稲の種まき、今年2回目

今日は稲の種まきでした。

木の花ファミリーでは「ポット育苗」というシステムを使っています。たくさんのくぼみが縦横に並んだプラスチック製の育苗箱を使い、それぞれのくぼみに数個の種籾をまいて苗を育て、その苗を専用の田植機で植え込んでいきます。くぼみに育った苗をそのまま植えるため、根を切ることがなく、田んぼに植えた際の定着(活着といいます)が良いのが特長です。

種まきには、ポット育苗専用の機械を使います。育苗箱に土を入れ、くぼみに種籾をセットし、土をかぶせる作業がすべて自動化されています。今年2回目の種まきで、育った苗は6月に田植えします。当分の間、ファミリーの稲作担当チーム「田んぼ隊」は大忙しです。

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こちらが専用の種まき機です。

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ひとつのくぼみに種籾が数個入ります。

dscf1060.JPGビニールハウスに並べて、苗を育てます。

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こんなふうに育ちます(4月に種まきをして、今ちょうど田植えしている苗の先月末の写真です)。


てんてんさん、いってらっしゃい

5月6日からファミリーを訪れていた「てんてんさん」こと天達慶隆さんが、今日の昼、ファミリーを発ちました。

てんてんさんはてんつくマン率いるNGO「Make the Heaven」が進めている「小豆島プロジェクト」の責任者です。「小豆島プロジェクト」は自給自足をテーマとした村づくりの取り組みで、5月にファミリーからいさどん、よしどん、たっちゃんといさおの4人で現地を訪問させていただいています(そのときのブログはこちら)。

ファミリーでの生活の体験が「小豆島プロジェクト」の取り組みに役立つことを祈りつつ、みんなでてんてんさんを見送りました。てんてんさん、行ってらっしゃい!

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ファミリーと記念撮影。前列左から3人目がてんてんさんです。

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みんなでお見送り。行ってらっしゃい!


きゅうりのトンネル準備中

きゅうりを植えた畑にトンネルを作っています。今は枠だけのトンネルはやがて緑に覆いつくされ、夏にはきゅうりがいっぱいにぶら下がります。

野菜の収穫を担当するメンバーたちは、夏になると塩を持ち歩くようになります。取れたての作物をその場で丸かじりして楽しむためです。おやつにも取れたてのきゅうりやトマトが登場し、みずみずしい夏の風味をみんなで満喫します。聞いただけでおいしそうでしょ?

木の花ファミリーでは、私たちの生活を体験していただける「木の花ファミリー生活体験ツアー」を企画しました。充実の1泊2日をぜひ、ご体験ください。詳細とお申し込みはこちらです。きゅうりがおいしい夏の回はまだ未定ですが、きっと丸かじりもプログラムに入る…はず?

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木の花の野菜たち、居酒屋デビュー

今日は、ファミリーの家族であるよしどんの友人でマルシェ株式会社専務取締役の竹内浩徳さん、同社の岡部さん、杉江さんがファミリーを来訪されました。

マルシェ株式会社は「酔虎伝」、「八剣伝」をはじめとした多数の居酒屋チェーンを経営する大手企業でありながら、「心の診療所を創造する」という経営理念のもと、社会貢献の強い意志をもって「愛のマイ箸運動」、環境や福祉への取り組みなどを積極的に進められています。竹内さんと岡部さん、杉江さんはそうした理念のもと、ファミリーのライフスタイルや具体的な取り組みに高い関心を示してくださり、ファミリーの田畑や鶏舎、作業場などを熱心に見学されていました。

竹内さんからは今後、マルシェ様の経営している店舗でファミリーの作物を使いたい、とのご要望をいただきました。単に利益を向上させる付加価値の材料として有機農業の食材を使うのではなく、本当に良いものを世の中に届けたいとのマルシェ様の想いに、私たちも積極的にお応えしたいと考えています。

写真撮影は、学生団体を母体として起業を目指す「grounding lab」 の「ぼぉちゃん」こと都丸一昭くんです。ぼぉちゃん、ありがとう。

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マイ箸が自転車でゆく

ゴールデンウィークの最終日、富士宮は雨模様でした。今日は、日本中を自転車で周りながら紙芝居でマイ箸を広めている「らくだちゃん」こと神谷芝保さんが遊びに来てくれました。「自転車一周マイ箸かけ箸」と題した彼女の旅についてのブログはこちらです。らくだちゃんは、夜、恒例のウェルカムコンサートでファミリーにも紙芝居を披露してくれました。かわいいイラストとわかりやすいお話で、子供たちも納得の内容でした。らくだちゃん、ありがとう。らくだちゃんは引き続き全国を旅していくそうですので、どこかで彼女に会ったら、ぜひ、暖かく迎え入れてあげてください。そして、ファミリーの感想を聞いてみてくださいね。

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