私は不満なんてありません!

残業で夜中のオフィスに居残りしながら、コマネチとあわちゃんの会話「心の癖って、ないとつまらないよね(笑)」を読んだ、まっちゃんとともこの会話です。

木の花劇団員として照明と音響を担当するともこ&まっちゃん
木の花劇団員として照明と音響を担当するともこ&まっちゃん

 
と「ねえねえ、これおもしろいよ。」

ま「へえ。(読む)ほんとだ。」

と「これ読むとさ、あ〜私って心磨きしてないんだなぁ、って思う。今日も、まり姉やひとみちゃんとのやり取りで、自分がすごく不満体質だってことがわかったんだけど、自分でそれを自覚できてないんだよね。」

ま「不満か・・・俺もあるな〜。」

と「例えば私の場合、オフィスで仕事してて自分が忙しい時に、電話がかかってきても隣の人が出てくれないと『私は今こんなに忙しいのに何で出てくれないの〜』って不満に思うの。でもそこですぐその感情をなかったことにしちゃうんだよ。だってそんな風に人に不満を持ってる自分がイヤだから。いつも人のために生きてるいい人でありたいって思ってるから、私はそんな不満なんてありませんよってことにして、電話にも出て、他のこともいろいろやって、一生懸命人のためにやってる気になってるの。でも実はおなかの中に不満がたまってるから、何かの拍子に一気に噴き出してくるんだよ。
ひとみちゃんからは、理想にがんじがらめになって自分の実態が見えてないって言われた。不満を感じてるのは事実で、その感情が湧くこと自体に良いも悪いもないんだから、ただ事実そうだな、と認めるだけなのに、自分で勝手に『これは悪いことだ』と決めて、なかったことにしちゃう。だからいつまで経っても自分のことが正確に認識できなくて、不満を持つ原因も分析できないままだから、結局そこを超えられないんだって。」

ま「そうだよね。」

と「それで、ひとみちゃんから『すごい不満抱えてるじゃん』て言われた時に、違うー、そんなことないーって、それを認めたくない自分がいるの。自分なりに人のためになろうって一生懸命取り組んで変わってきてるつもりだったから、余計に抵抗するんだよね。でもその一生懸命って、自分の心を見ないまま表面的に動いてやってるつもりになってるだけで、実は心の奥には不満を持ってるから発してる空気も悪いし、結局人のためになってないんだよ。それって、心磨きじゃないよね。
まっちゃんは不満を感じた時にどうしてるの?」

ま「人に対して、あれ?おかしいな、って感じることがあっても、相手には何か理由があるんだろう、ってことにして、それ以上見ないようにしちゃう。不満を持ったままだと、自分が苦しいから。」

と「確かにまっちゃんて、人のネガティブな部分にあんまり触れたがらないよね。今私が話し始めた時も、若干引きぎみな感じがした。」

ま「そうなんだよ。あまり人のことに踏み込まないようにしてる。逆に言うと、自分も踏み込まれたくないんだよね。自分が言われたくないもんだから、人に対して『ヘンだな』と感じることがあっても、相手にはこういう理由があるんだ、って思って解消しちゃう。というか、解消するために理由を見つけてるのかも。」

と「それって、相手のこと想ってないよね。相手は自分が見えないままになっちゃう。」

ま「うん。でも、そういう人の方が世間ではウケがいいんだよなあ。俺、いいことやってると思ってたもん。」

と「私だってそうだよ。表面的には一生懸命働いてるから、職場とかでは重宝されたよね。」

ま「人の問題点は見ないようにして、『俺ってポジティブだな〜』って思ってた(笑)。周りからも『まっちゃんには何でも話せるわ』って言われてたけど、そりゃそうだよね。指摘されないんだから。」

と「ほんとだね。でもそういう人たちが作ってきたのが、今の裏表のある社会なんだね。」
 

そんなこんなで話し込んでるうちに夜が明けてしまい、まっちゃんがミント水を作ってくれました♪
話してるうちに夜が明けてしまい、まっちゃんがミント水を作ってくれました♪

 


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