【木の花菜食レシピ】とろけるおいしさ・落花生どうふ

数学教師の娘・のんの計算間違いから生まれたレシピ第2弾!

 落花生どうふ 

先月の「恵みいただきます」に登場した落花生どうふ
先月の「恵みいただきます」に沖縄料理として登場

今が旬!の落花生を使ったこのお料理は、沖縄で「ジーマーミ豆腐(ジーマーミは地豆のこと)」と呼ばれています。とれたて落花生のやさしい香りととろけるようなのどごしで「恵みいただきます」でも大好評だったのでした。

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天然循環農法で育てた香り高い落花生

 
*落花生は、ネット販売をしておりません。(ゴメンナサイ!!)
近隣の方は、富士宮の農産物直売所「大富士」さんなどに出荷しておりますのでぜひご利用下さい。
「大富士」さんホームページ
 

落花生どうふ
  
 
なお、今月の「恵みいただきます」は明日(27日)開催。薪の火で焼いたナンと釜戸で煮込んだ本格カレーを中心とした、創作インド料理です。どなた様もお気軽にお越しください!
「恵みいただきます」のご案内
  
 


【木の花菜食レシピ】カラフル・豆乳マヨネーズ

のんちゃん

みなさん、はじめまして!
キッチンスタッフののんちゃんです。
「木の花菜食レシピ」のコーナーへようこそ!

木の花のキッチンは、約100名の大家族とゲストの方々の食事作り、そして外注のお弁当作りと、毎日大繁盛です(^_^)
心から、そして土から作った穀物やお野菜、時には卵を、これまた手作りのしょう油やみそで料理する…これでおいしくないわけがない!!そのまんまであまりにもおいしすぎて、料理をするのが勿体ないー、と思うこともしばしば。それでもみんなに喜んでもらえるように、素材の味を活かしてお料理しています。

100人家族の食卓
100人家族の食卓!

「それにしても、100人分のメニューを毎日考えて作るの、大変じゃないですか?」とよく質問されますが、その答えは、「大変です!」。
だってお米は毎日12升以上炊いてますし、うどんでもしようものなら6kg茹でるんですよ。そりゃ大変です!!
だけど、大変さが100倍だとしたら、おいしさは100✕∞倍。みんなで分かち合うことで、喜びは無限大に広がります。

そんなみんなの胃袋を支えるキッチンスタッフは8人。
主に売り用のお菓子を作るのりちゃん、木の花生まれ木の花育ちの15歳・にちわは、畑仕事もこなしながら、日々みんなのおやつ作りをしてくれています。
食事作りを担当するのは、木の花最年長の75歳・えいこばーちゃん、笑顔がさわやかなはるちゃん、名の通り愛でいっぱいのあいちゃん、クールなゆみちゃん、既にブログデビューをしている燃える料理人・やじー、そして私、のんちゃんとなっております。
みんなでワイワイガヤガヤ、毎日笑い声が絶えないキッチンで生まれるお料理は、おいしいだけでなく、愛がいっぱい♡ そんなレシピを、みなさんにお届けしますね。

今日もおいしいごはんをみんなにお届けします!
キッチンスタッフ一同(あいちゃんは大町、にちわは畑仕事中です)

 

 カラフル・豆乳マヨネーズ 

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木の花では、野菜くずや人間の食べ残しを鶏さんに食べてもらい、その鶏糞で畑の土作りをするという好循環の点から養鶏を行っていましたが、今は宇宙物理を取り入れた「天然循環農法」に切り替わり、養鶏は縮小傾向にあります。当然、いただける卵も減少=みんなが大好きなマヨネーズが食卓から消える・・・そりゃ大変だ!というわけで、豊富にある大豆でマヨネーズを作ってみました。

140910-122851が、おいしいけど、いかにも豆!でちょっと重い感じ。そこで、大豆から豆乳を作って、その豆乳でマヨネーズを作ってみよう!と思いつき、レシピを探して、まずはその通りに作ってみたのでした。

ところが・・・書いてある分量を何倍かにしてただ入れていくだけなのに、どうも分量が違ったみたい。でも、この間違ったものも、使う油の量が少なくなって悪くないな。とはいえ、オリジナルを知らないとよりおいしいのかがわからない、もう一度作ってみよう!と再チャレンジ。ところがどうしたものか、またもや間違ったかも・・・(;―_―)
ん?これ、おいしいやん〜〜っ。

というわけで、こんな豆乳マヨネーズができました!オリジナルの味は、未だに知りません・・・
  
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実は私(のんちゃん)は、高校の数学教師の娘なんです。母も数学が得意で、私以外の兄姉弟は勉強しなくても数学は得意で、いい点取ってましたね。私は真面目に勉強するんですけど、ダメでした。どうも数学は苦手なようです。
え?かけ算は数学じゃない?
そうでした。これは算数と心の問題でした。
 
ただのうっかりなのか、神様のプレゼントか。
私の計算間違いから生まれたおいしいレシピをもうひとつ、次回ご紹介します!
 
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白大豆-001■ おいしい豆乳はおいしい豆から!
天然循環農法で育てた木の花の貴重な国産大豆は、味わいが違います。
木の花ファミリーネットショップ「白大豆」

〈豆乳の作り方〉
① 水でもどした大豆を、水ごとミキサーにかけて細かく砕く。
② ①を鍋に入れて加熱し、布でこして豆乳とおからに分ける。
*残ったおからはサラダなどに使えます。今月27日の「恵みいただきます」では、トマトカレーのトッピングのおからチーズとして登場します。(後日レシピを公開しますね!)

 料理は素材が命。丹精込めて育て上げた本物の味を、どうぞお試しください。

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落花生と私

8月中旬から始まった落花生収穫。
渡球ハウス東という広大な畑に、中落花・大落花・黒落花・金時落花の4種類の落花生があります。
木の花ファミリーがある静岡県富士宮市では、生の落花生を塩茹でして食べる文化があります。
朝早く収穫した落花生を、新鮮な状態で店頭に並べると、即座に売り切れになるくらいファンが定着していて、売上の面で木の花に大きく貢献しています。
大富士という農産物直売所では、一日で約3万円もの売上があった日もありました。

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落花生を出荷に出すまでには、大きく以下の工程に分けることができます。
1.収穫
2.洗い
3.選別
4.袋詰め
5.納品
上記の1.~4.については、主に僕が主導で作業をすすめていきます。
1.収穫と3.選別については、とくに人手が必要になるので、他のチームから毎回数名の助っ人をもらってこなしています。
せっかく手伝いに来てくれた人達が、無駄なくそしてご機嫌に仕事ができるように考えるのは、とても楽しいトレーニングでもあり、反射神経が鍛えられます。

それとデータ管理が大きなポイントになります。
特に以下のデータが重要になります。
・1メートルで何kgの落花生が採れるのか
・収穫した落花生の中から何%が出荷可能なのか
最近のデータを参照しながら、どれだけ収穫してどれだけ出荷できるかを算出します。

落花生畑全体の構成を把握しつつ、収穫のタイミングと量を見計らいながら、美味しい落花生を提供していくことは、職業としては百姓でありながらも、これは経営者的な視点でものを考えているということだろうか、と感じるときがあります。
それは数字だけで考えるのではなく、まめに作物を観察することが重要です。

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あと、落花生の作業を通じて、様々な心の学びがありました。
僕は日頃の意識の持ち方を自分流にあれこれ創作するのですが、その心の根底には欲や恐れがあり、それをやっていると大事な気付き(=直観)を見落とすことにもつながるように思うのです。
今はそういったものをすべてとっぱらって、何も考えずにただ無心に働くことこそ真髄である、というふうに変化してきました。
とはいえ、これもまた今後変化していくと思います。
「自分がこうありたい・これをしたい」というエゴが強い僕からすると、落花生に多くの時間を割いてしまうことで、その他の事に割く時間が減ってしまうことに不安感を持っていたこともありました。
今は「落花生道場」という貴重な機会を与えてもらったことに感謝しています。


夢はスポーツカーの台湾の少年が、農業を学びに木の花ファミリーへやって来た!

今年、台湾国営の客家テレビにて「Seeds from the Heart」というテレビ番組が放映されました。

これはオーディションで選考された台湾の若者が海外で様々な技術を学ぶというもので、昨年木の花ファミリーに、園芸高校に通う18歳のあーちゃんが4名の撮影スタッフとともにやって来たのでした。(その時の様子を、木の花ファミリー通信第74号にて紹介しています。)

えいこばあちゃんと記念写真を撮る撮影スタッフとあーちゃん(前列左から2人目)
えいこばあちゃんと記念写真を撮る撮影スタッフとあーちゃん(前列左から2人目)

そしてこの夏、そのテレビ番組を見たという国立台湾大学の学生さんたちが木の花ファミリーを訪れました。親からも、ぜひ一度木の花ファミリーに行ってくるように、と強く勧められたとのことで、はて台湾ではいったいどのように放映されたのだろう、と思い、あーちゃんに連絡を取ってみたところ、あーちゃんがプロデューサーに頼んでくれて、番組全編を見られるURLを教えいただいたのでした。

これがおもしろい!!!

撮影のためにあーちゃんが木の花に滞在していた時には知らなかった台湾の社会的背景やあーちゃんの夢が語られ、それが木の花に来てどのように変化していくのかが描かれており、メンバー一同今さらながらに「そうだったのか〜〜〜!!」と目からウロコ。改めて、あーちゃんと出会えてよかったな、と、噛み締めたのでした。

日常を撮影するスタッフたち
日常風景を撮影するスタッフたち

実は番組には描かれていませんが、滞在中に変化したのはあーちゃんだけではありませんでした。プロデューサーを始めとする4人の撮影スタッフも、当初は肉も魚も食べずタバコも吸わない木の花の生活を「絶対厳しいよね」と敬遠し、人と一緒にお風呂に入るという台湾にはない習慣に戸惑っていましたが、日に日に皆と打ち解けてゆき、最後にはお風呂の時間が楽しみになって風呂場で記念撮影までしていたほど(笑)。
そして当初は日本のお茶農家を訪ねることがメインだったはずの番組が、いざ出来上がってみると44分間のうち半分以上が木の花になっていました。
 
さあそれでは、その番組「農業心種子 〜 Seeds from the Heart」をどうぞご覧ください!!

*番組には中国語と英語の字幕が付いています。下記に、日本語の要約文を掲載します。【 】内に時間を表示していますのでご参照ください。

 
■    ■    ■
 
場面は、あーちゃんが日本に来る40日前の台湾のお茶農園から始まります。手作業での収穫。技術の必要性を語る地元の人々。

あーちゃんは18歳。園芸高校の3年生です。卒業後は、大学に進学せず田舎の祖父母のもとで農業をすることを選びました。「彼らのもとで農業を学びたい。その方が実践的な道だと思ったから」とあーちゃん。

台湾でのサツマイモ収穫
台湾でのサツマイモ収穫

祖父母の地元で、あーちゃんはさつま芋の収穫をします。
台湾の農業には、高齢化という現実があります。あーちゃんのおばあさんは66歳。都会では60歳で定年を迎えるのに、ここではおばあさんはまだまだ若い方。70、80歳でも働いている人たちがいます。「人を雇おうにも雇える人がいない。僕がいなければ祖父母は2人きりになる。」

おばあさんは、自分たちを手伝いにあーちゃんが帰ってくることを申し訳なく思っています。

あーちゃんのおばあさん
あーちゃんのおばあさん

「孫は、自分が望んでそうしているのだから申し訳なく思う必要はないと言うの。だから彼の好きなようにさせています。」けれどもおばあさんは本当は、あーちゃんが勉強を続けることを望んでいます。
しかし、あーちゃんは言います。「勉強は無意味だ。無意味な大学を出ても月収7万にしかならない。車も買えないのに、ましてや家が買える?それでどうやって子どもを育てる?」

地元の男性は言います。「今の若者は農業をしたがらないよ。お金にもならないし。若者はこんな暑いところよりも、エアコンの効いたところで働きたいんだよ。」
別の男性は言います。「あと5年もしたら、今働いているここの女性たちは、年をとって働けなくなるだろう。そして機械が取って代わるようになる。彼(あーちゃん)も最新の機械を買うべきだね。彼はいい子だよ。でもどんなに一生懸命働こうと、この田舎に縛り付けられることになるだろうね。」

あーちゃんは言います。
「自分たちの農業の文化を変えたいんだ。日本やヨーロッパでは、百姓は敬意を払われている。農業が価値ある仕事になっている。だから僕は、大学に行かずに若い百姓になりたい。僕の話を、最初はみんな冗談だと思ってた。そして馬鹿げていると言ったよ。」

「夢はスポーツカーを買うこと」とあーちゃん
「夢はスポーツカーを買うこと」とあーちゃん

「僕の目標は、4年間で330万円貯めること。大学に行くはずだった時間を、お金を稼ぐために使うんだ。みんなは大学に行くために、4年間で330万を使う。でも僕は、4年間で330万円を稼ぐ。つまり、4年後にみんなより660万円多く持ってスタートを切るんだ。
僕の夢は、スポーツカーを買うこと。男にはみんなスポーツカーが必要だよ。大きさや速さはどうでもいい。ただスポーツカーでありさえすればいいんだ。」

そして番組のオーディションに受かり、日本へ農業を学びに行くことになりました。
「航空券を手にした時、わお、本当に外国に行くんだ、と思った。すごく楽しみだよ。日本に行ったら、百姓がどんなふうに生計を立てているかを学びたい。農業をやる人が減っていることに対しての解決策があるのかも知りたい。」

日本に到着し、街を歩くあーちゃん。
「日本の街並みは、想像していた通り。雑誌や漫画で見ていたからね。」

日本では、伊豆の自然農法大学校に通う台湾人のカエイちゃんが、通訳として同行することになりました。
(実は木の花ファミリーを番組プロデューサーに紹介したのも、カエイちゃんでした。農業で一番大切なのは心、というカエイちゃんに、プロデューサーが「では日本で心を大切にしているところを教えてほしい」と頼み、木の花が紹介されたのでした。)
  

最新のお茶刈り機に大興奮!
最新のお茶刈り機に大興奮!

【7:00】
あーちゃんはまず、御前崎のお茶農園へ向かいます。
社長と挨拶を交わした後、さっそく最新式のお茶刈り機に試乗をさせてもらうあーちゃん。「台湾ではこんな機械見たことがない。素晴らしい!!」と大興奮。「おじいちゃんがなんと言おうと、日本人は素晴らしい。こんな機械があったら、この茶畑全部を一人でやれる。将来お茶を作ることになったら、絶対この機械を買うよ!」

その後、製茶工場を見学します。カエイちゃんに日本語を教えてもらい、従業員の女の子に「あなたはどのくらいここで働いていますか」と聞くあーちゃん。彼女が2週間と言うのを聞いててっきり2週間働いているのかと思ったら、カエイちゃんから「この作業は2週間続くって言ってるのよ」と聞いて「通じないな〜」と苦笑い。
工場内を見学しながら、最新式の設備に感心しきりのあーちゃん。「全てが自動的に動いてる。素晴らしい。不思議の国のアリスになった気分だよ。(スタッフに向かって)僕のこと笑ってるけど、初めて来た時には同じように思ったでしょ?」
工場全体に3人しか人がおらず、明後日は1人で稼働すると聞いて「台湾ではあり得ない」。異物が混入したらすぐに機械を止めるX線装置を見ながら「消費者に選ばれたかったら品質だけじゃなくて梱包も重要だ」と感心しっぱなしです。

お茶農園の社長は、一日50種類のお茶を試飲します。それを見ていて、奇妙な感覚をあーちゃんは覚えます。
「だって僕は台湾でたくさんさつま芋を植えているのに、一度もそれを食べたことがない。食べたことがないのに、どうやってそれを消費者に勧められる?それがいくらで売れるか、ということにしか関心がなかったんだ。だけど社長は、初めて会った時から最後まで、一度もそのお茶がいくらで売れるか、という話はしなかった。」

社長のスポーツカー
社長のスポーツカー

社長とカエイちゃんと飲み屋に出かけたあーちゃんは、社長のiphoneに写っているスポーツカーの写真を見せてもらいます。
「僕は男はみんなスポーツカーを持つべきだと思ってる。社長はすでに3つも持っていた。憧れるよ。僕の人生の目的をすでに達成してるんだもの」と言うあーちゃんに、社長が、私も若い時には買えなかったけれど、目標を持ってがんばった、あなたも頑張れば大丈夫、とエールを送ります。
  
【14:00】
そして舞台は、カエイちゃんの通う自然農法大学校へ移ります。

あーちゃんとカエイちゃん
あーちゃんとカエイちゃん

農薬や化学肥料を使わない百姓を育て、人々を健康にするという学校の理念を語るカエイちゃん。
あーちゃん「僕の学校では農薬は使わない。でも雑草は取り除く必要がある。雑草が全て取り除かれると、点数が上がる。取れば取るほど点が上がるんだ。」
カエイちゃん「変なの!」
あーちゃん「変だよ。生徒はテストのために生きてる。でもテストで良い点を取ったからって、ものごとを理解してるわけじゃない。たとえ満点でもね。」
カエイちゃん「テストをパスすることと理解することは違うね。」
あーちゃん「でも台湾では、テストで良い点を取ることが大事なんだ。それが全てになってる。」

カエイちゃんが語ります。
「私は台湾で文学を学んでいました。農業とは何の関係もありません。成績は良かったです。だけど、大学が人生の最終到達点のように思えてしまって、そこから先に何をしたらいいのかがわからなくなったんです。それで家に帰って、農業か何かをやろうと思いました。そして日本で、自然農法を学ぼうと思ったんです。そこに、人と自然が持続可能に生きられる何かがあると思ったから。」

自然農法大学校
自然農法大学校

自然農法大学校の若者たちと一緒に作業をしたあーちゃんが言います。
「台湾では他の学生を見ることがない。もし一緒に骨折って働ける仲間がいたら・・・さつま芋を一緒に運んだりしたら、きっと疲れない。僕は家で働くとすごく疲れる。おしゃべりしたり、心を分かち合ったりする同年代の仲間もいないから。」

カエイちゃん「生徒たちは週末には外出するの。」
あーちゃん「遊びに行くの?」
カエイちゃん「そう。みんなでカラオケに行ったりとかね。」

カエイちゃんは言います。
「 私は大学を2回落第しています。その頃は、とても混乱していました。鬱になっていたのではないかと思います。たくさん食べては吐くということをしていました。それ以外の鬱の症状も出ていました。その状態が1年ほど続きました。家から出ることもできず、他の人と向き合うこともできませんでした。」
「これから訪ねるのは木の花ファミリーです。私は以前、木の花についての記事を書きました。今も、時間がある時にはそこに行きます。大体月に1、2回かな。日本では、私の心のふるさとのような場所です。」
  
【19:45】
そして自然農法大学校から木の花ファミリーへ!

木の花ファミリーに到着
木の花ファミリーに到着

木の花ファミリーに到着し、なかのんがスーツケースの車輪を拭いています。
あーちゃん「今の感覚をまだどう表現したらいいのかわからないよ。」

到着して、初めての昼食。
あーちゃん「なるほど、みんなの準備ができるまで待つんだね。」
あすか(当時2歳)が「おいのりします!」と声を上げます。
 
【21:55】
田んぼ隊メンバーと一緒に、お茶畑での除草作業を始めます。御前崎で最新式の機械とは対照的な手作業での地道な作業に、あーちゃんは口数も少なです。

手作業での除草
手作業での除草

カエイちゃん「畑でカマキリを見つけると、私たちは喜びます。だってカマキリはたくさんの害虫を食べてくれる天敵だから。自然農法にはたくさんの流派があるけれど、一般的に、生態系を持続可能に保つことを旨としています。そして自然に作物との対話をします。例えば、虫を見付けたらつかまえるでしょう。でもそれがカマキリのような天敵だったら、感謝するんです。」
撮影スタッフ「台湾の君のさつま芋畑に、カマキリはいる?」
あーちゃん「いいや、いないよ。木の花の人は虫を見つけると喜ぶね。でも僕が畑でなめくじやバッタを見付けたら、自分の作物が食べられちゃうって思うだろうね。だけど木の花の人たちは、心配する代わりに写真を撮るんだよ。」

肥料まきをしながら。
あーちゃん「慣行農法無しには、世界の人口を食べさせることはできない。」
 

裸足で農薬をまく台湾の男性
裸足で農薬をまく台湾の男性

【23:12】
日本に来る10日前の台湾のあーちゃんの地元。男性が裸足で農薬をまいています。
あーちゃん「僕の地元の年寄りたちは長靴を履かない。裸足で畑に入るし、防護装置も着けずに農薬を撒いてる。
僕は、人々を惹きつける自然農法とはいったい何なのかを知りたい。彼らが人生をそれに捧げるのはなぜなのか。だって、僕にとっては自然農法は全然魅力的じゃないから。それが正直な想いだよ。」
 
【23:48】
茶畑での作業の後、地主のおばあちゃんの家で休憩しながら、あーちゃんがメンバーたちに質問をします。
あーちゃん「皆さんは全員、農業をやっている。世界にたくさんの仕事があるのに、どうして農業を選んだの?ただ興味があるから?それとも経験者だから?」

*まこっちゃんが、質問に日本語で答えます。
引きこもりだった自分がなぜ農業を選んだのかを、まこっちゃんの言葉で、どうぞお聞きください。

質問に答えるまこっちゃん
質問に答えるまこっちゃん

  
あーちゃんにじゃれつくゆりか
あーちゃんにじゃれつくゆりか

【26:08】
本宅でゆりか(5歳)に絡まれるあーちゃん。
撮影スタッフ「一緒に遊べば?」
あーちゃん「子どもは嫌いなんだよ。」
撮影スタッフ「じゃあ、やめてと言ったら?(ゆりかに向かって)こっちにおいで!頭をなでてやったら?」
あーちゃん「あぁ、もう耐えられない。」

【26:28】
木の花庵の廊下に座り込むあーちゃん。

廊下に座り込むあーちゃん
廊下に座り込むあーちゃん

あーちゃん「ここは美しいけど、僕にはいいところだとは思えない。この暮らしに馴染めない。僕は普段、寝たい時に寝て、疲れてなければ寝ない。シャワーを浴びるのは寝る前だけ。でもここでは毎日決まって午後6時に浴びなくちゃいけない。
ゲストが一人でシャワーできる所があればいいのに、と思ったよ。そうすればみんなと一緒に浴びなくて済むから。
僕は普段は気ままに生きてるんだ。だけどここでは、全てが決められていて、時間通りに動かなくちゃいけない。本当に馴染めないよ。行動が制限されて、最初は軟禁されたような気分だった。」
 
【28:00】
カトケンと一緒に、肥料作りを体験。
カエイちゃん「これは昨日お茶畑でまいたものよ。ボカシと言って、未完熟な分解のコンポストなの。」
あーちゃん「(荷物を運ぼうとして)まず、ウォームアップさせて。でないと持ち上げられないよ。(軽く準備体操をした後、コンテナを持ち上げてみて)あー、とても軽いんだね。」
「(くしゃみをして)すごく涙が出る作業だね。」

撹拌機を使った肥料作り
撹拌機を使った肥料作り

「自分で肥料を作るなんて、やったことがない。僕の地元では肥料は買うのが普通だよ。ほとんど全てが化学肥料だね。」
カエイちゃん「これは植物を搾った残りかすよ。すごくいいにおい。」
あーちゃん「 本当?嗅がせて。」
カエイちゃん「 うーん、いいにおい。」
あーちゃん 「地元に帰ったら何をしようかと考えてる。こういった機械(攪拌機)もないから、シャベルを使って土を返さなくちゃ。時間がかかるね。ちょっと考えてみるよ。やってみたいんだ。」
カエイちゃん「カトケンは新潟県の出身。新潟はコシヒカリの産地なの。小学生の時に、人生の意味を考え始めたと言っているわ。」
あーちゃん「小学生の時に?その年のわりに大人だったね。」
カエイちゃん「そう、どんなライフスタイルが最大の喜びをもたらすかを考えたのよ。みんなが真の幸福を感じられるライフスタイルを。」

*カトケンが、なぜ自分はこの生き方を選んだのかを語ります。

なぜこの生き方を選んだかを語るカトケン
インタビューに答える1年前のカトケン

〈実はこの数日後にカトケンは木の花を離れたのでした。映像の中のカトケンを見て、半年ぶりに帰ってきた現在のカトケンとあまりにも表情が違ってビックリ!〉

現在のカトケン
現在のカトケン

〈カトケンの変化については、木の花ファミリー通信今月号のメンバー紹介をどうぞ!〉
 
あーちゃん「僕らはとても似ていると思った。僕の母も祖母も、僕が大学に行かずに地元に戻ることに最初は反対したよ。だけどカトケンはこう言った。彼がこの暮らしで何かを掴んで、良い人生を送ることができるなら、両親もきっと理解するだろう、って。それを聞いて、勇気をもらった。だって彼はすでにそれを実現しているから。彼の両親はもう、反対しない。だから僕も地元に帰って、何があっても自分の信じることをやり続けたら、きっと母も祖母も、僕を支えてくれるようになるんじゃないかと思うんだ。」
 

コンサートで歌う子どもたち
コンサートで歌う子どもたち

【31:45】
ウェルカムコンサートにて『Welcome to 木の花ファミリー』を歌う木の花楽団。会場のメンバーたちも一緒に歌ったり、踊ったりして、そのようすをあーちゃんはカメラに収めます。

あーちゃん「ここの人たちが求めているのは、お金じゃない。10年、20年前はそうだったかもしれない。でも、今は違う。
自然農法とは、健康や、環境のことだ。それは、お金じゃできないことなんだよ。」

まこっちゃんの背中を流すあーちゃん
まこっちゃんの背中を流すあーちゃん

【33:00】
お風呂場でまこっちゃんの背中を流しながら。
あーちゃん「気持ちいい?」
まこっちゃん「Very Good!」
 
【33:40】
サツマイモ畑でひろみちゃんと一緒に収穫。
あーちゃん「ここの土は本当に親和力がある。とても良い土だ。見て、土に団粒性がある。僕の地元の土は、こうならない。ここの土は握れば固まる。」

ひろみちゃん
ひろみちゃん

ひろみ「(さつま芋を見せながら)Too big!」
撮影スタッフ「どういう意味?」
あーちゃん「Very big. すごく大きいってことだよ。彼女が何を言おうとしているのかを感じなくちゃ。そのためにはいくつかの単語さえわかればいい。英語と同じだよ。ほとんどの単語は助詞だから意味がない。自分が知っている日本語を使えばいいんだ。言語は語彙力が全てで、文法はそんなに重要じゃない。互いに理解し合えれば、それでいい。」

畑に寝転ぶあーちゃん

ひろみ「He likes talking.(あーちゃんは話をするのが好きね。) Do you like talking?(話すのが好き?)」
カエイちゃん「話をするのが好きかどうか、ひろみちゃんが聞いているよ。」
あーちゃん「うん、すごく良くしゃべるよ。すごいおしゃべりだよ。」
(ひろみ:笑う)

あーちゃん「最初の数日は、あまり話さなかった。でも、今日さつま芋の収穫をして地元を思い出したんだ。それでいろいろ想いが湧いてきてる。」
そのままあーちゃんは、サツマイモ畑に寝転びました。

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えいこばあちゃんとおこわ作り
えいこばあちゃんとおこわ作り

【35:50】
釜戸小屋で、えいこばあちゃんと一緒におこわを作ります。
あーちゃん「えいこばあちゃんはとてもよく気が付く人で、こちらがお腹をすかせていたらすぐにわかるんだ。」
「(味見しながら)しょっぱくも油っぽくもないよ。すごくいい匂い。野菜の香りだね。(日本語で)超おいしい!」

〈ここで「えいこばあちゃん70歳」という字幕が出ますが、実際は74歳です♪〉

あーちゃん 「えいこばあちゃんはあまり英語を話さない。だから、僕たちが会話をするのは難しい。彼女は素晴らしいよ。まるで僕のおばあちゃんみたい。彼女は調理器具もそのまま素手で扱えるんだ。他の人がフキンはどこかな、と探している間に、もう料理をテーブルに置いてるんだよ。」
 
【37:00】
林の中を歩きながら。
あーちゃん「僕が育った町には友達がいるけど、祖父母の町にはほとんど友達はいない。でも、僕が本当に我が家のように感じる唯一の場所は、祖父母の町。時々、僕は祖父母のことを気の毒に感じるんだ。二人とも田舎に孤独でいるから。彼らの子どもたちは、もはや田舎に住んでいない。」
〈台湾の祖父母と食事をしている映像が映し出されます〉
「子どもの頃から、祖母は僕を甘やかしてきた。彼女は僕の好きな食べ物を知っていて、僕が戻ったら、お気に入りの料理を全て作るだろう。もし僕がおいしくないと言ったら、その料理はもう二度と僕の前には出てこない。祖母は自分のためには作るかもしれないけど、僕には二度と出さないんだ。」

台湾のおばあさんと農作業
台湾のおばあさんと

撮影スタッフ「おばあさんについて感じることを、人に話すことはある?」
あーちゃん「ほとんどない。両親でさえ知らないよ。もしも祖母のことを話したら、両親は僕のことを偉そうだと思うだろうね。それは普段の僕と違うから。
もし、誰かが急に自分の感情を全て話し出したとしたら・・・そう、人はたぶん、それがその人の本心だとは思わないんじゃないかな。だから、僕は人に話さないことを選ぶんだ。」
  
【38:20】
滞在最終日の夜。ファミリーの大人全員が集まる大人ミーティングで、あーちゃんが台湾から持ってきたお茶を淹れてくれました。

台湾のお茶を淹れるあーちゃん
台湾のお茶を淹れるあーちゃん

あーちゃん「こんばんは。この日本への旅行のために、台湾でお茶について学んできました。そして、これは自分で作ったお茶です。
〈日本へ行く7日前の台湾のお茶工場の映像〉
あーちゃん「朝10時から始めて、翌朝4時近くまで終わりませんでした。これが客家(ハッカ)精神です。これは、主に客家地域で生産されているお茶です。日本人は緑茶を飲むので、ここの皆さんのためにお茶を持ってきました。台湾人がどのようなお茶を飲むのかが、わかると思います。」

写真を見ながら木の花メンバーたちがお茶について質問したり、試飲をします。
その後、あーちゃんがみんなに挨拶をします。

あーちゃん「僕は木の花で多くのことを学びました。最初は、自然農法についてだけ学ぶのだと思っていました。こんなにも多くのことを得られるとは思ってなかった。できたら、僕の祖母と両親を本当にここに連れてきたいです。日本にこんな生き方をしている人達がいるってことを、知ってもらえるように。」

*えいこばあちゃんが、あーちゃんに挨拶をします。

日本語であーちゃんに語りかけるえいこばあちゃん
日本語であーちゃんに語りかけるえいこばあちゃん

 
えいこばあちゃんの言葉をじっと聞いていたあーちゃんが言いました。
「えいこばあちゃんにハグしてもいいですか?僕のおばあさんを思い出すんです。」
 
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木の花楽団の曲『この世界をつくっているのは』が流れます。
 

カエイちゃん
「種は発芽する必要があります。農業では、種は独りでに発芽するわけではありません。水を必要とします。土を必要とします。酸素を必要とします。それから適切な天候が必要です。だからあなたを、ここに連れてきたのです。私がやっているのは、ただ種を蒔くこと。これは素晴らしい運命だと思います。」

あーちゃん
「僕は今、とても感動しています。日本語の歌詞はわからないけれど、美しい音楽と映像が、歌の魂と僕をつなぎ合わせてくれました。
僕は・・・この音楽を聴きながら、自分の心の中を感じました。そして、自分がこの人生で本当に求めているものは一体何なのか、ということと、向き合ったんです。」

 

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*おまけ
エンディング曲となった『この世界をつくっているのは』は、一人ひとりが心の中に想いの「種」を持っており、どのような花をこの世界に咲かせるのか、ということを歌っています。そしてこの番組のタイトルは、「Seeds from the Heart」―――― そう、「心の種」なのでした。

 


ここで感じることは、来てみないと絶対にわからない 〜「宇宙おじさんの人生講座」参加者の皆さんの感想

この週末、木の花塾「宇宙おじさんの人生講座2:人生地図を読む」が開催されました!

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収穫感謝祭との同時開催で、今年初の新米をみんなで味わうというオマケもついた今回の講座には、定員を超える13名の方が参加。ファミリーメンバーが集う夜の大人ミーティングの場でも、メンバー以上に真剣な表情で話に聞き入っている姿が印象的でした。

以下、今回の参加者の皆さんの声をご紹介します!
  
■ てん
ここで語られることは、世間では非・常識的と捉えられるような話でした。とてもじゃないが、普通の思考回路では受け入れられないし、「怪しい…そんなの思い込みじゃないの?」と思っても不思議じゃない。
僕はこれまでの自分の生き方や、社会のあり方に疑問を持っていた。ところが、その疑問に対する答え・これからあるべき姿について、木の花ファミリーは明快に示して、さらに実践している。そして、それを訪れるひとに共感させようとはしない。その理想を体現し、ひとつの例として存在しようとしているだけで、何を感じ持ち帰るかは訪れるひとそれぞれだ。
ひとや社会の究極の理想の姿は、どのようなものだろう?新しい視点に触れるにはもってこいの場。非常に感銘を受けた一方で、まだよく理解できないことも多い。ここで学び・感じることは、ここに来てみないと絶対にわからなかった(笑
  
■ クンタロウ
DSC_0079家族を救いたい一心で受講を希望しました。キャンセル待ちということで気分はダークでしたが、目出たく受講でき、本当にラッキーでした。

1.3日間過ごして感じたこと
(1) やたらと眠気が・・・
・リラックスできる笑顔と雰囲気、いつもながら感心しきりの食事で、普段より格段に眠気が襲ってきて、大変良い睡眠を得ることができた。
(2) 癒し
・ファミリーの皆さんからのすごく近しい雰囲気にひたり、我が家へ帰って来たよう。体の芯からゆるむことができた。
・朝夕の散歩。蝉しぐれと秋の虫の音色にききほれながら、深い瞑想をしているような気持ちになり、深く癒やされた。

2.学び
(1) この世は自分の写し鏡。現状を打破したかったら自分を見直し改善すること。
(2) 真の自立が世迷い事を払拭。ストレスに対症療法的に向かい、モノや外にその解決策を求めることが、不満・不安を増大させ、この世の不調和を生み出す。自立を果たすことによって初めて心の平安が訪れる。
(3) 新しい出会いによる刺激と、第三者視点の獲得。皆さんの指摘が、いさどんの分析により真実味を加えた。新たなネットワークを大事にしたいと痛感。

3.今後
弥勒の世づくりに、木の花の「人間リサイクルセンター」は極めて有効と感じた。微力ながら、情報発信とパッケージ化に尽力したい。
 
■ みどりーぬ
ここ最近、周波数を使う音叉セラピーを始めてから、エネルギーの根源である「渦」の秘密が知りたくて色々調べていましたが、「いさどん」の話を聞き、ようやく腹に落ちました。宇宙的視野を身につけることで、今までこだわってきたことがいかに小さなことだったか気付かされました。
自分を活かす生き方に、淀みなく進んで行けそうです。まだまだ手放すものが沢山ありますが、早く手放し、新しいもの(ギフト)をどんどん手に入れていきたいと思います。
木の花ファミリーは温かい!!
家族の原点はここにある!!
愛が枯渇したら「木の花ファミリー」に分けてもらえる。たった3日間でしたが、帰る場所が見つかったと感じました。3日間ありがとうございました。
 
■ やまちゃ
IMG_7623初めて参加させていただき、このコミュニティの在り方は素晴らしいと思いました。人(霊止)としての根源的な生き方、そして今を生きること。シェアはしませんでしたが、この生き方こそ在るべき姿であることは知っていましたが、俗世の生活に未練があるということを改めて知りました。
人の力は大きなもので、その使い方を自然に対して正しく使うということは、とても大切であること。これからの生活の中で精進していきたいです。
おいしい食事、ご馳走様でした。ありがとうございます。
 
■ ねこ
やっぱり自分は直感人間なのだと思った。24歳までは頭ばかりで考える受け身人間だったが、24歳の誕生日を機にピン!!と来たことは動いて来た。0歳〜24歳と24歳〜現在(31)までの人生、どちらがおもしろいかは、言うまでもなく24歳〜の人生だ。
今回の地球暦を通して、星の配列からも自分が直感で動くタイプの人間であるとわかった以上、これまでよりもさらにピンとくるものを大事にして、即行動に移したり、日常生活の中に取り入れていこうと思っています。
素直に!!直感、実践、大切ですね。
 
■ なおちゃん
今の自分にとってとても良い時期に、タイムリーに参加できた講座でした。自分の生まれた日と時間の星の位置によって自分の天命が決まっているなんて驚きでしたが、それが見事に当たっていて、さらに驚きでした。
IMG_7566自分を知ること、特に自分の嫌な部分を知ることに不安もありましたが、でもそれが天命だとわかると、それを受け入れられるような気がします。天命を知って、受け入れて、そしてこれから自分がどう行動するのか。やるかやらないかは自分自身。新しい一歩を踏み出したいと思います。
今回は、今年初のとれたての新米もいただけて、本当にラッキーでした。「愛とお米があればいい」本当にそうですね。余分なものをそぎ落として、体も心も生活も、シンプルに生きていきたいと思います。

 
■ オッシー
今回の講座は、自分の地球暦を読み取ることで本当の自分がわかるということなので、とても楽しみにしていました。結果・・・自分が思っていた以上に、抜けていることが多く、正直ショックでした。しかし、自分を見つめる良い機会となりました。これをもとに、これからの人生のビジョンを考えたいです。
2日目の夜には新米を食べることができ、とてもラッキーでした。木の花の良い波動をいただき、明日からまた人生をがんばっていきます。ありがとうございました。
 
■ ゆっこちゃん
今までの自分自身の人生で得られなかった困難な事の改善策や、不安な気持ちや混乱を起こしていた事の原因が、さらに明快にみえてきた、という点をすごく感じました。そして、具体的に今後まずやることを決めることができた3日間となりました。
地球暦は、今まで印象に残っている人生であった困難なことや混乱が、自分の中で納得につながっていく内容でした。それにより、私にも人生の目的や役割があって生まれてきたこと、今まではそこを明快にすることがなく、ゆえに同じ質の出来事が繰り返し起きたのだということがわかりました。
カルマ読み、そして地球暦により、自分を知り、人生を知るということは、その変化によってこの世を観る視点まで変えていくこととなり、心が健全かつシンプルな爽快感へと変わることを体験できました。
人生の歩みをだんだんと自分で掴めていくことで、今後の自分の人生の色が変わることは間違いないな、と、とても幸せに思います。講座の中で、地球暦をもとに参加者全員の実例を聞きながら、いろんな人生を味わい、ヒントを得ることができ、人の輪の中で自分が生かされている喜びを感じました。本当に感謝すべき良い経験、宝物をありがとうございました。
 
■ まもるくん
木の花ファミリーの行う地球暦の己読みは、物理的に見えない故に多くの人が軽視する心の世界、心の癖、心の傾向を意識させることを可能にする。人生相談で万人と共通して自分にも適用可能な一律の答えをもらい悩みを解決した気になる既存の己読みを打ち破る奥深いものだと思ったし、今の世の人のニーズに答えるし、個にとってタイムリーなものだと感じた。
これを使用すれば、多くの人は、自分は他の人と異なることを明らかに理解し、己の心の癖、傾向を意識して、磨いていくということに資すると思いました。
 
■ たかちゃん
地球暦を知ることによって、より自分自身を知ることが出来る。みんなそれぞれ違いがあり、他者の理解にもつながるツールであるなと思いました。
それぞれの命がひびきあう世界が出来ると思います。
 
■ ゆうこちゃん(自然療法プログラム卒業後、外勤をしながら長期滞在中)
強い思いはなかったのですが、なんとなくと、タイミングよく休みがもらえたので、バッチリ3日間参加でき、とても有意義な学び&体験となりました。
IMG_8661 私の母親が来月(2年ぶりの再会となる)に木の花に初めて来てくれる予定なので、それまで、心をより整えて(きれいにして)再会したいと思っていたところに、これまた天のはからいで、よりよく学べ、前に進めるように与えてもらった機会でした。木の花の人たちだけでなく、外から来てくれる人たちとも楽しく一緒に学び、前へ進むことができる後押しとなり、皆に感謝します。ありがたや〜♡いさどんの話はおもしろく、幅広く、宇宙の歴史を感じました。(奥が深い。)
自分も含め、皆さんとまわりが増々輝きますよ〜に!
 
■ かんちゃん
前回参加人が私の他に5人も参加していて、嬉しかったです。
今回印象に残った一番大きなことは、「組織を壊そうとしない」ことです。より良きを願っているにもかかわらずほどほどの所でやっている自分を痛感しました。幸福社会の実現を目指してトヨタを退社してヤマギシに参画した人生を悔いのないものにする為に、「本当だ」と思ったことを皆の前に出して、研鑽していきます。次回(第3回)までに、少しでも実践して、報告できるようにします。
 
■ ゆうちゃん
・お土産のぶどうを喜んでもらって嬉しかったです。今年のスチューベンはとても甘くておいしいので、皆に食べてもらいたかったです。
・地球暦の己読みは本当にその通りだなと思いました。カルマ読み、己読みについてはまだまだ理解は浅いですが、自分の配置図と、講座の録音を聞き直しながら、自分の今後の人生の指標にしていきたいと思います。また、自分の周りの人たちの己読みもできるくらいになれたらと思っています。
・食事がおいしくてたまりません。ここに来ると、毎回太って帰ります。でもお通事はとてもよいです。(ダイエット中なのにね。)
・来月あたりにヘルパーで来たいと思っています。よろしくお願いします。

 
10月4日は千葉県の船橋市にて1日限りの「出張木の花塾」、そして11月1〜3日は「宇宙おじさんの人生講座3:宇宙意識で生きる」を開催します。
自分を変え、世界を変える学びの場で、皆さんにお会いできることを楽しみにしています!!