新型コロナウィルスで学校がお休みになった子ども達の振り返り

ここ静岡県では緊急事態宣言も解除され、明日からいよいよ学校が再開します。7週間に及んだ休校の最終日である今日、ファミリー最高齢のえいこばあちゃんが、11歳から12歳のファミリーの子ども達7人を呼んで、食事会を開きました。

いつもみんなのために何ができるかを考えているえいこばあちゃん

この7週間の間、レンコン掘りや養蜂など、これまでやったことのなかったことをジイジを始めとする大人たちと一緒に体験し、大きく成長した子ども達は、一人ひとりがとっても個性的。食事の後、子ども達はこの体験を通してそれぞれに今思うことを振り返り、それに対して、日々彼らを見守ってきたジイジが丁寧なフィードバックを返していきました。
「コロナウィルス は人間にとても大切なことを伝えてくれているよ」とジイジ。どうか一人ひとりの個性を活かして、みんなで助け合い、人のためになる生き方をしてほしい、これからは大人と子どもが対等になる時代だよ、と子ども達へエールを送りました。

深くて温かい、大切なお話です。どうぞご覧ください。

 


【木の花のたより 】ハチミツはすごい〜養蜂場へ行ってみよう!

 新蜜がとれました!

皆さん、こんにちは!
ちょっとご無沙汰をしてしまいましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。120品目300品種以上の作物を育てる木の花ファミリーでは、この短い期間にも様々な作物がぐんぐん成長し、その一つひとつを皆さんにご紹介したいっっ・・・と思うものの地球は留まることなく巡り巡ってあれよと言う間に時は過ぎてまいります。

そんな中、養蜂隊は今年初のハチミツを採蜜しました〜!( ≧▽≦ )ノ
様々な効能を持つことがテレビ番組で紹介されて以来、にわかに注目が高まっているハチミツですが、効能もさることながら、実はミツバチの世界はと〜っても奥が深いのです。今日はそんな養蜂の現場を、新型コロナウィルスで学校がお休みになった子どもたちと一緒にご紹介します!

身を乗り出し過ぎて養蜂隊長のジイジに「ハチが見えん!」と言われながらも興味津々の子どもたち

        

木の花の養蜂は、4月から9月頃にかけてがハイシーズンです。冬の間に巣の中で寒さをしのいでいたミツバチたちは、暖かくなって花が咲き始めると外へ飛び出し、蜜を集め始めます。養蜂家は花の咲くタイミングに合わせ、お天気と相談しながら、蜜源となる場所へミツバチを連れていくのです。

花の咲く時期に合わせ様々な場所へ移動し、いろんな種類の花の蜜を集めます

今年初の採蜜となる今回は、まずホームである富士宮の養蜂場近辺の花々から集められた蜜を採蜜します。学校が休校中のファミリーの子どもたちは、半日は勉強や掃除、半日は農作業やお料理などをして過ごしていますが、中でもジイジと一緒の作業は大人気。「今日はボク!」「明日は私!」と毎日交代で小さな養蜂隊員たちが養蜂場へやって来ます。

朝一番で迎えに行くと、準備万端で待っていた本日の養蜂隊員たちが養蜂カーへ乗り込み、みんなに見送られて出発!

養蜂場に到着し、採蜜開始。ジイジが巣箱を一つひとつ開けて確認し、蜜の溜まった巣板を子どもたちへ手渡していきます。

雨が降っても巣の点検や採蜜ができる屋根付きの養蜂場
巣箱の中には、ハチさんが巣を作る板がこんなふうに並んでいます
板を取り出し、ブラシでやさしくハチさんを払います

子どもたちは受け取った巣板を、ハチミツをとるための遠心分離器へ運んでいきます。ジイジは採蜜用の巣板を抜き出しながら、同時にハチさんの状態もチェック。ひとつのミツバチの群の中に女王蜂は1匹ですが、群が大きく育ってくると、働き蜂たちは巣の中に「王台」という新しい女王を育てる特別な部屋を作ります。そして新女王が誕生すると、分蜂と言って働き蜂の約半分が古い女王と一緒に新天地を目指して外へ飛び出し、巣別れしてしまうのです。
そこでジイジは分蜂が起きないよう、王台を見つけると巣から取り除きます。

ナイフで新女王の幼虫の入った王台を切り離します

そして、来年に向けて育てている、まだ女王のいない新しい群へ移植。

移植された王台

ジイジは今年を「養蜂元年」とし、例年は夏のピークを過ぎてから育て始める来年用の群を春先から育て始め、既に30群にまで増えました。「本来自然の状態では、ミツバチはこんなに大繁殖しないんだよ」とジイジ。

現在、世界中でミツバチの数の激減が問題となっています。その原因は農薬や電磁波など諸説ありますが、ミツバチはそれだけデリケートな昆虫であり、いわば自然のバロメーターのような存在です。そのミツバチと共にあることの重要さを感じたジイジは、木の花ファミリーを創立して間もなくミツバチを飼い始めました。
「当初はそんなにたくさんのハチミツを得ようとも思ってなかった」とジイジは言います。ただ人間が自然と共に生きていく中で、自然の仕組みを学び、そこに沿いながら、生きるためにその作用を活用していく。そんなふうに捉えていました。

「ミツバチはね、農夫なんだよ。」

花から花へと飛び回り、花粉を運ぶミツバチ

「我々は畑を耕して、作物を育てるでしょう。そこでは、自然の昆虫が作物の受粉を担ってくれる。その代表がミツバチ。ミツバチはハチミツやミツロウなどいろいろな恵みをもたらしてくれるけれど、実はそれ以外にも、作物の命をつなぐ重要な役割を果たしている、いわば隠れた農夫なんだよ。」

私たちが日ごろ口にする食べ物の多くが、ミツバチの働きによってもたらされています。農作物だけではなく、自然界の植物の多くがミツバチによって受粉を助けられており、ミツバチが姿を消すということは、その植物を食べる動物たちにも影響を与え、生態系が大きく狂うことにもなるのです。

ジイジはハチさんたちのお世話をしながら、「これは仕事ではなく、僕の楽しみ」と言います。

常にハチさんのようすを観察し、対話しながら、ハチさんがご機嫌で生きられる環境を整えていく。そうやって25年以上にわたりハチさんを育ててきた結果、ファミリーの養蜂場には、ジイジお手製の道具や独自のアイデアがあふれています。

今年は、巣板と巣板の間隔を従来の養蜂の12mmから、8mmに変更しました。2階建ての巣箱の場合、貯蜜が中心となる2階はこれまで通り12mmですが、自然界のミツバチの巣内の通路の間隔は約8mmであることがわかり、巣内がミツバチにとってよりふさわしい温度になるよう、子育てが中心の1階は8mm間隔に統一します。

8mm幅と12mm幅に切った棒を使い、正確に間隔をそろえます

前回ご紹介した木の花菌は、養蜂の現場でも活躍。自家製の玄米アミノ酸や、78種類の野草や野菜などから作った酵素と一緒にハチさんの餌に混ぜたり、巣に直接吹きかけて、元気なハチさんを育てるのです。

左から、砂糖水、酵素、木の花菌、玄米アミノ酸 (養蜂協会から入手する蜂餌用の砂糖は、国の補填によって通常よりも低価格となっており、養蜂以外の用途に流用されないように食用の色素で青い色を付けられています)

ミツバチの群は1匹の女王蜂と数万匹の働き蜂(すべてメス)、そして数千匹の雄蜂から成り立っています。働き蜂は羽化して1週目は幼虫のお世話や巣内の掃除、2週目は巣の門番や外から運ばれてきた蜜を受け取る係、そして3週目になると外へ出て蜜を集めるようになるなど、日数に応じて様々な役割を果たします。一方女王は巣の中で、1日1000個以上もの卵をひたすら生み続けます。

この日羽化したばかりの女王蜂(中央)。働き蜂よりも体が一回り大きく、羽化直後なので白っぽい色をしています。

「“女王”と言うといかにも群に君臨しているみたいだけど、実は新しい女王を産むタイミングや、雄蜂をどれだけ産むかなど、群をどう運営していくかを決めるのはみんな働き蜂。女王は働き蜂の言うがままに卵を産み続ける役割なんだよ。」
ミツバチの不思議な生態についていろんなことを教えてくれるジイジの話に、子どもたちも興味津々で聞き入っています。

そんな中、「あっ」という声がして、本日の養蜂隊員の一人であるあっくんが、受け取った巣板を巣箱の上に落としてしまいました。ハチに刺されて、思わず手を離してしまったのです。「コラ!何てことをするんだ。ハチに刺されたって、痛くたって、巣から手を離してはダメだ」とジイジから声が飛びます。
こうやって痛い思いをしても、子どもたちは「明日も行きたい!」とまた養蜂場へやって来るのです。

さて、子どもたちが運んだ巣板は、遠心分離機にかける前に、まず「蜜蓋」を切り落とします。

ハチミツは、花から運ばれてきていきなりできるのではありません。ミツバチたちは集めた蜜を自らが分泌する酵素と混ぜて巣房に溜め、羽で風を送り続けて水分を飛ばします。水分量が多いままでは時間が経つと発酵してしまいますが、十分に水分を飛ばして糖度が80%以上まで上がると、半永久的に保存できるのです。
十分に水分が飛ばされたら、ミツバチはミツロウを分泌して蓋をします。これが蜜蓋です。蜜蓋は、十分に濃縮されて完成したハチミツの証なのです。

切り落とされた蜜蓋。噛むとガムのようで、ミツロウとして様々に活用できます
蜜蓋を切り落とすと、中には黄金のハチミツが!

この巣板を遠心分離器に入れ、ぐるぐる回すと ────

ハチミツが出てきました♪ ( ≧▽≦ )ノ

分離器からトロトロと流れ落ちるハチミツは金色に輝いて、見とれるほどの美しさです。これぞまさしく甘露 ─── 天の恵みです。

野山に花が咲いているだけでは、ハチミツはできない。そこにミツバチがいて、そのミツバチの能力を十二分に発揮できるように関わる人間がいて、初めてこの豊かな恵みがもたらされます。それは自然とハチと人間の共同作業であり、この世界にはきっとそんな豊かな仕掛けがたくさんあるのです。

本日の養蜂隊員に加えて見学の子どもたちも到着したところで、みんなで一緒におやつタイム。

本日の養蜂隊員たちは毎朝早くに起きて、みんなの分のオニギリをにぎってきます。このおやつタイムも、みんなの大きな楽しみのひとつです。


今とれたばかりのハチミツもさっそく試食。春の花々のエネルギーいっぱいの、とっても美味しいハチミツでした。

おやつ後、子どもたちが何かを見つけて群がっています。聞くと、先ほどあっくんを刺したらしきミツバチが死んでいるとのこと。

ミツバチはいったん人を刺すと、その針が体から離れる時に内臓も一緒に引きちぎれて、死んでしまうのです。「おまえが刺されるからいけないんだぞー」と子どもたち。

人を刺して体から離れたミツバチの針

ミツバチは「自分さえよければいい」と個々が生きているのではなく、1匹1匹がそれぞれの役割を果たしながら、全体でひとつの生きもののように暮らしています。自然界のミツバチは、冬に食べ物がなくなってくると最後の1滴までをみんなで分かち合い、死ぬ時は一緒に死ぬのだそうです。そんなミツバチたちのあり方は、きっとこれからの人類のモデルになる ──── 今から25年以上前にジイジはそう感じ、ミツバチを飼い始めたのでした。

ジイジに初めてミツバチの飼い方を教えてくれた人は、創立間もない木の花ファミリーの暮らしを見て、こう言ったそうです。

「あなた達の暮らしは、ミツバチみたいだね。」

ジイジに「これ美味しいから食べてみて〜!」と自分のパンを食べさせるナオ

新蜜は、明日(5月16日)よりロータスランドの店頭に並びます。お越しになった方はぜひ味見をしてみてください(^v^)
今月末にはアカシアの花の採蜜も始まり、9月のそば蜜まで採蜜は続きます。豊かな自然の恵みをこれからもお届けしていきますね。

子どもたちの学校も間もなく再開。状況は日々刻々と変化していきますが、そんな中で子どもたちは毎日を新鮮に生き、確実に何か大切なことを学んでいるようです。

夜、みんなが寝静まった後のキッチンカウンターには、子どもたちにより明日のオニギリセットが用意されていました。

 


 

おなかの中から元気になろう!

その4
ハチミツ

いうわけで、今回のテーマはもちろんハチミツです。

ハチミツは嗜好品としてよりも、実は薬として珍重されていた歴史の方がずっと長いのです。もともとミツバチたちの保存食であるハチミツは、強い抗菌・抗酸化作用を持ち、粘膜を修復するはたらきもあり、ただ甘味料としてだけではない様々な使い方が知られています。

・粘膜を修復して喉の痛みをやわらげる
・子どもの咳にも効果的な天然の咳止め薬
・ストレスを取り除いて安眠をもたらす
・糖分がすでに分解されており寝起きの脳を活性化
・夏バテ時の栄養補給
・強い抗菌力で寝る前に舐めれば虫歯を予防
・傷口に塗ると治りが早まる
・なんと目薬にも!白内障や結膜炎の治療報告
・パックや化粧水に混ぜると美肌効果
・ガンや風邪、胃薬としての効果の報告もあり

その他、様々な栄養分を含みながら半永久的に腐らないので、非常時の保存食としても最適です。

*上記は、水あめ等を添加していない純粋なハチミツのはたらきです。
*花の種類によってはたらきにも違いがあります。(例:そばやアカシアは咳止め効果が高い、菩提樹は安眠効果に優れている等)ロータスランドでお求めの場合は、どうぞスタッフへお尋ねください。

ご飯とハチミツの美味しいレシピ 

お米2合に対し、通常の分量の水と小さじ一杯のハチミツを加えてよく混ぜ、30分ほど置いてからいつも通り炊きます。するといつもと同じお米がふっくらツヤツヤ、しかも甘みもアップ!
この甘みはハチミツの甘みではなく、ハチミツに含まれている酵素がお米のデンプンを分解して甘みを引き出してくれるのです。さらに保水性も高まって、ご飯ふっくら。ぜひお試しください♪ ヽ(=´▽`=)ノ

ネットショップでもハチミツ好評販売中です

 


田 ん ぼ より 🌾

今年の田植え 第一弾が 終了しました。
第一弾目の田植えが終了した田んぼ

木の花ファミリーでは、毎年4月上旬と5月下旬の2回に分けてお米の播種を行なっています。4月に播種した第一弾の苗たちは、今月上旬から次々と田んぼにデビューし、この度無事に全ての田植えが終了しました。

田植え初日は、場を清めて世界の豊穣を祈るご神事からスタート。

例年このご神事は「田楽田植え祭り」としてファミリー総出で行なっていますが、イベント自粛が呼びかけられている今年は田んぼファイブと数名のみで静かに執り行いました。

田んぼには、富士浅間木の花祭りにて世界中から届けられたご清水をひとつに融合した、調和の響きの御水が注がれました。

*富士浅間木の花祭りについてはこちらをご覧ください。

発芽から約3週間で、稲はここまで大きくなりました。

そして無事に、田んぼデビュー。

調和の響きに包まれて、すこやかに育ちますように ────

お米の播種第二弾は今月下旬、そして田植えは夏至の前後の予定です。
秋の収穫まで、田んぼ作業は駆け足で進んでまいります。
どうぞ稲の成長と共に、季節を感じてみてください。

 

 


【木の花のたより 】木の花菌〜目には見えない微生物のチカラ

こんにちは ☀︎

お米の播種から10日が過ぎ、ハウスでは稲がぐんぐん伸びています(๑˃̵ᴗ˂̵)و

朝の稲。朝露がキラキラ輝いて、とてもきれいです。

稲たちは、播種から3日で芽を伸ばし始めました。

播種後は育苗トレーの上に直接太陽シートをかけ、種もみを保護していましたが、芽が伸びてきたのでトンネルに切り替えました。

朝夕、シートの開け閉めをする育苗担当のみきちゃん

ところでこの稲の朝露、キラキラしてとてもきれいなんですが、このままにしておくと「いもち病」と言って稲につくカビが発生する原因にもなってしまうそうで、みきちゃんは毎朝シートを開けると、朝露を落とす「露払い」をします。

毎朝カタカムナのウタヒを奏上しながら 露払いをします

稲の上にT字型の露払い用の棒を滑らせて露を落とすと同時に、稲が倒されることで徒長(ムダに伸び過ぎること)が抑えられ、がっしりとした強い苗に育つのだそうです。

倒されることで よりたくましくなっていく稲の生命力!

お隣のいちごハウスでは、かずこちゃんが朝一番で収穫したいちごを、配送担当のゆうこちゃんが引き取りに来ていました。

あ!いちごの葉っぱにも朝露が!

でもこちらは、露払いは必要ありません。
いちごの葉先に付いている水滴は「葉水」と言って、夜の間にいちごが土から水分と一緒に養分を吸収し、余分なものを朝に葉先から外に出したもので、根がしっかり動いて養分を吸い上げている証拠なのです。

この現象は作物のみならず、道ばたの草だって、朝はこんなにキラキラしてます。

  
早起きは三文の徳(^v^)

  
ハウスで稲の苗がすくすく育つ一方で、田んぼでは稲たちを迎えるための準備が着々と進んでいます。冬の間は水を抜いていた田んぼに、いよいよ水が入り、「代かき」が始まりました。

一番最初に田植えをする予定の宮ノ下の田んぼ。代かきしてるのは田んぼファイブの1人、かまちゃんです。

田んぼは秋の稲刈り後から春までの間に、3回耕起をします。繰り返し耕起することで、稲刈り後に田んぼに残った稲わらをよく分解し、微生物を活性化させるのです。そして田んぼに水が入ったら、田んぼの表層の泥の粒子を細かく砕いてとろとろにし、全体を平らにならす代かきを「荒代かき」と「本代かき」の2回行います。
代かきには、泥をとろとろにすることで稲が根付きやすいようにしたり、全体を平らにして水の深さを均一にすることで稲の生育をそろえたり、雑草の種を土中に埋め込んで草を生えにくくし、土中の有害なガスを抜くなど、様々な意味があります。ハウスで元気な苗を育てることも重要ですが、やがてその苗がデビューする田んぼの環境をしっかり整えておくことも、同じように重要なのです。

こちらは代かき前の田んぼ。草が生えていたり、まだデコボコしてます。

こちらは荒代かき後の田んぼ。全体が平らになっているのがわかるでしょうか。

田植えの5日前にもう1度、今度は本代かきをします。最近は寒い日が続き苗の生育が少しゆっくりになったので、今年最初の田植えの予定は当初よりも少し遅れ、5月1日ごろになりそうです。

稲の成長はこれからもレポートしてまいります。

乞うご期待っ!(`ε´ )ゞ

 


 

おなかの中から元気になろう!

その3

  木の花菌  

木の花ファミリーでは、EM菌を種菌とした微生物の集合体「木の花菌」を独自に培養しています。

EMとはEffective Microorganisms(有用微生物群)の略で、乳酸菌や光合成細菌、酵母など、自然界にも存在する環境にも人にもやさしい善玉菌の集合体です。木の花ファミリーではこれを種菌として、ビワの葉、クマザサ、アカマツなどの抗酸化力の強い葉っぱを使い、そこに付着する土着の微生物や植物のエキスを取り込み、自家製の玄米アミノ酸等を添加して微生物のはたらきをさらに高めながら、十日間をかけて木の花菌を仕込みます。出来上がった木の花菌は、畑の作物や養鶏、養蜂に活用されるほか、人間もジュースにして飲んでいます。

仕込みから十日目の、絞る前の木の花菌。様々な葉っぱやみかんの皮などがつけ込まれています。

木の花菌とは、ただ1種類の微生物のことを言うのではなく、多種多様な微生物が相乗効果によって有用なはたらきをしてくれる、言わば微生物の共同体です。
農業でも微生物資材の活用がうたわれて久しいですが、そもそも私たちは、微生物に支えられて生きています。土壌1gの中には1億〜10億の微生物がいると言われ、微生物が活発にはたらき多様性のある土壌は健康で、作物も元気に育ちます。そして人体には、なんと1,000兆もの微生物が棲みついていると言います。ウィルスが話題の昨今ですが、そもそも私たちは微生物なしでは生きられず、どのような微生物と共生するかによって、体のみならず、心の健康状態も大きく変わってくるのです。

思えば地球上に最初に誕生した生命も、微生物。微生物はこの世界で命が現象化する最初の姿であり、それだけ微細で、生命の源の美しいエネルギーそのままの純粋な存在です。微生物が豊かで活性化しているということは、それだけそこに豊かな生命エネルギーが満ち溢れているということ。それは自然の自浄能力を高め、生物の免疫力も自ずと向上していくのです。

そんな微生物たちを培養した木の花菌の仕込みを担当しているのが、畑のエース・ひろみちゃんです。

学生時代に木や花について勉強していたひろみちゃんは、食べ物ではないがために、公園などの木に野菜以上にたくさんの農薬が使われるのを見ながら「何か他にないのかな」と思っていました。そしてEM菌の存在を知り、その勉強会で「富士山麓でEMを使って有機農業をしている団体がある」ことを聞き、おもしろそうだと思って「けっこうミーハーな気持ちで」木の花にやってきて、木の花菌に出会いました。

出来上がった木の花菌を絞り機を使って絞るひろみちゃん
絞った後の木の花菌。phは3.5前後。乳酸発酵の甘酸っぱいやさしい香りがします。

木の花菌を絞りながら、ひろみちゃんはメンバーになった経緯を語りました。

「初めてここに来た後、当時旦那さんと1歳の娘がいたけど、私ここに滞在したいって言って、ひと月生活体験をしたの。それで、なんかいいな、なんか大事だな、という気持ちを持ってまた元の生活に戻ったんだけど、その後なぜかトントン拍子で離婚する話になってね。」

そしてメンバーになったものの、「自分はこの生き方を大事だと思っているのだから、簡単にここに住める」と思っていたら次々と自分のエゴが出てきて「非常に大変な時期が長く続きました。」

「私ね、人間は愚かしいものだって思ってたの。バカなことばっかりしてさ。でも、人間を愚かしいと思いながら、その中に自分が入ってなかった。自分もその中の一員で、同じように環境を汚染したり、地球を汚してるってことはわかってなかった。」

自分の実態を突きつけられて逃げ出したいような気持ちになっても、ジイジから「世界を変えることはできなくても、自分ひとり分、世界をきれいにできるんだぞ」と言われたひろみちゃんは、とにかくここに居続けることが大事なんだと自分に言い聞かせ、「必死にしがみついてた」と今は笑います。


*ひろみちゃんのお話の全容については「ひろみちゃんと木の花菌の物語」をぜひご覧ください。

木の花菌を仕込む時に心がけていることがあるかを聞くと、即座に返ってきた答えが「自分は無し」

「この世界はもともと美しいものだから、自分が余計なものを入れずに、ただこの世界の仕組みのままにこれが仕上がれば、必ずきれいなものができる。自分はそのお手伝いをするだけ。」

原料のビワの葉っぱの収穫

こういうものはこれからの時代にますます必要になってくるから、世の中により広がっていくようにという意識で関わっていくことが大事、とひろみちゃんは言います。そんなひろみちゃんの心に、印象深く残っているエピソードがあります。

「木の花菌を作り始めたのはジイジ。ジイジは40歳の時にそれまでの仕事をやめて、最初は慣行農法を勉強し始めたけど、慣行農法にはいろいろ問題があったから、有機農法に進んで、化学肥料ではなく堆肥を使うようになった。そこからさらに、もっと何か良いものはないだろうかって探していった時に、新聞の片隅に、EM菌を使ってスイカを育てている人の記事を見付けた。それで、そこに出かけて行ったところからジイジとEM菌の出会いが始まるんだけど、そこの家の近くの、何でもない道沿いの川とか、野の草とかが、キラキラして見えたんだって。何かが開かれる。そう感じたんだって。
何か大事なことに出会う時に、そんなふうに世界がキラキラして見えるって、すごいよね。」

そんなひろみちゃんにとって、農業のだいご味とは何かを聞いてみると ────

「土を踏んで、お日様を浴びて、作物に触れて、この世界の仕組みを感じられること。
私たちはひとつの太陽、ひとつの大地、ひとつの水、ひとつの空気、ひとつの風、ひとつの命・地球のもとに生きている。 そういつも言葉で語られていることが、土の上に立っているからこそ、本当だって全身で感じられる。」

学校がお休みになっている今、ファミリーの子ども達は毎日半日は勉強、半日は畑に出たりして、土に触れながら過ごしています。



今、世界中で様々な経済活動が停止していますが、どんなに経済が停滞しようとも、土と共に生きることに変わりはないのです。

これからも土と共に、天と共に生きながら、皆さんに美味しい野菜やお米を届けていきますね!(^▽^)

 


 

カフェ&ショップ ロータスランド

飲食部門一時休業のお知らせ


いつもロータスランドをご愛顧いただき、ありがとうございます。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、閉店時間を早めての営業を続けてまいりましたが、現在の社会情勢を踏まえスタッフで話し合いを重ねました結果、4月25日(土)より、飲食部門を一時休業し、ショップのみの営業とさせて頂くこととなりました。
いつもロータスランドの食事を楽しみにしてくださっている皆さまへはご不便をおかけしてしまいますが、お持ち帰り用のお惣菜やパン、お弁当などをご用意いたします。また、おなじみのデザートやはちみつ、野菜、雑貨なども引き続き販売してまいりますので、どうぞお立ち寄りくださいね。

営業時間は以下の通り変更となりますのでご注意ください。

4月25日(土)より
ショップのみ営業 *飲食部門はお休みとなります
営業時間 9:00〜18:00
(定休日は毎週月曜日のまま変更はありません)

自家栽培の食材を使った菜食弁当、550円。数に限りがございますので、売り切れの際はご容赦を!
特設テントで野菜苗も販売中です♪

これからも、社会の動向に沿いながら、より良い店づくりに励んでまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします( ≧▽≦ )ノ

 


食のプレゼンを聞いて 〜 15歳のハンくんの感想

ハンくんは、15歳の中国人の少年です。昨年、叔母さんと従姉妹と一緒に初めて木の花ファミリーを訪れ、「ここがとても好きになりました」というハンくんは、今回何と9歳から14歳までの12人の子どもたちを連れたツアーを自らコーディネートし、再び木の花ファミリーにやって来ました。もともと日本語が少し話せたハンくんですが、昨年中国に戻ってからも独学で勉強を続け、前回よりもたくさん話せるようになり、毎晩の大人ミーティングにも参加して大人たちの話にじっと耳を傾けています。

そして昨日、中国の子どもたちに向けて、ジイジによる食のプレゼンテーションがありました。

ジイジによる、食についてのプレゼンテーション

*食のプレゼンテーションの全スライドを、「1ヶ月間の真学校」ブログでご紹介しています。

ハンくんが書いてくれた感想

話を聞いて「勉強になりました。本当に。」とハンくん。以下、ハンくんが日本語で書いてくれたプレゼンテーションの感想をご紹介します。辞書を使いながら、時間をかけて丁寧に書いてくれたハンくんの思いが伝わるよう、原文をほぼそのまま掲載しています。どうぞご覧ください。

 

けさ ジイジの食のプレゼンを聞いた感想

食はとても重要で、人間の生活にとって、なくてはならないものです。しかし、みんなはそれを無視して、自分と世界にとって悪い食事を毎日とっています。

前も食についてすこし知りましたが、今回はこれについてビックリしました。私にとって一番印象をもっているのは 食の無駄です。

中国人は日本人について言うと、もし「日本人の良い点は何ですか」と聞いたなら、「マナーとか、職人かたぎとか、そしてご飯は食べ残しが無い」って、中国人でも知っているのです。今回のプレゼンで、日本人も沢山食品を捨てていることを、本当に思わなかったと思います。
でも、細かく思うなら、何かが分かった。それは、日本人は「もし足りなくなったらどうする」と思って、足りすぎる(ほど求める)からです。元は良い思いだが、他の国の人が足りるかを全然思わなかったのです。

この問題の原因は、視点が狭いからです。解消するには、目を、お金から、他人のいのちに変換しなければなりません。

 

子どもミーティングで感想をシェアするハンくん ー 新しい世代が、大切なメッセージを伝えてくれています

 


「A clear sky − 澄んだ空の下で」〜 15歳のかのちゃんのスピーチ

ファミリーの中学三年生・かのちゃんは中学校を代表し、9月7日、「第55回富士宮市英語暗誦・弁論大会」に出場。「A Clear Sky (澄んだ空の下で)」というタイトルのもと、自分の人生を蓮の花にたとえ、不登校時の泥の中にいたような状況から、新たな地で様々な出会いを経て、美しい蓮の花を咲かせるために毎日成長している様子を詩的に英語で表現しました。その結果、「自作の部」で二位となり、「静岡県中学校東部英語弁論大会」へと進むことになりました。

それから約2週間後の9月21日に迎えた東部大会では、かのちゃんの心からの笑顔で聴衆を魅了し、参加者の中で一番大きな拍手をいただいたのでした。審査員曰く、「この弁論大会ではいかに心に訴えるのかが大切です」ということで、「なによりも内容が素晴らしい。そして内容と人柄が合っている」と審査員からも絶賛されたかのちゃんは、見事優勝に輝いたのでした。

そうして、県大会出場への切符を手にいれたかのちゃんでしたが、その2週間後の10月4日に行われた県大会では、「緊張はしなかったのだけど、あまり気持ちが乗らなくて少し後悔が残っています」とかのちゃんが言うように、自分らしさを発揮することができず、また参加者のレベルも高く、残念ながら全国大会へと進むことはなりませんでした。

しかし、今回の英語弁論大会への出場を通してたくさんの学びを得たかのちゃんの心は一回り大きくなり、弁論大会後、「この悔しさをバネにして、将来も頑張っていきます」と語りました。そうしたかのちゃんの一生懸命に取り組む姿は私たちに感動を与え、ファミリーの子どもたちも英語に興味を持つようになるなど、皆に大きな影響を与えたのでした。

そんなかのちゃんを精神的にサポートしてきたいさどんはこう語ります。

「この弁論大会を通して、僕はかのちゃんに『言葉に魂を込める』ことをアドバイスしてきました。そして東部大会の前日に彼女のスピーチを聞いた時、『やっと、かのちゃんの言葉に魂が響いてきた。今までで一番良い出来だ』と思いました。ですから、彼女の英語の実力以上の響きが弁論会場に鳴り響き、東部大会での優勝につながったのでしょう。

実は先日、僕にあるビジョンが湧いたのです。それは、彼女が大人になり、大勢の人たちの前で英語で話しているというビジョンです。ここには、世界に向けて新しい時代を切り開くために、その見本として伝える重要なデータがたくさんあります。僕はかのちゃんの英語を聞きながら、『次世代の適任者がここにいる』と思った時に、『今回の弁論大会はあなたの人生の中の階段の一段にしか過ぎない。階段はまだずっと続くんだよ。それを踏まえて、今後も精進してもらいたい』とかのちゃんに伝えました。

今、英語は世界の公用語ですから、将来、英語で木の花の精神性を伝えるかのちゃんの姿が観えたのです。最終的には、かのちゃんには聖なる者として聖なる人生を生きてもらいたいと思います。

僕は、彼女が全国大会へと進むだろうと思っていましたが、残念ながら全国大会への入賞はなりませんでした。彼女は少し残念そうでしたが、『私には次の道がある』ということを知っていました。もう次のスタートであることも確認し合いました。そして、『こういった挫折を経験することは、蓮の花が泥の中から咲いてくるのと同じことだね』ということも確認しました。

実は、『中学校の英語弁論大会が終わったら、今度は高校の英語弁論大会の準備だね』という話もしたのです(笑)。今回、彼女はとても良い経験をしたのですから、これを次のスタートに変えていくことがとても楽しみです。そして、たくさんの人たちが彼女の物語に付き合い、支えてくださって、どうもありがとうございました。」

小柄な体のかのちゃんの中には大きな魂が秘められているのを感じる今日この頃。近い将来、かのちゃんが世界中の人々に心の大切さを語っている姿が目に浮かぶようです。そして、かのちゃんはかのちゃんらしく人生の花を美しく咲かせることでしょう。

以下、かのちゃんのスピーチ全文をご紹介します!
(末尾に日本語訳を掲載しています。)

 

 

A clear sky

In early summer lotus flowers begin to bloom around my house. I’m always impressed with the beautiful flowers from the muddy pots. Looking at them reminds me of my past.

I was in the sixth grade when I stopped going to school. I didn’t like to study at all. I thought there was no need for me to attend my classes. I took care of my younger brother at home. I also spent my days doing things I liked to do. People around me often said “Go to school, or you’ll be in trouble.” I ignored all their advice. I was very selfish. I hate to admit it but I was stuck in the mud.

I came to a turning point in my life when I was thirteen. My family moved from Hokkaido to Fujinomiya to a community that consists of 100 members who received us warmly. I felt I was a part of this big family. For the first time I tried to be more open and talked with people of all ages.

One day an older man from the community said to me “Go to school, then you will be able to have experiences necessary for your age. His words echoed in my mind. I tried to check myself again and again. Finally, I admitted that I had been making excuses to avoid school. It was time for me to go. I felt brighter and I looked forward to having new friends.

I enrolled, but had some troubles at my new school. I had a conflict with one of my classmates because of some communication on LINE. He and his close friends began to bully me. I was sad. I wanted to change and build a better relationship with them. In the past I would just blame everybody else and escape from school. But this time I asked myself. “What have I done?” I discovered that I was also wrong. I tried to listen to their opinions. Little by little they became friendly to me. They helped me to see things from many angles. It was time for me to grow.

I didn’t like science and math before. Should I give up on these subjects again or try harder this time? I decided to spend more time studying them. I read my textbooks in advance. Every time I solve the problems by myself, I’m excited like a scientist who discovers something new. I realized that a little more effort on what seemed so difficult can be interesting.

I enjoy my school life now. The simple school routines like, the morning greetings, handing in my assignments on time, serving school lunch and so on, make me more responsible. Working with my juniors is very challenging. Taking all the tests is very nerve-wracking. Playing soccer with my team is exciting. Listening to the teachers can be interesting or sometimes boring. Everything has a meaning and I’m growing every day. I treasure all these experiences and the friendships.

I remember the passage I read before “Every child is a different kind of flower and all together makes this world a beautiful garden.” I will continue to open my heart and work harder. I’m determined to bloom like the lotus flower under the clear blue sky. What about you? What kind of flower are you? I’m excited to see you bloom too.

 

澄んだ空の下で

初夏、私の家の周りでは蓮の花が咲き始めます。私は泥の鉢植えから咲く美しい花にいつも感動しています。蓮の花を見ることで、私は過去を思いだしました。

私は6年生の時、学校に行くのを止めていました。勉強することが全く好きではありませんでした。私は授業に出席する必要が無いと思っていました。そのかわりに、私は家で、弟の面倒を見ていました。また、自分の好きなことをしながら、日々を過ごしていました。周りの人たちは、「学校に行かないと、困ったことになるよ」と言いました。私は全てのアドバイスを無視しました。私はとてもわがままでした。認めたくはありませんが、私は泥の中で行き詰っていたのです。

13歳になった時、私は人生の転機を迎えました。私の家族は北海道から富士宮へ引っ越し、100人で構成されているコミュニティーが私たちを温かく
受けいれてくれました。私はこの大家族の一員であると感じました。私は生まれて初めて、心を開こうとし、すべての年齢の人と話しました。

ある日、そのコミュニティーの老齢の男性が私に言いました。「学校に行ってごらん。そしたら、あなたの年にとって必要な経験をすることが出来ます。」
彼の言葉は私の心に響きました。私は自分自身を何度も何度も振り返りました。最終的に私は学校に行くことを避けるために言い訳をしていたことを、認めました。私が学校へ行く時が来たのです。私は心が晴れたように感じ、新しい友達を作ることを楽しみにしていました。

私は入学しましたが、新しい学校でも問題に出会いました。私はLINEで同級生の一人と喧嘩をしました。
彼と彼の親しい友達たちは私をいじめ始めました。私は悲しく思いました。私は自分が変わって、彼らと良い人間関係を築きたいと思いました。以前なら、私は皆を責め、学校から逃げましたが、今回は自分にたずねました。「私は何をしたのだろうか。」私は自分も悪いことをしたということが分かりました。私は彼らの意見を聞くようにしました。少しずつ、彼らは私に優しくなりました。彼らの存在は私が色々な視点から物事を見るのに役立ちました。それは、私が成長したトキでした。

以前私は数学と理科が嫌いでした。再びその科目を諦めるべきなのでしょうか?それとも、今回はもっと頑張るべきなのでしょうか?私はそれらの科目を勉強することにもっと時間を使うことを決めました。私は事前に教科書を読みました。自分で問題を解くときはいつも、新しいものを発見した科学者のようにワクワクします。私はとても難しいように思えることでもちょっと努力すれば、面白くなることに気付きました。

私は今、学校生活を楽しんでいます。シンプルな日課、例えば、朝の挨拶や、期限通りに宿題を出すこと、給食をくばることなどは、私をより責任のある人にします。後輩と活動することはとても難しいです。テストを受けることは、神経がすり減るようです。チームでサッカーをすることは、とてもワクワクします。先生の話を聞くことは、面白いですが、たまにたいくつです。全てのことには意味があり、私は毎日成長しています。こうした全ての経験と友情は私にとって宝です。

私は以前読んだ一節を覚えています。「全ての子供は違った花で、その全てが共にある時この世界を美しい庭にするのです。」私は心を開くことを続け、もっと一生懸命取り組んでいきます。私は澄んだ青空の下、蓮の花のように花開くことを決意しています。あなたはどうですか?あなたはどんな種類の花ですか?あなたも花を咲かせることに、私はワクワクしています。