「A clear sky − 澄んだ空の下で」〜 15歳のかのちゃんのスピーチ

ファミリーの中学三年生・かのちゃんは中学校を代表し、9月7日、「第55回富士宮市英語暗誦・弁論大会」に出場。「A Clear Sky (澄んだ空の下で)」というタイトルのもと、自分の人生を蓮の花にたとえ、不登校時の泥の中にいたような状況から、新たな地で様々な出会いを経て、美しい蓮の花を咲かせるために毎日成長している様子を詩的に英語で表現しました。その結果、「自作の部」で二位となり、「静岡県中学校東部英語弁論大会」へと進むことになりました。

それから約2週間後の9月21日に迎えた東部大会では、かのちゃんの心からの笑顔で聴衆を魅了し、参加者の中で一番大きな拍手をいただいたのでした。審査員曰く、「この弁論大会ではいかに心に訴えるのかが大切です」ということで、「なによりも内容が素晴らしい。そして内容と人柄が合っている」と審査員からも絶賛されたかのちゃんは、見事優勝に輝いたのでした。

そうして、県大会出場への切符を手にいれたかのちゃんでしたが、その2週間後の10月4日に行われた県大会では、「緊張はしなかったのだけど、あまり気持ちが乗らなくて少し後悔が残っています」とかのちゃんが言うように、自分らしさを発揮することができず、また参加者のレベルも高く、残念ながら全国大会へと進むことはなりませんでした。

しかし、今回の英語弁論大会への出場を通してたくさんの学びを得たかのちゃんの心は一回り大きくなり、弁論大会後、「この悔しさをバネにして、将来も頑張っていきます」と語りました。そうしたかのちゃんの一生懸命に取り組む姿は私たちに感動を与え、ファミリーの子どもたちも英語に興味を持つようになるなど、皆に大きな影響を与えたのでした。

そんなかのちゃんを精神的にサポートしてきたいさどんはこう語ります。

「この弁論大会を通して、僕はかのちゃんに『言葉に魂を込める』ことをアドバイスしてきました。そして東部大会の前日に彼女のスピーチを聞いた時、『やっと、かのちゃんの言葉に魂が響いてきた。今までで一番良い出来だ』と思いました。ですから、彼女の英語の実力以上の響きが弁論会場に鳴り響き、東部大会での優勝につながったのでしょう。

実は先日、僕にあるビジョンが湧いたのです。それは、彼女が大人になり、大勢の人たちの前で英語で話しているというビジョンです。ここには、世界に向けて新しい時代を切り開くために、その見本として伝える重要なデータがたくさんあります。僕はかのちゃんの英語を聞きながら、『次世代の適任者がここにいる』と思った時に、『今回の弁論大会はあなたの人生の中の階段の一段にしか過ぎない。階段はまだずっと続くんだよ。それを踏まえて、今後も精進してもらいたい』とかのちゃんに伝えました。

今、英語は世界の公用語ですから、将来、英語で木の花の精神性を伝えるかのちゃんの姿が観えたのです。最終的には、かのちゃんには聖なる者として聖なる人生を生きてもらいたいと思います。

僕は、彼女が全国大会へと進むだろうと思っていましたが、残念ながら全国大会への入賞はなりませんでした。彼女は少し残念そうでしたが、『私には次の道がある』ということを知っていました。もう次のスタートであることも確認し合いました。そして、『こういった挫折を経験することは、蓮の花が泥の中から咲いてくるのと同じことだね』ということも確認しました。

実は、『中学校の英語弁論大会が終わったら、今度は高校の英語弁論大会の準備だね』という話もしたのです(笑)。今回、彼女はとても良い経験をしたのですから、これを次のスタートに変えていくことがとても楽しみです。そして、たくさんの人たちが彼女の物語に付き合い、支えてくださって、どうもありがとうございました。」

小柄な体のかのちゃんの中には大きな魂が秘められているのを感じる今日この頃。近い将来、かのちゃんが世界中の人々に心の大切さを語っている姿が目に浮かぶようです。そして、かのちゃんはかのちゃんらしく人生の花を美しく咲かせることでしょう。

以下、かのちゃんのスピーチ全文をご紹介します!
(末尾に日本語訳を掲載しています。)

 

 

A clear sky

In early summer lotus flowers begin to bloom around my house. I’m always impressed with the beautiful flowers from the muddy pots. Looking at them reminds me of my past.

I was in the sixth grade when I stopped going to school. I didn’t like to study at all. I thought there was no need for me to attend my classes. I took care of my younger brother at home. I also spent my days doing things I liked to do. People around me often said “Go to school, or you’ll be in trouble.” I ignored all their advice. I was very selfish. I hate to admit it but I was stuck in the mud.

I came to a turning point in my life when I was thirteen. My family moved from Hokkaido to Fujinomiya to a community that consists of 100 members who received us warmly. I felt I was a part of this big family. For the first time I tried to be more open and talked with people of all ages.

One day an older man from the community said to me “Go to school, then you will be able to have experiences necessary for your age. His words echoed in my mind. I tried to check myself again and again. Finally, I admitted that I had been making excuses to avoid school. It was time for me to go. I felt brighter and I looked forward to having new friends.

I enrolled, but had some troubles at my new school. I had a conflict with one of my classmates because of some communication on LINE. He and his close friends began to bully me. I was sad. I wanted to change and build a better relationship with them. In the past I would just blame everybody else and escape from school. But this time I asked myself. “What have I done?” I discovered that I was also wrong. I tried to listen to their opinions. Little by little they became friendly to me. They helped me to see things from many angles. It was time for me to grow.

I didn’t like science and math before. Should I give up on these subjects again or try harder this time? I decided to spend more time studying them. I read my textbooks in advance. Every time I solve the problems by myself, I’m excited like a scientist who discovers something new. I realized that a little more effort on what seemed so difficult can be interesting.

I enjoy my school life now. The simple school routines like, the morning greetings, handing in my assignments on time, serving school lunch and so on, make me more responsible. Working with my juniors is very challenging. Taking all the tests is very nerve-wracking. Playing soccer with my team is exciting. Listening to the teachers can be interesting or sometimes boring. Everything has a meaning and I’m growing every day. I treasure all these experiences and the friendships.

I remember the passage I read before “Every child is a different kind of flower and all together makes this world a beautiful garden.” I will continue to open my heart and work harder. I’m determined to bloom like the lotus flower under the clear blue sky. What about you? What kind of flower are you? I’m excited to see you bloom too.

 

澄んだ空の下で

初夏、私の家の周りでは蓮の花が咲き始めます。私は泥の鉢植えから咲く美しい花にいつも感動しています。蓮の花を見ることで、私は過去を思いだしました。

私は6年生の時、学校に行くのを止めていました。勉強することが全く好きではありませんでした。私は授業に出席する必要が無いと思っていました。そのかわりに、私は家で、弟の面倒を見ていました。また、自分の好きなことをしながら、日々を過ごしていました。周りの人たちは、「学校に行かないと、困ったことになるよ」と言いました。私は全てのアドバイスを無視しました。私はとてもわがままでした。認めたくはありませんが、私は泥の中で行き詰っていたのです。

13歳になった時、私は人生の転機を迎えました。私の家族は北海道から富士宮へ引っ越し、100人で構成されているコミュニティーが私たちを温かく
受けいれてくれました。私はこの大家族の一員であると感じました。私は生まれて初めて、心を開こうとし、すべての年齢の人と話しました。

ある日、そのコミュニティーの老齢の男性が私に言いました。「学校に行ってごらん。そしたら、あなたの年にとって必要な経験をすることが出来ます。」
彼の言葉は私の心に響きました。私は自分自身を何度も何度も振り返りました。最終的に私は学校に行くことを避けるために言い訳をしていたことを、認めました。私が学校へ行く時が来たのです。私は心が晴れたように感じ、新しい友達を作ることを楽しみにしていました。

私は入学しましたが、新しい学校でも問題に出会いました。私はLINEで同級生の一人と喧嘩をしました。
彼と彼の親しい友達たちは私をいじめ始めました。私は悲しく思いました。私は自分が変わって、彼らと良い人間関係を築きたいと思いました。以前なら、私は皆を責め、学校から逃げましたが、今回は自分にたずねました。「私は何をしたのだろうか。」私は自分も悪いことをしたということが分かりました。私は彼らの意見を聞くようにしました。少しずつ、彼らは私に優しくなりました。彼らの存在は私が色々な視点から物事を見るのに役立ちました。それは、私が成長したトキでした。

以前私は数学と理科が嫌いでした。再びその科目を諦めるべきなのでしょうか?それとも、今回はもっと頑張るべきなのでしょうか?私はそれらの科目を勉強することにもっと時間を使うことを決めました。私は事前に教科書を読みました。自分で問題を解くときはいつも、新しいものを発見した科学者のようにワクワクします。私はとても難しいように思えることでもちょっと努力すれば、面白くなることに気付きました。

私は今、学校生活を楽しんでいます。シンプルな日課、例えば、朝の挨拶や、期限通りに宿題を出すこと、給食をくばることなどは、私をより責任のある人にします。後輩と活動することはとても難しいです。テストを受けることは、神経がすり減るようです。チームでサッカーをすることは、とてもワクワクします。先生の話を聞くことは、面白いですが、たまにたいくつです。全てのことには意味があり、私は毎日成長しています。こうした全ての経験と友情は私にとって宝です。

私は以前読んだ一節を覚えています。「全ての子供は違った花で、その全てが共にある時この世界を美しい庭にするのです。」私は心を開くことを続け、もっと一生懸命取り組んでいきます。私は澄んだ青空の下、蓮の花のように花開くことを決意しています。あなたはどうですか?あなたはどんな種類の花ですか?あなたも花を咲かせることに、私はワクワクしています。

 

 

 


ジョセフィーヌの木の花ファミリー滞在記

今年3月に初めて木の花ファミリーを訪れた、オーストリア人女性のジョセフィーヌ。「木の花ファミリーを舞台にした短編映像を撮りたい」と、5月18日から6週間の予定で再びファミリーにやって来ました。6週間の滞在を通して、ジョセフィーヌは撮影した映像をリアルタイムで発信していきます。まずは「序章」として、3月に来訪した際の映像が公開されたのでみなさんにご紹介します!(映像は彼女自身が英語で解説をしていますが、以下に日本語訳を掲載します。)

さてさて、これからいったいどんな映像ができあがっていくのか。どうなるのかは誰も知らない、彼女自身もわからない、天任せのプロジェクトです。できあがったものから随時ご紹介してまいりますので、みなさま、どうぞお見逃しなく!

「個の花」を咲かせる

ジョセフィーヌの木の花ファミリー滞在記 〜 序章

Individual Flowers – Konohana Family Introduction

わたしの木の花ファミリーへの初めての訪問は、たったの3日半でした。その時間で、わたしは木の花ファミリーの暮らしの概要を捉えることができると考えていました。しかし、ここではあまりにも多くの体験すべきことがあることにすぐに気づき、今回は6週間の時間を取って戻ってくることにしました。今回お見せする映像は、わたしが3月に初めて訪問した時のものです。紹介文は木の花ファミリーの自らの言葉を引用しています。

「木の花」という名は富士山の主神「コノハナサクヤヒメノミコト」に由来しています。木の花ファミリーは、血縁を超えた87名のメンバーとゲストを合わせて100名近い人々が一つの大家族として暮らす農的共同体です。木の花メンバーは、人々が互いにつながり、助け合い、自然や生きとし生けるものと調和して暮らしています。メンバーの一人一人が自らと真剣に向き合うことで、自我を越え、その結果それぞれの個性が美しく花開いていきます。「コノハナ」の「コノ」は日本語で「個人の」、「ハナ」は「花」を意味します。

子ども:もっと大きな花を見に来て!

ここでの花は、桜(人の命の美しさ)、梅(健康の美しさ)、そして桃(桃源郷の美しさ)を表します。ですから、みんなが個人の花を咲かせれば、それが全体としての大きな大樹の花となるのです。それは、すべてのいのちがつらなり、さらに大きないのち ―― 地球という惑星を構成する自然生態系の姿そのものです。

多くの人々は今、大地の上に立ち、自らの意志によって生きていると捉えているかもしれませんが、皆さんが大地だと思っているその場所は、地球という奇跡の星なのです。地球は秒速30㎞という速度で移動しながら、もっと大きな星と星との関係の中で役割を果たしながら、存在しています。そしてそれはさらに大きな宇宙の仕組みの中にあります。同じ様に、わたしたちはわたしたちの思考をはるかに超えた大いなる仕組みの元に生かされているのです。その現実に気づかない限り、わたしたちは本当の自らに出会うことはできません。それは、わたしたちを存在させている内なる私たちの意志でもあるのです。つまり、わたしたちはわたしたちを取り囲んでいる宇宙の意志によって役割を与えられ、生かされている。そして、それは私たちの内にある意思と同じなのです。その視点を持たない限り、私たちは自らのことを知らないものだということになります。生きることは、自らを知るためにあります。そして自らを知ることは、この世界の仕組みを知ることなのです。

21世紀は人類がそのことに目覚める時代です。木の花ファミリーメンバーの一人一人も、目的は、新たな時代のひな型となり、時代と共に変化しながら、常に天の意志を地上に表すことにあるのです。全ての人々が自らの内に眠っている神聖に目覚め、善意・愛・調和のネットワークが地球全体に広がりますように。

この先の数週間、木の花ファミリーの日々の暮らしの映像をシェアしていきます。ここでシェアされるコミュニティを基礎としたエコロジカルな暮らしが、みなさんにとって有用で、元気づける情報になるものになることを願っています。

 

これからどんな映像ができあがっていくのかは、神のみぞ知る!
これからどんな映像ができあがっていくのかは、神のみぞ知る!

 

 


日韓・地球会議 ~ 宇宙編

宇宙の法則と共に生きていく

7月26日から約1ヶ月間木の花ファミリーに滞在している韓国人のソミンちゃん、シャンリン、イエヨンちゃんとリンリン。滞在も残すところあと4日となった8月14日、皆は再びいさどんと話す機会を得ました。「日韓・地球会議」シリーズの最終編は、イエヨンちゃんからいさどんへの質問で始まりました。

左から、シャンリン、ひみこ、いさどん、イエヨン、ソミン
左から、シャンリン、ひみこ、いさどん、イエヨン、ソミン

イエヨンちゃん:
いさどんの本当の家族は何人ですか?

イエヨンちゃん
イエヨンちゃん

いさどん:
70億人だよ♪

イエヨン・ソミン・シャンリン:
あーあ(笑)!!

ソミンちゃん:
地球のすべての人がいさどんの家族で友達ですね♪

イエヨンちゃん:
でも、木の花ファミリーの家族以外だと何人が家族なの??

いさどん:
いさどんはね、心の家族を大切にしているから、血縁の家族でも心が遠い人は一緒に暮らしていないし、あまり大切だとは思っていない。心が通じていて、共に生きている人を大切にしているよ。でも厳密に言うと、人間は皆、家族だね。もっと言うと、生き物はすべて家族だね。それはなぜかと言うと、地球という家に皆で共同生活しているからだよ。そしてさらに言えば、宇宙空間を地球という乗り物に乗って皆で旅しているんだよ♪

ソミンちゃん:
いさどんに質問があります!宇宙はどのように創られたのですか?

いさどん:
困ったね(笑)・・・。その質問には答えられるけれど、少し複雑だよ♪
昔の人はね、地球が平面で、そのまわりを星が動いていると思っていたんだよ。

ソミンちゃん:
知っています!

いさどん:
それから、地面は平らだから、海の端まで行くと滝になって水が落ちていると昔の人は思っていたね。それで、地面の下には亀がいてね、亀が地面を支えていて、亀が動くと地震が起きると思われていたんだよ。

ソミンちゃん:
亀が地面を支えているところもあるし、ヘビが支えているところもありますよね!

いさどん:
ハッハッハ。よく知っているね(笑)!だけどね、今の人はそうは思わないでしょ?それと同じように、宇宙がこのようにできていると今わかっていることも、未来へ行ったら変わるんだよ。

それでね、宇宙がどのように創られたのかというと、宇宙ができて、それが続いて、壊れて、またできて・・・と繰り返しているんだよ。宇宙はね、そうやって繰り返しながらずっとつながっていくものなんだよ。それが今、言えることだね。

ソミンちゃん
ソミンちゃん

ソミンちゃん:
わたしたちが宇宙に生きながら、守っていく義務はありますか?

いさどん:
今、わたしたちは宇宙の中に生きているでしょ?この世界にあるものはすべて、宇宙の法の中にあるんだよ。宇宙の法はとても範囲が広いから、人間がすることはすべて、宇宙の法の中にある。そこには、正しいとか間違いはないんだよ。間違っていることは、その間違っていることを通して正しいことを理解するためにあるからね。正しい位置を決めると、間違いができる。だから、人によって「これは好きだ」とか「これは嫌いだ」とか、「これは正しい」とか「これは間違っている」という解釈がたくさんあるでしょ?このように、宇宙は幅の広い世界だから、いろいろな解釈ができる世界なんだよ。

さらに、宇宙は人間の世界だけの話ではないから、もっと広い仕組みもあるんだよ。だから、宇宙はとても幅が広く、いろいろなものの捉え方ができるということだね。それをどの位置で観て、どのように解釈するかは、一人ひとりの意識にかかっている。

たとえば今、人間が戦争をしたり、環境を汚染したりするでしょ?それも宇宙のルールの中にあることなんだよ。人間が他のいのちに迷惑をかけることをすることによって、その結果自分にとっても困ったことが起きるでしょ?そうやって人間は勉強するんだよ。多くの人たちは困ったことが起きて初めて、「自分がやったことがいけなかったんだ」と思って反省できるんだよ。でも、困ったことに出会ってから間違いだと気付くことは、あまり賢いことではないね。だから、痛い思いや辛い思いをしなくても、「自分がやっていることは自分にとって良くないな」とか「社会にとって良くないな」と気付いて、出来事が起きる前にそれを改めれば、自分も健康に生きられるし、社会も健康になる。そのほうがいいよね♪

わたしたち人間が生きているこの地球は自分の星であり、自分の体を生かすところでしょ?だから、それは自分のためでもあるよね。そして、皆が地球のルールを守っていけば、人間以外の生き物からも自分たちの存在を喜んでもらえるね。

でもね、それは守るべき義務ということではないんだよ。たとえば地球のいのちのルールがあるでしょ?そのいのちのルールは守るとか守らないというものではなく、そもそもそれを守らないとわたしたちは生きていけないんだよ。いのちのルールから外れると、病気になったりいろいろな問題事が発生するからね。だから、そのルールを感じて、そのルールのように生きていくと、この世界は安定して平和になるんだよ。

ソミンちゃん:
そうですね!次の質問ですが、宇宙で生きる人の義務は悟ることですか?

いさどん:
高い意識になるためにはまず、この世界の仕組みがどうなっているのかを知ることが大切だね。それから、地球環境や地球生命、そして人間社会が良くなっていくように働きかけることが大切なことだよ。でもそれも、「守らないといけない」ということではないんだよ。

それはなぜかと言うと、この世界はすべてルールでできているからだよ。それでルールから外れたことをすると、問題事が起きるようになっているからね。それも、ルールなんだよ。すべてルールの中にあるからね、「自分がこれを良くしよう!」と思う必要はないんだよね。そのルールを知って、どういうふうに生きていくと問題事が起きないかを学ぶことが大切なんだよ。

だから、そういった世界の仕組みを知って、世界のルールと合わせて生きていくと、この世界の出来事や世界を創っているものとの区別がなくなり、自分の立場だけで人は生きなくなる。それは、義務ということではなく、その人がたどり着いた意識のレベルのことだから、「悟らないといけない!」ということではないね。

ソミンちゃん:
宇宙の意志は神様の意志ですか?

いさどん:
そうだね。神様の意志と言ってもいいし、宇宙の法則と言ってもいいし、宇宙の意志はエネルギーだからね。いろいろなエネルギーの使い方によっていろいろな現象が生まれているのだから、それを神様の意志と呼びたい人はそう呼べばいいね。

ソミンちゃん:
すべて、自分の心次第ですね!

いさどん:
そうなんだよ。だから、心次第でとても辛い人生を生きる人もいるでしょ?それから、狭い心で毎日食べることだけに必死になって生きている人たちもいるよね。

そういった人たちの心もすべて含めて、この世界は宇宙の法則で流れているとも言える。神様によって動かされていると言ってもいいし、それからエネルギーがいろいろなところに発生し、そのエネルギーによって動いていると言ってもいい。どちらにしても、法則性があるんだよ。

シャンリン
シャンリン

シャンリン:
法則がないところはないの??

いさどん:
それはね、法則がないところも、法則の中にあるんだよ♪

ソミンちゃん:
いさどんが言っていることは、誰かによってこの世界が動いているのではなく、その法則によって世界が動いているということですよね。

いさどん:
そうだよ。だから、その法則を理解して、その法則と共にあることが大切なんだよ。それが、
神様の意志を生きることであり、宇宙を生きることだよ。

ソミンちゃん:
人がその法則を守っていないときに、戦争が起きるんですよね?

いさどん:
そうだね。でもね、戦争が起きるということは、戦争が起きるような心の持ち方をしている人たちが出会って、対立した結果、それが起きるんだよ。それはね、自分のことばかり考える人たちが増えていって対立すると、戦争になることを示している。だから、それも法則の中にあるんだよ。

ソミンちゃん:
戦争が起きることも結局、神様が「これをやってはいけないよ!」と教えるためにあるんですよね!

いさどん:
そうだね。だから、この世界に起きる出来事はとても幅が広いんだよ。それで解釈の仕方によって、物事が良いことになったり、悪いことになったりするんだよ。

ソミンちゃん:
神様は人間たちに教えるためにいろいろなことを与えているのだけど、人間たちは神様が教えようとすることをあまりわからずに、ずっとそのままでいますよね。

いさどん:
今はね、この宇宙の法則が人間に一番わからないときなんだよ。銀河系の中心からの光のかたまりが地球に一番届かないときだからね。光が少ない状態というのは、本当がわからない時代ということなんだよ。でもね、それは問題なのかというと、今一番わからないということはこれから良くなるばかりでしょ?だから、いさどんはそういうことを考えても、「何かをしなきゃ!」とは思わないんだよね。それはね、トキが進んで時代が動くと、自然に変わっていくものだからね。ただ、いさどんはそういったことを皆よりちょっと早くに気付いたから、それをまだわからない人たちのために、この生き方をしているんだよ。

ソミンちゃん:
では、わたしのようにわかろうとすることは良いことですか?

いさどん:
それは、学ぶ意欲があるということだよ。それはとても大事だね。わかろうとする気持ちが、いろいろなわからないことを知ることにつながるからね。

ソミンちゃん:
前回話したときにいさどんは、「僕の話はあなたにとって新しい話ではなく、あなたの心の中にすでに持っている話だから、それを思い出すことだよ」と言っていましたね。わたしは韓国に戻ったら、わたしの心の中に持っている話をもっともっと自分で思い出して、皆に伝えていきたいです!

 
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いさどん:
そうだね♪それはね、「こんなことを言ったら変に思われるんじゃないか」と思わず、どんどん皆に話していったらいいと思うよ。いさどんが若い頃はね、変わったことを言うと変な人だと思われたり、自分も変な人だと思われるのが嫌だから、皆に話さない時代だったんだよね。でも今は、そういうことを話すと、「そういう考えもあるんだね!」と皆が聞く時代になったんだよ。

ソミンちゃん:
いさどんが若い頃というのは、何歳のときにそういう話をしたのですか?

いさどん:
いさどんは皆のように、子どものときにはそういうことは言っていなかったね。だから、あなたたちは賢いし、とても進んでいるね。いさどんは30歳のときに、こういう話をするようになったんだよ。

ソミンちゃん:
何か病気が出たんですか??

いさどん:
ハッハッハ!変な心が出てきたんだよ(笑)。突然、普通の人とは違う考えが出てくるようになったんだよ。今、あなたたちと話しているとこれが普通だけど、一般社会からしたら、まだこれは変な話だからね。今の子どもたちでもこのような宇宙の話はせず、ポケモンGOのゲームをすることが良いことだと思っている人が多いからね。

ソミンちゃん:
いさどんは、自分の心を観ることがよくできていますね!

いさどん:
ありがとうございます(笑)♪

ソミンちゃん:
わたしもそうなりたいです!最後に、そのためのポイントがあれば教えてほしいです。

いさどん:
あなたは今のまま大きくなっていけば、そうなっていくよ♪そして、本を読んでそこから知識をたくさん得ようとせずに、今のような疑問を持ちながらいろいろな情報に出会うといいね。そして、その情報がどんなことなのかを考えていけば、しっかりと自分の心を観ることができるようになる。

今回、初めてソミンちゃん・イエヨンちゃんと出会ったけれど、とても良い出会いだったよ。あなたたちはまだ10歳と8歳だから、これからが楽しみだ!またいろいろなお話をしよう♪

ソミンちゃん・イエヨンちゃん・シャンリン:
1ヶ月間、ありがとうございました!

ソミンちゃん:
いさどん、今度はたくさん友達を連れてきますね♪

 

いってらっしゃい!また帰ってくるのを待ってるね♪
いってらっしゃい!また帰ってくるのを待ってるよ♪

 

 


日韓・地球会議 ~ 天の心編

「その心、日の本の国全体に説くがよい」

韓国人のソミンちゃん(10歳)・シャンリン(10歳)・イエヨンちゃん(8歳)は、再びいさどんと話す機会を得ました。シャンリンは生まれてから1年間木の花ファミリーで過ごし、その後もお母さんのリンリンと一緒に毎年木の花に帰ってきます。今回は、そんなシャンリンのいさどんへの質問から始まりました。

 
シャンリン:
いさどん、「このはなファミリー」の「このはな」ってどういう意味があるの?

いさどん:
「このはな」は木の花と書いてね、たくさん花が咲く木のことだよ。

シャンリン:
それはいさどんっていう大きな木に、わたしたちのような小さな花が咲くということでしょ(みんな、笑)!

いさどん:
ハッハッハ。そうではなくてね、日本で代表的な木の花は、桜の花だよ。桜の花はいっぺんにパッと美しく咲いて、パッと散るでしょ?富士山の神様は「木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」と言うのだけど、この神様の花は桜の花、あるいは梅の花と言われているね。木花咲耶姫命はいのちの美しさ、それから美しくパッと咲いたらパッと散っていく潔い心、そしてはかなさを表している。

梅の花は何を表していると思う?梅は健康のためにとても良いものでしょ?だから、梅の花は健康や長生きを表す花なんだよ。

もうひとつ、木の花の代表的なものは何か知っているかな?

シャンリン:
桃の花?

いさどん:
そう!桃の花だよ。桃の花は中国で言われる桃源郷の花でしょ?桃源郷はね、皆で暮らす理想郷のことだよ。それから、桃の実には不老長寿という意味があるんだよ。

それでね、「このはな」のことを「木の花」と書くでしょ?さらに、「このはな」の「こ」は個人の「個」でもあり、それは一人ひとりのことだよ。たとえば、木の花ファミリーの皆が一つ一つの花だとするでしょ?一人ひとりが人生の個の花を咲かせると、木の花ファミリーという大木にたくさんの花が咲き、桜や梅や桃のような美しい大輪の花となる、という意味があるんだよ。

いさどんたちは最初、木花咲耶姫命という神様のことは知らなかった。まだ富士山麓に住んでいなかった頃、1992年に初めて富士山の元旦の日の出を見に行ったんだよ。まだ日が出ていないときに、いさどんは富士山麓の牧草地を歩いていた。それで、まりちゃんがいさどんが歩いている写真を撮ったらね、後で写真を見てみると、歩いているいさどんの頭の上にいつも光がついていたんだよ。太陽が出ていたら、いさどんの頭に反射して光があってもわかるのだけど、まだ太陽が出ていないのに写真には光が写っていた。

その写真を観たいさどんは、「これは富士山の神様が、いさどんたちが富士山に来ることを歓迎しているのだ!」と感じたんだよ。それで、富士山麓へ移住するための相談をしに富士宮市役所に行ったとき、その近くにある浅間大社へ行った。そのときにそこにいた巫女さんに、「ここの神様はどなたですか?」と尋ねたら、「富士山の神様である木花咲耶姫命です」と教えてくれたんだよ。僕はそのとき木花咲耶姫命がどういう神様なのか知らなかったから、「どのような神様ですか?」と質問したら、パンフレットを渡してくれた。そこには「木花咲耶姫命はいのちの美しさ、潔さ、はかなさを表す神様です」と書いてあったんだよ。だからそれを見たいさどんは、「これが僕たちが目指す生き方だ」と思い、それからここの名前を「木の花農園」にしたんだよ。そして、ここにたくさん外国の人たちが訪れるようになり、後に「木の花ファミリー」になったんだよ。

シャンリン:
木の花ファミリーがここまで来ることを、いさどんは予想していなかったでしょ??

ソミンちゃん:
いさどんは賢いから、ここまで来ることを予想していて、最初からやったと思うよ!

いさどん:
ハッハッハ。いさどんはね、こういう生き方をすることが大切だとはわかっていたよ。

ソミンちゃん:
大切な生き方ですよね!

いさどん:
それでね、いさどんは40歳のときに初めて富士山に登り、富士山の頂上で「その心、日の本の国全体に説くがよい」と神様から言われたんだよ。「日の本の国」とは世界のことだよ。「その心を世界中に広めなさい」という言葉を神様から受けたから、富士山に来たんだよ。

シャンリン:
わたしも富士山の頂上に登って、神様の言葉をもらいたいな!

いさどん:
ハッハッハ。今度、一緒に登ろうね♪

ソミンちゃん:
わたしも一緒に行きたいです!

いさどん:
そうだね。いさどんは今まで11回頂上まで登ったよ。それで神様からの言葉を受けたいさどんは、「いつか、この生き方が世の中にとって大切になるときが来る。そのために富士山麓で世の中の見本となる生活を始めよう」と思ったんだよ。その心に共鳴した20人の仲間たちと一緒に、木の花ファミリーが始まったんだよ。

シャンリン:
誰がいさどんと一緒に来たの?

リンリン:
えいこばあちゃん、あいちゃん、のりちゃん、れいちゃん、まりちゃん、ちなっぴー、かずこちゃん、はるちゃん、じゅんじまん、やすえどん・・・

シャンリン:
ようこちゃん!

いさどん:
ようこちゃんは違うよ(笑)。

シャンリン:
そのときに一緒に来ていないのに、なぜようこちゃんはいさどんと一番仲良しなの(みんな、笑)??

いさどん:
ハッハッハ。それはね、ようこちゃんが9年前に木の花に来たときに、「わたしは心を学びたいので、そのためにはいさどんの近くでいろいろとお手伝いすることが一番学びになると思います」と皆の前で言って、それからいさどんの近くで一緒にお仕事をするようになったんだよ。

シャンリン:
ようこちゃんの心の勉強はもう終わったんじゃない?

いさどん:
心の勉強はずっ―と続くんだよ。神様までの道だからね。

シャンリン:
死ぬ前に神様のところに届くのかな?

いさどん:
死んでもまだ勉強しないといけないよ。(シャンリンの不満そうな顔を見て、みんなが笑う。)

シャンリン:
・・・じゃあ、いさどんは??

いさどん:
いさどんも勉強しているんだよ。宇宙はとても広くて複雑だからね。

それでね、いさどんはこの生き方が大切だということはわかっていた。そして、はじめに一緒に来た人たちも同じように思っていたから、一緒に来たんだよ。だけど、どのような生活になるのかは皆、まったくわからなかったね。わからないから、神様の言うとおりに生きてきたんだよ。そうすると、自分が思ってもいなかったような人との出会いや出来事があって、木の花ファミリーは今のようになった。それは想像はつかなかったけれど、大切な生き方だと思っていたことは、そのままこの形になったね。

ソミンちゃん:
次の質問をしてもいいですか?人はどこから来たのか、知りたいです!

いさどん:
人もね、自分がどういうふうになるのかは知らなかったと思うんだよ。今のような社会ができるなんて、想像もしなかったと思うんだよ。人は生まれてから、少しずつ地球上で経験を積み、そして死んでいくでしょ?そうすると、新しい人が生まれてきて、それを受け継ぐでしょ?そうやって順番に生きていくことによって、今の世界になった。それは、地上にいる人間たちが階段を上がるように進んできたようなものだよ。そして、一段ずつ上がるたびに、この世界や自分たちのことを理解していったね。でもね、上から観ている神様は、それをすべて知っていたのだといさどんは思うよ。

さて、人はどこから来たのか?人間の先祖は猿人といって、わたしたちは猿から人間になったんだよ。猿人は今から約400万年前に地球上に存在していた。その前は猿だった。その猿がある日突然、ものや火を使うことを覚えたんだよ!

想像してごらん。はじめに地球は熱い星でね、生き物はいなかった。それがだんだん冷えてくると、水蒸気が雨になって海ができた。その頃は火山の活動が活発だったから、火山が溶岩を噴き出したり、大陸のプレートがぶつかりあって盛り上がり、陸地ができたんだよ。それは今から約40億年前のことだよ。

そして、地球が変化していく状態を観ている存在がいた。それが神様だよ。皆は生まれる前はどこにいたのかな?

シャンリン:
「みこと」だったよ!

いさどん:
そう、魂だけでいたね。それは神様と同じ姿だよ。だからね、人間の元になる猿に魂が降りてくる前は、人間は神様たちと同じように天にいて、自分たちが降りていくための体ができるのを待っていた。宇宙空間で地球がだんだんできていくでしょ?それで海ができ、陸ができていった。

最初に地球上に降りてきた生命は、原始細胞というものだよ。それがいろいろな変化をしながら、海の中で魚になった。それが陸に上がってカエルのような両生類になった。それがヘビやトカゲのような爬虫類になって、その爬虫類から鳥類と哺乳類に分かれたんだよ。哺乳類の中から猿が出てきたでしょ?それで猿を見つけた天の神様たちは、「これはわたしたちがこれから降りていく受け皿に一番いいね!」と決めたんだよ。

それでね、「神」という字の「申」は干支でいう猿のことだよ。それで地球上でいのちが猿まで進化したら、それを上から観ていた神様は、「申」の体に神様の意志を「示」したんだよ。「神」は「神」という字の古い字だよ。だから、猿に神様が降りてきて、猿人というわたしたち人間の祖先になった。

猿人と猿はまったく違うよ。猿人は神様の知恵を与えられたから、道具を使ったり、火を使ったんだよ。

ソミンちゃん:
神様が入っていない猿は、猿のままなのかな?

いさどん:
そうだよ。神様が入っていない猿は猿のままで、チンパンジーやゴリラになったのだし、神様が入った猿は猿人となって、今の人間になった。人間になると知恵があるし、自分の願いを持つようになったでしょ?人間は能力が高いから、自分の願いを叶えることができるようになったんだよね。はじめの頃の人間は、生きることがたいへんだったから、皆で助け合って暮らしていた。でも、人間がどんどん賢くなって、いろいろなものを作り、発見することによって進歩すると、人間はわがままを言ったり嘘をつくようになって、欲深になり、他人のものを奪ったり争うようになったんだよね。

ソミンちゃん:
欲張りになったからこそ、人と人の差ができたね。

いさどん:
そうなんだよ!元々はすべて、自然という仕組みの中でいろいろないのちとつながって生きていたでしょ。だから、最初の頃は人間だけにとって都合の良い世界ではなかったのだけど、人間がどんどん自分たちだけのことを考えたから、人工の世界という自然を破壊するような世界ができたんだよ。大昔の人たちは天気を感じたり、作物や動物と話したりしながら、自然と共に生きていた。それは、神様と共に生きていたということだよ。その頃の人間には「自然に生かされている」「いのちをいただいている」という心があった。ところが、今の人間たちは自分の力で生きているね。「自分は誰にも助けられていない」と思っているんだよ。それで、神様の存在を忘れてしまったね。

でも、太陽の光も、土も、水も、空気も、風も、自然は誰にでも平等に与えてくれるでしょ?皆が生きているのは地球が自転し公転して、太陽が宇宙を旅しているからだよ。だから、この世界に時間が生まれ、いのちが生まれ、わたしたちは毎日を生きられている。

いさどんはそういったことに気付いたから、「自然に生かされていることに感謝して生きよう」と思ったんだよ。そのためには自分のわがままを優先せず、心を綺麗にして、世のため人のために生きることを一番の大事として、これまで歩んできた。

今の世の中の人々はそういったことを忘れ、自分のわがままばかりで生きるようになったから、地球上が問題事だらけで生き辛い世界になったね。だから今、木の花の生き方はとても大切になったね。

ソミンちゃん:
人間の本当は、馬鹿な悪い心なのかな?それとも、他のものがある??

いさどん:
今の世の中を観ると、人間の行いは本当に愚かで、自分にとって問題となることを良いことだと思ってやっているんだよ。でも、元々人間は神様から分かれ、一人ひとりを形作るようになったのだから、元々はそういった高い心を持っている存在なんだよ。

それでね、人間は悪いことをして嫌な思いをしたり病気になって、勉強するでしょ?そうやって尊い者になっていくんだよ。でも、そんな辛い思いをしたり病気にならなくても、先に「なぜこうなるのだろう?」と気付いて、自分の姿勢を変えていくことが大切だね。それを「心を磨く」と言うんだよ。だから、木の花ファミリーでは心磨きを一番大切にしているんだよ。そうすれば、辛い思いをしなくても、どんどん美しい心になって、世の中も良くなるんだよ。

ソミンちゃん:
それを知らなかったら、自分で自分を傷つけていくことになるね。

いさどん:
そうだね、そういう人は同じ問題事を繰り返すことになるんだよ。何か困ったことが起きると他人のせいにしたり、社会のせいにして、ほとんどの人たちは自分のことを振り返りたがらない。だから、自分のことはそのままにして、まわりを変えようとするでしょ?でも、自分が出会うことはすべて、自分がそれに出会うように生きてきた結果なんだよ。

ソミンちゃん:
そういう人は馬鹿だね!

いさどん:
それはね、一生懸命生きているのだけど、その一生懸命が良いことにならないんだよ。たとえばね、この世界には流れや法則があって、その仕組みの中で星と星が動いたり、時間が過去から未来へと流れていく。ところがそういったことを知らず、自分の考えばかりで生きていくと、どんなに一生懸命生きても、問題が起きるようになっているんだよ。

あなたは今からそういったことがわかるのだから、将来、皆にそういった仕組みを教えてあげられるね。

ソミンちゃん:
わたしは自分のどこが問題なのかをわかっているような気がします。

いさどん:
ハッハッハ。でも、普通の人はわからないね。自分にとって困ったことが起きても、自分がかわいそうだと思うだけで、自分のどこに問題があるのかを考えないからね。人間たちが皆、自分を振り返って、心を美しくしていけば、世の中は自動的に美しい世界になるでしょ?それなのに今は皆、心を振り返らないで、お金を持つことによって豊かになろうとしたり、政治家に豊かな経済を求めたり、「自分の生活が良くならないのは社会が悪いからだ!」と言って、他人のせいにするんだよ。

ソミンちゃん:
そうすると、リーダーは危険を背負うことになりますね。

いさどん:
世の中がまだ優れた社会になっていないときに大事を生きることは、社会からはなかなか理解されないからね。そういった意味では、リーダーはその危険を冒さないといけないね。でもね、人々がそれをわからなくても、そういう時代が来る予感はあるでしょ?たとえば、木の花のようなところだったら、この生き方の先に何があるのかはわからないけれど、大切であることは皆知っているから、この生き方をやれるね。

仏教では「悟り」を目指すでしょ?それは差ができないように、人と自分を区別しないということだよ。すべてのいのちを大切にしなければいけないし、自分を大切にするくらい他人も大切にしないといけない。だから自分のためだけではなく、世の中のために生きなさい、と教えている。それが優れた人の生き方だよ。

ソミンちゃん:
普通の人が優れた人になるためには宗教が必要ですか?それとも自分で頑張って勉強したら、優れた人になれますか?

いさどん:
それは、「どうしたらそうなるのか?」という話でしょ?つまり、自分の力でそれを得ていこうとする考え方だね。今まで6500年くらいは、人間が科学やテクノロジーを発達させ、人と競争し、自分だけが豊かになろうとした時代だった。でも、宇宙的にはそのピークが今から3年半前の2012年12月21日に来て、その時代は終わったんだよ。宗教でも、今までは人を正しく導くと言いながら、ご利益をうたい、「ここに入会すれば幸せになれますよ」「お金持ちになれますよ」と言って、人をたくさん集め、自分のところの教えが正しくて他の教えが間違っているといって争ってきた時代だった。そうやって組織ができて、信者と教祖様という差ができたんだよね。それはちっとも良いことではなかったよ。宗教の側は組織を守り大きくすることと、信者からお金をまきあげることばかり考えるし、信者は自分が得することを願うばかりだった。そうやって、美しい心をつくるはずの場所が、とても見苦しい人間をつくってきたんだよ。

ソミンちゃん:
木の花の子どもと大人全員が友達のように生きている理由がわかった気がするよ!

いさどん:
そうだね。子どもは未来を生きていく人たちでしょ?未来は今より進んだ社会だから、魂としては子どもの魂のほうが高いんだよ。だから、ここの大人たちは子どもを仲間として接しているんだよ。

ソミンちゃん:
小さな大人だね!

いさどん:
人間には魂の年齢と肉体の年齢というものがあってね、肉体の年齢は今回地球上に生まれてきてからの年数のことだよね。魂の年齢はそこでは見えない。その人がどういう考え方を持っていて、どのように生きるのかによって、魂の年齢はわかるんだよ。でもね、古ければいいということでもないんだよ。できたらね、高くて広い意識を持っている人になることが大切だよ。だから皆、世界の天教山だと言われている富士山の頂上へ行きたがるんだよ。それは、天に近くなることを魂は知っているからだよ。

ソミンちゃん:
わたしの学校の友達にも、いさどんの心を伝えていきますね!

いさどん:
そうだね。あなたが皆に伝えたいと思うのならば、それがあなたの価値だから、伝えられるといいね。

今、いさどんは皆の質問に答えているでしょ?それは、皆の知りたいことにいさどんが答えているのだけど、逆にいさどんが知っているもっとたくさんの情報があるんだよ。でもそれは、新しい話ではなく、あなたの心の中に今まで持っていた話を思い出すことなんだよ。だから、「そうだね!」「そうだね!」という話になるんだよ♪

そうすると、まわりの人たちがそういったことを理解しなくても、生きることに自信がつく。韓国の人たちでも、一般の人は本当に大切なことはまだわかっていないからね。世界中の人たちでもまだわかっていない人が多いね。だから、そのことが大切だとわかった人は、皆がわからなくてもやっていかないといけない。これはとても大事なことだね。その大切がわかっていると強い意志を持てるから、それがやりきれる。そして、皆が皆のために、地球のために生きる世の中にしていこう。

ソミンちゃん:
そうなったら、世界は平和になるね!

いさどん:
そうだよ。それは平和なだけではなく、本当の意味で豊かな世界になるね。そこではお金はもっと少なくていいし、ものも不要なものがなくなって環境も悪くならないし、そういう意味でとてもシンプルで豊かな世界ができる。

ソミンちゃん:
わたしから観たら、いさどんはわたしが今まで出会ってきた人の中で、一番大きな星に観えるのだけど、この宇宙の中ではいさどんはその一部にしか観えないんだ。

いさどん:
そうだね。これは人類の物語だからね。その人類の物語は、宇宙の物語だよ。今回、あなたは初めてここへ来たけれど、これはこれからずっと一緒に活動していくための始まりだ。またお話ししよう♪

ソミンちゃん:
はい!今日はどうもありがとうございました♪

――

 
こうして、富士山の麓から韓国へ向けて、天の心が広まっていくのでした。天の物語はつ・づ・く―――。

 


日韓・地球会議 ~ 平和編

一人ひとりが自分のみこと(命・神)を育てていく時代

思いがけず韓国人のソミンちゃん(10歳)がいさどんと話す機会を得て以来、ソミンちゃんはいさどんに質問する内容をたくさん考えていました。それから1週間後の8月7日、ソミンちゃんは再びいさどんと話す機会を得ました。その場には韓国人のシャンリン(10歳)とイエヨンちゃん(8歳)、それから、ひみこ(8歳)とみこと(11歳)もいました。

*写真は8月9日にみんなで一緒に川遊びに行った時のものです。

 

ソミンちゃん:
昨日は広島に原爆が落ちてから71年が経った日だったね。原爆の原因は日本とアメリカが戦争をしたからだと聞いたけれど、日本とアメリカはなぜ戦争をしたの?

いさどん:
人は自分が得することを考えるでしょ?昔の人たちも、国が他の国を侵略して、自分たちが得することばかり考えていたんだよ。たとえば、アメリカやイギリス、フランス、ポルトガルといったヨーロッパの国は世界中を植民地にしていた。100年くらい前、日本もそういったヨーロッパの国と同じように、韓国や台湾を植民地にしていたんだよ。

シャンリン:
え~!!

いさどん:
それはね、軍隊という戦争をする力が強い国が、外国を自分の植民地にしていたんだよ。日本が外国を植民地にしようとしたときに、他の国たちは日本にそうさせないようにしたでしょ?それで戦争が始まった。どちらも、自分が正しいと言ってね。でも、たとえばお友達とケンカするときでも、ケンカをする両方が悪いよね。

原爆が日本に落ちた理由としてはいろいろな考え方があって、アメリカは「このまま戦争を続けていくと、もっとたくさんのアメリカ兵や日本人が死ぬから、新型爆弾で戦争を終わらせようとした」と言う。しかしあの頃は、世界中が新しい爆弾や兵器を開発しようと競争していて、アメリカがそれを一番最初に成功した。それで作ったからには、どのくらいの威力があるのかを試してみたかったんだよ。

いさどんは広島の原爆資料館に行ったことがあるよ。だいたい半径2kmくらいの丸い円の中は、ほとんどの建物がなくなった。原爆はたくさん人が住んでいる都市の上に落ちたんだよ。

ソミンちゃん:
原爆は重い?それとも軽い?

いさどん:
広島に落とされた原子爆弾は長さ約3m、重さ約4トンと言われているね。今はもっと小型化しているよ。

ソミンちゃん:
日本が間違ったから、原爆が落とされたと思うけれど、アメリカも間違ったことをしたと思うよ!

いさどん:
アメリカは原爆を落として戦争に勝ったんだよね。戦争をして勝ったほうは、正しいとされる。それでアメリカはその後もずっと、「自分は正しい」と主張して、戦争を続けているでしょ?ある意味、負けたほうがもう戦争をしなくていいから、良かったとも言えるよね(みんな、笑)。

いさどんは原爆資料館へ行ってみて、原爆が意外とコンパクトに狭い範囲を集中的に破壊する爆弾だと思ったのだけど、どのような理由があったとしても、あのような破壊力があるものを人がいる上に落としてはいけないと思ったよ。

爆弾を下で爆発させると、地面の表面にしか広がらないでしょ?だから、上空600mのところで爆発させると、その威力が空中の広い範囲に広がるから、上空で爆発させたんだよ。

ところで、原爆の仕組みは原発の仕組みとそれほど違わないことを皆は知っていたかな?どちらも核融合という技術を使って爆発させるんだよ。それで、原子爆弾の元の仕組みがどこにあるか、知っているかな?毎日、原子爆弾が破裂しているところがあるんだよ!それは地球上ではありません。それは宇宙にあります。

みこと:
太陽!

いさどん:
そう!太陽です。太陽は水素という物質が核融合することによってヘリウムに変わっていくという仕組みで、ずーっと光を放ち続けているんだよ。だから、原子爆弾は恐ろしいと言うけれど、その無限に大きなものが太陽なんだよ。

太陽はいのちの元でしょ?みこと(命)の元だよ。わたしたちは皆、核融合の子どもなんだよ。地球は、核融合という技術を太陽からもらい、神様がみこと(命)として降りてきた姿で生きる世界なんだよ。ところが、その最も大切な技術を人間が自分たちにとって都合良く、小さなスケールにして使うようになったものが原子爆弾なんだよ!その目的はいっぺんにたくさんの人を殺すことだ。

元々、神様は地球上にこれほど豊かないのちの世界、みこと(神)の世界を創ろうとした。そのような星は宇宙にここしかないんだよ!それなのに、人間が皆平等で平和な世界を生きるように創られたその仕組みを人間が科学して、「こういうふうに使ったらこんなにエネルギーが得られるぞ!」と言って、戦争でいのちを殺すために、その仕組みを利用したんだよ。だから、人間の心は曲がっているね。

そんな原爆はないほうがいいよね?でも、人を殺すナイフや銃ならたくさんあってもいいのかといったら、そうは言えない。人間が「自分さえ良ければいい」と思って、人を傷つける存在であることが問題なんだよ。

ソミンちゃん:
でもね、生きていて1回も他人を苦しめていない人はいないでしょ?

シャンリン:
いさどんは1回も他人を苦しめていないんじゃない??

いさどん:
ハッハッハ。苦しめる人がいるとしたら、苦しむ人がいるわけだよね?苦しめることも悪いけど、自分で苦しむような人生を歩む人もいるんだよ。だから、苦しめることもいけないけれど、わざわざそういう人生を選ぶ人も良くないね。そこを考えないといけない。

ソミンちゃん:
苦しむ人はなぜいけないの?

いさどん:
たとえば病気で苦しむとするでしょ?病気になるということは、運が悪くて病気になったのだろうか?

ソミンちゃん:
体の免疫力が落ちたから、病気になったんじゃないかな?

いさどん:
そう、そのように病気になる理由があるんだよ。病気になるように毎日を生きていることが原因で、人は病気になることが多い。たとえばね、国が戦争をするでしょ?そうすると、そこで暮らしている国民が戦争にまきこまれる。何も悪いことをしていないのに、戦争にまきこまれて死んでしまう人もいるよね。そのときに、「なぜ自分はこの国の人に生まれてきたのだろう?」と深く考える必要があるんだよ。

人はね、「自分は悪くない」と思いたいんだよね。生きているといろいろなことに出会うけど、皆、出会うことにふさわしい生き方をしているんだよ。だから、辛いことやいろいろなことに出会ったときに、相手に問題があると観ることが必要なときもあるけれど、その前に自分のどこに問題があったのかを観る必要があるね。

ソミンちゃん:
だから、原爆を落としたアメリカも反省する必要があるし、原爆を落とされた日本も反省する必要があるね。

いさどん:
そうだね。だから、日本は原爆を落とされたかわいそうな国ではないんだよ。日本もあのような愚かな戦争をしたのだから。「なぜ原爆が落ちたのか?」と考えたら、そのようなものを落とされるまでの戦争をしたのだから、日本人もたくさん反省しないといけない。

今、世界中の人々が自分のことばかり考えているでしょ?だから、人間は皆、反省する必要があるね。これからは、皆で分け合って助け合いながら暮らしていく時代だからね。

シャンリン:
わたしだったら、運が良いから原爆が落とされても死なないと思うよ!

いさどん:
ハッハッハ!シャンリンは運が良いから死なないかもしれないね(笑)。あなたはまだ10歳だけど、自分の魂のことをわかっているんだね。

でも、韓国は北朝鮮のことがあるから、いつ戦争があるかわからない状態だね。

みこと:
戦争が起きたら、木の花に来ればいいよ!

ソミンちゃん:
今、アメリカと日本はお互いに自己反省をしているのかな?

いさどん:
まったくしていないね。

ソミンちゃん:
相手のことを責めているの?

いさどん:
日本はアメリカに負けて、それでアメリカと仲良くなって、今は戦争で戦うよりも、お金もうけで競争しているね(みんな、笑)。

ひみこ:
いさどんに質問があるよ!なぜジャンヌダルクは戦争をしたのかな?

いさどん:
ジャンヌダルクは今から600年くらい前の人だよ。神のメッセージを受けたとしてフランス軍について、イギリスと戦った。ジャンヌダルクは戦争をリードした人だから、あまり良くないね。

ひみこ:
そうだね!

いさどん:
ひみこはなぜジャンヌダルクに興味があるのかな?

ひみこ:
ジャンヌダルクの本を読んだから!ひみこは少し泣き虫だからね、ジャンヌダルクやアンネフランクの本を読んでいて、戦争のところを見たら涙が出てきてね。ジャンヌダルクが火あぶりになったときも涙が出て、アンネフランクが死んだときも涙が出たよ。

いさどん:
この間、神話の話をしたでしょ?神話は、そのときの権力を持っている人たちに都合の良いように作られると言ったよね?だから、ジャンヌダルクの物語もアンネフランクの物語も、後の政府や人々にとって都合が良いように作られたものなんだよ。だからね、本に書いてあることがすべて本当だと思うと、結構違うことがあるんだよ。

シャンリン:
ギリシャ・ローマの神話もあるでしょ?それは話にならないから、偽物だと思っているよ!

いさどん:
ハッハッハ。そうなんだよ。

ひみこ:
え~!!どんなことが違うの??

シャンリン:
神様が雷を打ったり、愛のキューピッド(ローマ神話の恋愛の神)によって人が恋に落ちるとか、そういう話はすべて嘘だと思うよ(みんな、笑)!

いさどん:
物語としては面白いけどね(笑)。

ソミンちゃん:
次の質問をしてもいいですか?

いさどん:
どうぞ♪

ソミンちゃん:
わたしは歴史が好きなのだけど、歴史から昔の人のことを学ぶことは今の人にとって役に立つのかな?

いさどん:
それはね、ここでいさどんが皆に伝えている歴史の読み方がわかるといいのだけど、今までの歴史は戦争をしたりいろいろなことがあって紡がれてきたね。ものが豊かになって、便利な世の中になることも、競争の中で行われてきた。それに、今のいろいろな技術は、戦争のための軍事技術から生まれてきたんだよ。

たとえば、お医者さんは大切な職業だと思うけれど、お金を目的にお医者さんになった人たちは病気がなくなった社会ではお金持ちになれないから、お医者さんにはならないよね。多くの人たちが一生懸命勉強するのは、世の中を良くするためではなく、自分がお金持ちになるためだよ。そして、豊かな国はどんどん豊かになっていくし、貧しい国はどんどん貧しくなっていく。お金持ちになる人はどんどんお金持ちになって、貧乏な人はずっと貧乏で人生を終わっていくね。そういった社会を創っていく人とは、どういう人たちだろうね。

さっきの神話の話でも、英雄の話でも、その人たちは本当に良いことをしたのかといったら、結局人や国を支配し、戦争に勝つことが良いことだと言っていることになるんだよ。だから、今までは表面的には良いことのように見えても、世の中を悪くしてきた時代だった。

たとえば一番わかりやすい例として、宗教があるでしょ?宗教の本当の目的は、人々が正しい心を学び、平和な世の中を創ることなのだけど、今は自分たちの教えの違いによって宗教が争いの元になっている。そういった意味では、自分が良いと思ってやってきたことが世の中を悪くしてきたんだよ。それはなぜかというと、「自分は正しくて他人は間違っている」と考えるからだね。

それでね、今から約3年半前の2012年12月21日というトキを境にして、地球上の価値が変わったんだよ。だから今は、世界中の国のリーダーたちが隠れて悪いことをしてきたこと、特にアメリカが世界を支配するために影でたくさん悪いことをしてきたことがどんどん出てくるようになった。このように、自分にとって都合の良いことを内緒でたくさんしてきた人たちがいたんだよ。

それで、その2012年のトキを境にして、時代は隠されてきた本当がわかるような時代になった。だからね、今までは悪いことをしても、良い人のように見えていたのだけど、これからは本当に世の中を良くする人たちが現れるようになる。

シャンリン:
リンカーンはそういう人だったと思うよ!

いさどん:
ハッハッハ!リンカーンはどうかな~?シャンリンはそういう本を読むからだね。シャンリンがもっと大きくなったら、リンカーンが本当に良い人かどうかという話をいさどんとするとわかるかもしれないね。

なぜなら、アメリカという国は奴隷をアフリカから連れて来て栄えた国でしょ?あまりにもひどい国だから、リンカーンが奴隷制度に反対したのだけど、なぜリンカーンが奴隷制度に反対したのか、わかるかな?それは、南部のほうの畑で働く労働者が必要だったから、奴隷が連れて来られたんだよね。でも、北部の工業化された都市で働く人たちには奴隷がいらなかったから、リンカーンが反対しただけで、もしそれが逆になっていたら、リンカーンはそうは言わなかったかもしれないよ。彼が南北戦争で勝った側の人で、大統領だったから、本には立派に書いてあるんだよ(笑)。

ソミンちゃん:
リンカーンの後の大統領たちが奴隷たちにもっと良い法律をつくってあげたらいいとわたしは思うよ!

いさどん:
そうだね、でもそれはもう過ぎてしまったことだからね。リンカーンが「人民の人民による人民のための政治」と演説したことで、民主主義ができたでしょ?でもね、その民主主義が今、とても暴走し、人々は個人のお金もうけのために欲を膨らませてしまい、環境は破壊するし、お金持ちになることだけが良いという世の中ができてしまったじゃない?

だから、一人ひとりが「良い世の中とはどういうことなのかな?」「自分がやっていることは本当に良いことなのかな?」と振り返ることが大切だよ。今、多くの人間たちは、自分が間違っていても自分が悪いと認めたくないんだよ。だから、世の中が良くならないね。

10歳くらいでこのような話ができるあなたたちは、これから先、良い世の中を創ると思うよ♪だから、いさどんと一緒に良い世の中を創ろうね!

シャンリン:
どんな大統領なら、良い大統領なのかな?

いさどん:
たとえば民主主義のように選挙で選ばれる政治家や大統領は、まず自分が選ばれないといけないでしょ?そうすると、政策が正しいとか正しくないということではなく、同じような考えの人々がたくさん集まりその人が多数決で勝てば、代表になる。だから、民主主義は良い政治をするとは限らないんだよ。それから、民主主義の代表はある意味、いつも国民のご機嫌を取らないといけないでしょ?世論調査の支持率をいつも気にしていないといけない。だから、本当に良い国を創ることが民主主義の社会とは限らないし、民主主義の国の大統領や総理大臣が良い政治家とは限らないことがわかってきたね。

ソミンちゃん:
韓国には大統領がいるでしょ?日本には総理大臣がいるでしょ?イギリスには女王がいるでしょ?

いさどん:
日本にも天皇陛下がいるね。天皇陛下がいるから、日本もイギリスと同じで、首相がいるシステムになっているんだよ。

ソミンちゃん:
それで平均的に観たときに、どのシステムが一番良いのかな?

いさどん:
いさどんはね、今、地球上にある民主主義や共産主義といった制度はすべて、変わるときが来ていると思っているよ。

ソミンちゃん:
それはどのように変わるのかな?

いさどん:
一人ひとりがこの世界や地球、そして自らの行いに責任を持つ生き方をしないといけないといさどんは思うんだよ。たとえば政治家や国に対して、自分にとって都合の良いことをやってほしいと願うのではなく、自分が何をしたら世の中が良くなるのかを考え、一人ひとりが責任を持って生きる社会が来なければいけない。

あなたと話していると、あなたはそういうことがわかっていると思うよ♪

ひみこ:
いさどんに質問があるよ!総理大臣になるには何をすればいいの?

いさどん:
国民が喜ぶようなことばかりすればいいんだよ。

ひみこ:
たとえば?

いさどん:
皆にたくさんお金をあげたりね(みんな、笑)。その代わり、そんな総理大臣が現れたら、国はすぐにつぶれてしまうけどね(笑)。

シャンリン:
もしわたしが大統領になったらね、ルイ14世みたいにお金をたくさん使うのではなく、漫画の本だけ買って、あとは皆にあげるよ!あと、自分の好きな動物をたくさん育てて、動物と一緒に暮らす幸せな生き方をしたい!シャンリンは動物が好きなの!

いさどん:
ハッハッハ。それなら動物王国をつくったらいいね♪でも、人間にとって都合の良い動物王国を創るのではなく、地球は元々いのちの星だから、動物王国なんだよ。だから、人間が他の動物たちのことを考えて生きれば、動物たちが喜ぶ地球になるよ。あとは、シャンリンみたいな人を皆が大統領に選んでくれるかどうかだね(笑)。

ソミンちゃん:
もしわたしが大統領になったらね、素朴に生きて、自分と家族が自分を振り返る生き方をして、政治家の人たちが悪いことをするのをすべて防いでいけばいいと思うよ。

いさどん:
そのためにはね、国民がそういったことを大切だと思うと、あなたのような人を大統領に選ぶんだよ。民主主義というのは、国民がどのような国を創りたいのかにかかっているのだから、国民一人ひとりが正しい人にならなければ、良い世の中にはならないんだよ。

だからいさどんは、「一人ひとりが自分と向き合って、心を綺麗にしましょう」と皆に伝えているんだよ。

ソミンちゃん:
質素に生きる大統領が選ばれるためには、質素に生きることを大切だと考える人たちがいないとダメだから、そういったことを教えてくれる教育者が必要だね!

いさどん:
そうだね、そういう人はひとりでも、皆のことを考える人だよ。皆が自分のことばかり考えて、「自分にとって良い世の中を創ってほしい」と想うと、自分のことばかり考える大統領が選ばれるんだよ。本当はね、世の中のことや地球のことを考え、「皆が仲良く、嘘のない平和な世の中を創りましょう。貧富の差をなくして平等な世の中にしましょう」と言う人が現れ、それを皆が「そうだね!」と言う世の中にしないといけない。

そのためには、一人ひとりが世の中のことや地球のこと、そして自分がどのように生きたらいいのかを考えられる人になることだよ。

みことというのは、いのちのことだからね。神社へ行って神様と対話するのと同じように、地球上にあるいのちはすべて神様であり、それは神様との対話なんだよ。そうやっていろいろないのちと対話しながら、心を通わせ、自分のみこと(命・神)を育てていくことが大切なんだよ。これからは、一人ひとりがそういったことをやっていく時代だよ。

ソミンちゃん:
では韓国に帰ったら、学校の友達にそういったことを教えてあげます!

いさどん:
それは良いことだね♪そして、それがなぜ大切なのかを広い意味で伝えられるといいね。広い意味というのは、たとえば「地球的にはこういうことだよ」とか、「あなたは特別なお金持ちにはならないかもしれないけど、その代わり皆が平等で平和な世の中を創ることになるよ」と伝えることだ。そういった本当の意味での良いことを、皆に伝えてあげることが大切だね。それは、あなたたちがこれからしていくことだ。そのために、またいろいろお話しして、その作戦を一緒に考えよう♪

ソミンちゃん:
もっとたくさん、いさどんとお話しできたらいいな♪

いさどん:
また話す時間を持とうね。

シャンリン:
明日、明日!

いさどん:
それなら毎日だ(笑)。明日は子どもミーティングで今日した話を皆に発表したらいいよ♪

ソミンちゃん:
はい!

――

そして、早速ソミンちゃんは翌日の子どもミーティングでいさどんとの話を皆に発表し、「わたしが『誠実で嘘をつかず、人のためによく働く人がリーダーになったらいいと思う』といさどんに言ったら、いさどんは『そういった人をリーダーに選ぶためには、人々がその意識になって、そういった人を選ぶようにならないとダメだよ。だから、まずは人々の意識を上げることが大切だね』と言いました。だから、わたしは人々の意識を上げるために教育者になりたいです」と報告しました。

ソミンちゃん曰く、「今度は韓国からお友達をたくさん木の花ファミリーに連れて来たいな!『木の花ファミリーに行ったら最高に賢いいさどんという人がいるから、その人とお話ししに行こうよ!』と言って、皆を誘うんだ♪」