毎日バイキング!

「おひさまハウスひまわり」でみんなで夕食を食べるようになってから、ひとつの変化がありました。それは、大皿に取り分けて、各テーブルの上に置く方式から、バイキング形式になったのです。実は、以前から食当さんは「バイキング形式でお料理を出せるといいよね」と考えていました。配膳の手間も時間も省けるし、洗う食器の量もぐんと減るし、環境にもいい。「でも、みんな慣れてないから、無理かな」なんていう心配はなんのその。実際にやってみると、みんなからは、「楽しい!」「毎日、ホテルでご飯を食べているみたい!」と大好評です。

そして、今日は、なんとパンのバイキング!配膳テーブルには、カレーパン、とうもろこしパン、じゃがマヨネーズパン、きなこはちみつパン、グリッシーニ、そしてフォッカッチャの6種類のパンが並びました。「すごーい!!」「目移りして、どれから食べようか迷っちゃう!」「全部食べきれないよ!」とみんな大興奮。若手食当メンバーのゆみちゃん&のんちゃんのおかげです。

その日の子供会議でも、子供たちから、「どれもおいしかった!」「特にカレーパンがおいしかった。また食べたーーい」と、バイキングに関する報告が多数を占めました。

いつもバラエティ豊かな食事に、「ありがたいね」と感謝感謝の毎日です。皆さんも、木の花バイキングを食べに遊びに来ませんか?

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ファミリーでも数えるほどしか登場したことがないという幻のカレーパン!

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見てください、この豪華さ!もちろん、すべてファミリー育ちの小麦から作りました

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「毎日ホテル気分!」のバイキングです

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涙、涙のお誕生日

今日9月3日は、あいちゃんのお誕生日。今は「食当さん」のリーダーとして大活躍しているあいちゃんですが、創立当時は田んぼや畑にも出ていて、あいちゃんの草取りのスピードといったら、負けず嫌いのいさどんも悔しがる木の花歴代1位!そんなあいちゃんが、毎年お誕生日にリクエストするのが、あいちゃんの大好きな草取りです。(通常は、みんな自分の好きな食べ物を食当さんにリクエストしますが。)

ただ、今年は一日縫物をすることをリクエストしたあいちゃん。話を聞こうと縫製場に入ってみると、そこには涙で顔がぐしゃぐしゃのあいちゃんが。

「こんなところを取材されたら、困るーー!」というあいちゃんに、その涙の理由を聞いてみると・・・

「気持ちは今年も草取りに行きたいな、と思っていたんだけどね。9月21日にちーちゃんとよしどんの結婚式が控えているから、ちーちゃんや天使の幼児たちのドレスをつくるのが、今は1番だなって。でも、実は、自分は今、自分の一番好きなことをしているなってことに気づいたら、幸せで幸せで泣けてきて・・・」

そう、あいちゃんには、昔ブティックをやりたいという夢があったのです。でも、いさどんと出会い、いさどんの想いを叶えようという人生に変わったのです。

「でも、今木の花で、デザインやリフォームができていて、自分の大好きなことが活かされているの。あまりにも自分が幸せで、思えば思うほど幸せで、神様ありがとうありがとうって。幸せいっぱいで、私ばっかり幸せだとばかみたいだから、みんなにも幸せになってもらいたいと思って、みんなにメッセージを書いていたら、全然仕事にならなくて。みんなのことを想っていたら、また泣けてきて。」

そこへ、えいこばあちゃんも、「どうしたの、あいちゃん?」と縫製場にやってきました。

「今、ばあちゃんには、会わないでおこうと思っていたのに。日頃の感謝で胸がいっぱいで泣けてしかたがないから。。。」とますます涙がとまらないあいちゃん。

しばらくして、ちょっと落ち着いてきたころ、あいちゃんはこんなことを話してくれました。

「この縫製場が好きなのは、ここは死角でしょ。だから、みんなは周りにひとがいるのを意識しないで通るんだよね。こころが迷っているひとは、どこかでとまってみたり。こころがすっきりしている人は、さっさと歩く。歩く音やその姿から、いろんな人のこころがわかって、みんなのこころをいつも共有して生きていきたいなって。」

いつもいつも、みんなのことを想っているあいちゃん。木の花一、草取りが早いあいちゃんは、木の花一、涙もろいけれど、そんなあいちゃんの愛情にみんないつも感謝しています。

あいちゃんっ子のみのりも、とっても嬉しそう!
あいちゃんっ子のみのりも、とっても嬉しそう!

ココロを磨くワークショップ

こんにちは。SOPM(Seeds of Peaceful Mind)プロジェクト運営のつよしです。

本日はSOPM主催のココロを磨くワークショップ、「ココセツ」作り&「ココベン」の開催のご案内をさせていただきます。

ご存知の方も多いとは思いますが、SOPMでは、これまでココロ磨きのヒントを得る材料集めとして、木の花ファミリーのメンバーたちにインタビューを重ねてきました。インタビューは「食当さん」、「畑隊」、「田んぼ隊」、「収穫配送さん」など、グループ分けをして計9回に及びました。その他、創立メンバーの座談会なども開催しています。

今回、そのうちの食当さんのインタビュー録音を利用して、みんなで心の勉強をしよう!と計画しています。

★ SOPMとは・・・

こちらに概要説明書が載っていますので、ぜひご覧ください。

★ 「ココセツ」とは・・・

「心の取り扱い説明書」の略で、木の花ファミリーの生き方や調和的な心のエッセンスを、音声データを聞いて言葉に残し、いろいろな人とそれをシェアしていく活動です。

★ 「ココベン」とは…

心の勉強会の略で、ココセツを作っていく過程で木の花ファミリーで行われている大人会議のように実際に会い、同じテーマで話し合って心について学びあい、助け合う場を作っていきます。

【具体的な流れ】

  1. インタビューの音声データとココセツ記入用メモ(ワードファイル)をダウンロード
  2. それを聞いて気になる言葉やキーワードを抜き出します。
  3. それが心に響いた理由、今後どうしていきたいかなどをココセツ用メモに記入。
  4. ココセツ用メモに書いたことを自分の生活の中で実践。
  5. 何か失敗したり、新たな気付きがあればココセツ記入用メモに記入。
  6. 都内でココベンを開催。
  7. 実践した後の結果報告や、今抱えている心の悩みをみんなで話し合います。
  8. キーワードをまとめ、みんなで話し合った結果や、
  9. それを見たファミリーの意見などココベンのまとめます。
  10. まとめたものを木の花ファミリーやいのちの村などさまざまなところで公開していきます。

【期間・期限】

  • 9月~10月10日:「ココセツ」作り(音源を聞いてメモに記入)
  • 10月17日(土):「ココベン」開催

【使用する録音】

使用録音は食当さんチームへのインタビューです。
テーマ:「幸せになりたい人へのアドバイス」

【連絡先】

メールアドレス:sopm@konohana-family.org (@、.を半角に置き換えてください)

興味のある方ややってみたい方は上記までメールでご連絡ください。SOPMメーリングリストへご招待いたします。
また、具体的な記入方法や、音声ファイルの場所、ココベン開催場所など詳細をお知らせいたします。
なお、今回のWS参加の人数を把握したいので、既にSOPMメーリングリストに参加されている方も、別途お申込みをお願いいたします。

それではみなさんの参加をココロよりお待ちしております!

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8月14日に「おひさまハウスひまわり」で開催された創立メンバーヒアリングの様子


0歳から心磨き?!

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まりん。いま、2ヶ月とちょっと。

ひまわりでおとなかいぎをやるようになってから、まりんもいっしょにみんなのおはなしをきいてるよ。

まりん、ひまわりにすんでいるから。

たまに、なくけど、たいていは、いいこにしてる。

ちーちゃんも、みんなといれるようにね。

やっぱり、こころはだいじだね。


高校生でファミリー宣言!

横浜の高校に通う、高校2年生のゆりちゃんが、一番最初に木の花ファミリーを訪れたのは、今年の5月の体験ツアーでした。木の花の第一印象は、「ご飯がおいしい!すぐ来てお昼ご飯だったから(笑)」

1泊2日の滞在では物足りないから、もう一度来たいと思っていたゆりちゃんは、8月にふたたび木の花を訪れました。実は、今回来る前から「ファミリーになれたらいいな」と思っていたそうです。滞在3日目、一緒にお風呂に入っていたメンバーのまり姉に、「進路はどうするの?」と聞かれ、「ここに住みたいです!」と答え、早速その日の大人会議でも、自分の気持ちをみんなにシェアしました。みんなは、「おー、すごいね!」と16歳のゆりちゃんにあたたかい拍手を送りました。連日遅くまで行っている大人会議にも、しっかり最後まで参加しているゆりちゃん。発言はしないものの、一生懸命みんなの話を聞いている姿に、「存在感があるよね」といさどん。

ゆりちゃんに大人会議についてどう思うか、聞いてみると、「興味深いし、いさどんの話はいつも本当にそうだな、と思う。自分もみんなのように、こころ磨きをできたらいいなと思います。この生活に慣れれば慣れるほど、ここを離れたくない。もう、卒業が待てません」と淡々とマイペースに語りますが、心の中には熱い想いをもっています。

好きなことは、自然の中にいること。夜空や星をずっと見ていること。あとお料理も、と言うゆりちゃん。今日は、みんなのために、天然酵母の食パンとかぼちゃパンをつくってくれました。

「今まで、宇宙や神様について書いてある本を読んでもしっくりこなかったけれど、ここではみんながそれを話していて、やっぱり本当だったんだと確認できた。他のところだったら、そんなにこころの話はできないけれど、ここなら何でも誰とでも正直に話せる」とすっかりファミリーになじんできました。

都会に住んでるから、田舎にあこがれると言うゆりちゃん。将来の夢として農業を考えていたゆりちゃんは、「メンバーになったら、ひとの足りないところにいってもいいけれど、一番好きなのはやっぱり畑での作業だな」と楽しそうに語ります。さあ、ゆりちゃんがメンバーになったら、どんな役割が与えられるでしょうか。ゆりちゃん、それまでは、いつでもホームシックになる前に帰ってきてね。

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「おいしくなーれ!」と想いながらつくりました、とゆりちゃん。