わんわんサーカスがやってきた♪

2月25日に木の花の子どもたちは、とってもすてきなプレゼントをいただきました。

子どもたちからも親しまれているYさんから、ある日電話が来たのです。

『実はね、いつも元気をもらっている木の花の子たちに何かプレゼントをしたいって思ったの。犬のサーカスをプレゼントしてもいいかしら?』

電話を受けた訪問受付担当のわたしはびっくり。

思わず『みんなに聞いてから返事をしてもいいですか?』なんて言ったものの
みんなの返事は決まっています。

『もちろんOK!楽しみ~!!』と歓声があがりました。

Yさんはじめ、Yさんのご友人のみなさんが子どもたちのために有名な内田サーカスさんを木の花ファミリーに呼んでくれることになりました。

カラフルな衣装を着けた、芸達者なワンワンたちに当日、子どもたちだけでなく作業の合間をぬって駆け付けた大人たちからも大きな歓声と拍手が!

楽しい1日となりました。

Yさん、ご友人のみなさん、ありがとうございました!

色とりどりの衣装を着たかわいいワンワンたち
小1のゆうゆがわんちゃん達と縄跳びに挑戦
4歳になったばかりのゆうとうは頭をなでなで。『かわいい~!』 3歳のひみはちょっとこわがっている?!

おひさまの子、日和

ファミリーでは、毎晩夕食後に、「子どもミーティング」をしています。

子どもたちがその日の出来事や思ったことを報告し、
それを聞く大人たちも意見を出し合って、一緒に考えを深めていきます。
子どもたちの年齢は1歳から高校生までと幅広く、
時には大人以上に鋭い意見が出て、ミーティングが1時間以上に及ぶことも。

先日、中学1年生の日和(にちわ)が、ピアスの穴を開けるということがありました。
そのことを子どもミーティングの場で問われた日和は、涙を流しながら
「穴をふさぎます」と言いました。そしてそれ以来ピアスはしていません。

そんな日和に、今思うことを聞いてみました。
 

 
*  *  *  *

 

― 今、ピアスの穴を開けたことについてどう思ってる?

ピアスの穴は、残しておきたいと思った。友だちもかわいいって言ってくれるし。
だけど、学校でやっちゃいけないって決まってることは、やっぱりいけないなと思った。
この話も、本当は自分から子どもミーティングに出すべきだったけど、
結局自分では出さずにいて、和子ちゃんから言われることになった。
自分から積極的に出して、心を磨くべきだったと思う。

 
― あの時はどうして泣いていたの?

子どもミーティングで何か言われると、すぐに泣いちゃう。
みんなから怒られているような気持ちになって。いつもそう思っちゃう。
例えば、司会をやって失敗したときに、はく(小学6年生)やりゅうと(5年生)から
ちゃんとやるようにと言われると、プレッシャーになって顔が真っ赤になったりもする。
みんなをまとめるのは苦手。
何か言われると、すぐに泣いちゃう。責められているように思っちゃう。
でも本当は、みんなからコメントをもらうのは、
それを聞いて自分の悪いところを直していくためなんだよ。
だから、責められてると思っちゃうのは、それだけ心が汚れてるということ。
今、言葉ではこう言ってるけど、実際に言われてるときにはそういう風に思っちゃうから、
それは自分のいけないところ。
責められてると思うんじゃなくて、コメントをもらって、
そこを自分で直していくべきだと思う。
泣いちゃうのは、自分の中に、小さな「何か」があるからなのかな。
本当は責められているなんて思ってないのに、何かわからないけど、
何かのもとが自分の中にあるからすぐ泣いちゃう。
何かちっちゃいものが。なんだろう。悪い心があるの。
それが何かは、日和もよくわからない。
ピアスの穴を開けたのは遊び半分だった。今は、悪いことだと思ってる。

 
― なんで悪いことだと思うの?

まず、ルール違反だということ。校則で禁止されてる。かわいいと思うけど、ルールは守る。

 
― それで不満はない?

最初はあったよ。でも、日本人として、日本の校則があるから。

 
― なぜルールを守らなければいけないと思う?

例えば、交通事故も同じこと。ルールを守らなきゃ死んじゃう。だから守らなきゃいけない。

 
― 将来自分の子どもがピアスの穴を開けたいと言ったら、どうする?

怒ると思う。ルール違反だから。
怒らなかったら、それがいけないということがわからなくて、ずっとやり続けちゃう。

 
― 木の花の大人たちは子どもたちにいろいろなコメントをするけれど、
  そんな大人たちをどう思う?

自分たちがやっていることを、日和たちに教えてくれてるんだと思う。
だけど日和たちも、たまにそれを受け取れないときがある。
前にさくや(17歳)がそういう時があった。
大人がいろいろ伝えても、何日も同じことを続けてた。
でも言われ続けていくうちに反省して、変わった。
大人が言うことを正しいと思えば、ルールを守らなければいけないとかそういうこともなくなる。
子どもミーティングは、日和たちの心をきれいにしていくためにあるんだと思う。
何か悪いことがあった時に「今日こんなことがありました」って報告すると、
大人たちがコメントをくれて、それを聞いて日和たちも思うことを言って、
どんどん振り返っていくことができる。
だから、やっぱり大人たちの言うことは正しいと思う。

 
― 大人っていつも正しいと思う?

たまに大人たちも勘違いして、日和にも自分の想いがあるのに受け取ってくれない時があって、
たまには不満もあるよ。
でも、いつも正しいわけじゃないけど、ここの人たちは基本的に、
その人の心をきれいにしようという想いがあって言ってくれてる。
だから、言っていることは正しい。
 

 
*  *  *  * 

 
 
日和は、その名前の通り、おひさまみたいに、
ただそこにいるだけで周りを明るくする子です。

17日の東京でのイベントには、日和も参加します。
日々変化し続ける日和の成長を、どうぞ見守ってくださいね。

 

みんなを明るくしてくれる日和


テーラーまりこ フル稼働中!

3月17日、東京・カフェスローで開催されるイベントに向けて、日夜練習を重ねる木の花楽団。
そんな楽団の衣装作りを今回担当しているのが、田んぼ隊のまりちゃんです。

農作業中のまりちゃん

まりちゃんは、普段は田んぼ隊の「姉御」として作業全般を切り盛りしていますが、
実は木の花の「仕立て屋さん」としての“裏の顔”も持っています。
忙しい農作業の合間をぬって、お誕生日会やお祭りなどのイベントに合わせて、
これまでにも数えきれないほどのみんなの衣装を作ってきました。

その人が喜んで着たくなる服を作りたい、と語るまりちゃんに、
衣装作りのポイントを聞いてみました。
「相手のことを想うと、自然とその人に合う服のイメージがわいてくるんだ。
 一人ひとり好みや体型も違うから、それぞれに合わせて作ってるよ。
 その人が、この衣装好きだな、って思って着られるように、
 かつ、お客さんからも、もっとも美しく見えるように。」

そんなまりちゃんの手から生まれる衣装はいつも、
イベントを盛り上げるために大きな役割を果たしています。

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そして、今回のイベントの衣装はというと ―

「土の中から出てきて、葉っぱの陰から“ぱっ”と姿を現した森の妖精たちが
心の歌を歌い始めるイメージ」

なのだそうです。

 

イベントに向けて衣装制作中のまりちゃん

どんな衣装ができあがるのか、乞うご期待!!


こうちゃん出陣!

みなさん、こんにちは!

さて、3月17日に東京・カフェスローで行う出版記念イベントが、
いよいよ1週間後に迫ってまいりました。
こちらでは毎日、お昼休みや夕食後に、練習を重ねる楽団の歌声が響いています。
今回のイベントは、東京在住の友人も含めてスタッフ総勢22名の大所帯。
そんな中、ラブちゃんの出産に備えるまこっちゃんに代わり、
急きょ畑隊のこうちゃんが参加することになりました!

長年木の花畑隊をけん引してきたこうちゃんですが、
出張イベントに顔を出すことはほとんどありませんでした。
今回のイベントでは、そんなこうちゃんが
木の花の暮らしを紹介するプレゼンテーションを担当します。

 

みちよちゃんとプレゼンの内容の打ち合わせをするこうちゃん

 

この暮らしの中で、日々大切な心をみんなに伝え続けているこうちゃん。
いったいどんなイベントになるのか、どうぞお楽しみに!!

 

 

以下、イベント詳細です。

※満員の場合は会場に入れなくなる可能性がありますので、
 必ず 事前にご予約ください。

 

■ 日時

2012年3月17日(土) 18:00開場/18:30開演/21:00終了

■ 会場
カフェスロー(JR中央線「国分寺」駅徒歩5分)
〒185-0022 東京都国分寺市東元町2丁目20-10
【電話】042-401-8505

■ 定員
100名(着席80席/立ち見20席) 1ドリンク付き
*ドリンクは、ジュースやビール、ワインなどのほか、
木の花オリジナルのドリンクもご用意しています。

■ 料金
今回は初の試みとして、参加費をすべて任意の寄付制とさせていただきました。
このイベントを通して皆さんが感じられた価値をどうぞ自由に表現してください!

■ 内容
第一部:木の花ファミリーの暮らしと最新の取り組みの紹介
有機農業/エコビレッジ/子育て/心のケア/自然菜食/微生物の活用 など

第二部:「木の花楽団」コンサート
名曲「この星の上で」の他、新曲も披露します!

*会場では、木の花のおいしい野菜を使ったお食事もご用意しています。
無農薬・有機栽培で育った生命力あふれる旬の味を、どうぞお楽しみください。
(お食事代は別途かかります)
その他、オリジナル製品の販売もいたします。

■ ご予約
お電話またはホームページより、会場のカフェスローへ直接お申し込みください。
(定員になり次第締め切ります)

【電話】 042-401-8505(月曜定休)
※下記項目をお知らせください。
参加希望日とイベント名 /お名前(申込代表者)/申込人数/連絡先電話番号

【ホームページ】http://event.cafeslow.com/?eid=1080324
※ホームページからのお申込は、対応の都合上、
ご希望イベント開催前日の19:00までとさ せて頂きます。ご了承下さい。

 

 

ではでは、会場でお会いしましょう☆

 

 

 


木の花ファミリー出版記念パーティー(3月17日 東京国分寺カフェスロー)

僕が住んでいる木の花ファミリーの新しい本ができました。ちなみに、僕も執筆しています。

その本の出版記念パーティーを東京の国分寺のカフェスローでやりますので、これるかたは是非きてくださいね

たっちゃん 以下詳細になります

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富士の麓のエコビレッジ 木の花ファミリー 出版記念イベント 『血縁を超える自給自足の大家族 ~富士山麓からのメッセージ』  3月17日(土)18時 @カフェスロー(東京・国分寺) http://blog-konohanafamily.org/?p=6820

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木の花ファミリーは、富士山の麓にある農的共同体です。有機農業で自給自足を行い、血縁を超える77名の大家族で暮らしています。子育ても共同で行い、収入もみんなで分かち合い、環境負荷の少ない暮らしをみんなでつくる木の花ファミリーの暮らしは、新しい生き方のモデルとして注目され、エコビレッジとしても国際的に知られてます。 こうしたユニークな暮らし方の意義を多くの方に知らせようと、木の花ファミリーはこのたび新刊本『血縁を超える自給自足の大家族~富士山麓からのメッセージ』を出版しました。 http://blog-konohanafamily.org/?p=6738 この出版記念イベントを、東京・国分寺のカフェスローにて行います。オリジナルバンド「木の花楽団」はじめ、15名のメンバーが歌とトークを通して、こころを耕すエコビレッジの楽しさと豊かさをお伝えします。 「どうしてコミュニティを18年間も続けて来れたの?」 「77名が調和して仲良く暮らせる秘訣って何?」そんな皆さんの疑問にもお答えしつつ、 「個の花を咲かせながら、自然や宇宙と調和して生きる」ありかたとその精神性、ポスト311の新しい生き方について、ぜひみなさんに大切なメッセージをお届けできればと思います。どうぞお越しください!!

-:-:-:- 日時 -:-:-:- 2012年 3月17日(土) 18:00 開場 / 18:30 開演 ~ 21:00 終了

-:-:-:- 会場 -:-:-:- 「カフェスロー」(JR中央線「国分寺」駅徒歩5分) 〒185-0022 東京都国分寺市東元町2丁目20-10 電話:042-401-8505 【アクセス】http://www.cafeslow.com/map/access.html

 -:-:-:- 内容 -:-:-:- 第一部 : 木の花ファミリーの暮らしと最新の取り組みの紹介 有機農業/エコビレッジ/子育て/心のケア/自然菜食/微生物の活用 など 第二部 : 「木の花楽団」コンサート 名曲「この星の上で」の他、新曲も披露します! http://www.youtube.com/watch?v=Bs08Oijfcao *会場では、木の花のおいしい無農薬野菜を使ったお食事もご用意しています。無農薬・有機栽培で育った生命力あふれる旬の味を、どうぞお楽しみください。 *木の花ファミリーの有機農産物などの販売コーナーも設置いたします。

-:-:-:- 参加費 -:-:-:- 全額ドネーション(寄付)制(1ドリンク付き) *今回は初の試みとして、参加費をすべて任意の寄付制とさせていただきました。イベントに参加してみなさんが感じた価値を、ぜひ帰りに自由にドネーションで表現してください。 ◎カフェスローのオーガニックジュース、ビール、ワインのほか、木の花のオリジナルドリンクもご用意してお待ちしています。 【木の花菌ジュース】ファミリーが独自培養した有用微生物群いっぱいの「木の花菌」に、自家製のはちみつを加えて飲みやすくした健康ドリンクです。 【玄米コーヒー】有機栽培で育てた玄米を自家焙煎した、ノンカフェインのマイルドなコーヒーです。

 -:-:-:- 定員 -:-:-:- 100名(着席80席/立ち見20席) *先着順/定員になりしだい〆切。 ※ 満員の場合、会場に入れない可能性もありますので、必ずご予約ください。

-:-:-:- ご予約 -:-:-:-

 お電話またはホームページより、会場のカフェスローへ直接お申し込みください。

【電話】042-401-8505(月曜定休) 【ホームページ】http://www.cafeslow.com/apply.html

※ホームページからの申し込み〆切:3月16日(金)19:00

-:-:-:- 主催・問い合わせ -:-:-:- 木の花ファミリー(担当:池谷・吉越) 〒419-0302 静岡県富士宮市猫沢238-1 Tel 0544-66-0250 Fax 0544-66-0810 Email infoあっとまあくkonohana-family.org http://www.konohana-family.org/

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【木の花ファミリー】の紹介 1994年に「木の花農園」としてスタート。無化学肥料・無化学農薬の有機農業により、11種の米や200種以上の野菜を栽培し、食べるもののほとんどを自給している。生きとし生けるものが調和した平和な社会づくりを目指し、現在77名が血縁を越えた家族として、子育てを共同で行い、収入も平等に分け合うなど、共に支えあう小さな社会をつくっている。 2007年4月より名前を「木の花ファミリー」に変更。海外のエコビレッジとの交流や国内外のNPOとの協力も行っている。またコミュニティの暮らしを体験できる1泊2日の体験ツアーを毎月開催。その他日帰りの訪問者も含め、年間約2,000名が共同体の暮らしを見学しに訪れている。 〔国連大学 Our World2.0〕http://ourworld.unu.edu/jp/konohana/ ☆∴:.。★.‥゛°° 新刊本【血縁を超える自給自足の大家族 ~富士山麓からのメッセージ】 編著:木の花ファミリー 出版社:ロゴス 四六判、176ページ、1680円(税込) 木の花ファミリーのメンバーが、それぞれの人生や有機農業、自然菜食、子育て、エコビレッジづくりなどの活動について語ります。また、木の花ファミリー創設者の古田偉佐美(いさどん)が、ポスト311の新しい生き方や世界観、哲学について熱く語っています。読めば読むほどにおもしろい、万華鏡のような一冊。コミュニティをつくりたい人にも、新しい生き方を始めたい人にもおすすめです。

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【お知らせ】 ◎木の花ファミリーの出版記念イベントは、下記でも開催予定です。 4月7日(土)午後 福井県福井市(会場未定) 5月12日(土)午後 「銀河のほとり」(福島県須賀川市) *また詳細決まりましたらホームページでお知らせいたします。 *こうした出版記念コンサートイベントを各地で主催していただいたり、会場を提供して頂ける方を募集しています。「われこそは」と思われる方は、下記までご一報ください。 電話:0544-66-0250 Eメール:infoあっとまあくkonohana-family.org (担当:池谷・吉越)

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