ロータスランドに、美と健康のパワーフード「ローゼル」を使った新メニューが続々登場!
というわけで、本日のテーマはローゼルです(^v^)
おなかの中から元気になろう!
その7
ローゼル
前号でもお伝えした通り、木の花ファミリーでは今年から西アフリカ原産(注:諸説あり)の植物、ローゼルを育て始めました。7月の長雨、8月の猛暑と畑の作物には厳しかった今年の天候の中でも、ローゼルはぐんぐんと育ち、たくさんの恵みをもたらしてくれました。
ではでは、ローゼル畑に収穫に行ってみましょう!
近づくと、そこはジャングル。
何せ今年が初めてのローゼル、どのくらいの間隔で植えるのか、肥料をどれだけやるかなど、すべてが初めての体験でした。オクラにも似ているということで、これまでの経験を参考にしつつ「ではこのくらいの間隔でやってみよう」と5月初旬に定植をしましたが ───
見事な生命力でぐんぐん葉っぱが生い茂り、もはや通路は見えません。収穫のためには枝をかき分け茂みに分け入り、畑の中を進みます。
教訓:来年は肥料を少なく、通路を広くしよう!(`ε ´ )ゞ
こうして枝をかき分けながら奥へと進み、やわらかく美味しそうな葉を収穫します。
あたり一面、生命力いっぱいのローゼルに囲まれながら収穫をしていると、不思議といつの間にか自分も元気になっているような感じがします。そのくらい、ローゼルの畑にはエネルギーがあふれているのです。
「この感覚は、実際に畑に入ってみて、初めてわかるよね」と収穫担当のミッチー。
ローゼルの葉には、クエン酸やリンゴ酸、カリウム、カルシウムなど、美容と健康に嬉しい成分がいっぱいなのですが、畑に立ち、そのエネルギーを実際に感じてみて、「これは確かにすごい」と納得。こんなにパワーがあるのなら、それを食べる人にもきっと元気が届くはず。
そんなローゼル、秋にはオクラに似た白い可愛らしい花を咲かせ ───
その後に残る真っ赤なガクを収穫するのですが ───
時は10月、季節は秋のはずなのに ───── 花が咲かない。
うーむ。何せ今年が初めてのローゼル 、いったいどうして花が咲かないのか明快な理由はまだわかりませんが、来年への課題と楽しみを残してくれました。
気候も涼しくなってまいりましたので、葉っぱの収穫もいよいよクライマックス。葉が黄色くなる前に、今朝は総勢11名で葉っぱ狩りをしました。
まだまだ元気な葉を集め、炒めて冷凍したり乾燥させてパウダーにしたり酵母を作ってパンを焼いたり、色鮮やかな葉柄(ようへい)も酵素にしたりお茶にしたりと、余すところなく活用します。
花は咲かねど、あふれるほどの恵みを与えてくれるローゼル 。
自然の力に感謝しながらその恵みを活用し、これからも皆さまをおなかの底から元気にする食べ物をお届けしてまいります。
食は命。健全な食は私たちの命を健全にし、その一人ひとりの健康が、地球全体の健康へとつながっていく。命あふれるこの星が、本来の生命力を呼び覚まし、光り輝く美しい星となりますように。そんなことを願いながら、今日も畑に立つのです。
(ともこ)
メンバー日記🗒
ゆうちゃんの巻
今回のメンバー日記は、税理士としてのキャリアを活かしファミリーの経理を担うゆうちゃんです。
2年前にメンバーになったゆうちゃんは、木の花ファミリーの経理全般の改革を進める会計のプロでありながら、どこか天然で、本人はいたって真面目なのになぜか周囲の笑いを誘ってしまう癒し系キャラでもあります。そんなゆうちゃんがメンバーになった理由は、「心を磨いて、神さまにお仕えして、世のため人のために自分を使ってもらおうと思ったから。」
以下、本人が「書きながら、改めて大切なことだなと思い、涙が出てきました(笑)」と言う日記をご紹介します!
木の花ファミリーに来る前の生活
私は、木の花ファミリーに来る前は税理士事務所に勤務していました。父親が税理士だったので、親の期待もあり、いつの間にか自分も税理士になるべきだと思い込んでいました。
大学生のときから毎年税理士試験を受け続けて29歳の時に税理士試験に合格して、念願の税理士登録をしました。
ところが、その後燃えつきてしまい、何のために働くのか、どこに生きる希望があるのか、旅をしたり本を読んだり模索する日々が続きました。
そんな中、妹が、木の花が運営するカフェ&ショップロータスランドがオープンしたということで、私を連れて行ってくれました。その時に見たスタッフの表情がなんとも穏やかで平和的だったこと、また、木の花ファミリーのひまわりホールで見た、あさちゃんという年配の女性が洗濯物を畳みながら赤ちゃんの子守をしているのをみて、「こんな生き方があるんだ!」ととても驚きました。
将来のためにお金をためて、年老いたら老人ホームに行って、ということしか知らなかったので、生きるってつまらないなと思っていたのですが、あさちゃんの姿を見たときに、こうして年をとってもみんなの役に立つことができるんだ!と生きる希望が感じられました。
その後、木の花ファミリーのイベントに参加し、初めてジイジと話をした時に「あなたは幸せですか?」と聞かれ、「はい、幸せです」と答えると、ジイジから「本当に幸せなら、そんな顔はしていませんよ。あなたは自分のことをよく理解していませんね」と言われました。私は初めてそんなことを言う人に出会い、自分のことをもっと知りたいと思い、その一週間後から一か月半の間木の花に滞在して、心の日記を書いたり、何度もジイジと話をする時間をもらったりしながら、自分のことを知っていく時間を過ごしました。その後、1ヶ月間の真学校を受講し、木の花の生き方の大事さを改めて認識し、メンバーになりました。
私の木の花ファミリーでの役割は、経理(会計処理、申告書作成)と、ジイジの秘書と、コンサートの時に舞うことです。日によって違いますが、ある一日の様子をご紹介します。
朝6時30分:
ジイジが作業にスムーズに入れるよう支度を整え、朝のニュース番組を一緒に見ます。ニュースの内容でわからないことがあれば、その場ですぐに調べます。
8時:
蓮の鉢の中の藻や草を取ります。鉢の中の泥はとろとろで、触るととても気持ちがよいです。パソコンに向かって仕事をすることが多いので、土に触れるのはとても貴重で癒されます。少しの時間でもやるときれいになって嬉しいです。
8時45分:
オフィスに到着して農事組合法人木の花ファミリーの会計処理をします。
木の花ファミリーでは今まで法人組織が3つ、任意組合が1つあったのですが、全体の経理をよりシンプルにするために、組織再編を行うことになりました。木の花ファミリーの経理も過渡期にあり、課題もたくさんあります。
会計処理のタイムラグを少なくしていき、よりみんなに役立つ数字を示し、数字を明快にしていく。木の花のようなコミュニティの経理は、事業と生活とが密着しているので、会計処理が煩雑になります。一度ちゃんと処理方法を確立してしまえば、もっとスムーズになりますが、今はまだ試行錯誤しながら行っている段階です。
また、数字が分かることで全体の意識も全く違ってきます。例えば飲食部門では、原価を見直したことで無駄がたくさん見えてきて、頭を使い、無駄を省いてより良いものをお客さんに提供していく意識が出来ました。数字という物差しが入ることで、より具体的な改善点が見えてきて、日々の業務にも魂が入ります。
木の花の経済の仕組みは本当によくできています。財産はすべて共有されており、全体から各自に信託されています。各自は全体のことを考えて、必要なことにお金を使います。そこには絶対的信頼関係に基づく助け合いの精神があり、個人は必要以上のお金を確保する必要がなく、お金の心配を全くすることがない暮らしが出来ます。木の花に来てからは、私も自分のお金を心配する必要がなくなりました。
「お金は社会の血液」であり、巡っていることが健康であり、どこかに偏ると流れも悪くなり病気になります。今の社会の行き過ぎた貧富の差も、人と人との距離が出来て自分の分を確保しなければという、周りとの分離した心が生み出しているのだと思います。
自分はすでに出来上がっている木の花の経済の仕組みに乗っているけれど、その仕組みの奥にある助け合う心を育てて日々を生きることが大事だと改めて思いました。
12時:
お昼ご飯。お祈りをしていただきます。ニュースを見ながらご飯を食べます。
木の花では人といつでも一緒にご飯を食べるのが当たり前なのですが、木の花に来る前はほとんど個食でした。今はほとんどのものが自給自足で、一緒にご飯を食べるというのがとても豊かだなと思います。
また、ニュースや他の番組をテレビで見て、そのことを一緒に食べている人たちと話すことが以前はほとんどなかったので、とても良い毎日を頂いているなと思います。
食後は休憩時間です。
14時:
木の花ファミリーの書籍のポップの準備。
昔出版した木の花ファミリーの書籍の値段や販売方法の見直しをし、より魅力的なポップに変えて、お客様に分かりやすくするためにポップの文章を考えました。
改めて本を読んでみたら、木の花ファミリーの生活の奥に流れている自然観、宇宙観、他者を思うことを一番にする精神が書かれており、それは創立時から何も変わっていないことが分かりました。コロナウィルス後の新しい生活スタイルがここに書いてあって、今こそ人々の心に染み入る本だと確信しました。(書籍はネットショップでも販売しています。)
16時:
農業経営に使える税制・補助金についてインターネットで検索。
農事組合法人木の花ファミリーの月次処理。
18時30分:
今夜は6人娘の会という、高校生4人と中学生2人の女の子たちが、月に一度自分たちで食事を作り、ジイジを囲んでみんなでご飯を食べてお話をする会が開かれました。
今夜はそば職人のメンバーのやじーからうどんを打つことを習い、みんなでうどんとかき揚げとデザートとジュースまで(!)作ってくれました。
ジイジが話す話は、宇宙のことだったり、世界情勢のことだったり、性のことだったり、その人や場に合わせて話が出て来るので、多岐にわたって本当に面白いです。
ちなみに今日はギャグを言うと脳の思考回路が活性されるということ言っていたので、一日一ギャグを素直に実践しようと思います。
20時10分:
ウェルカムコンサート。
初めて訪問されるゲストさんをお迎えするときには、ウェルカムコンサートを開きます。私は、コンサートの中で木の花楽団の歌を表現する一部として、舞う機会をいただいています。
舞うときは、神前で舞を奉納するという意識で行っています。歌自体が、地球や宇宙の仕組み、地球神のメッセージが詰まった大切な歌なので、自然と舞も、舞手の意識も、その世界観を表現するものになるのだと思います。
21時30分:
大人ミーティング。
日々の連絡事項を共有したり、心の学びをするミーティングです。今、私の課題は自分の意見を言う事と、場を創ることです。
一つの出来事をみんなで共有して、問題点や改善点を見つけることができるとても貴重な時間です。
23時30分:
ニュースを見たり、話したり。ほとんど一人で過ごすという事がない生活です。木の花に来る前は一人の時間がとっても多かったので、改めて全然違う生活を頂いているなと思います。それは学びも多く、同時に自分自身を知ることが出来るとても濃い時間です。
24時30分:
就寝。
メンバーになって、今思うこと
メンバーになって2年半が経ちました。
毎日、自分が今世生まれてきたのは、この大事な生き方を表現するためにある、ということがどんどん深まっています。
木の花ファミリーには、富士浅間木の花祭りというお祭りが年に一度あり、その中で、地球神である艮の金神と、人間の代表である翁が問答をする場面があります。その問答の艮の金神の言葉に、こんな一節があります。
「縁ある御魂引き寄せて、掃除洗濯済みしものより、神の使える器となりて、こ度の尊き天意転換(たてなおし)、汝らご用に使うてやる。」
これは、縁のある魂を引き寄せて、心を磨いたものから、神の使える器となりなさい。そうしたら地球最後の立て直しの時に、あなた方を使ってあげますよ、という意味です。
まだメンバーになる前に初めてこの問答を読んだ時に、腹に力が入って、これは大切であり、問答に書いてある「縁ある御霊」とは自分のことだと感じました。
心磨きを一番大事なこととして生きられることは、とってもありがたいことです。
また、色々な出来事を通して自分自身を知ることができるというのは、とても面白いです。
私の中には、とても自己中心で問題を人のせいにする闇の部分も、天と共に生きるという光の部分も、両方混在しています。もし木の花ファミリーに来なかったら、自分自身のことをほとんど知らないまま、人生を誰かのせいにして過ごしていました。
ジイジから教わった宇宙の法則の中に、すべての出来事はその人にふさわしく起こるということがあります。そのように日常で出会う出来事をとらえて人生を歩めることは、とてもダイナミックで面白いです。ジイジに感謝です。
あとは、ここに来る前にずっと心にあった願い ───「心が通う人たちと仕事をして、本物の食べ物を食べて、仕事と生活が密着していること」が叶いました。そして木の家に住むことも、小学生の時の夢だった「農家になること」も叶いました。
改めて、今回記事を書く機会をいただき、この生活を頂いているありがたさに気が付きました。こんなにたくさん、豊かさを頂いていて、ちゃんと世界にお返ししないといけないなと思いました。
(ゆうこ)
村山裕子様 今日は!
税理士法人みらいの並河です。仲間と溶け合って元気に活躍している姿を垣間見ることができて、大変うれしく思います。
農業生産という最も大事な仕事をして、且つ組織の経理責任者として大変の役割を担っています。
頑張り屋なので無理しすぎて体を壊さないか、ちょっと心配ですが、税務等で質問等がありましたら気楽に聞いてください。
並河先生
こんにちは!コメントいただき、ありがとうございます。
自分の役割は全体の中でほんの一部ですが、畑チームの人が農作物を育ててくれたり、キッチンチームさんが美味しい料理を作ってくれたり、みんなのお陰で豊かな生活が成り立っていると改めて思いました。
税理士法人みらいの皆様にも助けていただいて、木の花のみんなも感謝しています。コロナが落ち着きましたら、是非遊びにいらしてください。これからも、よろしくお願いします。