さあ、今年も洗車隊の集合です!

毎年恒例、年末の風物詩といえば、子どもたちの洗車隊!今年は中2のすさをリーダーに、小6のにちわ、小5のはく、小4のりゅうと、そして小2のしょうまるの5人が集合。ひろっち、さのっち、よしどん、けんたくんも一緒に、晴れ渡る青空のもと、洗車がスタートしました。そして、しばらくすると受験生のやまととしょうたも勉強の合間に手伝いにやってきました。子どもたちの笑い声とともに、大にぎわいの「ひまわり」の駐車場。でも、最後までおとなたちと一緒に洗車をしていたのは。。。やっぱりリーダーのすさでした!

まずは、6台の軽トラを一列にならべて洗車スタートです!
「手が凍るよ~!!」地面に氷が張るほどの寒さの中で、一生懸命に洗車するりゅうと(左)としょうまる(右)。
車内に掃除機をかけるのは、はくとすさの担当です。黙々と作業をしているはく(写真)。
そして、いつも一番にぎやかなのは。。。そう、にちわです!「見て!虹が出来たよ~!洗車って楽しいね~!!」子どもたちのおかげで車がぴっかぴかになりました。どうもありがとう!!

新春会談「開花の年を迎えて」

2010年は「変革の年」ということで、ファミリーはたくさんの新しい出会いに恵まれました。中でも、一年のラストスパートに入った11月に「幸福会ヤマギシ会」と「テネモス国際環境研究所」のみなさんと出会ったことは、本当に大きなことでした。

世界でも屈指の農的共同体として50年以上の実績を持つヤマギシ会のみなさんとは「一体=ワンネス」を目指す同志として、また新エネルギーや新技術を開発されてきたテネモスの方々は「自然に沿ったあり方」を実践する仲間として、出会ってわずかな期間にも関わらず、今後共に活動していけることをファミリーの皆で楽しみにしています。

そんなヤマギシ会の「よりどん」こと北大路順信さん、テネモス理事長の飯島秀行さん、ヤマギシ会の元村人であり、たんじゅん農法(炭素循環農法)の研究実践者である「しろちゃん」こと城雄二さんとファミリーの「いさどん」こと古田偉佐美による新春会談を、来る年の1月18日にファミリーで開催します。

「変革の年」に続く2011年は、いよいよ「開花の年」。ファミリーのメンバーの「面白そう!」という想いから発案され、皆さんの快諾をいただいて企画されたこのスペシャル会談で、どんな未来が花開いていくのかが見えてきそうです。

皆さんも、その現場を最前線で目撃してみませんか?どんな話が飛び出すのか、乞うご期待!

◆ 日時:2011年1月18日(火)
12:00~17:00 (開場 11:30)

◆ 会場:木の花ファミリー おひさまハウスひまわり
419-0302 静岡県富士宮市猫沢238-1
TEL:0544-66-0250 FAX:0544-66-0810

◆ 参加費:1,500円(昼食代を含む)
※ 当日、会場でお支払いください。
※ 前後のご宿泊も可能です。必ず事前にお問い合わせください。

◆ 申込み:こちらのフォームをご利用ください。

◆ スケジュール:

11:30 開場
12:00 昼食(ファミリー特製の菜食ランチ)
13:15 パネルディスカッション
パネリスト:飯島秀行、北大路順信、城雄二、古田偉佐美
15:00 休憩(15分間)
15:15 交流会
ファシリテーター:内田達也
17:00 終了(予定)

◆ パネリスト紹介(五十音順)

☆ 飯島 秀行(いいじま ひでゆき)
一般財団法人テネモス国際環境研究会理事長。株式会社テネモスネット代表取締役。フリーエネルギー研究家。
1993年に原理伝達者に出会い、ボリビアでの世界的な農業プロジェクトに参加。実践体験により自然法則を体得。当たり前の世界の実現、教科書の書き換えという目的を持っている。

☆ 北大路 順信(きたおおじ よりのぶ)
1952年東京都生まれ、58歳。
15歳でヤマギシ会の特別講習研鑽会を受講。18歳でヤマギシ会に村民として参画。
以後、ヤマギシ会の春日山実顕地にて養鶏や野菜作りなどに携わりながら、現在に至る。

☆ 城 雄二(しろ ゆうじ)
1941年東京生まれ、広島育ち。69歳。
仕事は、物質の性質の研究と、子どもたちに科学を学ぶ楽しさを伝える研究。
36歳から51歳までヤマギシ会に会員としてかかわる。
51歳で仕事を辞め、ヤマギシ会に村民として参画。55歳で村を出る。
56歳、韓国自然農法の趙漢珪さんに出会い実践。
57歳、カタカムナに出会う。
65歳、自己・人間・生命の正體を解明した方に出会う。
68歳、たんじゅん農法・心は光のHPに出会って実践。
69歳、木の花に出会う。
現在、静岡県掛川市在住。たんじゅん農法を研究実践中。

☆ 古田 偉佐美(ふるた いさみ)
1951年岐阜県生まれ、59歳。
木の花ファミリー創設者、NPO法人青草の会理事。
社会福祉法人珀寿会理事。静岡県養蜂協会理事。
40歳の誕生日を期に事業を整理、1994年春に仲間たちとともに20人で富士山の麓に移住して「木の花農園」を創立。以来16年以上にわたって農業や養蜂、大工仕事などに携わる。様々な問題や悩みを抱えてファミリーを訪れる人々のアドバイザーとしても活動中。


お菓子でできた夢のおうち

ファミリー恒例のクリスマスイブのパーティーは、今年は一日遅れで開催されました。なぜかって、24日はたくさんの人が風邪を引いて寝込んでしまったから。でも、25日にはちゃんとパーティーを開くことができました。

クリスマスツリーや電飾のデコレーションとともにパーティー会場を彩ったのは、クッキーでできたおうち。今年はちーちゃんとあきちゃん、そしてひとみちゃんが作りましたが、今年は超グレードアップして、凝りに凝った3軒のおうちが出現しました。その出来映えに、メンバーからは「TVチャンピオンに出たら?!」の声も。

制作チームリーダーのちーちゃん、今回はどうだった?

「去年は計画性もなく大きなおうちを作ったんだけど、キャンドルを付けたら火事になって崩れちゃった(笑)だから、今年はちゃんとしたものを作ろうと思って、ノリノリだったあきちゃんを誘ったの。私が描いたイメージを元にあきちゃんが設計して、厚紙で骨組みを作ってくれて、ひとみちゃんはいろいろ意見を出してくれて。作っているときは夜中までかかったけど、とにかく作業が楽しくて!あきちゃんもどんどんハマっていって、夜中に小さい机とか椅子を作り出したり。まこっちゃんは豆電球でランプを灯してくれたし、パンを作ってくれた人、飾り付けを手伝ってくれた人、みんなが協力してくれて、想像以上にリアルなものに仕上がった。いいものができたし、楽しかったし、みんなもすごく喜んでくれて、よかったです!」

お菓子を満載したにぎやかな三角屋根のおうち
丸太屋根のおうち
こちらは教会です
教会では神父さんがお出迎え
思わず訪れたくなる前庭
パンでできた雪だるまさんたち
制作スタッフの3人。左からひとみちゃん、ちーちゃん、あきちゃん

みんなで助け合えば大丈夫!

今日は、ESP(エコビレッジ・サポート・プログラム)講座のひとつである「コミュニティ創設講座」が開かれました。講師は道代ちゃんといさどんです。4回シリーズのうち第3回目となる今回は、「コミュニティにおける軋轢の解消の仕方」というテーマで進められていきました。

実はグットタイミングなことに、昨日から20名のヤマギシ会の方が滞在されているのですが、そのうち14名の方がこの講座に参加することになりました。そして、50年もの間共同体という現場で実践してきたヤマギシさんと意見を交換し合う貴重な場となったのです。

道代ちゃんが、「木の花ファミリーには『正直・素直・信じる』というモットーがあります」と説明すると、いさどんは次のように話しました。
「子どもの頃に自分の正直な気持ちを表現出来ないでいると、大人になってからちょっとしたことが起こっても、元々抱いているネガティブな感情が呼び覚まされて、人間関係のトラブルが起きるのです。ですから、ここではまず自分の心を正直に出すことが大切です。そして、素直に相手の心を受け取る。そのためには相手の善意を信じることです。これはファミリーメンバーになるための条件でもあります。

日々の生活の中で、個々人が感情的になる前に、お互いに客観的に情報提供をする練習を行なっています。そうやって、この場が揺るがないものとなるのです。」

その後、いさどんからヤマギシさんに、「50年もの歴史を持ち、200人、300人単位で暮らしているヤマギシさんは、どのように軋轢を解消してきたのですか?」と問いかけられると、

「ヤマギシでは職場ごとに“出発研”と“整理研”というものがあって、毎日同じメンバーで作業の始まりと終わりに心を調整しています。その他にも“仲良し班”などの色々なチームがあって、網の目のように縦横無尽に色々なグループの人たちと関わりながら、心を研鑽しているのです。

あとは、これだけ大勢の人と一緒に暮らしていると、誰か気になる人がいれば、『あの人はこうなんじゃないか、ああなんじゃないか』と色々なところで話が出るものです。そういう時には、“調整係”と呼ばれる人が実顕地ごとに何人かいるので、当事者と一緒に問題解決を図るという仕組みもあります」と答えられました。

「さすが、これだけの大規模になると、そういった仕組みも整っていくのですね」といさどん。

しかし、ヤマギシさんからは、
「でも、昨晩の大人会議に参加させていただき、実際に皆さんと触れ合っていく中で、自分たちももっともっと心を通わせていきたいと思いました」という感想も上がりました。

講座の最後に、道代ちゃんから、
「実は、大先輩のヤマギシさんの前でコミュニティ創設講座をさせていただくということで、昨日から緊張していました(笑)。でも、『自分ひとりで抱え込まなくてもいいんだ。皆さんに助けていただこう!』と思ったら、気持ちが楽になりました」という本音がこぼれると、ヤマギシさんからも、
「僕も同じです!お正月特講に木の花さんから道代ちゃんとたっちゃんが参加されるということで、『どうしよう?』と思っていました(笑)。でも、『おふたりに助けてもらえればいいのだ』と思ったら、気が楽になりました。」

「そうやって新しい風が吹いていくのですね」といさどん。どんな時でもみんなとつながり、お互いに助け合っていけば大丈夫!そういった大切なことをみんなで確認し合った今日のコミュニティ創設講座でした。

ESPの講師兼コーディネーターを務める道代ちゃんは、話すのも通訳するのもプレゼン作りも一流です!
いつもは少人数のESP講座も今日は大にぎわいです。

今年もやってきました!

木の花で冬の風物詩と言えば。。。そう、「干し芋」です!今年で干し芋歴5年目になるみかちゃんは、「干し芋が始まると、毎年身が引き締まる思いです。木の花ではにんじん芋といずみ13号の2種類の干し芋を作るけれど、今日は今年初のいずみ13号。この“幸せの小金色”を見て!この時期に私は1年分のさつまいもを食べます(笑)。」と話してくれました。

「子どもたちには10時のおやつの時間においもをあげてください、と子育て担当さんに言われているけれど、やっぱり蒸したてのおいもはおいしいからね。今日は特別だよ!」と、こどもたちにおいもを手渡していくみかちゃん。くれぐれも、子育てリーダーのあっちゃんの前では食べないように、要注意!

もうもうと湯気が立っている釜から蒸したてのおいもを出していくみかちゃん。この湯気に引き寄せられて。。。
「おいもくださーい!!」と子どもたちが寄ってきました。今日の干し芋隊はよしてるくん(左)とくにさん(右)です。
おいもの匂いを嗅ぎつけて?!どんどん子どもたちが集まってきました。
今日はおいしいおいもの噂を耳にした?!おさるさんもやってきました(笑)。
「本当に甘くておいしいおいもだな~!!」蒸したてのおいももいいけれど、干すとさらに甘~くなります。「午後は倉庫に行って、みかちゃんがおいもを干すのについていこっと!」子どもたちにとって、この季節は朝に夕においも尽くしの毎日です(笑)。