田んぼのゆたかな生命たち

8月の28日から29日にかけて、NPO法人メダカのがっこうから理事長の中村陽子さん、副理事長の根本伸一さん、調査担当の林鷹央さんが「生きもの調査」のためにファミリーを訪問されました。

メダカのがっこうでは、田んぼに生命をよみがえらせる活動を基本として、広く環境や食の問題を世に問う活発な活動を繰り広げています。その重要な活動のひとつが、田んぼの「生きもの調査」です(詳しい説明をお読みになりたい方はこちら)。

今回は、ファミリーが創立当初からお米を栽培している田んぼとその周辺にどのような生きものが住んでいるかを調査しました。稲作を担当するファミリーの「田んぼ隊」のメンバーも、ふだん、それほど生きものの存在には注意していませんでしたが、さて、どんな生きものがいるのでしょうか?

一日目の調査はあいにくの雨模様。みんなで傘をさしての調査になりましたが、夏休みで家にいた子ども達やゲストの方々も興味津々でついてきました。雨だと出てきてくれない生き物たちもたくさんいるとのことですが、果たして・・・?

調査担当の林さんが手際よく生きものを見つけてはたちどころに種類を判別、中村さんが調査票に書き取っていきます。林さんのあまりの詳しさに、ファミリーのみんなは「すごいね~」と感心しきりでした。探すまでもなく次々と見つかる生きものたちに、林さんは本当に楽しそうでした。大人も子どもも、林さんにつられて「あ、ここにも」「林さん、これなんていうんですか~」と楽しく生きもの探しに熱中しました。

調査の結果については別ブログの「畑だより」でたっちゃんが報告してくれる予定ですが、結論としては、ファミリーの田んぼには非常に豊かな生きものたちの世界が根付いていることが調査で明らかになりました。メダカのがっこうのみなさんも「たいへんいい状態です」と太鼓判を押してくださり、私たちにも嬉しい結果となりました。

「虫博士」の林さん。そのすごい識別眼に、みんな尊敬のまなざしを向けていました。林さんのブログはこちら

書き取りをする理事長の中村さん

みんなでにぎやかに調査中

調査を終え、自宅に戻って調査票をまとめます。講評をしてくださる中村さん

ここからは、ファミリーで撮影した虫さんたちの写真をお楽しみください。林さんに聞かないと名前がわかりませんが、なかなかめずらしいものも含まれているそうですよ。


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