ポールは、フランスのプラム・ビレッジに住むお坊さんです。
今月初めに木の花にやって来て、2週間をみんなとともに過ごしました。
![ダル・ド・ヴェールの前にて](http://blog-konohanafamily.org/wp-content/uploads/2012/05/20120521082159-318x480.jpg)
プラム・ビレッジは、ベトナムの禅僧ティク・ナット・ハン師によって設立され、
世界中から多くの人が学びに訪れている、仏教をベースとしたコミュニティです。
木の花の「ひまわり」の廊下には、
偶然にも!同師の言葉が飾られているのでした。
![ポールによると、これは同師の法話でもとてもよく話されているものなのだそうです](http://blog-konohanafamily.org/wp-content/uploads/2012/05/20120521175305-480x360.jpg)
カトリックがメジャーなフランスでなぜ禅僧になる道を選んだのかを尋ねると、
“信じる”ことを教えるキリスト教よりも、 自分で道を見出していく仏教の方が
おもしろく思えたのだそうです。
「だけど、仏教を学んで、キリスト教のことをより深く知るようになった。」
木の花には学べることがあると思って来た、というポール。
「人と暮らす、ということが、もっとわかった。
みんなすごく、あたたかい。」
30年間続いているプラム・ビレッジと、18年間続いている木の花ファミリー。
「それだけ続くのは、すごいこと。
そこには、“collective wisdom”(多くの人が集まることで生まれる智慧)がある。」
「でも本当は、続けても、やめても、きっとどっちでもいい。
だって、その人の道は続いていくから。 何でもいいんだよ。」
![一生懸命、日本語で話してくれました](http://blog-konohanafamily.org/wp-content/uploads/2012/05/20120521082227-480x321.jpg)
もっといたいけど、行かなくちゃ、と言って、帰って行ったポールへ ―
ボン・ボヤージュ!
![日本のアニメが好きなのだそうです](http://blog-konohanafamily.org/wp-content/uploads/2012/05/20120521075438-480x318.jpg)