落ち葉積み

今日は、腐葉土を積みました。腐葉土は、育苗の時の土として使います。毎年、一回仕込みます

腐葉土の作りかたは、落ち葉を30センチくらい敷いて、その後に鶏糞・米ぬか・

籾殻くん炭(今年は余っているので)・ゼオライトをほんの少量いれます(これもたくさんあったので)それを、木の花菌活性液と

光合成細菌活性液をいれた水を散水しながら、備中鍬で攪拌します。その作業を10数回繰り返して終わり、二日がかりで作業をする予定です。

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積んでおいた落ち葉をブルーシートに移して運びます

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落ち葉を運んでまきます

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鶏糞をまきます

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米ぬかをまきます

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籾殻くん炭をまきます

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ゼオライトをまいてます

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散水してます

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こんな感じでまきます

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備中で混ぜています。

この作業を連続して行います。この後、期間をあけて、3回くらい切り替えして1~2年、野積みして、ほとんど土のようになったら完成。

育苗の土に使っていきます


木の花から世界へ

ファミリーの中学一年生、須佐乃王が書いた夏休みの作文が、「第38回世界連邦推進全国小中学生ポスター・作文コンクール」の特賞に輝きました。すでに学校から知らせは届いていましたが、今日、地元の地域紙である「岳南朝日新聞」に大きな記事と作文の全文が掲載され、みんなで回し読みして大喜びしました。

私(いさお)は、須佐の国語の家庭教師をしています。いくつか挙げられたコンクールのうちのひとつを選んで作文を応募する、という課題が夏休みの宿題に出されたということで、ふたりで相談した結果、このコンクールを選んだのでした。

このコンクールは「次代を担う小中学生に平和の尊さを認識させるとともに」「人類の一員として意識をよびさまし」「『人間みな家族』『世界はひとつ』の精神を養い」「世界連邦について理解を深め」、「平和教育に資すること」を目的としているとのことでした。ふつうに考えるとなかなか抽象的で、生活に密着した文章を書くのは難しいテーマかもしれません。

でも、ここは「地球がひとつの家族になること」を目指し、日々の暮らしの中で実践している木の花ファミリーです。「僕らの生活なら、そのまま書けばOKだよね」ということになり、須佐は有機農業や環境への取り組み、そして心身のケアなどについて綴りました。

作文の中で、須佐は「世界にはふたつの平和がある」と書きました。ひとつは「戦争はないけれど、自分さえよければいい、それが平和だと思っている人が多い」世の中。そしてもうひとつは、「争いや戦争がなくなり、世界人類がみな家族になること」です。

「世界人類がみな家族になること」。理想として語られることは数多くあっても、実現が難しいそのテーマを現実のものとするには、どうしたら良いのか。私たちが社会に向けて提示し続けているこの生活の意義を、須佐は作文の締めくくりで見事に表現してくれました。

「ぼく達にできていることは、他の国の人々もこの暮らしが、できるんじゃないかなと思います。一人一人が自分のことばかり考えるのではなく、みんなのこと、世界のことを考える気持ちが持てるようになればいいと思います」

須佐は2月に東京で行われる表彰式に出席します。「地球家族」を目指す木の花ファミリーに生まれ、みんなの愛に囲まれて育った須佐。彼の存在は、その場の人々にどんなメッセージを伝えてくれるでしょうか。

岳南朝日新聞 2010年1月20日

(以下、作文の全文です)

ぼくは、静岡県の富士宮市にある木の花ファミリーというところに住んでいます。

木の花には、57人の人が暮らしています。年齢層は、0歳の赤ちゃんから70歳のおばあちゃんまでがいます。大人は43人、子供は14人です。

木の花では、有機農業で自給自足をしています。大人の人にはいろいろな役割があります。農作業や事務仕事、食事作り、家事、家庭教師などです。木の花では、野菜を110種類、お米を10種類作ってます。その他に、にわとりを860羽飼っており、卵をにわとりさんからいただいています。ヤギやハチも飼っており、おいしいミルクとハチミツがしぼれます。しょうゆやみそも作っており、きゅうりや白菜、大根、かぶなどを使ってつけ物なども作っています。

自給自足の良い所は、環境に良いこと、旬のおいしい野菜が食べられることです。ぼくは学校の給食よりも木の花での食事のほうがずっとおいしいと思いますし、57人の家族の人と楽しみながら食べれることが気にいっています。

木の花では、野菜やお米を作るのに、農薬や化学肥料を一切使いません。農薬などを使わない理由は、まず環境や生き物、体に害をおよぼさないようにするためです。農薬を使わないと、生態系が豊かになり、虫を殺さなくても、作物が健康に育ちます。

木の花では、環境を汚さないために洗剤やシャンプーを使いません。他にも紙とゴミを分別したり、トラックをテンプラ油で走らせたりしています。

有機農業や自給自足が環境にいい理由は、いろいろあります。たとえば、有機農業では農薬などを使わないため環境をよごしません。また、自給自足では、近くで作物を育てるため、遠くの地域や外国からトラックや飛行機で運んでくるのと比べて、ほとんど石油を使わないのです。

多人数で暮らすとお金があまりいらないという利点があります。ガスや水、電気代が節約できます。また、自給自足をしている木の花では、食費がほとんどかかりません。

木の花では、一日の自分達の行動の反省などを毎日家族と話し合います。この話し合いをすることにより、子供や大人一人一人の心を育てて助け合いができる人にしていきます。良かったことや悪かったことについて他の人からアドバイスをもらったりもしています。ミーティングを続けていけばみんなの心がきれいになり、どんどんそれが広がれば世界が平和になっていくんだろうなと思いました。

木の花には、日本の人や外国の人が農作業をしたいと来たり、心や体のケアのためにたいざいしたりします。ケアでたいざいしたほとんどの人が、健康になって卒業していきます。また、木の花のメンバーに入りたい、という人もいます。ぼくは、木の花ってすごい有名だなと思いました。

ぼくは、平和に2つの意味があると感じています。まず、1つめは、戦争がないけれども自分さえよければいい、それが平和だと思っている人が多いことです。

2つ目は、争いや戦争がなくなり世界人類がみな家族になることです。

ぼくが、この世界連邦推進作文を書いて思ったことは、まず、みんなが心をきれいにしなければならないということです。まだまだ世界人類をみんな家族にするのは難しいと思います。でも、木の花では、みんなが家族になるという難しいことが50人でもできています。ぼく達にできていることは、他の国の人々もこの暮らしが、できるんじゃないかなと思います。一人一人が自分のことばかり考えるのではなく、みんなのこと、世界のことを考える気持ちが持てるようになればいいと思います。

この作文をつうじて、木の花ファミリーの生き方を世界中に広げていきたいと思います。


落ち葉かきとカヤ刈りなど

最近、落まち葉はきとカヤ刈りをやってます。

落ち葉は腐葉土の材料や土作り・果菜類のマルチなどに使います

カヤは、かぼちゃやスイカのマルチ、果菜類のマルチに使います。

今年は、カヤをどえらいたくさん取ってきました。ユンボも出動しての作業でした

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落ち葉の中で遊ぶ子供達

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ESP受講中&ミロクビレッジの特攻隊長

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落ち葉はきをしてまーす

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大量のカヤを刈って軽トラやダンプにつんで運びます

ESPに参加中のひーちゃんとみーちゃん

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ユンボで積んでいきます

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作業がおわって、見上げたら今日もきれいな夕焼けがみえました 感謝!!


ヤギ糞取り

4年ぶりに山羊舎の山羊糞を取りました。作物の残渣や敷ものが合わさったもので、

堆肥のような状態になっています。1年くらい野積みして、何かにつかっていこうと思ってます。

一月は、腐葉土積み、焼土、落ち葉集め、かや刈りなど、一年のベースとなる作業の連続になります。

みんなでやると早いし楽しい

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心の勉強会のお知らせ

こんにちは。SOPM(Seeds of Peaceful Mind)プロジェクトのなかのんです。
本日はSOPM主催のココロを磨くワークショップ、
「ココセツ」作り&「ココベン」の開催のご案内をさせていただきます。

ご存知の方も多いとは思いますが、
SOPMでは、木の花ファミリーのメンバーのインタビューを重ねてきました。
食当さん、畑隊、田んぼ隊、収穫配送さん、などグループ分けをして
計9回にわたってやってきました。

昨年の10月17日、はじめて、その一つの食当さん達の音源を利用しての心の勉強会(「ココセツ」作り&「ココベン」)を開催しました。

参加者同士でお互いの心を語り合い、共有するとても良い時間となりました。
そして、今回、2回「ココセツ」作り&「ココベン」を開催することになりました。
今回使用する音源は、畑隊です。

★「ココセツ」とは…
心の取り扱い説明書の略で、木の花ファミリーの生き方や調和的な心のエッセンスを、
音声データを聞いて言葉に残し、いろいろな人とそれをシェアしていく活動です。
★「ココベン」とは…
心の勉強会の略で、ココセツを作っていく過程で
木の花ファミリーで行われている大人会議のように
実際に会お、同じテーマで話し合い
心について学びあい助け合う場作っていきます。

詳しくは
SOPMってなに??⇒(https://sites.google.com/site/lifevillagenet/ppt-sopm
) を参照。
概要説明書が載っています。

【具体的な流れ】

1インタビューの音声データとココセツ記入用メモ(ワードファイル)をダウンロード

2.それを聞いて気になる言葉やキーワードを抜き出します。
 そして、それが心に響いた理由、今後どうしていきたいかなど、
 ココセツ用メモに記入。

3.ココセツ用メモに書いたことを自分の生活の中で実践。

4.何か失敗したり、新たな気付きがあればココセツ記入用メモに記入。

5.都内でココベンを開催。
 実践した後の結果報告や、今抱えている心の悩みをみんなで話し合います。

6.キーワードをまとめ、みんなで話し合った結果や、
 それを見たファミリーの意見などココベンのまとめます。

7.まとめたものを木の花ファミリーやいのちの村などさまざまなところで公開していきます。

【期間・期限】
1月~2月4日:「ココセツ」作り(音源を聞いてメモに記入)
2月11日(建国記念の日):「ココベン」開催

【使用音源】
使用音源:畑隊チーム。
テーマ:「信仰心」

【連絡先】
メール:sopm@konohana-family.org

興味のある方ややってみたい方上記までメールください。
SOPMメーリングリストへご招待いたします。
また、具体的な記入方法や、音声ファイルの場所、ココベン開催場所など
詳細をお知らせいたします。
(今回のWS参加の人数を把握したいので、既にSOPMメーリングリストに
 参加されている方も、別途お申込みをお願いいたします。)

それではみなさんの参加をココロよりお待ちしております。