家中のライトをかき集めて?!

ほの暗いホールは癒しの雰囲気。でも、眠くなりそう・・・
ほの暗いホールは癒しの雰囲気。でも、眠くなりそう・・・

ファミリーの毎日の習慣、大人ミーティング。場所を本宅から「ひまわり」のホールに移して一ヶ月ほどがたちますが、今日はこんなにムーディーな(?)雰囲気です。

今、ひまわりのホールはリフォームの真っ最中。大磯のスタジオ「エピナール」を主宰するインテリア・デザイナーの「らくさん」こと中里征巳さんのアドバイスで、まずは天井をえび茶色に塗り直し。これで、ぐっと落ち着いた空間になりました。ただ、塗り直しにともなって蛍光灯をすべて取り外したあと、まだ新しい照明器具が入っていないため、とりあえず手持ちの電灯をぶらさげたり、床にスタンドを置いたりして急場をしのいでいるのです。夕食はテーブルにキャンドルを灯して、レストランのような雰囲気。みんな「キャンドルナイトだね!」と、いつもとは違う雰囲気を楽しんでいました。

天井の塗装を皮切りに、電灯を青白い蛍光灯から蛍光電球にしたり、出入り口に木の扉を付けたりします。また、大きなスクリーンとプロジェクターを設置したり、冬に備えて薪ストーブを入れたりと、ひまわりのリフォームを進めていく予定です。

これからの社会づくりのためのセンター施設になれば、と購入した「ひまわり」。みなさまに快適に集っていただくための場所づくりが着々と進んでいます。みなさんも、ぜひ遊びに来てくださいね!また、イベントやワークショップなどへのご利用も、ぜひご相談ください。ファミリーのおいしいお食事つきプランも可能です。


ファミリー初!の結婚式&披露宴

こんにちは!よしどんです。

シルバーウィークのファミリーはふたつのイベントの準備で大忙しで、久々のブログ掲載となりました。いつも楽しみにしてくださっている皆さん、ごめんなさい。

イベントのひとつは「自然農法技術交流会」でした。こちらについては近日中にまこっちゃんからレポートを掲載させていただきますね。

もうひとつのイベントは、結婚式でした。ファミリー初となった結婚式の新郎は、僕。そして、 新婦は同じくファミリーのメンバーであるちーちゃんでした。僕らはファミリー内で出会い、恋をして、この日を迎えることになりました。

実は、結婚式前日の午前中まで、僕は会場のセッティングやら当日のスピーチの準備やら、やるべきことが山積みで、心が詰まり気味でした。心楽しいはずの準備を楽しめない状況だったのですが、信じられないほど見事な飾り付けで結婚式場となった「にわとり小学校」を見た瞬間、何日も前から式場づくりのプランを一生懸命に考えて、試行錯誤しながら準備を進めてくれた収穫隊のあきちゃんたちの姿が心に浮かびました。他にも披露宴会場の準備をしてくれたあっちゃん、 お料理の様々な試作品を出してはみんなの意見を聞き、新たな創作料理を 次々と生み出してくれたこうへいくんやのんちゃん、ウェディングケーキを一生懸命作ってくれたさくやとれいか、新婦の衣装作りをしている愛ちゃん・・・そんなみんなの気持ちが自分の中にぶわーっ・・・と入ってきて、あぁ、自分はみんなと共にあるんだ、そのことを忘れていたなあ、と 肩の力が抜けました。そして、その瞬間から結婚式が終わるまで、とてもゆったりした幸せな時間を過ごす事が出来たのでした。

この挙式まで一週間ほど、僕には僕の、ちーちゃんにはちーちゃんの「結婚式」へのこだわりがそれぞれにありました。そのこだわりに固執すればするほど心が苦しくなるのですが、それに気付いて手放してみると、手放した分、心が開放されて、物事も楽に進んでいくということをそれぞれに身をもって体験することができました。

特別な「お祝いの日」であっても、普段通りの農作業の一日であっても、僕らにとって、それはどちらも同じ日常の一日。その日のいろいろなできごとを通じて頂く学びのための一日であることに変わりはありません。この結婚式を通じて、僕は僕なりに、そしてちーちゃんはちーちゃんなりに、本当に大きな学びの機会を頂いたなぁと感謝しています。

それから、今回の結婚式は、ちーちゃんが最初にイメージした結婚式の形をかなりリアルに再現したものとなりました。それは世間で行われている結婚式の形式をほぼ踏襲したものだったのですが、それを業者さんなどに一切頼らず、すべて自前で材料を揃えて取り仕切れたのはすごいことだと思いました。この経験でファミリーでできることの幅が大きく広がりましたが、次にもし機会があれば、もっとファミリーらしい形を考えていけたらいいね、とみんなで話しています。

遠方からお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!日常の木の花ファミリーもまた、ゆったりしていて、とても気持ちが良いです。いつでも気軽に遊びに来てくださいね。

最後に、木の花ファミリーという家族と、 ちーちゃんという最高のパートナーをいただいた事を神様に感謝します。この全てをいただいていることを、みんなと共に感謝するための一日だったのではないかと思います。

090921_140822

090921_140530

パオパオ(農業資材なのです)を駆使して飾り付けられた「にわとり小学校」。すごいでしょ?

090921_150813

新婦のちーちゃん(右)とお父さんのいさどんが入場します

指輪の交換。厳粛な瞬間です。でも、周囲からは鶏の声も・・・(笑)

090921_152354

牧師さん役をしたのはいさおちゃん。なぜか竹鈴を振っています

090921_153225

祝福のライスシャワーを浴びるふたり

090921_161846

こちらは披露宴会場となった「ひまわり」。会議室机とスクール椅子もこの通り!ファミリー自慢のおいしい手料理が並びます

090921_160700

ウェディング・ケーキは、なんと中学生ふたりの手づくり!とてもそうとは思えないできばえです

090921_170232

入場するふたり。堂々としています

090921_180837

090921_184826

ケーキカットにキャンドルサービス。なんだか芸能人みたいです(笑)スポットライトも、知り合いの方が貸してくださいました。こうして、ちゃんと必要なものは揃うのです

090921_190423

よしどん&ちーちゃんの「愛の告白シーン」を演じる寸劇。ちーちゃん役(に全然見えない)のたっちゃんのオカマ芸(?)

090921_185905

関西人コンビによる漫才。ゆみちゃん(左)は今回ボケ役で初登場、とぼけた味わいが絶妙!でした

090921_185245

子どもたちが合唱を披露してくれました。ちょっと照れてます

090921_182751

ファミリーのお祝い事と言えばこの歌、「愛とお米があればいい」

090921_191646

ようこちゃん&みっちゃんの情熱的なダンス

090921_191116

ちーちゃんのおばあちゃん、まさこさんは腰の据わった堂々とした舞いを披露してくれました。なんと83歳!

090921_163406

披露宴会場となった「ひまわり」の前で、みんなで記念撮影


お待ちかねの新米です!

「田んぼ隊」のまこっちゃんです。今年もいよいよお米の収穫が始まりました!

僕らは、化学肥料・化学農薬を使わずに安全で生命力あふれるお米を作っています。お米づくりのおおまかな流れは、こんな感じです。

  • 3月下旬に種をまき、ハウスの中で40日ほど育苗。
  • 田んぼを整備して田植えに備えます。
  • 5月初旬に田植え(6月中旬にもう一度田植え)。
  • 日々の水管理をしながら、除草作業に明けくれます。
  • 7月中旬から穂が出始めます。
  • 9月初旬から稲刈り開始。

お米の種類は、

  • うるち米(ヒカリ新世紀、味こだま、どんとこい、ミルキークイーン)
  • もち米(若草餅、羽二重餅)
  • 黒米(朝紫、ジャポニカ)
  • 赤米(神丹穂、紅染め)
  • 飼料米(タカナリ、モミロマン)

とバラエティーに富んでいます。田んぼの面積は合計で約7ha、数は約100枚ほどです。

今年は梅雨が8月までつづきお米のできが心配されたのですが、無事に9月7日から収穫を開始することができました。そして9月9日に新米試食をしました。僕は、昨年の9月にファミリーのメンバーになって、今年に入ってから「田んぼ隊」に加入したので、初めての収穫、そして試食でした。

3月の種まきから始まった稲作の作業、体力的にはたいへんなときもあったのですが、田んぼチームや農業研修生、長期滞在者、その他大勢のゲストのみんなとやった作業は楽しいものでした。以前の自分では感じなかった充実感もあり、お米を育てることを通して、自分を育てていただいたんだなと思います。

一緒に作業をしたみんな、田んぼで出会ったたくさんの植物や虫たち、水、地球、太陽、すべてに感謝します。

我らが田んぼ隊長、じゅんじマン!
我らが田んぼ隊長、じゅんじマン!
田んぼ隊大集合!左からこまねち、まりちゃん、まこっちゃん、ちなっぴ、じゅんじマン。
田んぼ隊大集合!左からこまねち、まりちゃん、まこっちゃん、ちなっぴ、じゅんじマン。
さて新米のお味は?「上手い!!」
さて新米のお味は?「美味い!!」

台湾の雑誌に掲載されました

角川書店の台湾法人「台湾角川書店」から「エコについての雑誌に記事を掲載したいので、写真を提供してほしい」と連絡があったのが7月。さっそく、何枚かの写真データとリーフレットを送付したところ、2ヶ月経って掲載誌が送られてきました。「My LOHAS」という雑誌で、もちろん中国語なので何が書いてあるのかわかりませんが(笑)、英国のFindhornやドイツのZEGGが掲載されているところを見ると、エコビレッジや環境に関する特集のようです。中国語の分かる方は、ぜひ読んでみてくださいね!

台湾角川書店の黄さん、(もし読んでいらしたら)ありがとうございました!

090911_MyLohas


キキさんの木の花レポート

先日、ファミリーを来訪してくださった静岡市のキキさんが、そのレポートを個人ブログにまとめてくださいました。ファミリーのミーティングでシェアさせていただいたところ、みんなから感嘆の声が上がったすばらしいレポートです。リンクさせていただくお許しをいただきましたので、ぜひ、みなさんにお読みいただきたいと思います。特に、ファミリーを来訪されたことのない方は、ぜひご覧になってください。すぐにでも行きたくなること請け合いです!こちらからどうぞ。

090910_143700