











2010/10/7更新:おかげさまで40名様ものご応募をいただきまして、申込みを締め切らせていただきました。ありがとうございました!
木の花ファミリーの「たっちゃん」こと内田達也です。こんにちは!
今年の5月に第1回を開催、大きな反響をいただいた「炭素循環農法勉強会」の第2回を開催します。
今回は、講師として静岡の城雄二さんをお迎えします。城さんは先頃ブラジルへ渡航、第1回で講師をされた林幸美さんを訪れ、林さんの案内で炭素循環農法の「本場」の取り組みを視察されました。
講義はその報告を交えた炭素循環農法の「再入門」となる予定です。
木の花ファミリーでは、炭素循環農法の取り組み開始から1年3ヶ月が経過、さまざまなデータや経験を蓄積してきました。その圃場の様子も見ていただく予定です。
なお、昼食に炭素循環農法で育てた作物によるファミリー特製の菜食弁当と手づくりおやつもお楽しみいただけます。
前回に引き続き、素晴らしい情報交換、交流の場になることを確信しています。初めての方も、第一回に参加された方も、ぜひ、ご参加ください!

ご紹介が遅れてしまいましたが、国連大学のウェブサイトにファミリーを取材した文章と映像が掲載されています。ぜひ、ご覧下さい!
元の英語版はこちらです。
記事を書いてくださったのは国連大学のメディア部門で働くマーク・ノタラスさんと西村めぐみさんです。
マークさんとパートナーのアルバは私たちの友人に紹介されて、ファミリーの野菜を注文してくださっていました。そこからファミリーの生活に興味を持ったマークさんは昨年の8月頃にファミリーを来訪され、持続可能な生活の素晴らしさを伝えるためにぜひ取材したい、と申し出てくださいました。
当初は秋の収穫時に取材される予定でしたが、新型インフルエンザが猛威を振るった時期と重なったため延期、年を越して今年の田植えの時期に取材が実現しました。
ファミリーのみちよです。こんにちは!
今日はみなさんに日本で初めての本格的なエコビレッジ関連の書籍をご案内します。
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『世界のエコビレッジ
~持続可能性の新しいフロンティア』
著:ジョナサン・ドーソン
訳:緒方俊雄・松谷泰樹・古橋道代
日本経済評論社 1,575円(税込)
ISBN 978-4-9199-2128-6
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この本は、国際的なエコビレッジ組織であり、わたしも理事や日本大使を務めるグローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)の
前代表、ジョナサン・ドーソンさんの著作を中央大学の緒方俊雄教授(経済生態学)と教え子の松谷泰樹さん、わたしが3人で共訳したものです。
エコビレッジの概要について書かれた専門書としては、国内で初めての出版ではないかと思います。
※ 原著について情報はこちら
(以下、目次の概要です)
世界の多様なエコビレッジの姿を紹介しながら、エコビレッジの幅広い取り組みとその可能性について解説しています。
また、エコビレッジの素晴らしさだけでなく、それぞれの取り組みが抱える課題についても取り上げています。
既に実践を始められた方、これからエコビレッジを始めようとされている方、エコビレッジ的な暮らしに興味を持ち始めた方に自信を持ってお薦めします。
ぜひ、お買い求めください!なお、ネット書店では9/22頃扱いが開始されるそうです。


9月9日、「おひさまハウスひまわり」大ホールの南側の窓に美しいステンドグラスが取り付けられました。太陽、月、星、空、海、大地、永遠なる炎(中央)が描写された円形のステンドグラスで、「ダル・ド・ヴェール」という技法を用いています。薄いガラスを使う通常のステンドグラスと違い、分厚いガラスをハンマーで割って使用するのが特長で、複雑な断面が光を幾重にも屈折させ、豊かな色彩を生みだしています。
昨年8月、ファミリーにイギリスから一通のメールが届きました。送り主は「Flight Of The Phoenix World Peace 2000 (世界平和に向けた不死鳥の飛行2000)」という団体のジョイさんとおっしゃる方で、私たちにダル・ド・ヴェールを寄贈したい、という内容でした。
同団体のホームページには、その理念が次のように書かれていました(原文はこちらです)。
「わたしたちは、調和、そして自らの内側と世界の平和に貢献するために生きる人々のコミュニティです。色々なプロジェクトがありますが、その目的は人と人、地域、そして組織を世界平和という共通のテーマでつなぐことです。宗教、文化、政治といった信念体系には関係なく、全ての信仰と文化のコミュニティが、環境に対して敬意を払い、世界平和に向けて取り組むことを励ますことを目的としています」
メールをいただいた一ヶ月前、「パーマカルチャー・マガジン」という世界に8万人の読者を持つイギリスの雑誌に私が執筆したファミリーについての記事が掲載されたのですが、団体の方がその記事を見たことをきっかけに、直接出会ったことにない海の向こうの私たちを寄贈先に選んでくださったのです。
実は、メールをいただいてから無事にダル・ド・ヴェールが取り付けられるまでには丸一年かかっています。寄贈活動の責任者が急死されるなど先方の事情で発送が遅れ、ようやく日本に到着してみると運送会社の過失で大きなヒビが入っている状態でした。しかし、親しい友人の親戚でステンドグラスの著名な専門家である二見美和子さんに補修の方法を教えていただき、いさどんが根気よく補修に取り組んで無事に復元、取り付けに至ることができたのでした。
ジョイさんからのメールには、「南側の皆が良く集う場所に取り付け、毎日1分間、平和への祈りの時間をささげてください」と書いてありました。太陽の光に美しく輝くダル・ド・ヴェールを前にして、寄贈してくださった方々の願いに思いをはせるとき、自然に祈りの気持ちが湧き上がってきます。
神秘的な光は、私たちの歩みを照らす神様の導きのようです。調和した社会を願う世界中の人々と共に、日々の実践を続けていこうと気持ちを新たにしています。



