「畑だより」を開設しました!

いつも木の花ファミリーブログをご愛読いただきまして、ありがとうございます。当ブログに姉妹編「木の花ファミリー 畑だより」が誕生することになりました。

http://blog-konohanafamily.org

「畑だより」では、ファミリーの有機農業の現場の様子をレポートしていきます。執筆を担当してくれるのは、畑作担当の若手、たっちゃん(内田達也)。そして水田担当から同じく若手のありくん(児玉有貞)・・・は、パソコン苦手だから頻度は低いかな?(笑)

多忙の農作業の合間の更新となりますので、ファミリーのブログに比べて更新頻度は低めになるかもしれませんが、2本立てとなった木の花ファミリーのブログを、どうぞお楽しみに!

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畑担当、たっちゃん

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水田担当、ありくん


GENOAの会議に出席してきました。

こんにちは、ファミリーのみちよです。

先日のブログで紹介されていたように、先週9日~11日の日程で、グローバル・エコビレッジ・ネットワーク・オセアニア&アジア(GENOA)の地区会議と年次総会のため、タイのバンコクへ行ってまいりました。今日は簡単にその報告をしますね。

今回、会議に参加したのは、ネパール、スリランカ、バングラディッシュ、タイ、フィリピン、インドネシア、韓国、オーストラリア、日本からそれぞれの国の代表、そして他3名の計13名がオブザーバーとして参加しました。

最初の2日間は、各国の事例紹介をして情報交換をしました。今年は木の花を日本の事例として主に紹介してきました。11月に東京で行われるエコビレッジ国際会議にゲストスピーカーとしてくるフィリピンの代表のペニーさんも、木の花に興味津々で、是非訪れたいとのことでした。

最終日は、GENOAの活動内容について、また年に1度しか顔を合わせることがないけど、どのようにして連携を深め、互いに助け合あって、この「エコビレッジ」という概念を世界に広めていくことができるかを話し合いました。また、この日はGENOAの年次総会でもありました。

会議に参加しての感想は、おおむねアジアのエコビレッジの流れは、まだ芽吹いたばかりの赤ちゃんのような感じだなと思いました。日本も含め、アジア各地の農村は元々「エコビレッジ」的な循環社会だったのではないでしょうか。しかし、現状の「村社会」は、コミュニティが崩壊しています。これはどこの国でも同じ傾向が観られます。人と人との心をつなぎ合わせて、助け合って生きることの出来る社会。やっぱりエコビレッジは心を磨いていかないと出来ないなぁと改めて感じました。一人ひとりがエゴを捨てて生きるとき、「自分だけならいいや」という勝手な思いは消え去り、相手を思いやりながら生きる社会ができるのではないでしょうか。

実は、今回の会議の中でも参加者間でちょっとした不調和のエネルギーが流れていました。う~ん、こういうときこそ、木の花の心を実践するとき!「お互いに正直に心と心のコミュニケーションを取ろうよ。わたしたちはエコビレッジを作る活動をしていて、しかもその動きの代表としてここに来ているんでしょう?」と呼びかけ、最終日にはさまざまな誤解を解くために、率直な話し合いがなされました。

こんな風に書くと、ちょっとカッコいいみたいだけど、わたしもこの経験を通して、多くのことを学ばせてもらいました。

この会議の報告会を10月23日の夜7時から東京の代々木で行います。ご興味がある方は、是非いらしてください。案内チラシがこちらからダウンロードできます。

この報告会の2日後には、今度はスコットランドのフィンドホーンに向けて旅立ちます。ファミリーでは、2008年の年末に向けて、エコビレッジ・デザイン教育(EDE)プログラムを開催すべく、準備を進めています。そのためにEDEの講師養成講座を受講しに行ってきます。皆さん、楽しみにしていてくださいね!

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みんなでお食事。右端が私(みちよ)です

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木の花ファミリーについてプレゼンテーションをしています。


「いただきます検定」再発進

 「いた検」とスタッフ内部では呼び習わしていた「いただきます検定」の「準備会」が、昨日19:00から富士宮市市役所で開催されました。

「いただきます検定」は、正式には「富士宮市市民協働食育検定」といい、いわゆる「ご当地検定」のひとつです。富士宮市市民と市役所職員が協力してボランティアで運営し、食育をテーマとした問題が出題されました。昨年の企画立ち上げの段階からファミリーのいさどんと晃ちゃんが大きな役割を果たし、ほどなくいさおも「IT担当」として加わって、スタッフとして運営に協力しました。

スタッフとしての活動のほかに、ファミリーから検定者向けのプレゼントとして「無農薬プランター野菜栽培セット」を提供。また、合格者向けの特別体験企画「ごちそうさま検定」もファミリーを会場として行われ、ヤギの乳しぼり体験や、自然食の素材当てクイズなど、ユニークな趣向で大好評をいただきました。

市民と市役所の職員がまったく対等にボランティアで運営するスタイルのご当地検定は日本初で、少予算(総額十数万円!)の手作り企画ながら、地元マスコミには大いに注目されました。毎日新聞社主催の「地方自治大賞」の「奨励賞」も受賞し、まずは大成功と言ってよい結果を残すことができました。

その「いただきます検定」の第2回開催に向けて、第1回の受検者の方々に「新スタッフとして加わりませんか?」という案内を送ったところ、予想以上の反響があり、昨夜は、その初顔合わせとなるミーティングでした。当日になってみると、なんと事前の応募を超える11人もの方々が集まってくださいました。

初顔合わせにも関わらず、ミーティングはなごやかな雰囲気で進み、検定を受検した感想や新たな検定づくりに向けたさまざまなアイディアが出されました。今後、数回のミーティングでアイディアをふくらませ、第2回のアウトラインを描いていくことになります。これからが楽しみな企画となりました。

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この日はファミリー特製のおやつ付きでした


木の花の大使、海外へ

今朝、みちよちゃんがタイのバンコクへ向けてファミリーを発ちました。みちよちゃんは国際的なエコビレッジの組織である「Global Ecovillage Network」の「日本大使」という役職に就いています。今回は、アジア・オセアニア地区の大使たちによる会議に出席するための旅となります。

みちよちゃんは「日本大使」であるとともに、日本におけるエコビレッジの数少ない実践例である木の花ファミリーのメンバーとして会議に出席し、ファミリーの営みについてのプレゼンテーションなども行う予定になっています。

ほんの2年ほど前までは、ファミリーにはホームページもなく、手作りのニューズレター「木の花のたより」が唯一のメディアで、お客様ももっぱら口コミでした。それが、今はこうして海外にまで私たちの想いを伝えていく道筋ができ、大きな可能性が目の前に開けてきています。

みちよちゃんが帰国したら、会議について皆さんにご報告します。

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プレゼン上手なみちよちゃん(エコ菜園講座にて)

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ファミリーについてのプレゼンテーションに使ったきよみの写真です。この表情が、ファミリーについてどれほど多くのことを伝えるでしょうね。


みんなで夢を描こう

先日お伝えしたとおり、今ファミリーでは将来に向けての大きな構想が立ち上がりつつあります。その中で、みんなで将来暮らす家の夢を描いてみよう、という試みとして、ファミリーの大人と子供でワークショップ形式のディスカッションを行ってみました。

いくつかのチームに分かれて、思い思いのアイディアをカード大の付箋紙に書き、模造紙に貼り付けていきます。そしてアイディアを「みんなで集まるスペース」「エネルギー」「家の周りの環境」といった具合にグループに分けていきます。チームごとのアイディアがまとまったら、みんなの前で発表します。

思い思いの夢を自由に出し合って、互いにシェアしあって、みんなで楽しいひとときを過ごしました。

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