第1回木の花塾「わくわく!宇宙ごはん」

7月27・28日、木の花ファミリーにて
第1回木の花塾「わくわく!宇宙ごはん」が開催されました!

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参加者の方の作品
参加者の方の作品

木の花ファミリーでは、これまでファミリーの生活の全体像をご紹介する「生活体験ツアー」を毎月開催してきました。
そして今、そこからさらにもう1歩先へ進んで、その暮らしをただ体験するだけでなく、日常の中で活かしていくための学びの場を提供したい ─── そんな想いから木の花塾は誕生しました。
記念すべき第1回のテーマは「食」。
生きることの原点となる「食べる」ことを切り口に、私たちを生かしているこの世界の壮大な仕組みを学ぶ本講座のタイトルはその名も「わくわく!宇宙ごはん」。

*なぜ「宇宙」なの?という方は、ぜひこちらをご覧ください!

今回は、栄養士から臨床心理士、オーケストラのバイオリン奏者まで多彩な方々にご参加いただき、皆さんそれぞれに、既存の価値観を超える新しい何かを求めていました。

プログラム初日は、キッチンのみんなが心を込めて作ったウェルカムプレートでスタート!

これに更にポンせんバーガーが付く気合いの入りよう。さすがに量が多かった…?
これに更にポンせんバーガーが付く気合いの入りよう。さすがに量が多かった…?

そしてウェルカムコンサート後は、たっちゃんガイドのもと畑見学へ。

昆虫から微生物まで多種多様な生命の連鎖の中での作物作りを解説するたっちゃん
昆虫から微生物まで多種多様な生命の連鎖の中での作物作りを解説するたっちゃん

見学後は、いさどん・みかちゃんが参加しての食についての座談会、
夜にはわたわたによる特別講義「宇宙を食べる」がありました。

「食べる」という行為の捉え方が180度ひっくり返る目からウロコのわたわた講義。
日々の「食べる」という行為が感動に変わる、目からウロコのわたわた講義
グループディスカッション後、それぞれに話し合った内容をシェア
講義後はグループディスカッションを行い、最後に全体でシェア

*食べるとは生態系と生態系の出会いであり、それは宇宙の大規模構造と相似形になっているというわたわた講義についてもう少し知りたい方は、わたわたブログ「結びの日々」をご覧ください。
さらにもっと知りたい方は、ぜひ次回の木の花塾にご参加ください。

 

2日目は、いよいよ本講座のハイライトとなる調理実習です。
メニューは、酵素玄米、ズッキーニのプラムソースがけ、ぬか漬け、そしておむすび!
おむすびとは、つまりお結び。
この日本のソウルフードを、参加者の皆さんに自由に創作してもらいました。

まずは酵素玄米の炊き方指導から
まずは酵素玄米の炊き方指導から
こだわりのおむすび用トッピングも用意!
こだわりの具材やトッピングも用意!

次々と、個性的なおむすびができあがっていきます。
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そしてできあがったおむすびをお重に詰めて、みんなでいただきました。
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その後、この2日間の体験を振り返る時間を持ちました。
なぜこの「わくわく!宇宙ごはん」に参加したのか、一人ひとりが自らの心の奥を見つめていく中で、参加者の方が涙を流す場面もありました。

以下は、参加者の方からいただいた感想です。

「自分自身の食行動についてもっと突き詰めて、自分自身を見直したいと思い参加しました。2日目にお昼ごはんを作ったことがとても楽しかったです。おいしかったです。人間すべてが自然と共存していく意識を持てるように、どんどんファミリーの輪が広がっていくことを願います。自分自身との向き合い方について、もっと知りたいです。また来たいと思います。」(ゆうこちゃん)

「今、コミュニティの中で暮らすことの大切さを痛感していて、大勢の人が一緒に暮らすファミリーを体験したいと思っていました。また、食について色々と考えをめぐらす中で意見交換したいとも思いました。体験してみると、初めて来たけど、自然でありのままという感じがしました。
今まで言葉では耳にしていたけど、どこにでも宇宙があること、自分がその一部であることがより深くわかって、これからの自分の新しい視点にできる気がしました。調理実習では本当にゆったりと心を遣ってごはんを作ることができ、豊かで贅沢な時間でした。
多くの人がファミリーの根っこにある精神性に気付いて実感して、それぞれのあり方で実践していける、どんな環境でも日々つながりを感じられる世の中になるといいと思います。2日間本当にありがとうございました。みなさんとの交流の一瞬一瞬から多くの学びや気付きのある2日間でした。実は体調も心の具合も少し不調でしたが、皆さんが自然体で過ごす中で私も無理なくいられることができました。また遊びに来ますね。」(ふーみん)

そして講座から3日後、「自然に寄り添い、支えあい、貢献できる居場所を探して」参加したというターニーから、次のようなメールが届きました。

「初日のいさどんとの座談会で印象的だった「自然に寄り添った生き方」とは、どういう生き方をいうのだろうか?なかなかイメージがつかめないでいましたが、わたわたさんの「宇宙を食べる」講義でミクロ宇宙の視点を持てたことで、翌日のおむすび実習が自分にとって自然に寄り添う奥深いものとなりました。そしてその余韻は帰ってからも続いており、毎食口にする食べ物一つ一つに含まれる微生物の生態系という宇宙に思いを馳せると、また無数のいのちをいただいているという実感がまざまざと湧き上がってきます。」

おむすび実習中のターニー(左)とふーみん
おむすび実習中のターニー(左)とふーみん

 

木の花塾は、一過性の体験で終わらない、継続的な学びを大切にしています。
そしてまたその体験は一方的に与えられるものではなく、参加者一人ひとりが自ら創り出し、共に学び合うことで、場そのものが進化していく。そんな場所を目指しています。

私たちの日常は、この世界の大いなる仕組みの中にあります。私たち一人一人の日常の変化が、世界全体の変化に変化につながっていく。それは言い換えれば、どんなに壮大な変化もまずは日常の中から、たとえばお茶の間での一歩から始まるということ。
壮大な変化へつながるお茶の間の学び ─── それが木の花塾です。

次回木の花塾は、9月開催を予定しています。皆で共に、変化への第一歩を踏み出しませんか。
詳細は改めて木の花ファミリーホームページにてご案内していきます。
どうぞお見逃しなく!

 


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