教育ファーム第3回、大豆の草取りでした

数日のぐずついた空模様がうそのように気持ちのよい晴れ間がのぞいた日曜日、NPO法人青草の会が主催している教育ファーム事業、「自然のめぐみをいただきます!」の第3回、「大豆の草取り」が行われました!

体験会場となったファミリーの田畑は、もちろんすべて無農薬有機栽培。大豆の根もとや畝間にたくさんの草が生えています。畝間の草はファミリーのお百姓さんたちが草刈り機で刈り取っていきます。参加者のみなさんには、根本に生えている草を手で取ってもらいます。

いさどんは、作業の途中で手を休め、虫と植物が共存する様子を交えて、畑で生きる命たちのつながりについて説明しました。ちょうどそのとき、私たちがいた畑の向かいにあるよその畑で、除草剤をまいていました。除草剤を使えば、たしかにたいへんな草取り作業は省くことができます。けれども、ファミリーではさまざまな生物が平和に共存する畑で、生命力の強い作物を作ることをポリシーにしています。 だから、手間を惜しまず、手作業であっても草取りに精を出すのです。

さて、ここで皆さんに打ち明け話とお誘いです。この教育ファーム事業は農水省の助成を受けて今年から始めた事業です。地元富士宮市の小学生とその保護者の皆さんを対象に企画したのですが、土地柄なのか、有機農業や環境に関する関心の低さなのか、残念ながら、応募の人数がかなり少ないという現状があります。

引き続き、地元での広報の努力は続けていきますが、遠隔地の皆様も大歓迎です。今回も、東京から3名様がご参加くださいました。有機農業体験だけでなく、漬け物や味噌づくり、エコ・クッキング講座など盛りだくさんな内容です。また、午前中の企画となりますので、お昼ご飯をファミリーで召し上がっていただくことも可能です。来年2月まで毎月1回開催ですが、ご都合のよい回のみの参加も大歓迎です。お部屋に空きがあれば、前日の土曜日からファミリーで宿泊していただくことも可能です。

詳しくは、教育ファーム専用ホームページをご覧の上、ぜひお申し込みください!チラシはこちらからダウンロード可能です(PDFファイル、約1.6MB)

ファミリーのいさどん(右)が作業の説明をしています

暑い中、草取りに熱中する参加者のみなさん

ファミリーの畑隊は畝(うね)の間を草刈り機で手際よく刈っていきます


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