11月も農作業&生活ヘルパーを募集します!

秋の農繁期、ファミリーでは恒例の農作業&生活ヘルパーを募集させていただいています。これまで、たくさんの方々に手伝っていただき、大変助かっています。

11月も、募集を続けます!農作業や食事づくり、子育て、お掃除などをお手伝いいただける方は、おいしいお食事と宿泊を無償で提供させていただきます。「血縁を超えた大家族」の暮らしに、あなたも参加してみませんか?

募集条件は、以下の通りです。

  • 募集期間:2011/11/1~11/30 まで
  • 作業時間:【午前】 07:30~12:00 (4時間半) 【午後】14:00~18:00 (4時間)
    ※ 都合により、若干延長する場合もあります。
    ※ 午前または午後の最初からご参加いただきます。
  • 主な作業は農作業、食事づくり、子育て、お掃除などです。
    ※ 当方の都合に合わせて作業にご参加いただきますので、ご了承ください。
  • 食事、宿泊費は無償です。交通費、賃金等は支給いたしませんので、ご了承ください。
  • 原則として2泊3日以上(実質労働時間16時間以上)で作業できる方にお願いしています。
  • 見学やケアなどを目的とした滞在は、別途有償にてお申し込みください。
  • こちらのリストにしたがって農作業着をご持参ください。

ご希望の方は、こちらのページからお申し込みください。

皆様のご応募を、ファミリー一同、心からお待ちしております!

天気のいい日は、雄大な富士山と一緒に農作業できます!

 


吉兆の空に

昨日の夕方、空に浮かび上がった雲をたっちゃんが撮影しました。左側の雲は飛翔する鳳凰、右側の雲はDNAの二重らせんのように見えます。

昨日はファミリーの秋の遠足で動物園に出かけました。そのときに、たくさんの人が雲に目を留めていました。虹色の雲、鳥のような雲。その中で、ひときわ目を引いたのが、写真の雲です。

大人ミーティングで写真をスクリーンに映してみんなで観たときに、いさどんがこんなことを話しました。

「僕は雲を読む。今日は空が語りかけてきた。今日は吉兆。祝福の空だった。何が吉兆なんだろう?と思っていたが、それは社会的に意味のある空だった。僕らは、常に誰をも生かす生き方をしている。だけど、本当に生かすポイントを持っているのは本人。活かすも殺すも本人次第。この世界は全て平等で、どんなものも必要な役割としてそのポジションにいる。

人間は自分に捉われていると、下ばっかり向いて、計算ばかりして、こういう自然現象に心が惹かれない。心がきれいになると、天の方を向いて僕らを活かしてる魂のふるさとの方に心が惹かれていく。今日、みんなが共通して雲のことに気づいていたのは、その表れ。

ファミリーの初期の頃は、今日の富士山はどうだったとか、日の出はどうだったとか、そういうことがいつも語られていた。そうやって、富士山や太陽、月や星と対話しながらする生きていく生活なんだよね、と。宇宙の法則、仕組みの中で生きていることに気付くからこそ、そういうことに目が行く。全員でなくても、何人かが気づけば、みんなで共有できる。

それにしても、二重螺旋の雲は素晴らしいね」

大人ミーティングでは、その吉兆が具体的に何を表していたのかが話題になったのですが、それは、メンバーの個性が花開いていく、ある具体的な動きにつながっていたのでした。具体的なことが決まったら、また皆様にご報告できると思います。どうぞお楽しみに!

右がDNAの二重螺旋、左が鳳凰のように見えます(クリックで拡大)
右がDNAの二重螺旋、左が鳳凰のように見えます(クリックで拡大)

木の花ファミリー・ヘリオセンター誕生!

10月29日、木の花ファミリーは地球暦の「ヘリオセンター」として正式に運営を開始します!

以下に地球暦とヘリオセンター、そして地球暦とファミリーの関わりについて解説します。

10/31更新地球暦オフィシャルブログに掲載されました!これからお読みになる方は、下の記事よりもそちらをご覧ください。

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地球暦とは
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天体位置表の座標系を元に、
太陽系を1兆分の1に縮尺した時空間地図。
太陽中心の地動説的な視点で、
惑星の運行を羅針盤で捉える円盤形の暦は、
『ヘリオコンパス』と呼ばれています。

毎年、アーティストの有志によって制作され、
チームによる惑星奉仕で配給されています。

新しい時間の贈り物である地球暦は、“銀河の贈り物”として、
私からもうひとりのわたしへと、
平等にプレゼントとして届けられています。

地球暦の公式HP『ヘリオステラ』では、
惑星の天体位置計算を公開し、
オープンソースで開発を進めています。

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ヘリオセンター
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地球暦の運営母体のネットワークです。
自給自足をし、継続的に研究教育を行い、
地球暦の銀河の贈り物活動のサポートをする拠点です。

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木の花ファミリーと地球暦との出会い
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今年の2月、「NPO法人JOYヒーリングの会」主宰の中西研二さんと
ファミリー創設者の「いさどん」こと古田偉佐美が対談しました。
たまたま、対談場所の応接室に2010年度版の地球暦がかかっており、
それを目にした中西さんが
「木の花さんでも地球暦を使っているのですか」と問いかけ、
いさどんは「以前からこれがずっと気になっていて、
知りたいと思っていたんです」と答えました。
対談後、中西さんが開知さんに電話をしてくださり、
開知さんがいさどんと電話で話して、
さっそくファミリーを訪問する運びになりました。

ちょうど、前年の暮れからファミリー内で
「これからは、地球意識を超えて、宇宙意識で暮らしていこう」
ということが話し合われていました。
地球暦との出会いは、まさに最高のタイミングであり、
ファミリーの意識が上がったことで
相応しいものがやって来た、という感覚がありました。

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「地球暦実践ワークショップ」の開催
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ファミリーに直接足を運んでくれた開知さんとの話し合いの結果、
ファミリーで年4回、通年のワークショップを行うことになりました。
地球暦の基本から始まり、
最終的に木の花オリジナルの地球暦を作成することを目標に、
3ヶ月(地球暦では90度=建設的な角度)おきの開催が決まりました。

これまでに3回が開催済み(2011年3月16日、6月8日、9月8日)で、
第4回が12月8日に予定されています。

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「チームちきゅうれき」への参加
ヘリオセンターへ
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第2回のワークショップの後、
ファミリー全体で「チームちきゅうれき」に参加することになりました。
農的な暮らしをベースとしたエコビレッジとして、
地球チームに参加することになりました。
9月に開知さんからファミリーに
ヘリオセンターにならないか、との打診があり、
ファミリーの全体ミーティングで討議した結果、
ヘリオセンターになることを満場一致で決定しました。
そして9月、チームの第二回惑星会合の場で
2番目のヘリオセンターとして正式に認定を受けました。

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日々の暮らしで地球暦を活かす
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◇ 世界観のつながり

地球を自分自身ととらえると、
地球暦を使うことで、地球中心(=自己中心)から太陽中心へ
大きく視点が広がります。
ひとつ拡大した視点に移ることで、全体の仕組みが見えてきて、
自ずと太陽が中心であることが見え、価値観の転換が起こります。

自己中心的な目は、物事の全体像を歪めて
自分に都合の良い解釈をしてしまいます。
しかし、自分というものから離れた視点を持ったとき、
全体がはじめて正確にとらえられ、太陽系の仕組みや、
さらに拡大すれば銀河の仕組みや宇宙の仕組みまで見えてきて、
その中にいる自分というものの姿や立ち位置、役割も見えてきます。

木の花ファミリーのモデルは太陽系であり、
宇宙の仕組みの中にあります。
そして、大切なのは
一人ひとりが太陽であることを思い出すことです。

太陽は、大いなる宇宙の意志を太陽系の皆に伝える存在です。
私たちは、壮大な宇宙の一部を構成して担いながら、
自らも太陽の心をもって全体をとらえ、
皆のことを思う心に目覚めていきます。
宇宙にある無限の太陽のひとつひとつが
自分自身を知って宇宙意識を感じ取り、
そこに沿って太陽系の仲間たちとともに生きていく。
そんな時代の始まりを感じています。

私たちひとつひとつの太陽が肉体を持って
地球という生命の星に生まれ、
自分の心の姿を体験して学んでいくという、
壮大で神秘的な宇宙ドラマを演じているのだと思うのです。
この仕組みを知った者から、
星としての生命を真剣に、そして喜びと共に楽しんでいきましょう。

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ヘリオセンターとしてのビジョン
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木の花ファミリーは、もともと
「富士山をアンテナとして世界中に光を発信する所になる」
というビジョンのもとで創設されたコミュニティです。
今回、ヘリオセンターの認定を受けて、
いよいよ本格的に世界に向けて光を届けていく場になっていきます。

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ヘリオセンターとしての具体的な取り組み
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◇ 地球暦を活用した暮らしの実体験もできる研修所

有機農業による自給自足をベースに、
血縁を超えた大家族として数多くのメンバーが
持続可能な暮らしを営む木の花ファミリー。
その中で地球暦が活用されている現場を
体験することができます。

◇ 宇宙意識の目覚めへ

地球暦は、今までの自己中心的な視点から
地球意識へと意識を変化させるだけでなく、
実際に毎日、太陽系を俯瞰した視点から
眺めていくことを続けていくことによって
確実に太陽系意識、銀河意識へと意識が拡大していきます。
そういうこれからの人類が到達していくであろう意識を
生活の隅々まで浸透させた場を創造していきたいと思います。

銀河の贈り物を届けるにふさわしい意識を持った、
またはそこを目指す人々が集い、実際に生活をしている、
そんなこれからの地球の雛形になる場=ヘリオセンターを
創造していきたいと考えています。

◇ エコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)

木の花ファミリーでは、2012年1月13日から2月11日にかけて
エコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)という
国際的なエコビレッジ教育プログラムが開催されます。

EDEは持続可能な暮らしを創り上げるためのノウハウや精神性を
環境・社会・経済・世界観の4つの側面から
包括的に学ぶことのできるプログラムで、
国連の「持続可能な発展のための教育の10年」の一環として
正規に認証されています。

一ヶ月間、持続可能な暮らしの実践地である
木の花ファミリーに滞在して学ぶ体験型のプログラムに、
地球暦の学びを組み込んでいます。

開催期間中の新月の日(1月23日と24日)には、
開知さんを講師に招いて地球暦基礎講座を開催、
夜には宇宙を感じるイベントをコミュニティ全体で行います。

また、2月3日の節分の夜と翌4日の立春の朝には、
コミュニティの年中行事である節分祭と立春祭が開催され、
午後には一般にも公開される地球暦講座が開催されます。

「地球暦@EDE」は、地球暦を次のような視点から学ぶように
プログラムされています。

– 自分と宇宙とのつながりを思い出す
– 自分の暮らしている環境をホリスティック(包括的・統合的)に捉える
– 自己を認識し、意識の転換を図る際のステップとする
– より広い世界とのつながりを見出す
– 自らの使命を知り、それを社会、コミュニティづくりに活かす
– それぞれが相応しい形でリーダーシップをとる
– 自らと周囲の役割と特性を知り、コミュニティの建設や運営に活かす

EDEを受講して新たな世界観を身につけた人々が、
調和的な社会づくりの種を日本各地で芽吹かせていくでしょう。
地球暦は、その大切な一翼を担ってくれます。

以上


木の花ファミリー通信 Vol.50 2011年10月号

ファミリーの月刊ニューズレター、「木の花ファミリー通信」の10月号が発行されました!

今月号は記念すべき創刊50号です。創刊の2007年8月は、ファミリーが「木の花農園」から名前を変えて、情報発信を広げ始めた時期です。手探りで始まった編集作業ですが、ここまで月刊ペースの発行を続けてくることができました。改めまして、皆さまのご愛読に御礼申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

なお、この機会に第2号から続いてきた誌面デザインをリニューアル、カラー化しました。デザイン担当は、ファミリーのみきちゃんです。こちらも、ご意見をお伺い出来れば幸いです。

ニューズレターはのビューアでお読みになれるほか、PDFファイルをこちらからダウンロードできます。ぜひ、お読みください!

<今月の記事>

  • トピックス
    • いさどん講演会@ヤマギシ会豊里実顕地
    • みちよちゃんのエコビレッジ・レポート ~ スイス・メタニタ編
  • みんなの暮らし
    • 70歳でセーラー服を!?
  • ファミリー紹介
    • いさおちゃんの巻
  • 子育てだより
  • 今月の木の花菜食レシピ「和風スイートポテト」

いよいよ明日、「土と平和の祭典」に出店します!

今夜の大人ミーティングは、いつもとちょっと違う光景。おにぎりを握っていたり、きなころ餅をつくっていたり、今日一日、総力戦で行なっていた明日のイベントの準備が最後の大詰めです。

明日、10月16日(日)は東京・日比谷講演の「土と平和の祭典2011」に出店します。総勢17名の大部隊が朝4時にファミリーを出発、2つのテントで出店します(詳細はこちらです)。特製の食べ物を多数用意して、皆様をお待ちしております!ぜひ、お越しください!!

きなころ餅づくり部隊
こちらはおにぎりづくりに精を出しています