こんにちは!よしどんです。
シルバーウィークのファミリーはふたつのイベントの準備で大忙しで、久々のブログ掲載となりました。いつも楽しみにしてくださっている皆さん、ごめんなさい。
イベントのひとつは「自然農法技術交流会」でした。こちらについては近日中にまこっちゃんからレポートを掲載させていただきますね。
もうひとつのイベントは、結婚式でした。ファミリー初となった結婚式の新郎は、僕。そして、 新婦は同じくファミリーのメンバーであるちーちゃんでした。僕らはファミリー内で出会い、恋をして、この日を迎えることになりました。
実は、結婚式前日の午前中まで、僕は会場のセッティングやら当日のスピーチの準備やら、やるべきことが山積みで、心が詰まり気味でした。心楽しいはずの準備を楽しめない状況だったのですが、信じられないほど見事な飾り付けで結婚式場となった「にわとり小学校」を見た瞬間、何日も前から式場づくりのプランを一生懸命に考えて、試行錯誤しながら準備を進めてくれた収穫隊のあきちゃんたちの姿が心に浮かびました。他にも披露宴会場の準備をしてくれたあっちゃん、 お料理の様々な試作品を出してはみんなの意見を聞き、新たな創作料理を 次々と生み出してくれたこうへいくんやのんちゃん、ウェディングケーキを一生懸命作ってくれたさくやとれいか、新婦の衣装作りをしている愛ちゃん・・・そんなみんなの気持ちが自分の中にぶわーっ・・・と入ってきて、あぁ、自分はみんなと共にあるんだ、そのことを忘れていたなあ、と 肩の力が抜けました。そして、その瞬間から結婚式が終わるまで、とてもゆったりした幸せな時間を過ごす事が出来たのでした。
この挙式まで一週間ほど、僕には僕の、ちーちゃんにはちーちゃんの「結婚式」へのこだわりがそれぞれにありました。そのこだわりに固執すればするほど心が苦しくなるのですが、それに気付いて手放してみると、手放した分、心が開放されて、物事も楽に進んでいくということをそれぞれに身をもって体験することができました。
特別な「お祝いの日」であっても、普段通りの農作業の一日であっても、僕らにとって、それはどちらも同じ日常の一日。その日のいろいろなできごとを通じて頂く学びのための一日であることに変わりはありません。この結婚式を通じて、僕は僕なりに、そしてちーちゃんはちーちゃんなりに、本当に大きな学びの機会を頂いたなぁと感謝しています。
それから、今回の結婚式は、ちーちゃんが最初にイメージした結婚式の形をかなりリアルに再現したものとなりました。それは世間で行われている結婚式の形式をほぼ踏襲したものだったのですが、それを業者さんなどに一切頼らず、すべて自前で材料を揃えて取り仕切れたのはすごいことだと思いました。この経験でファミリーでできることの幅が大きく広がりましたが、次にもし機会があれば、もっとファミリーらしい形を考えていけたらいいね、とみんなで話しています。
遠方からお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!日常の木の花ファミリーもまた、ゆったりしていて、とても気持ちが良いです。いつでも気軽に遊びに来てくださいね。
最後に、木の花ファミリーという家族と、 ちーちゃんという最高のパートナーをいただいた事を神様に感謝します。この全てをいただいていることを、みんなと共に感謝するための一日だったのではないかと思います。
パオパオ(農業資材なのです)を駆使して飾り付けられた「にわとり小学校」。すごいでしょ?
新婦のちーちゃん(右)とお父さんのいさどんが入場します
指輪の交換。厳粛な瞬間です。でも、周囲からは鶏の声も・・・(笑)
牧師さん役をしたのはいさおちゃん。なぜか竹鈴を振っています
祝福のライスシャワーを浴びるふたり
こちらは披露宴会場となった「ひまわり」。会議室机とスクール椅子もこの通り!ファミリー自慢のおいしい手料理が並びます
ウェディング・ケーキは、なんと中学生ふたりの手づくり!とてもそうとは思えないできばえです
入場するふたり。堂々としています
ケーキカットにキャンドルサービス。なんだか芸能人みたいです(笑)スポットライトも、知り合いの方が貸してくださいました。こうして、ちゃんと必要なものは揃うのです
よしどん&ちーちゃんの「愛の告白シーン」を演じる寸劇。ちーちゃん役(に全然見えない)のたっちゃんのオカマ芸(?)
関西人コンビによる漫才。ゆみちゃん(左)は今回ボケ役で初登場、とぼけた味わいが絶妙!でした
子どもたちが合唱を披露してくれました。ちょっと照れてます
ファミリーのお祝い事と言えばこの歌、「愛とお米があればいい」
ようこちゃん&みっちゃんの情熱的なダンス
ちーちゃんのおばあちゃん、まさこさんは腰の据わった堂々とした舞いを披露してくれました。なんと83歳!
披露宴会場となった「ひまわり」の前で、みんなで記念撮影