出版イベント第2弾!@福井

新しい命が誕生し、ますます賑やかな木の花です。

 

東京から帰ってほっと一息ついたのもつかの間、
ファミリーでは次なる出張イベントへ向けて着々と準備が進行中です。

今回は、ファミリー初の、福井県での開催!
「これからの時代を生きる新しい価値観を、たくさんの人と共有したい」
というファミリーの想いに共鳴してくれた
『ふくい未来ビレッジ・ネットワーク』のアッキーが、
地元福井でのイベントを企画してくれたのでした。

 

会場は「マイドーム清水」。立派な建物です!

マイドーム清水

 

中はこんな感じ。わお!

 

今回は、いさどんによる講演や楽団のコンサートに加えて、
参加者の皆さんとのフリートーク&交流会の時間を設けました!
創立から18年間、着実に成長を続け今や78名にまでなったファミリーの
子育てから経済、国際交流や教育活動、うつ病などのケアプログラムまで、
皆さんのさまざまな疑問にお答えしつつ、交流を深めて、
新たな時代に向けたネットワークを築いていけたらと思っています。
ぜひ一緒に盛り上げていきましょう!

 

ちなみに、東京でのコンサートはこんな雰囲気でした♪

エネルギーいっぱいの木の花楽団

 

会場の様子

 

カウボーイハットで登場し、宇宙を語るいさどん

 

東京で得たものにさらに磨きをかけて、
ますますパワーアップした木の花を福井の皆さんにお届けします!

 

さらに今回は、おいしい手作りおやつもご用意♪
無農薬・有機栽培の材料で作った木の花自慢の味を、ぜひ食べてみてくださいね。

おやつ作りのゴールデンコンビ・ゆみちゃん&のりちゃん。心を込めて作ります!

 

 

以下、イベント詳細です。

 

富士のふもとのエコビレッジ 木の花ファミリー

『血縁を超える自給自足の大家族 〜富士山麓からのメッセージ』
出版記念イベント in 福井

 

-:-:-:- 日時 -:-:-:-

2012年4月7日(土)
14:30 開場 / 15:00 開演 / 20:30 終了

 

-:-:-:- 会場 -:-:-:-

「マイドーム清水」
〒910-3616 福井市真栗町48−2
TEL:0776-98-4222
アクセス:京福バス清水山線で「中央広場」停留所下車徒歩1分、福井ICより車で30分

 

-:-:-:- 内容 -:-:-:-

第一部:本の紹介と創設メンバーいさどんの講演会
・木の花立ち上げから今までの取り組み(軌跡)
・木の花の存在目的、あり方について
・どのようにして運営が成り立って行ったか
・今の木の花の全体的な仕組み
・これからの生き方について思うこと

第二部:「木の花楽団」コンサート

第三部:フリートーク&交流会
・フリートークは、木の花メンバーと参加者との自由な質問の場です。
なんでも気軽に質問してみてください。
・交流会では、軽く食事をしながら交流を深めていきたいと思います。
簡単なオードブルを用意させていただく予定です。
ほかにも可能な方は自慢の一品、お勧めの一品を持ち寄りいただき、
さらに話に花を咲かせましょう♪
(目安:1人1人前程度の持ち寄り)

 

-:-:-:- 参加費 -:-:-:-

前売り2,500円 / 当日3,000円(おやつ&1ドリンク込み)

また、以下の部分参加も可能です。

1. 第1部(本の紹介と創設者いさどん講演会)のみ参加:
500円(おやつなし)

2. 第2部(木の花楽団コンサート+フリートーク)のみ参加:
1,500円(おやつ+ワンドリンク付き)

3. 第3部(交流会)のみ参加:
500円(簡単なオードブル付き)

☆木の花のおいしい無農薬食材でつくったおやつと特製ドリンクをご用意!
心を込めて作ったおやつを、どうぞお楽しみください。
※マイカップ持参でお願いします。
(予備のカップ(若干分)は用意いたします)

☆ドリンクは二種類から選べます。
木の花菌ジュース / 玄米コーヒー

☆木の花ファミリーの有機農産物や加工品などの販売コーナーも設置いたします。
お楽しみに!

 

-:-:-:- 定員 -:-:-:-

80名 先着順/定員になりしだい〆切
※必ずご予約ください!
(予約の無い場合、満員のときは会場に入れない可能性もあります)

 

-:-:-:- ご予約 -:-:-:-

FAXまたはメールで、主催のふくい未来ビレッジへお申し込みください。
FAX:0779-64-5590
ホームページ:http://fmvn.org/(お申し込みフォームがあります)
☆必須記載事項(お名前・ふりがな・ご住所・ご連絡先・チケット枚数)
※FAX・ホームページからの申し込み〆切:4月6日(日)19:00まで

 

-:-:-:- 主催者・問い合わせ先 -:-:-:-

ふくい未来ビレッジ・ネットワーク(担当:中川)
〒910-2178 福井市栂野町22-6
TEL:0776-89-1765
FAX:0779-64-5590
お問合せe-mail:info@fmvn.org

 

ではでは、会場でお会いしましょう

 


イベント無事終了しました。

帰ってきました、富士のふもと!

そんなわけで、改めまして、こんにちは。
昨日、東京・カフェスローにて行われた出版記念イベントが
無事終了致しました。
留守を預かるメンバーたちや、東京在住の友人たち、
そしてカフェスローのスタッフの皆さんの温かいご協力のもと、
とても心温まる場となりました。

 

第一部は、出版元の「ロゴス」のいたるちゃんによる本の紹介に始まり、
新刊のプロモーションビデオとイベント初参加のこうちゃんのプレゼンテーションで
木の花の暮らしをご紹介。
そして第二部は、木の花楽団によるコンサート!
ボーカルのみかちゃん曰く
「歌が、聴いている人たちの心に入っていくのがわかった。」
最後はみんな立ち上がり、楽団の奏でる『夢の国』にのって踊って、
幕を閉じたのでした。

参加された方々からは
「来てよかった」「涙があふれた」等の言葉をたくさんいただき、
とても嬉しく、ありがたい気持ちでいっぱいです。
一方で、「もっとファミリーの暮らしについて質問できる時間があるとよかった」
というご意見もいただきました。
今回は会場の関係で限られた時間内でのイベントとなりましたが、
いただいたご意見はぜひ、次回からに生かしていきたいと思っています。

そう!
実は今回は、これから続いていく「出版記念イベントツアー」の幕開け。
今後、三重県の「ヤマギシ会豊里実顕地」、福井県の「マイドーム清水」、
そして福島県の「銀河のほとり」でのイベント開催が続き、
さらに、大阪、京都、滋賀、石川でも検討中なのです。
詳細が決まり次第、改めてお知らせいたします。
ますます磨きをかけていきますので、みなさん、ぜひお越しくださいね!

 

イベント開始前、まずは腹ごしらえからスタート。そしてお弁当箱のフタを開けてびっくり!
キッチンスタッフのみんなの愛情がたっぷり詰まった力作です。

中央手前はその名も「星々のマリネ」。おいしー!!

 

コンサートは、おなじみ『Welcome to 木の花ファミリー』でスタート!
そして『みんなで踊ろう』でにちわが前に出て踊り出すと、場が一気に華やかに!

即興で見事な踊りを披露するにちわ。おじさん達もノリノリです。

 

『この星の上で』は、会場のみんなともつながって歌いました。

会場からステージ側への飛び入りも大歓迎!

 

最後に、まりちゃん作の衣装で楽団が勢ぞろい!
さのっちと共に司会を務めたきよとみこも一緒に・・・。

おめかししても、やっぱり愛嬌いっぱいのきよ(左)とみこ。

 

みなさん、ほんとうにありがとうございました!

さあ次はいったいどんなどんなステージになるのか。
まだまだ、ツアーは続きます。 乞うご期待☆

 

 


いよいよ明日

さあ!

東京での出版記念イベントが、いよいよ明日に迫りました!!
(というか、今日だ!!)
こちらでは、みんな最終準備に大忙し。
昨日はまりちゃんによる楽団の衣装のお披露目があり、
みんなから歓声が上がりました。
(どんな衣装かは当日をお楽しみに!)

 

花粉でちょっぴりノドが不調のボーカルのみちよちゃんには、
キッチンスタッフののんちゃんより、
ノドにやさしい黒豆の煮汁が届いたり。

お仕事中のみちよちゃんに、あたたかい差し入れ。

 

こちらは真剣な表情で小道具製作中の、木の花庵女将・ひとみちゃん。

何が出来上がるのかは、お楽しみに!

 

販売コーナーには、大好評の出版記念特製ほうじ茶
「血縁を超えるっ茶」も登場します。

血縁を超えるっ茶

 

大人ミーティング中も小物製作に集中するデザイナーのみきちゃん。

真剣です。

 

ミーティング終了後も、みんなで明日お披露目の新作CD作り!

目標枚数まであと少し!

 

CDの裏には、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 。
つまり、自由にこの音楽を共有しましょう!

新曲を含む全8曲が入っています。

 

さらに、夜中までコンサートの時にスクリーンに映し出される映像の
切り替えのタイミングの練習をするこうちゃん!

歌を口ずさみながら練習するこうちゃん。音程なんか外れたっていいのです!

 

こんな感じで、みんなで明日(今日だ!)を心待ちにしている
木の花ファミリーです。

 

さてさてそして!
もう一つ、ステキなお知らせです。

 

明日のイベントに、今回の本の表紙にも登場している
みこと(6歳)が一緒に行くことになりました。

 

今月生まれた子ヤギさんと、みこと。


それでは皆さん、会場でお会いしましょう!

 


プロモーションビデオができました。

始まりは、ほんのひと月ほど前のこと。

『血縁を超える自給自足の大家族』の出版記念イベントをするにあたり、
会場で流せるような、木の花の暮らしを紹介するプロモーションビデオを作ろう、
ということになりました。
当初は、イベントに参加できないメンバーが会場の皆さんに向かって
「やっほー」と語りかけるビデオレター程度のものを想定していたのですが、
ひょんなご縁から映像制作のプロの方と出会い、そのご協力を仰ぐことに。

 

そしてこのたび、めでたく、そのプロモーションビデオが完成しました!!
イベントに間に合わせるべく、撮りためた映像を持って東京へ行き、
プロのご協力のもと徹夜で編集したプロモーションビデオを
富士宮へ持ち帰って、さっそくみんなで上映会。

冒頭、20世紀フォックス映画でも始まったかのようなゴージャスな音楽に、
みんなのどよめきが(笑)。
そして10分間の映像を見終えた後は ―――― 大拍手!!!
涙を流しているメンバーもいました。
のりちゃん曰く、
「自分はこんなに素敵なところで暮らしてるんだ、って、ぞくぞくした。」

 

さぁ、そこにいったいどんな暮らしが描かれているのか、
まずは17日のイベントにてご覧いただいたのちに、
インターネットで公開していきたいと思います。

どうぞお楽しみに!

 

 

今回の編集を、徹夜でやってくれたもっちゃん。ありがとう!

編集作業中のもっちゃん。東京のオフィスにて。

 

気が付けば窓の外は朝焼け。

 

 


おひさまの子、日和

ファミリーでは、毎晩夕食後に、「子どもミーティング」をしています。

子どもたちがその日の出来事や思ったことを報告し、
それを聞く大人たちも意見を出し合って、一緒に考えを深めていきます。
子どもたちの年齢は1歳から高校生までと幅広く、
時には大人以上に鋭い意見が出て、ミーティングが1時間以上に及ぶことも。

先日、中学1年生の日和(にちわ)が、ピアスの穴を開けるということがありました。
そのことを子どもミーティングの場で問われた日和は、涙を流しながら
「穴をふさぎます」と言いました。そしてそれ以来ピアスはしていません。

そんな日和に、今思うことを聞いてみました。
 

 
*  *  *  *

 

― 今、ピアスの穴を開けたことについてどう思ってる?

ピアスの穴は、残しておきたいと思った。友だちもかわいいって言ってくれるし。
だけど、学校でやっちゃいけないって決まってることは、やっぱりいけないなと思った。
この話も、本当は自分から子どもミーティングに出すべきだったけど、
結局自分では出さずにいて、和子ちゃんから言われることになった。
自分から積極的に出して、心を磨くべきだったと思う。

 
― あの時はどうして泣いていたの?

子どもミーティングで何か言われると、すぐに泣いちゃう。
みんなから怒られているような気持ちになって。いつもそう思っちゃう。
例えば、司会をやって失敗したときに、はく(小学6年生)やりゅうと(5年生)から
ちゃんとやるようにと言われると、プレッシャーになって顔が真っ赤になったりもする。
みんなをまとめるのは苦手。
何か言われると、すぐに泣いちゃう。責められているように思っちゃう。
でも本当は、みんなからコメントをもらうのは、
それを聞いて自分の悪いところを直していくためなんだよ。
だから、責められてると思っちゃうのは、それだけ心が汚れてるということ。
今、言葉ではこう言ってるけど、実際に言われてるときにはそういう風に思っちゃうから、
それは自分のいけないところ。
責められてると思うんじゃなくて、コメントをもらって、
そこを自分で直していくべきだと思う。
泣いちゃうのは、自分の中に、小さな「何か」があるからなのかな。
本当は責められているなんて思ってないのに、何かわからないけど、
何かのもとが自分の中にあるからすぐ泣いちゃう。
何かちっちゃいものが。なんだろう。悪い心があるの。
それが何かは、日和もよくわからない。
ピアスの穴を開けたのは遊び半分だった。今は、悪いことだと思ってる。

 
― なんで悪いことだと思うの?

まず、ルール違反だということ。校則で禁止されてる。かわいいと思うけど、ルールは守る。

 
― それで不満はない?

最初はあったよ。でも、日本人として、日本の校則があるから。

 
― なぜルールを守らなければいけないと思う?

例えば、交通事故も同じこと。ルールを守らなきゃ死んじゃう。だから守らなきゃいけない。

 
― 将来自分の子どもがピアスの穴を開けたいと言ったら、どうする?

怒ると思う。ルール違反だから。
怒らなかったら、それがいけないということがわからなくて、ずっとやり続けちゃう。

 
― 木の花の大人たちは子どもたちにいろいろなコメントをするけれど、
  そんな大人たちをどう思う?

自分たちがやっていることを、日和たちに教えてくれてるんだと思う。
だけど日和たちも、たまにそれを受け取れないときがある。
前にさくや(17歳)がそういう時があった。
大人がいろいろ伝えても、何日も同じことを続けてた。
でも言われ続けていくうちに反省して、変わった。
大人が言うことを正しいと思えば、ルールを守らなければいけないとかそういうこともなくなる。
子どもミーティングは、日和たちの心をきれいにしていくためにあるんだと思う。
何か悪いことがあった時に「今日こんなことがありました」って報告すると、
大人たちがコメントをくれて、それを聞いて日和たちも思うことを言って、
どんどん振り返っていくことができる。
だから、やっぱり大人たちの言うことは正しいと思う。

 
― 大人っていつも正しいと思う?

たまに大人たちも勘違いして、日和にも自分の想いがあるのに受け取ってくれない時があって、
たまには不満もあるよ。
でも、いつも正しいわけじゃないけど、ここの人たちは基本的に、
その人の心をきれいにしようという想いがあって言ってくれてる。
だから、言っていることは正しい。
 

 
*  *  *  * 

 
 
日和は、その名前の通り、おひさまみたいに、
ただそこにいるだけで周りを明るくする子です。

17日の東京でのイベントには、日和も参加します。
日々変化し続ける日和の成長を、どうぞ見守ってくださいね。

 

みんなを明るくしてくれる日和