施設見学を終えた後は、「村のお風呂」でひと休み。檜風呂に入りながら、一緒にいたヤマギシの方と話が弾みます。いつでもどこでも歌っているちなっぴーを見て、「このお風呂で歌を歌う人は今まであまりいなかったね~。ずっと歌っていてほしいね~」とおばあさんはにこにこ嬉しそう。
夕方の懇親会の場では、冗談が飛び交っていつまでも笑いが絶えませんでした。そして、心のこもった菜食の夕食をいただいた後は、コンサート&交流会の始まりです!







施設見学を終えた後は、「村のお風呂」でひと休み。檜風呂に入りながら、一緒にいたヤマギシの方と話が弾みます。いつでもどこでも歌っているちなっぴーを見て、「このお風呂で歌を歌う人は今まであまりいなかったね~。ずっと歌っていてほしいね~」とおばあさんはにこにこ嬉しそう。
夕方の懇親会の場では、冗談が飛び交っていつまでも笑いが絶えませんでした。そして、心のこもった菜食の夕食をいただいた後は、コンサート&交流会の始まりです!
おいしいお昼御飯をいただいた後は、マイクロバスで養鶏、養豚、養牛場や畑などの見学に連れていっていただきました。
先月から続いているヤマギシ訪問ラッシュ。「今度は私たちもヤマギシさんのところに行ってみよう!」ということで、12月10日、13名のメンバーがヤマギシズム・春日山実顕地を訪れました。朝5:30に木の花を出発し、春日山に到着したのが9:30頃。その後、午前と午後に施設見学をさせていただきましたが、その敷地の広さと施設の充実ぶりに私たちはただただ驚くばかり!「ヤマギシさんと木の花のことをゾウとネズミに例えていたけれど、これではゾウとノミくらいのものだね(笑)」というコメントがメンバーから出るほど、完成された村の姿がそこにはありました。
昼食、おやつ、夕食をごちそうになり、200名近くが集まったコンサート&交流会で盛り上がった後には、時間はすでに夜の9:00をまわっていました。沢山のヤマギシの方に見送られ、木の花に戻ってきた時には夜中の1:30を過ぎていましたが、この素晴らしい出会いに感動、興奮冷めやらないメンバーは3:00過ぎまで談笑していました。
ブログを読んでくださっているみなさんともこの感動を共有したいと思い、今回は前編・中編・後編に分けてご紹介いたします。お楽しみに!
先月の「ヤマギシ訪問ラッシュ」に続き、12月6日、7日には5か所の実顕地から20名のヤマギシ会の方が訪問されました。今回は6名ものお料理担当の方がいらっしゃるということで、木の花食当チームが考えたメニューは、「エッ?!」ビフライです!「木の花は菜食じゃなかったの?」と思われたあなた、エビフライではなく、「エッ?!」ビフライですから、食べてびっくりお野菜で出来ているのです。
フライの中身は、小さく刻んだしいたけ・にんじん・こんにゃく・やまいもにしょうゆ・砂糖・塩でうす味をつけ、片栗粉で固めたものです。台形に切った薄焼き卵に適量をのせ、端ににんじんのしっぽを置いてまいていきます。最後にのりをつけたら、あっという間に「エッ?!」ビフライの出来上がり。木の花ではおせち料理として年に一回食卓に上がりますが、今日はヤマギシ会の方がいらっしゃるということで一緒に作ることになりました。
先日、共同体の暮らしや自給自足に興味があるご夫婦がファミリーを訪れました。農作業&お料理体験や施設見学、いさどんによるプレゼンテーションとひととおりの体験を終えた後、いさどんと今後の生き方について相談する場がもたれました。
最初は旦那さんがいさどんに色々な質問を投げかけ、奥さんはそれを黙って聞いていらっしゃいました。しかし、その後いさどんに「何でもいいから、何か質問はない?」と振られると、「実は私、劣等感が強くて」という言葉が漏れました。そこでいさどんが、「あなたは自分が強いからね」と優しく言葉をかけると、彼女は堰を切ったようにぽろぽろと泣き出したのです。そして、事前にお二人に書いてもらった家系図を見ながらいさどんが、「あなたにはお母さんからの影響が強かったでしょう」と言うと、彼女はますます激しく泣き始めました。そんな彼女を温かく見守りながら、いさどんはこう続けました。「あなたはもともと明るい人なのですよ。ただ、お母さんのからの抑圧が強かったから、今のように心が不安定になってしまったのです。でも、ここにしばらしく滞在したら健全な自分を取り戻すことが出来ます。まずは、自分の心を立て直すためにここに来るといいですよ。」彼女はいさどんの話を頷きながら聞いていました。長年の間溜まっていた感情が一気に出たかのようにずっと泣いていらっしゃいましたが、しばらくすると彼女の顔にうっすらと笑みが浮かびました。
その場に同席した私が感じたのは、「たった一言で、人の心が癒されることがある」ということです。生まれてからずっと一緒にいる両親でも、血縁のある家族でも、そこに思惑や利害が絡むと、本当のその人を理解することはなかなか難しいものです。しかし、見ず知らずの他人でも、真に理解してくれる人に出会えば、その理解が今まで閉じていた心を開き、癒しにつながっていくのだということを目の当たりにした一日でした。
最初彼女はここにいても落ち着かず、どこか暗い雰囲気を漂わせていましたが、相談が終わって帰る頃にはすでにもともとの明るさを少し取り戻し、メンバーからも「彼女の雰囲気が変わって良かったね」という声があちこちで聞かれるようになりました。
ここには心身のケア相談を目的に色々な方が訪れますが、いさどんと1時間くらいお話をすると、「もうあなたの病気は半分くらい良くなった感じですね」といさどんから言われるような方もいらっしゃいます。自分ひとりで問題を抱え込んでしまうとどこまでも暗く落ち込んでしまうものですが、勇気を持って正直に想いを伝えると新しい道が開かれるものです。
まずはひとりひとりの健康が健全な地球を創り、それが地球の平和につながっていきます。今日もまたひとり、心の健康を取り戻し始めた方と出会いました。その出会いに感謝です。