みのるん物語3 〜 自らと向き合うことでヒビキを変化させていく

自然療法プログラムを受けてから、
2週間が経ったみのるん。

最近の日記の中でみのるんが、
「わたしにはプラス思考の訓練が足りないかもしれない。
天を信頼していないかもしれない。
天に運命を委ねる勇気がなかったのかもしれない」
と書いたことに対し、いさどんは、
「自分にとって都合の良い捉え方をしていませんか?」と
コメントしていた。

さらに、
2週間面談の中で
いさどんはみのるんにこう伝えた。
 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
 

あなたは、
天というものをしっかり認識していないのに、
言葉だけそうやってまわしているんだよ。

そして、
理由探しをしているけど、
そういったものはある意味、
屁理屈のようなものだからね。

だから、
その思考をまわした結果、
あまり良いものが生まれないんだよ。

言葉で理屈を語って、
そこでエネルギーを消費して
終わっていくようなところがあるから、
もっと精密な捉え方をして、
精度の良い思考を心がけていくことが今後の課題だね。
 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
 

続けて、
みのるんの日記に、
「わたしは負け組になりたくないと思っていた」
と書かれていたことに対し、いさどんは、
「その捉え方に問題があるのでは?」と
コメントしていた。

そのことについて、
いさどんはこう伝えた。
 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
 

日記には「思っていた」と過去形になっているけれど、
日記の内容を読んでいくと、
これは現在も続いていることなんだよ。

そうすると、
その捉え方に問題があるのでは?と僕が書いたのは、
そもそも、
負け組というのがいるのかどうか。

そういった勝ち負けの基準があるのかないのか、
あいまいなところで、
もう勝ち負けの基準をつくっている。

まわりの人たちは、
勝ち組・負け組なんて全く考えていないところで、
あなたは一人、
対抗心をメラメラ燃やして、
そこにエネルギーを使っているわけだよ。

その状態というのは、
魂だけ観たら、
「なに一人だけ浮いているの?」ということになるよ!

人間は心の内を表情で隠すでしょ?

そうやって平静をよそおっているけれど、
肉体のない世界に行ったら、
「なぜそこで一人で対抗心を燃やしているの??」という話になるんだよ。

そして、
この肉体のある世界にいると、
「僕はそんなことを口に出していないから、
まわりにはわからないだろう」と思っているかもしれないけど、
人間というものは、
“波動”だからね。

言葉で話さなくても、
そういった空気を醸し出していて、
波動は感じるものだから、
「あの人は自分を閉鎖的にしているな」とか
「とっつきにくい人だな」とまわりの人は思うものなんだよ。

そうやって、
結果として自分で孤独の枠をつくっているんだよ。

だからね、
たくさんエネルギーを使って考え、行動したとしても、
実りがないことになる。

やることなすことうまくいかない人がいるでしょ?

自分の発しているものや思考は
黙っていても、
波動として外に出るからね。

そうすると、
自分の発しているものが、
結果としてそういうことを生むことになるんだよ。

そういったことを理解して初めて、
「やっと改善のスタートが切れたね!!」ということになる。

そのためには、
積極的に自らの心の内を外に出していって、
他者から観える景色を自分の中に取り入れていく作業が必要だね。

そして、
そのときに大切なことは、
体育会系のように「やるぞーー!!」と勢いをつけてやるのではなく、
冷静に、リラックスして、
自分を客観的に情報として分析していくことが大切なんだよ。

それこそ、
感情を抜きにして捉えていくぐらいでないとね。

その力の抜き加減とか、
客観的位置に立つことが、
今までのあなたは苦手だったから、
今の状態があるんだよ。

いわば、
一番苦手な部分に、
これから向かうわけだ!

でも、
そこにハードルがある限り、
そこを超えていかないとね。

そのハードルはね、
お医者さんに診てもらったり、
薬を飲むことで超えられるものではないんだよ。

それは、
自らと向き合うことによってのみ、
超えられるもの。

この取り組みによって
自分を否定されたように思う人は、
自分に執着が強いからだよ。

そして、
「足りない自分でありたくない」と思うと、
自分と向き合うことを避けて、
成長しないわけだよ。

でも、
人間は、
いくらでも変化できるものなんだよ♪

そして変化しても、
別人になるわけではないんだよ。

それは新しい捉え方や視点を
身につけていくだけだから。

つまり、
NEWみのるんが現れてくるということだよ。
 
 
 
 


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