月刊のニューズレター、「木の花ファミリー通信」の38号(2010年10月号)が出来上がりました。10月号といいつつ、末日の発行になってしまいました。今月号は、以下の内容でお届けします!
- 新メンバー「海ちゃん」のご紹介
- 旅館「木の花庵」が正式開業
- 「大人サミット」開催報告
- 田んぼだより
月刊のニューズレター、「木の花ファミリー通信」の38号(2010年10月号)が出来上がりました。10月号といいつつ、末日の発行になってしまいました。今月号は、以下の内容でお届けします!
7月末に引き続き、11/7(日)に東京・青山の国連大学前で開催される「ファーマーズ・マーケット@UNU」に出店します!
今回は日曜日のみの日帰り出店です。秋野菜や定番のクッキーやあられに加えて、日帰りならではの手づくりの食べ物も出品予定!えいこばあちゃんの手づくりこんにゃくやファミリー自慢の杵つき餅も並びます。ファミリーのおやつによく登場、みんなが大好きな玄米コーヒークッキーとお茶クッキーも、商品化を検討するためのテストとして出品します。手づくりパンも焼いていきますよ!
ファーマーズ・マーケットは他にも多数の出店があり、若いスタッフの熱意に支えられた素敵な催しです。首都圏にお住まいの方、ぜひ、おいでください!


木の花の第一印象は、「とうとう見つけた!自分が思い描いていた通りのコミュニティがあった!」というものでした。その後、3ヶ月に1回くらいのペースでここに通うようになり、今年の9月には会社をやめ、木の花のメンバーとしてここでみんなと暮らすことになったのです。
今まで銀行員、警備会社の総務経理から環境事業の営業畑と歩んできた海ちゃん。そんな海ちゃんに移住早々与えられた役割は、なんと「営業部長」でした!
「『せっかく畑仕事で自然と触れ合いながら心磨きをしていこう!と思っていたのに、また営業部長になるなんて?!』と最初は思っていたけれど、『自分の特技や経験を活かして社会のために生きていくのがここの精神だよ』と言われ、その通りだと納得しました。畑仕事だけをやるのであれば他のコミュニティでも良かったはず。ではなぜ自分が木の花で暮らすことを選んだのかというと、理想を語っているばかりではなくてそろそろそれを実践しないとと強く思ったからです。エコビレッジ仲間のたけちゃんにも、『海ちゃんは頭ではもう十分わかっているのだから、あとはやるだけだよ!』と言われていたからね(笑)。」
海ちゃんが実際にここで暮らし始めて早1ヶ月が過ぎました。この1ヶ月の感想を聞いてみると、
「ここはすぐに現象として現れるから、外の世界とは違うよね。外の世界だと、まあいいやで済まされたり、自分で気づかなくもいいようなことでも、ここではしっかりと現象として与えられるから、自分の心を見つめざるを得ない。それは本当にありがたいことだと思っています。今までずいぶんいい加減に生きていたけれど、やっと全うになれるのだから(笑)。」
色々な経験をして、ようやく心磨きの道に辿り着いた海ちゃん。「今までの癖でつい営業スマイルをしてしまうんだよ(笑)」と語る海ちゃんですが、海ちゃんの笑顔が真に輝き、みんなに幸せをもたらす日も近いことでしょう。
ファミリーでは、このたび付属施設「木の花庵」と「おひさまハウスひまわり」について旅館業(民宿)および食堂としての営業許可を取得しました。11月1日より正式に開業します。
宿泊料金などは下記の通りとなります。
今後、個室でゆっくりいただくコース料理のご提供や、滞在型の食養生プランなども計画しております。どうぞお楽しみに!
ご訪問・ご宿泊のお申込みにつきましては、こちらをご覧ください。



木の花最年長記録更新中のえいこばーちゃんは、ただ今71才。食当チームの要として、梅干し・漬け物作りからこんにゃく作りまで、朝から晩まで元気に働いています。えいこばーちゃんが楽しそうに大きな笑い声を上げながらおしゃべりしている姿は、かわいらしい少女のようでもあり、とても71才とは思えません。
そんなえいこばーちゃんが、「今日はこんなことがあってね」と教えてくれたのは。。。
「コミュニティについて卒論を書くために滞在している大学生のなおちゃんからインタビューを受けてね。老後の生き方について聞かれた時に、『私はここでみんなと暮らしていて、みんなから愛されて世界一幸せなんだ』となおちゃんに話したの。そうしたら、彼女がぼろぼろ泣き出してね。なおちゃんにもおばあちゃんがいるけれど、『自分が病気になって動けなくなったら、老人ホームに入りたい』と言っているんだって。なおちゃんが『私たちがいるから大丈夫だよ』と言っても、『子どもや孫の世話にはなりたくないから』と言うからさみしいんだ、となおちゃんは言っていました。
ここではお金のことを心配しなくてもいいし、みんなが『えいこばーちゃん、えいこばーちゃん』と声をかけてくれる。今までは自分が韓国人であることや学歴のないことに引け目を感じていた時もあったけれど、ここではそれを堂々と言えるし、必要な時にはみんなが私の代わりに文字を書いてくれるしね(笑)。みんなから大切にされて愛されて、何不自由なく暮らせて本当にありがたいと思う。世の中のお年寄りもこういう気持ちで暮らせたらいいなと本当に想うの。
そんなことをなおちゃんに話していたら、なおちゃんがあまりにも泣くものだから、私も堪え切れずにもらい泣きしちゃった。今日はインタビューを受けていてね、みんなで助け合いながら、みんなが幸せに暮らせる世界が来るといいなと本当に想ったの」
なおちゃんにインタビューの感想を聞いてみると、
「ありがたいなと思っていたら、泣けて泣けて仕方がなかったのです。今もこうしてその時のことを話していると、涙が出そうなくらい(笑)。えいこばーちゃんのすごくありがたくて幸せなんだという心が伝わってきたら、素晴らしいなと思って感動したのです。」
そんなえいこばーちゃんはチャレンジ精神旺盛でもあり、今日は世界初?!黒米入りこんにゃくを試作しました。「以前、ちーちゃんが青のり入りこんにゃくが食べたいと言っていたので作ったことがあったけれど、どうせならいただきものの青のりじゃなくて、ここにあるものを入れて作ってみたいなと思っていたの。黒米やきびなどを入れたら色もついてかわいいし、触感も面白いかなと思ってね。」試食したみんなの反応としては、「やわらかくておいしいね!」「見た目もかわいいね」と好評でした。
何才になってもみんなと一緒に心磨きをしながら、素直に他人のアドバイスを受け入れ、新しいことにチャレンジしながら変化し続けるえいこばーちゃん。えいこばーちゃんは私たちの良いお手本であり、そして私たちの大切な宝物です。
