ファミリーの月刊ニューズレター「木の花ファミリー通信」の第36号(2010年8月)が完成しました。ぜひ、お読み下さい!こちらからダウンロードもできます。
わーい!川遊び!











十萌くんの自由研究~発表編
こんにちは!まり姉です。
夏休みの自由研究として、木の花ファミリーについての取材を無事に終えた十萌くんは、帰る日を予定より一日遅らせ、清書にかかります。まとめ役をおおせつかった私は、十萌くんが書いた下書きの漢字のチェックをしていきました。生まれて初めて電子辞書を手にした十萌くんは、それでも今時の小学生、ローマ字入力をしながら調べていきます。わかりやすく、見やすくする工夫の仕方を考えながら、模造紙に書くための原案を書いていきました。
だいたいのまとめを終えた十萌くんは、それに自分の感想を加えて、大人会議で報告しました。眠い目をこすりながら、一人ひとりのインタビュー内容を一生懸命発表する姿に、大人から何度も励ましと拍手が起きました。内容も要点を的確につかんだもので、とても小学校5年生のものとは思えないほどしっかりしたものでした。
例えば、前回のブログに私が受けたインタビューの内容を書きましたが、そのインタビューの際には、
「得意とする家庭教師の仕事からより、苦手な家事やゲスト対応からの方が学べることが多い」
ということも話しました。
十萌くんは、そういう話もしっかり自分のものにしていて、
「自分も苦手な算数から学んでいきたい」
とコメントを加えてくれました。
話した自分自身が忘れていたようなことまでしっかりと受け取っていた姿から、このような未来の大人たちに明るい希望を感じました。
最後に十萌くんは、
「みんなが『学ぶ』姿勢を持っていることが共通している、ということが印象に残った。インタビューに答えてくれたみんなに感謝したい」
と感想を述べ、大きな拍手の中で発表が終わりました。
今回のインタビューで、たくさんの感動と感謝をもてたのは、十萌くんより私たちの方だったのかもしれません。
私たちの方こそ、ありがとう、十萌くん!

十萌くんの自由研究
こんにちは!まり姉です。
8月11日から4日間木の花に滞在している十萌(とも)くんは、自然農法センターに勤めているわたわたの息子さんです。わたわたファミリーとはメンバー同然の間柄です。
小学校5年生の十萌くんは、夏休みの自由研究で「木の花ファミリー」のことを調べることにしました。木の花に来る前に、学校の先生から「エコビレッジって何?」と聞かれ、うまく説明できなかった経緯もあり、ファミリーメンバーにいろいろインタビューすることにしたのです。
ファミリーの部門は相互に助け合いながら仕事を分担しているため、一人がいろいろな役割を担っているのが特徴です。その中から十萌くんが独自に部門を分け、その代表とするメンバーに尋ねたい事柄をインタビューすることにしました。
少々のんびりスタートになってしまったため、代表メンバーを見つけるたびにノートと鉛筆を持って取材する十萌くんは、真剣そのもの。そして取材されるメンバーも鋭い質問に誠実に答えようと一生懸命です。
ところで、その部門と代表者はというと、
・センターチーム まり姉 ・田んぼ隊 まこっちゃん
・食当 はるちゃん ・畑隊 たっちゃん
・エコビレッジ みちよちゃん ・収穫隊 らぶちゃん
・にわ小 よしどん ・育児 あっちゃん
・苗 きょうこちゃん ・やぎとみつばち ちなっピー
・ケアからメンバーになった人 けいこちゃん
・楽団 みかちゃん ・会計 なかのん
・神様の話 いさどん ・子ども すさ
という総数15名の大人数です。とは言ってもメンバーの数が約70人いるのですから、こんな人数になってしまっても仕方ないかもしれませんね。
私もセンターチームの代表として最初に質問を受け、
「家庭教師をしながらセンターチームの仕事をすることについてどう思いますか?」と聞かれ、
「家庭教師としては、どういうところでつまずいているのかを相手の目線から見ることを心がけています。また、センターチームは家事の外にゲストのおもてなしという役割があるので、その時のゲストの立場に立った対応をすることが重要になります。そのためにもチーム内の連携が不可欠であり、お互いに助け合いながら日々研さんしています」
と伝えました。
他のメンバーは一体どんなことを聞かれ、どんなふうに答えているのか、気になるところです。これらを模造紙にまとめて学校に提出する十萌くん。さてどんな仕上がりになるのか、みんな楽しみにしています。
フレー、フレー、と・も・く・ん 笙。

木の花夏祭り2010♪
「おひさまハウスひまわり」を拠点にして初めての夏だった去年、「せっかくこの場所があるのだし、ファミリーで子供中心のお祭りをやろう!」ということで「木の花夏祭り」が開催されました。結果は予想を超える盛り上がりで、みんな大満足。そして一年が経ち、「今年もやるぞ~」ということで、再び開催の運びとなりました。当日は天気がもうひとつだったため、昨年の野外から大ホールでの開催になりましたが、昨年同様さまざまな工夫をこらした8つの屋台が登場。子供と大人が力を合わせて、にぎやかなお祭りに。最後にお祭り券の獲得順位を発表して、みんなの健闘を称え合いました。
その後の大人ミーティングでは、「ファミリーだけでこんなににぎやかに楽しめるなんて、豊かだよね~」「名前を『木の花村』に変えようか(笑)」などなど、余韻を楽しむひとときとなったのでした。








