土壌改良と空

 今日は、朝からみんなで除草、その後、土壌診断結果に基いた土壌改良(苦土石灰によるPHの補正)

そして、夕方の様子を写真でシェアします。ごらんあれ!!

除草がおくれていたキャベツの除草をどーんと人数をかけてしました。総勢20人ちかく、あっという間に終わりました。

除草がおわって、田んぼ隊の女性人(左がちなっぴー・右がまりちゃん)

朝の富士山の様子

土壌診断をして、緩衝能試験をして、1200kg/10aの苦土石灰をまきました。全面真っ白(笑)

トラクターで耕起

作業が終わって一枚。全身真っ白け

 

2反の畑に約2400kg/10aの苦土石灰をまきました

今日も美しい農作業ライフでした


木の花ファミリー通信 Vol.61が発行されました。

月刊のニューズレター、「木の花ファミリー通信 Vol.61」が発行されました。

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ごま収穫

今日は、ゴマの一斉収穫でした。

いろんな隊からヘルプがきてくれて、1反3畝、怒涛の手狩り収穫です。

みんなでお茶をしてまーす

 

デンマークから来ている人類学の研究者のカチャ。木の花の取り組みを論文にかくそうです。4ヶ月滞在することになってます。

 


那須に生まれた繋がり Part.2

前回のBLOGで紹介したように、はたかくんの縁で那須を訪問しました。
今回、那須を訪れて一番良かったことは、震災後の那須の人たちの生の声を聴けたことです。
それは思っていたよりも厳しいものでしたが、だからこそ、真摯に生きる姿勢が伝わってきました。
那須の放射能レベルは福島県のいわき市より高いそうです。風の影響からそうなっているのですが、
行政の対応が福島より後手に回っている現状があったようです。
小学校の校庭の除染も市民が動くことで始めて行政が動いたため、
結果、郡山の小学校より数値が高くなっていた時期もあるようです。

「那須は放射能に右往左往しましたが、最近は少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。
震災、原発事故、恐怖、別れ、不安、焦り、怒り、嫉妬…昨年はほとんどパニックでした」

これは主催者の女性がくれたメールから抜粋した言葉です。
震災を受けて、那須を離れる人、那須に残る人、
それぞれがそれぞれのベストの選択をしているのだけれども複雑な感情が起こり、
残った人の中にも様々な心の動きがあって、その中から学びを深めていく姿勢には尊さを感じました。

今回、宿泊先として豊穣庵さんにお世話になりました。
豊穣庵さんは牛を飼っていて、1ha以上の牧草を育てていますが、
放射能の数値が高いためあげることが出来ず、輸入したものを与えています。
野菜や米はあまり放射能を吸わないため食べることも出来ますが、
キノコ類は食べることが出来なくなったといいます。
見た目な同じなのに、豊かな自然の恵みをいただけない。そんな寂しい状況がこれからも続きます。
そんな現状の中、彼らは懸命に生きていました。
そして、彼らは初めて木の花ファミリーの取り組みを知りました。
そして、この暮らしに希望を見出しています。
この暮らしがさらに広がるように。これからの彼らとの交流を楽しみです!

豊穣庵さんの田んぼです。家のすぐ側にあります。
豊穣庵さんのところの牛さんです。
豊穣庵さんところのわんちゃん。4匹いました。
豊穣庵さんのロケットストーブ。
薪の消費量が通常の1/5で済むそうです。

那須に生まれた繋がり

こんにちは。木の花ファミリーのなかのんです。

もうご存知の方も多いと思いますが、来年の2月17日(日)~3月19日(火)の30日間、
木の花ファミリーにてEDE(エコビレッジ・デザイン・エデュケーション)が開催されます。
開催に向けてみんなで準備を進めているところですが、
今回、その準備の一環として経済の講師をお願いする「たかくん」こと富田貴史さんのワークショップに参加してきました。

たかくんは暦やお金、エネルギーシフトをテーマに、全国各地で年間200本以上のワークショップを行っています。
そして、今回のテーマは、『ローカリゼーションは世界を救う?』です。

このワークショップに主催団体は、地域通貨イーネを通した集まりです。
数年前、たかくんが鎌仲監督の『6ヶ所村ラプソディー』の上映会を開催したのがきっかけで
問題意識を共有する仲間が集まり、今に至っています。

ワークショップではまず、みんなで昔は地域で自給していたもので、今は外部から取り入れているものを確認しました。
「食事、衣服、家、医療、教育、祭り、メディア、娯楽、マーケット、塩、褌、知恵、麹・・・」などたくさんのものがあげられました。

みんなでキーワードを考えています。

そして、たかくんからの話。

たかくん。

エネルギー学者の飯田哲也さんは、

「今、世界ではエネルギー、お金、メディアの小規模分散型革命(ローカリゼーション)が起きている」

と仰っているようです。

今までの経済は、都市にあらゆる機能が集中する大規模集中型でした。それが変わりつつあります。

そんな中、『Act Locally Network Globally (アクトローカリ―、ネットワークグローバリー)』

という態度が大切になってきます。

ただ、考えるだけでなく、実際に様々な地域の人々が出会い繋がっていくことが大切なのです。
そんな実践をしていこう!ということを共有しまいした。

それぞれの地域が自立し、繋がり合う新しい経済を生み出すための取り組みですね。
僕が那須を訪問したのもそんな機会となったのではないかと思っています。
多くの方々が木の花の取り組みに衝撃と感動を味わっている様子が伺えました。
たかくんを通して、那須の地に繋がりが出来たことを嬉しく思っています。
この繋がりから何が生まれるか今から楽しみです。

会場の「穀菜茶房こと葉」さんでご馳走になった夕食