第19回生活体験ツアー、ありがとうございました

よしどんです。こんにちは!

先週末の11月8日と9日に第19回のファミリー生活体験ツアーが開催されました。女性8名、男性3名の合計11名に加えて子供3名での開催でした。

これまでもブログにたびたび書いてきましたが、毎月恒例の生活体験ツアーでは、毎回毎回、不思議なくらい全体のカラーというかテーマが浮かび上がってきて、いつも感心してしまいます。これまでにも、エコビレッジや農業を始めている人の意見交換会のような集いになったり、夫婦や恋人、パートナーシップといった事柄に話題が集中したりと、さまざまな回がありました。

余談になりますが、たとえば会社やチームといった集団であれ、個人であれ、常にその時の「旬」なテーマというのがあるんですよね。木の花ファミリーでは、特に話し合っていない事柄であっても、驚くほどみんなが共通したテーマについて考えていたり、取り組んでいたりします。それは、全員が日常の生活を通して自分の内面の動きやファミリー全体の流れを常に意識して生活しているので、今、何が旬なのかというところに共通したアンテナが張られているからかもしれません。

僕の主観的な感覚ではありますが、今回のツアーに参加された皆さんに共通したテーマは、「今の自分の生活や価値観を切り替えたいのだけど、その踏ん切りがつかない」「頭ではわかっているのだけれど、何かの事情で切り替えられない」、そして「実は自分でも気付かないところで切り替える一歩手前にいる」という感じだったように思います。

ツアー参加された皆さん、2日目の午後の振り返りの時間はいかがでしたでしょうか?2日間の生活を通して、今現在の自分が客観的に見られて、みんなとの意見や感想、いさどんからのコメントを通じて、結果的に心の何かが動いた。そんな瞬間が、短い時間にあちこちで起こっていたような気がしています。

雨がちで肌寒く、富士山をほとんど眺める機会のないあいにくのお天気でしたが、充実した2日間を楽しく過ごさせていただきました。また、みんなに「お帰りなさい」を言う日を楽しみにしています。ありがとうございました!

いよいよ次回は記念すべき第20回となります。

追記:

よしどんが原稿を書き、いさおが修正しつつ、自分の意見も盛り込みました。ということで、ガイド二人の合作なのでした(笑)

おいしそうなごはんにわくわく

畑の見学

にわとり小学校の見学

ウェルカムコンサートで「ウッキー、ウッキー!!」

二日目の最後、振り返りの時間

みんなで集合写真。今回もいい出会いをありがとうございました!


「SNS秋季文芸フェスタ2008」に出演しました

よしどんです。こんにちは!

11月2日、東京池袋にある東京芸術劇場にて、新日本文芸協会主催のイベント「SNB秋季文芸フェスタ2008」に出演してきましたので、皆さんにご報告します。

出演したのは木の花楽団といさどん、僕、小学4年生の子ども、ファミリーの東京在住メンバーである「さのっち」こと立教大学准教授の佐野淳也の合計11名。イベントでは僕らのほかにも、作家や歌人、俳人といった多くのアーティストが参加され、詩や俳句の朗詠があり、イベント開催中はとてもゆったりした時間が流れていました。僕らは、その中の2時間を頂いていさどんの講演と楽団によるコンサートを行ってきました。コンサートの最終曲となった「みのりの風」では、100人近い人数で輪になって歌うことができました。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!イベントに呼んでくださった新日本文芸協会の皆様にも、この場を借りてお礼申し上げます。

最後にボランティアで手伝いに来てくれたみんな、どうもありがとう!

木の花楽団のコンサート

会場となった会議室が暖かい空気に包まれていきます

得意の阿波踊りを披露するさのっちを先頭に、みんなで踊っています(笑)


EDEの記念すべき第1回が開催されました!

木の花ファミリーが開催に全面協力している教育プログラム「エコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)2008-09」の記念すべき第1回が、11月1日から3日にかけて「日本大学富士自然教育センター」で行われました。同センターは木の花ファミリーから車で15分ほどのところにあり、富士山の麓、田貫湖畔に位置するたいへん自然の美しいところです。今回、日本大学様の全面的なご協力により、研修に必要な設備や宿泊所が完備された立派な施設を廉価で使わせていただくことができました。

EDEは「エコビレッジ」、すなわち自然環境と調和した暮らしを志す人々が創りあげるコミュニティについて、その思想的な背景やデザイン手法などを総合的に学ぶ教育カリキュラムです。エコビレッジの推進に取り組む国際NGOの開発によるもので、国連「持続可能な開発のための教育の10年」の認証を受け、世界12ヶ国で開催されてきた国際的な環境教育プログラムです。今回、ファミリーのみちよちゃんが代表をつとめる「日本エコビレッジ推進プロジェクト」と、「懐かしい未来ネットワーク」(NPO法人開発と未来工房)の共催により、日本で初めて開催される運びとなりました。みちよちゃんが「懐かしい未来ネットワーク」の鎌田陽司氏とともにプロジェクト・リーダーをつとめているほか、いさどんと「百姓隊」(農業担当チーム)が講師として参加、また食材や現場スタッフの提供も行うなど、ファミリーが多方面にわたって開催を全面支援しています。

第1回目は著書の「ラダック・懐かしい未来」や脱グローバリゼーションに関する国際的な活動で知られるヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんをファシリテーター(講師)に迎えて行われました。

写真は最初のカリキュラムで「エコビレッジとは何か?」というテーマのグループワークに取り組む参加者の皆さんの様子です。初対面にも関わらず、熱のこもった議論が展開されました。

今回の詳しいレポートは、ファミリーのニューズレターを通じてみちよちゃんに書いてもらいますので、お楽しみに!

エコビレッジとは何か?という問いを真剣に考えます

議論を見守るヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんと通訳のトム・エスキルセンさん


最近の畑など

ご無沙汰してましたが、様子などをアップします

赤富士。最近、紅葉がはじまり実物はどえらいきれいです

秋作のにんじんは、無肥料でつくってみました。品種は夏蒔鮮紅五寸。品質はとてもよくできました。又根や割れなどもなくいい感じです。

夜のミーティングで干し柿の皮むきをやっています。

左奥がエゴマを乾燥さえている。右奥は、ごまを乾燥させています。柿の皮はたくあんをつけるのに使います

苗を取って、イチゴの定植をしました。ほとんどが自家用になります。         品種は「紅ほっぺ」です。プランターの土は、腐葉土と土の混合に、くん炭、ゼオライト、すこし大き目の炭を入れました。表層は、くん炭マルチがしてあります。はじめは、無肥料でスタートして、しばらくしてから、完熟した土ぼかしを表層にマルチする予定。

玉ねぎ苗。明日から苗取りをして、早生品種を定植していきます。


富士山の麓で小豆の収穫をしませんか?

農作業へルパーの募集は終了いたしました。沢山のお問い合わせ・お申し込みありがとうございました。
また、今回ご協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。お陰さまをもちまして無事に小豆の収穫を終えることができました。

秋晴れの気持ちよい日が続き、富士山頂もうっすらの雪化粧をしはじめました。実りの秋を迎え、ファミリーも収穫に忙しい日々を過ごしています。

小豆の収穫隊リーダーのひろみちゃんが、今日のミーティングで「人手がほしいで~す、援農さんを募集してくれませんか~」というリクエストがありました。そこで、急遽、収穫ヘルパーさんを募集します!小豆の収穫は、さやをひとつひとつ丁寧に手で摘んでかごに入れていく、とっても楽しい作業です。小豆畑は富士山が大きく見える気持ちのいいところで、隣にはソバの真っ白な花がきれいに咲いています。

ファミリーのおいしいおいしいご飯がついて、滞在は無料!です。募集期間は、収穫が終わるまで。秋のファミリーで、充実したひとときを過ごしませんか?

ご希望の方は、メール(info at konohana-family dot org – at は@、dot は . に置き換えてください)までお問い合わせください。


すっかり乾いて収穫を待つばかりの小豆


ひとつひとつ手で丁寧に摘んでいきます。ゆったりとスローな作業です


富士山の見える畑


お隣の畑ではソバの花が満開です