作物の様子(炭素循環にて)

作物の様子を報告

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定植後、けちょんけちょんのきゅうりも回復傾向。いい味のきゅうりがとれだしました。初期の曲がり果もへって、まっすぐなものが取れるようになってきた。75センチの3本仕立て。根の状態を確認してみると、すごい強い根が土壌表面をはってました。まるでマットのよう。根がしっかり張ってから地上部が伸びてきた感じの生育です。今年のような栽培では、株間をもっととって、無整枝でやったほうが良かったかもしれないと思った。成長点を多く残し、根張りを重視した栽培。もう少し、畑が出来てきて養分供給量が増えてきたら、また違った仕立て方もありなのかもしれない。いろいろ試しながらみていこうと思いました。

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カヤをすきこんだ畑のかぼちゃの様子。いい感じ。豊作の予感

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葉の大きさもいい感じです。勢いもあり美しい

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雪化粧が着果実してきました

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初期、ぼろぼろだったナス(以前のブログで紹介)も自己修正しました。畝間にもチップや落ち葉、刈った土手草、廃菌床などを手当たり次第追加。前に投入したものは、堆肥のようになり、養分化もすすんできた。定植時にダメージを受けた下葉は、かわいそうなかんじですが、後からでた葉は色もあわく、非常に美しくなってきた。今まで見た事のない姿です。楽しみ

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ズッキーニも回復傾向

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サツマイモの畝間にも剪定枝のチップをいれました。次の作の用意もかねて

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ピーマンも持ち上がってきました


玉ねぎ収穫

ツꀀ梅雨の晴れ間を狙って玉ねぎ収穫しました。今年の作付けは、約2反でした。ここは、約2反の畑。今年は、炭素循環でやってみました。小麦を収穫をした後に、ソルゴーをまきつけ、1.5メートルにして、すき込み、その後エンバクをまいて玉ねぎを定植しました。

苗づくりを失敗したために、初期の立ち上がりがわるかったです。その後、なんとか持ち直し、少し小ぶりながら収穫につながりました。

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人海戦術で収穫をしていきます

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抜いてから、午前中の間干して、午後に回収しました。夜から雨予定だったので、ハウスにもっていき広げて再度干しました。

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みんなでトラックまで運んでいます

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おやつ風景。作業終了後、みんなでおやつ

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今年はパイプをつなげて干す棚をつくりました。つり玉ねぎで保存します

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こんな感じ


苗の実験等

炭素循環をはじめて感じたのは、苗の重要さです。

今までは、木の花では、①腐葉土(落ち葉と鶏糞を2年堆積させたもの) ②育苗土(有機物を組み合わせて発酵させた肥料効果の強い倍土)③山土の3種類を作物ごとに配合割合を変えて使っていました。比較的、失敗無く良質な苗が出来ていていました。

しかし、炭素循環にしてから、甘やかした環境で育苗された苗が炭素循環の畑にでると、どうも窒素飢餓のような症状を起こして初期の立ち上がりに苦労するというのがわかりました。そのうち、自己修正をかけて回復するのですが、定植したからの生育をスムーズにするためには、苗の倍土をかえてく必要に迫られました。

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きゅうりの2回目の定植分の一部を写真のような配合で育てて見ました。

①廃菌床のみ ②廃菌床+ヤシガラ ③廃菌床+ブラックピートモスの3パターンです

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廃菌床のみの配合

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廃菌床+やしがら

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廃菌床+ブラックピートモス

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廃菌床+椰子がら

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廃菌床のみ

ポットから出して根張をを比べました。 みたころ、ブラックピートモスを混ぜたのが、根の細根が発達していました。また、養分があまり無いため、以前の培土で作った苗と比べて、色が淡く、生育がかたい感じです。畑にだしてどうなるか楽しみです。

3粒播きして、畑に出してから、生育の良いものを1本残します。

炭素循環のような低窒素の栽培では、若苗定植をした方が、畑に出てからバランスを取りやすいんだと思います。

現在、きゅうりを通常の定植・若苗定植・直播の3パターン、3種類の培土、3つの品種の組み合わせて試してみてます

あと、7月10日くらいに定植する抑制トマトの培土は、廃菌床・椰子がら・ブラックピートモス・土・ゼオライトを配合して作りました。低養分で、水持ちがよく、水はけがよくという土になっていると思います。

どうなるんでしょう。また報告します


自然農法国際研究センター研修生所外研修

今日は、自農センターの研修生が所外研修に来ました。

畑・田んぼの圃場見学。畑は、僕(たっちゃん)・田んぼは、まこっちゃんが案内しました。IMG_7454

たんぼ隊のまこっちゃんが圃場を案内しています

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これは、出来が良くない田んぼを見てもらってます。泥おいとイネミズゾウムシをみてもらいました。(笑)ある意味役にたったかな?

その後、お昼を一緒に食べて、コンサートで歓迎。その後、いさどんのプレゼンテーションを聞いてもらいました

今年で3年目になる所外研修ですが、今年の研修生も個性的でした。印象としては、素直でオープン。好印象でした。今後の活躍をきたいしてまーす


かぼちゃ・さつまいも

今日は、かぼちゃのつる引きと整枝と芽かき

3本仕立てにしました。11節前後に着果させる予定なので、そこまでの雌花は落としました。

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久高3反分という畑。1反3畝分を作付。前年度、クロタラリアをすきこめないぐらい高くしてしまったので(大失敗)刈り取って持ち出したところに、カヤをしいてモアガケ後、鶏糞とボカシをまいてC/N比が40になるように調整しました。かなりいい感じの生育。

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今年のかぼちゃの面積は2つの畑で2反3畝ほど。今日は、6名で作業。2日弱ゃで作業終了しました。

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畝間にしいているのは、持ち出しをしたクロタラリアを戻しました。足りないところは、萱を敷きました。

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棚口という畑。約1反分。前年度もかぼちゃ。昨年度、かぼちゃ終了後、畝間のカヤなどをモアガケしてすき込みした後、エンバクを播種。植え付けの1ヶ月前に発酵促進のために、ボカシを30kg/10aくらいにすきこんで、畝立てして定植。

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少量のぼかし意外、無施肥なので、生育は、多少ゆっくりぎみだけど、きれいな生育をしている感じ。

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サツマイモの今年の作付けは、2反3畝。

1枚は、昨年のキクイモの残渣をすきこんで定植。

2枚目は、クロタラリアを持ち出した後、カヤを全面にまいてボカシと鶏糞でC/Nを40に調整してすき込み。

両方の畑とも今のところいい感じ。