普通の生活の中に調和の心を

以前、このBLOGでもお知らせした通り、2月11日にSOPMプロジェクトのココベン(心の勉強会)が東京の渋谷で開催されました。ファミリーからはSOPM担当になっている僕と東京在住のファミリーメンバーさのっちが参加しました。

このSOPMは東京で普通に暮らしているつよしくんとまりりんが、木の花の暮らしに流れる調和の心を自分たちの日常生活で実践したいと考えたことから始まりました。そして、現在、都内で定期的に勉強会を開催しています。

今回は、以前、まりりんが畑隊にしたインタビューをもとに、みんなで話しあいました。畑隊へのインタビューのテーマは「言葉で自分を表現するのが苦手な人へどうアドバイスをするか?」という内容でした。少し、インタビューの内容を紹介します。

自分の感情を表現するのが苦手な人はどんな人か?という質問から、自分を良く見せたい人、正直でなく上手に話そうとする人、臆病な人などの意見が出ていました。話すことへの恐怖はなぜ起きるのか?そこには様々な理由が考えられますが、信仰心の薄さも話題に上っていました。すべては善きことのためにある。そんな信仰心があれば、すべてを委ね、ありのままの自分を語ることが出来るというのです。

自分を語ることはなぜ大切なのか?インタビューはこの質問に以下のように答えていました。

言葉を発して、自分を表現していくことにより、みんなからの意見を貰うことが出来ます。人は自分のことは良く見えません。みんなからの視点を貰うことで、視野を広げることが出来、自分の成長に繋がります。また、それはみんなのためにもなります。人は他者の体験談を聴くことによっても視野を広げられるからです。

語り合うことによって、自分の心がみんなの心になり、みんなの心が自分の心になります。みんなが一つなり、その場が調和への向かっていくのです。

そして自分を語ることの支えになるのが信仰心ということで、インタビューでは信仰心の大切さが強調されていました。

ココベンでは、このインタビューを聴いた人達が集まり、感想や自らの体験を語り合いました。

参加者の中にも、自分を言葉で表現するのが苦手な人がいました。そして、そこには本当の自分を出したらいけないという思いがありました。

生き方に正解があって、その正解からずれたらいけないという圧力を受けて、本当の気持ちを表現できなくなります。そして、取り繕う必要を感じ、だんだん表現するのが苦手になっていくようです。

自分を表現していくには、安心して表現出来る場と信頼できる人間関係が必要です。

みんなが善意で聴いてくれているという信頼の中で、人は安心して自分を出せます。

SOPMのココベンは都会の中にそんな場を作り出しています。

語られた気持ちはその場にいるみんなの気持ちになります。語ることでみんなと共有する気持ちが増えていきます。そして、みんなと一つになっていきます。そんな場が増えていくことで、世界は調和に向かいます。

SOPMに参加する人達は会社で普通に働いている人が大半です。

そんな人達が少しずつ調和の心を育てているのです。

SOPMの活動に興味がある方は、sopm@konohana-family.org までご連絡下さい。みんなで調和の心を広げていきましょう。


心の勉強会のお知らせ

こんにちは。SOPM(Seeds of Peaceful Mind)プロジェクトのなかのんです。
本日はSOPM主催のココロを磨くワークショップ、
「ココセツ」作り&「ココベン」の開催のご案内をさせていただきます。

ご存知の方も多いとは思いますが、
SOPMでは、木の花ファミリーのメンバーのインタビューを重ねてきました。
食当さん、畑隊、田んぼ隊、収穫配送さん、などグループ分けをして
計9回にわたってやってきました。

昨年の10月17日、はじめて、その一つの食当さん達の音源を利用しての心の勉強会(「ココセツ」作り&「ココベン」)を開催しました。

参加者同士でお互いの心を語り合い、共有するとても良い時間となりました。
そして、今回、2回「ココセツ」作り&「ココベン」を開催することになりました。
今回使用する音源は、畑隊です。

★「ココセツ」とは…
心の取り扱い説明書の略で、木の花ファミリーの生き方や調和的な心のエッセンスを、
音声データを聞いて言葉に残し、いろいろな人とそれをシェアしていく活動です。
★「ココベン」とは…
心の勉強会の略で、ココセツを作っていく過程で
木の花ファミリーで行われている大人会議のように
実際に会お、同じテーマで話し合い
心について学びあい助け合う場作っていきます。

詳しくは
SOPMってなに??⇒(https://sites.google.com/site/lifevillagenet/ppt-sopm
) を参照。
概要説明書が載っています。

【具体的な流れ】

1インタビューの音声データとココセツ記入用メモ(ワードファイル)をダウンロード

2.それを聞いて気になる言葉やキーワードを抜き出します。
 そして、それが心に響いた理由、今後どうしていきたいかなど、
 ココセツ用メモに記入。

3.ココセツ用メモに書いたことを自分の生活の中で実践。

4.何か失敗したり、新たな気付きがあればココセツ記入用メモに記入。

5.都内でココベンを開催。
 実践した後の結果報告や、今抱えている心の悩みをみんなで話し合います。

6.キーワードをまとめ、みんなで話し合った結果や、
 それを見たファミリーの意見などココベンのまとめます。

7.まとめたものを木の花ファミリーやいのちの村などさまざまなところで公開していきます。

【期間・期限】
1月~2月4日:「ココセツ」作り(音源を聞いてメモに記入)
2月11日(建国記念の日):「ココベン」開催

【使用音源】
使用音源:畑隊チーム。
テーマ:「信仰心」

【連絡先】
メール:sopm@konohana-family.org

興味のある方ややってみたい方上記までメールください。
SOPMメーリングリストへご招待いたします。
また、具体的な記入方法や、音声ファイルの場所、ココベン開催場所など
詳細をお知らせいたします。
(今回のWS参加の人数を把握したいので、既にSOPMメーリングリストに
 参加されている方も、別途お申込みをお願いいたします。)

それではみなさんの参加をココロよりお待ちしております。


「変革の年」のみんなの心

史上初の元旦月食。そして満月。特別なことが起こりそうな予感のする2010年。元旦の昼食時に毎年恒例の「今年の抱負」をシェアする時間を持ちました。「変革の年」。みんなの想いはますます神様へ向かっています。そして、外へ外へと広がっています。

「今まで自分は神様に拒否反応を起こしていましたが、今朝神様の声が聞こえて、神様って素直に信じて真面目にやり続ける心なのだと気づきました。ここにいる一人一人の中にも神様がいて、いっぱい神様に囲まれて私がいるのだなと思ったら、こうやって日々を過ごしていければいいと思いました」

これはちーちゃんの言葉です。御心のままに生きるファミリーですが、メンバーの中には神様を理解出来ない人もいます。ちーちゃんもその一人でしたが、神様の存在に気がつき、感謝の心で満ち溢れるようになりました。「神様を喜ばせたいなと思います(さのっち)。」「今年の抱負はなしです。ただ神様と共にあるだけです(ようこちゃん)。」「心の泉を掘る、それは信仰心を深めていくということです。日々神様に心を向けて、話しかけて、答えをいただいて、いつも一緒にいるという想いをもてるようになりたいと思っています(いさおちゃん)。」など他にも神様を語った人はたくさんいます。

そして、長野県在住のわたわたの語った言葉は、木の花の心の広がりを現しています。

「自分は木の花から社会に派遣されているのだなと気がついたら、やり方が観えるし、人と付き合うのも自分事ではないと考えると、誰ともぶつからない。何が来てもありがたい、すべてつながって捉えられるようになりました。」

より神様を深く感じ、神様と共にあり、外へ外へと広がっていく。みんなの抱負からそんな予感がして、わくわくしました。「変革の年」。皆さんも一緒にこのわくわく感を楽しみませんか。

ますます神様に心を向けて
ひと連なりのいのちの中で、どこまでも広がっていく


木の花ファミリー憲章ブログができました

今、ファミリーでは15年の歴史で初めて明文化した取り決めである「木の花ファミリー憲章」を作成する準備をしています。

最近までこの木の花ファミリーブログでその様子を報告させていただいていましたが、この度、「木の花ファミリー憲章ブログ」として独立させました。

15年間。ファミリーは自然の仕組みに沿う形で、生活を営んできました。自然から学ぶ姿勢を忘れずに、愛と調和と善意を大切にしてきました。

その生活は閉ざされたものではなく、外に対して開かれたものです。広がることでみんなと繋がっていくことを目指しています。

今回、その理念を文章にまとめ、憲章を制定することにしました。この憲章は自然を雛形にして作成されます。より多くの人が自然界を自らの暮らしの雛形とするように―。そんな願いを込めて憲章創りを進めていきます。


土台を築いてきた人たち

ファミリーのなかのんです。

昨夜、「おひさまハウスひまわり」でファミリーの創立メンバーたちを囲む座談会「創立メンバーヒアリング」の第2回が開催されました。座談会は都会で暮らす人たちを主なターゲットに調和のこころを伝える活動をしている「ねっこネット」の主催によるもので、今年5月のゴールデンウィーク中に初めて開催されました。僕も「ねっこネット」の一員として企画・制作に参加しました。

参加者ができるだけ自由に質問や発言を出来るように配慮した運営が功を奏したのか、座談会は終始和やかな雰囲気で進んでいきました。

設立当時のいろいろなエピソード、それぞれの心の癖の乗り越え方といった話題が飛び交いましたが、そこで創立メンバーたちから出たのが、「今の人たちは優 秀」という言葉です。最近メンバーに加わった人やファミリーを訪れた人たちは、自分たちに比べて、ずっとみんなのアドバイスを素直に受け入れることができ る、というのです。

そのことをいさどんは「人と人の波長が合って出会うということは、その時点で同じレベルにいるということ」と表現しました。たとえば、僕のような最近ファ ミリーに加わったメンバーは、自分なりに心を磨く過程で現在のファミリーに出会って、波長が合ってメンバーになったわけです。いさどんの表現では、「その 出会いに至るまでに、それぞれの人がいろいろな場所で自分を磨いてきている」ということになります。ファミリーを訪れる人たちやこのブログを読んでくれて いる人たちも、現時点のファミリーと波長が合うということは、同じレベルにあるということなのです。

ただ、実際の生活の場がなければ、その自分を表現することもできないのも事実です。そういう意味で、その場を築いてくれたのが創立メンバーの人たちなのだとあらためて感じました。

そのことを、淳二マンは「自分たちは土台を築いてきたと思う」と表現しました。土台づくりを担う者の役割として、いろいろなことを乗り越えてきてくれたの です。心の中であれこれ思うだけの状態から一歩踏み出して、生活の中の実践に落とし込みたい!と思った人が、ファミリーを訪れて自らの歩みの参考にするこ とができるのは、創立メンバーたちが築いてくれた土台があればこそです。今回の座談会は、そんなことを再確認する場になったと思います。

参加してくれた皆さん、ブログを読んでくれた皆さん、どうもありがとうございました。これからも、一緒に同じ山を登っていきましょう。

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