」「〇件獲得ー!」とか大声で叫んで、冬でも夜中に50㎞行軍したりする所があるけれど、ある意味洗脳するというか、弱い心を強くするんだよ。そうやって長いこと日本はやって来たんだね。今まではあの時代だったんだよ。

リサリサ:
その感覚、わかる。ここに来る前、京都に行った時に原発反対のデモをやってたんだけど、いいこと言ってるのに・・・違和感があるよね、って。

たーにゃん:
いいこと言ってるのに、なんで日本のデモってこんなにダサく見えるんだろう、って。それは見え方の問題で、みんなの姿勢とかあるんでしょうけど、何でこんなにネガティブに見えるのかね、って話してたんだよね。

いさどん:
実際、彼らは平和だとか調和だとか環境だとかって言ってるけど、「おまえ間違ってるぞ、俺が正しいんだー!」って対立してるでしょ。

リサリサ:
そうそう。だから結局同じじゃん、って。そうじゃないやり方があるよね、って話してたの。

でっちょ:
さっきの木の花のプレゼンの中にあったよね。古い価値観が時代遅れになるような新しいものを創っちゃえばいいんだって。

リサリサ:
そうそう!本当にそう思う。

いさどん:
価値観が変わって古くなれば、それは自然に必要がなくなるからね。執着してるとそれがいつまでも残る。今の時代は、それによって利権だとかお金があって、お金が目的になると、良いも悪いも関係なくなるんだよね。

たくま:
実際のところ、そのデモ隊みたいに「わーっ」となってる人と対峙した時に、じゃあどう進むべきなのかな、って思う。たとえば親の世代から「何甘いこと言ってるんだー!」とか言われた時に、自分はどうそれに対応したらいいのかっていうと、体が勝手に「なんだよわからずやー!」って、自分も同じ土俵で言っちゃったり。(みんな:笑)

いさどん:
そういう時のスタンスはね、「あなたはそういう状態なんだね」と見るといいんだよ。同じ土俵に立たないってことが一番大事。それはつまり、理解者になるということです。
「原発反対ー!」って言ってる人が、どういう人生を生きてきて、どういう環境のもとにそういう思考になったのか、ということを理解して、「あなたの言うことは理解できますよ」という立場に立つのが大事。

親から虐待を受けて育った人がいるとするでしょ。じゃあ親が悪いのかというと、実は親もそのまた親から虐待を受けてたりする。加害者が被害者なのよ。いじめの世界でも、単純に二元的に見ると、いじめた子が悪い子で、いじめられた子が被害者でかわいそうってことになるでしょ。だけど、加害者こそ救済しないといけないんだよ。そういうストレスの状態に追い込まれてるんだから、その家庭を見てあげないといけない。そうすると解決するんだよ。理解するということです。

たくま:
自分ごとじゃなければ、客観的に見ることもできるかもしれないけど、たとえば村に略奪者が来て、「あー、略奪者もおなかがすいて大変なんだろうなー」って言ってたら切り殺されちゃう。

いさどん:
そういう妄想をしゃべっちゃうと、現実から離れちゃうよ。だから具体的に考えないと。親との関係で現実にそれがあるわけでしょ。

たくま:
自分はそうでもないですけど、周りを見てて。

いさどん:
身内というのは「身の内」と言って、自分自身と同じだから、欲がかかってるんだよ。

たくま:
理解してほしい、と。

いさどん:
そう。過激な関係になるのは、必ず欲がかかってるんだよ。そこに必要なのは、冷静な心で、それがなぜ起きてるのかを分析して理解する目線。それが常に持てるか。
でも逆にね、ここではそういう不健全で愛情不足の状態でうつ病なんかになった人を引き受けるでしょ。その愛情不足な人に、ただ冷静な視点で話していても、それだけではその人の心は動かないよ。時には親の代わりに、損得関係なく叱ってやる。その時に、「あ、こうやって自分のことを真剣に想ってくれるんだ」って、人の心が動く。

まずは、履歴を知ることだよね。その人が何でその状態になっているのかって。同じような症状でも、愛情をかけられすぎて歪んでる場合もあれば、愛情が足りないから飢えてる場合もあるんだよ。そこをよく理解しないといけないから、勉強する必要があるね。そういう勉強会って必要だよ。
時間はあとちょっとだけど。何か心残り、ない?

140126-160104-001でっちょ:
何か、2014年になってから勢いが増したな、っていう感覚があるんです。もしかしたら自分だけかもしれないですけど。世の中の流れと自分と。これまで長い年数があって、最後の一瞬で生物が増加したり、歴史がたくさん動いている、そういうのを感じるんです。
もう一つ、ボルテックスと、エントロピーという考え方があって、一瞬高まって、あとは四方八方になっていくという。イベントも同じだなあと思って。イベントって、一瞬高まってその後はバラバラになっていく。その繰り返しと、螺旋を描きながら進むボルテックスの動きが似てるなあと思って。

たくま:
繰り返しながら進んでるんだよね。

でっちょ:
そうそう。

いさどん:
さっき、宇宙と地球の歴史の年表を見たでしょ。地球では、6億年の間に6回生物が絶滅してるんだよね。でも種がちゃんと残ってて、次に進化して復活するんだよ。そこからさらに多様性が生まれたりしてね。それと一緒だよね。
みんなは若いから、どこまで人生に行き詰まったことがあるか知らないけど、人生生きてると行き詰るじゃない。それは悪いことみたいだけど、実はそこから新しい世界を切り開くんだよね。

たーにゃん:
それはほんとにそう(笑)。

いさどん:
自分が執着していたことでも、行き詰まると手放す機会になるじゃない。そうすると、新しい価値観が入ってくる。だから、行き詰まりってすごくいいことなんだよね。
その行き詰まりを、よし、来たか!と積極的に受け入れるだけの客観性と覚悟があるかどうかだね。そうすると人生は楽しくなる。

たーにゃん:
そう。行き詰まって、すごく嫌だと思ったけど、そのおかげで今の考え方になった。

いさどん:
ね。人生はサーフィンだよ。漂流しながら、板にしがみついて、波が来たらどうしよう、と怖がってる。でもよく見たら、あれ、ウェットスーツ着てるじゃん、あ、これサーフボードじゃん、よく考えたら僕、サーファーだったじゃん!って、そのボードの上に立った時に、小さな波じゃなくて大きな波が来ないかな、もっと大きな波が来たらもっとダイナミックに楽しめるぞ、ってなるんだよ。
板切れにしがみついて、自分が何者かわかってない時には、小さな波でも怖くて怖くて仕方ないんだよ。でも自分が何者かわかった途端、もっと来いって気持ちになる。

リサリサ:
すごいわかる!

いさどん:
これからすごいぜ〜。(みんな:笑。)確実に時代は環境が悪くなるものね。今の日本で、経済でも医療でも家族関係でも、行き詰ってないものってないでしょ。こんなに借金があるのに、政府はさらに借金をしようとしてる。温暖化の影響もある。そこを楽しんでいけるかな?

たーにゃん:
でも、「ありがとう」という感じですよね。ここまで悪くしてくれて。もうここから上がっていくしかないでしょ。

いさどん:
やりがいあるよ。エベレストにわざわざ無酸素で登ろうとする人がいるでしょ。何の得があるのよ(笑)。だけど、それだけの価値があるから登るんだとしたら、人生だって一緒だよね。
真実は、全員死ぬ。今の価値観は、先へ行けばどんどん変わっていく。これが絶対と持ち続けるんじゃなくて、どんどん変わることを受け入れながら死に向かっていったら、この人生っておもしろいよ。これからの人は、もうちょっと視点を広くして、個人を超えて宇宙視点になって、そういった執着がなくなっていった時に、美しい世界ができるんだよ。
それを人間の心で言うと「菩薩の里」って言います。阿吽の呼吸で暮らす世界。僕たちはそれを目指してます。そうなったら、こんなにしゃべらないよ(笑)。

みんなと話していると、ちょっと前にエコビレッジを目指していた人たちとの違いを感じるよね。これまでの人たちは、すごく勉強熱心でいろいろ計画建てるんだけど、成功しないのよ。ここにも勉強しにいっぱい来て、いろんなところで立ち上がったけど、成功してない。

リサリサ:
なんでだろう?

いさどん:
それはね、理屈の方が先で、心を合わせるってことができてないからだよ。

リサリサ:
ねえ、あの動画、ここでみんなで見れないかな?

みんな:
いいね!
  
―― ここで、う米部が理念にしている動画『The Mountain』をみんなで観ました ―― 

   
たーにゃん:
これをいつも、僕たちの理念だって言ってるんです。たまたま近しい考えを持っている人から紹介されて、観た瞬間に「あ、これだ!」って。メンバーを募集した時も、これを見てもらって、感じたことをシェアしてもらいました。

ちろ:
これをみるたびに泣いちゃうんです。

いさどん:
我々はひとつの命ですけど、一つひとつの命は単独では存在できない。これが連なって、もっと大きな地球や宇宙になっていて、無限なる命の集合体として今いるんです。この調和の世界を、人間の社会にも実現できるんだろうなと思います。また会いましょう。
 
  
*う米部の皆さんからいただいた感想を、「ご訪問の感想」のページで紹介しています。

*惑星の動きから時代を読み取ることや、「自分」というものの存在について、もっと深く学びたいという方は、木の花塾エコビレッジ・デザイン・エデュケーションにぜひご参加ください。
 


大阪イベント終了-参加者の質問にお答えします!

遅ればせながら ―

6月2日、大阪・梅田での出版記念イベントが、
無事に終了いたしました!

 

会場となったSOLVIVA梅田店

 

司会を務めるのは、地元大阪出身のまり姉!

 

同じく地元出身のこはるちゃん(右)もボーカルとして初参加

 

恒例の「ウッキーウッキー」に沸く店内

 

 

ファミリーの親しい友人もたくさんかけつけてくれて
会場のあちらこちらで「久しぶり~~!!」の声が上がり、
かつて心のケアで滞在されていた方の元気な姿にも再会。
また、口コミやホームページ、新刊等で初めて木の花を知った方にも
大勢お越し頂きました。

イベント後にいただいたアンケートには、
「ファミリーに会いたかった」「 実際に訪れてみたくなった」
「歌に癒され、元気をもらいました」という声に混ざって、
「人参がおいしいと聞いていたので、なくて残念!」
という声も。。スミマセン!
来月には収穫できますので、ぜひ食べに来てくださいね。

 

また、アンケートには、質問もたくさんいただきました。
会場でも、皆さんからの質問に木の花のメンバーたちが答える
「質問タイム」 がありましたが、あっという間に時間が過ぎてしまい、
後から「 もっと詳しく聞きたかった」というコメントをいただきました。

 

そこで!

 

会場で時間が取れなかった分、今日はこの場で
メンバーたちが皆さんの質問にお答えします!

 

参加者の質問に答えるいさどん

 

 

*    *    以下、アンケートからの質問です   *    *

 

Q : 引きこもりや躁鬱の方がファミリーに来て回復していくというお話がありましたが、
彼らがここに来るきっかけは何かを知りたいです。
特に引きこもりの方がここに来ること自体が不思議です。

★ まこっちゃん(3年の引きこもりを経て木の花に出会い、現在はメンバー)
僕は3年間引きこもりをしていたんだけど、なんとかしなきゃ、という気持ちがあって、
農業体験がいいと聞いてネットで検索したら木の花を見つけました。
ただの農業体験だと行き辛いけど、木の花はホームページで様子を知ることができて、
なんだかあったかい様子が伝わってきた。それで行ってみようと思ったんです。
きっとみんな、なんとかしなきゃって想いがあるんだと思う。
僕はちょうどその想いが大きくなっていた時に、木の花に出会ったんです。

★ ようこ (ケアサポートチーム)
心の病を持つ方がここを訪れるきっかけは、ホームページやTV番組で知ったり、
木の花を知る人から勧められたりと、いろんなパターンがあります。
病院やカウンセリングでは効果がなく、今の医療に限界を感じた人たちが
最後の頼みの綱としてここを訪れるというケースも多くあります。
ある意味、今の自分をなんとかしたいという気持ちがピークに達し、
それが変化への原動力となる「旬」な人たちがやって来るということだと思います。

 

Q : みんな明るい表情でストレスがないように感じましたが、本当にそうなのですか?

★ まり姉
表情を作っているわけではないので、そう感じられたのだとしたら、
みんな本当に明るい気持ちだったんやと思います。
ストレスの捉え方は人それぞれなので、
あるかないかと聞かれると一概に答えるのは難しいです。
もしもストレスを感じたら、考えるべきことは考えて、あとは手放す!

★ いさお
ストレスをどう捉えるかということかな、と思います。
それを良くないものとするよりも、自分の学びの材料と捉えて、
その原因を外に見るのではなく、何故それをストレスに感じるのか、という
自分の内面を見つめていく材料にしています。

 

Q : 建築関係の仕事をしているので、現在建築中の建物の詳細が知りたい。
申請などの法的なことはどうしているのですか?

★ みかこ(建築チーム)
建築のプロの方に依頼して、通常通り手続きをしています。

 

Q : トイレのものは畑や田んぼに利用しないのですか?

★ こうちゃん(畑隊)
独自の処理をした上で液肥として利用しています。
屋外にはコンポストトイレもありますが、そちらの排泄物は
微生物によって分解されきって増えないので、そのままにしています。

 

Q : 写真ではビニールマルチが使用されていましたがいずれなくす方向でしょうか?
以前農業に関わることがあり、その時にビニールマルチの処分に“?”と思ったので。

★ こうちゃん
生分解性マルチを使おうとしたこともありましたが、値段も高いし、
完全には分解されないということを知ってやめました。
いずれいいものが出たら使いたいと思いますが、現段階では
除草や地温上昇などの複合的な観点から、作物によってはマルチは必要と考えています。
また、例えば現在の日本の食料自給率の低さや食の安全性などの問題を考えた時、
経済面や生産性で無理のない有機農業を成り立たせることも大切なことだと思っています。
その時に、より多くの人が取り組みやすい中間的な技術が必要になることもあるでしょう。
その時々でできるベストを尽くしながら、今のやり方に固定せずに、
より良い方向を目指して変化し続けていきたいと思っています。
うーん。言葉で説明するのは難しいね。
百聞は一見に如かず。ぜひ遊びに来て、畑を見てください。
電話でもお話しできますよ。

 

Q : EMは簡単に作れますか?

ホームページで作り方を紹介していますので、よかったらご覧ください。

 

Q : この組織が大きくなった時、どんなふうに運営されていくのでしょうか。

★ みちよ
私たちの中には、組織を大きくしようという意図は特になく、
ただ自然の流れを頂いていくことを大切にしています。
今は流れの中で自然に人数が増えている、ということであり、
また別の流れが来たらそれを頂く。
方向性は定めたとしても、細かな計画は立てないのです。
この先にどんな展開が待っているのか、私たちも楽しみにしています。

 

 

*     *     *     *     *     *

 

 

質問の他にも、想いの詰まった感想をたくさんいただきました。
いただいた感想はファミリーみんなでシェアし、
これからにつなげていきたいと思っています。
皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

アンケートには、こんな問いもありました。

 

「人は何故生まれ、生きるのでしょうか?
そして、その先には何があるのでしょうか?」

 

ぜひ、一緒に探求していきましょう!