5月3日、この日60歳の誕生日を迎えたいさどんこと古田偉佐美の「生前葬」は、おかげさまで無事に終了いたしました。多くの方々からメッセージなどをいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
ファミリーにとって大きな節目となったこの「葬儀」については、プロジェクト・リーダーの役割を果たしたみかちゃんから皆様にレポートをお届けしようと考えておりますが、ひと足お先に映像で当日の様子をお届けしたいと思います。ぜひ、ご覧ください!
5月3日、この日60歳の誕生日を迎えたいさどんこと古田偉佐美の「生前葬」は、おかげさまで無事に終了いたしました。多くの方々からメッセージなどをいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
ファミリーにとって大きな節目となったこの「葬儀」については、プロジェクト・リーダーの役割を果たしたみかちゃんから皆様にレポートをお届けしようと考えておりますが、ひと足お先に映像で当日の様子をお届けしたいと思います。ぜひ、ご覧ください!
今朝、いさおがひまわりの玄関先で掃き掃除をしていたら、まっちゃんが「よし、いよいよだぞ」と気合いを入れながらやってきました。「何?」と聞いたら、ひまわりの前で作っている釜戸小屋の基礎に生コンクリートが入るのだとか。ほどなく、ひろっちとこまねちもやってきて、準備作業を始めました。
ファミリーで土木系の作業をするときはいつも現場監督を務めるじゅんじマンが里帰りしているのため、今日は若手三人で生コン打ちに対応することになりました。朝、じゅんじマンからは「しっかりやるように」と励ましの電話が入ったそうです。
まっちゃんはファミリーになる前、ずっとコンクリート会社に勤めていました。こまねちは実家の建設業を手伝って現場監督をしていた経歴の持ち主です。ひろっちは高校を出たあと、鉄筋工として活躍していました。今は、ファミリーの「営繕部」として、あちこちの現場から上がってくるいろんな要望に一生懸命対応しています。
10年のサラリーマン生活でデスクワークしかしたことがない僕は、生コンが入っていく様子をカメラに収めながら、3人の様子をかっこいいなあ、とまぶしく眺めていました。生コン車は、続いてひまわりの南側に作っている自転車小屋にも回っていきます。こうして、いろんな思いがひとつずつ、いろんな力を使って形になっていくのでした。



先日、立正佼成会富士宮教会で開催したチャリティ・コンサートでも披露された木の花楽団の新曲、「宇宙の子ども」。お客様がいらした際のウェルカムコンサートでも必ず演奏されるようになりつつあり、楽団の新たな定番として定着しそうな気配です。
農繁期に入り、メンバーそれぞれが「本業」に多忙なためレコーディングの時間が取れない木の花楽団ですが、「ラフな録音でもいいから皆様に新しい曲をお届けしたい!」ということで、ある日の夕食後にスタジオ(兼談話室)に集まり、レコーダーを囲んで「せーの!」で一発録りしました。コンサートで使っている歌詞のスライドとともにお届けします。ぜひ、ご覧ください!
月刊ニューズレター「木の花ファミリー通信」Vol.44(2011年4月25日)が発行されました。ぜひ、お読みください!ダウンロードはこちらからどうぞ。
今日は、ファミリーのわたわたからの投稿です
木の花ファミリーでは昨年11月にテネモス国際環境研究会の飯島秀行さんとの
出会いがあり、空(気)のエネルギーによる生活に使う水や空気の改質、農業技術
への応用などを学んで来ました。テネモスというのは
Wehave(私たちは持っている)という意味で、始めから私たちに与えられているも
のに気づいていくという考え方、そしてその実践による理解のことです。気や意
識がモノの本体であり、気のエネルギーが物質化し、生き物を生かしているとい
う考え方は、ファミリーが大切にしてきた心のあり方が現象化するという世界観
と同じでした。テネモス技術の基本は、気のエネルギーを引き込むサイクル(吸
引サイクル)を作り出すことにあります。
テネモス技術を導入してみると、洗剤を使わなくても食器汚れが落ちるように
なったり、お風呂もぽかぽかに温まるようになったり、浄化槽の汚れがみるみる
うちに綺麗になったり、気のエネルギーを高めるちょっとした工夫で、地球への
負荷を出来るだけかけないファミリーの暮らしが一段階進化してきました。えっ!
?具体的にはどんな技術なの?と思った方は、ファミリーを訪問して実際に見て
触って体験して下さいね。
さて、ここでは農業への応用とそこからの学びを紹介します。これは焼き塩水
に種子を浸漬してからタネまきするという技術で、飯島さんから最初に教わった
ものです。焼き塩とは、自然塩に無水アルコールをかけて火をつけて燃やしたも
のです。塩を燃やすと、パチパチとはね、表面に少し炭が出来ることがあります
。塩は空気や水分、有機物を引きつけているのです。これを燃やすと空気や水分
が出て行き、有機物がなくなります。塩はアルカリ性になり、再び空気や水分や
有機物を引きつけ始めます(吸引サイクル)。この吸引サイクルになった焼き塩
で塩水をつくり、ここに野菜のタネを20分つけました。そして浸漬後、水を切っ
てタネまきしました。比較のために浸漬していないものも隣に播いて対照区を作
りました。

焼き塩に浸漬したものは、対照より生育が劣りました。生育遅く、蕪は太りが劣
り、水菜は一部とう立ちしてしまいました。蕪は甘いのですが、水気が少なく、
少し硬い感じでした。う~ん、春の蕪らしくない・・・・。
しかし、写真を見て下さい。

右側が対照。左側が焼き塩処理です。対照は葉のヒダが少なくいかにもこの時期
のふわっと伸びた葉っぱで、晴れて気温の上がる日中は少し萎れます。そして地
上部の割に蕪が大きい。焼き塩の蕪は、葉がしっかり刻みを持っていてがっちり
しており、萎れがありません。焼き塩の蕪は、地上部と根部(蕪)のバランスが
、野生の草に近いように見えます。あるいは普通の栽培品種を極端な痩せ地や硬
い土壌に播いた時の姿に似ています。ストレスに耐え、生命力を高めている時の
姿です。品種も播種日も播種後の管理も同じ。たった20分の焼き塩水への浸漬が
蕪の性質を変えてしまったようです。
この比較栽培で分かったことは、焼き塩で蕪の性質が変わるということは、土壌
環境や栽培条件と蕪との関わり方も変わるということです。生命力が高まってい
るのは良いとしても、とう立ちしてしまうと水菜として利用できないし、春の蕪
はもっと瑞々しい柔らかさが嬉しい野菜です。水気がないのはちょっとかなしい
。
ということは焼き塩によって高まった蕪の生命力に合わせた土づくりや管理技術
が必要ということになります。タネだけ都合良く変わるわけではなく、タネの姿
の変化に教わりながら、自然に合わせる術・観察の目を磨いていかなければなら
ない。う~ん、分かっているけどやはり奥が深いです。
わたわた