SNB東京芸術祭2010 ありがとうございました

5月15日、ファミリーにとって久しぶりの東京公演となる「SNB東京芸術祭2010」が開催されました。「新日本文芸協会」主催のこのイベントでは、「不安なき時代の扉を開こう!」と題してファミリーのみちよちゃんとよしどんがエコビレッジや「いのちの村ネットワーク」についてプレゼンしたあと、いさどんが木の花ファミリーの営みについてのプレゼンをさせていただきました。イベントの締めくくりは「木の花楽団」のコンサート。「Welcome to 木の花ファミリー」や「この星の上で」など、ウェルカムコンサートでおなじみのレパートリーに加え、最近演奏するようになった「ひとつ」も披露(写真の下に動画を公開しています。素敵な曲ですので、ぜひ聴いてみてくださいね!)、会場は暖かな一体感に包まれました。イベントの終了後は、ファミリー特製のオードブル(食当さんたちの様子が先日のブログで記事になりました)を囲んだ懇親会が行われ、イベントの感想や情報交換で話がはずみました。

この日、東京に向かったのは「木の花楽団」の6人とプレゼンで出演するメンバー、スタッフ兼運転手としていさおちゃん、自分から「行きたい!」と名乗りを上げてステージの盛り上げ役を務めてくれた小学6年の日和、そして2月に生まれて授乳中のすまいるくんの計11名。朝7時に2台の車でファミリーを出発して、東名高速の道のりを楽しみました。帰りは21:00頃に東京を出発して、ファミリーに到着したのは深夜遅く。みんなちょっとお疲れ気味でしたが、たくさんの出会いをいただいて充実した一日でした。

農繁期に加えて多数のお弁当の注文が重なり、忙しいタイミングで出張メンバーが抜けたファミリーでしたが、残ったみんながいつものチームワークでしっかりカバーしあい、スムーズに作業が流れていきました。東京でファミリーの生活について伝えてきたメンバーと、そこで描き出した通りの助け合う生活を淡々と営んでいたメンバー、そしてイベントを企画してくださり、ファミリーの営みを紹介する機会を作ってくださった新日本文芸協会の皆様、会場においでくださった方々とのコラボレーションで「不安なき時代」に向けた大切なメッセージを分かち合うことができました。皆様、本当にありがとうございました!

エコビレッジについてのプレゼンをするみちよちゃん(右)。続けてよしどん(左)も「いのちの村ネットワーク」についてプレゼンしました
ファミリーの生活についてプレゼンするいさどん
熱唱するみかちゃん
会場が一体になりました
「光るいのちの歌」で盛り上がる客席のみなさん。中央は新日本文芸協会の顧問、大下伸悦さん
竹鈴でみんなに「みのりの風」をおくるいさどん
交流会であいさつをするいさどん
ファミリーの代表としてお花をいただいた日和
日和は交流会でファミリーを代表して花束を受け取りました


幼児たちのお料理教室♪

子育て担当あっちゃんによる、幼児のお料理教室第2弾!今日は楽しい楽しいクッキー作りです♪
「ゆうとうくんもやる!」前回のパン作りではお昼寝していたゆうとうも、今日は夢中で型抜きをしていきます。
「みのりはハートの形が好きなの♪」

そして、今日の4時のおやつには幼児たちが作ったクッキーも登場!「おいしいよ!たべてたべて♪」

今日は朝から弁当祭!!

今日は一日弁当デーの木の花ファミリー。まずは、東京出張メンバーのための15人分のお弁当と、イベント用のオードブル40人前を朝7時までに仕上げました。次に、525円弁当35人分とオードブル10人前を10:30までに作り、そして本日のメインは630円弁当160人分!を夕方4時までに仕上げるというスケジュールでした。

11年前、初めてお弁当の注文を受けた時には、5個の注文でも「出来るのかしら?」と不安に思う気持ちが出てきたと当時を振り返る食当さん。それが10個になり20個になり、3年前には過去最高400個近い注文を受けました。

当時はお弁当の注文が5個が10個になるだけで『えーー!!』、10個が20個になるだけで『えーー!!!』と大騒ぎしていました。でも、そうやってどんどんお弁当の注文の数が多くなる度に、自分たちの心が鍛えられ、どんな出来事でもありがたくいただく精神が大切だという想いが深まっていきました。

しかし、そうはいっても、お弁当作りの日はどこかバタバタ騒がしい雰囲気が漂う厨房のはずが。。。今日は静かでいつもと違う空気が漂っています。

食当頭、お料理を華やかに彩る天才のあいちゃんにインタビューしてみると、
「今日一番いいなと感じているのは、事前に食当ミーティングを行ってきたことで、『みんなで弁当祭を乗り越えよう!』という一体感があったこと。今までは弁当作りとなると、私が中心に仕切っていて、『あいちゃん、これはどうするの?』『あいちゃん、次は?』とみんなが私に聞いてくるので、心が疲れてしまっていた。でも、今日はみんなが意識を持ってくれてありがたいなと。今はどんなことでも楽しく出来るなと思えるし、ありがたい!」

誰よりもよく働きよくおしゃべりし?!、木の花最年長と感じさせないえいこばーちゃんは、
「今回のことで、ミーティングをすることが本当に大事だとわかった。今まではわからないことがあると、『あいちゃん、あいちゃん』と聞いていたけれど、ミーティングで自分のやるべきことをしっかりと把握出来たしね。いつもみんなで話し合ってやっていくことが大切だね。」

いつもにこにこ、最近は食当としての意識も高いはるちゃんは、
「今回は下準備がばっちりだった!みんなが人に頼らず、でも互いに補い合い、声をかけ合って、みんなでいい空気を出していたんじゃないかな?互いの信頼がさらに深まったし、何て言ったって、達成感がある!」

食当の裏番長?!いつも木の花全体を見渡しているのりちゃんは、
「楽しんでいます!えいえいおー!と気合いが入るわけではないけれど(笑)。淡々と、みんなとつながってやれているなと。大変というより、Mの精神で楽しんでいます!」

みんな大好き!おやつでみんなのハートを掴んでいる?!ゆみちゃんは、
「楽しかった!すごくスムーズに行って。メニュー決めから楽しかったし、みんなで一生懸命やれて本当に楽しかった!」

木の花一の癒し系かつ3枚目?!のキャラで厨房に新風を吹かせているのんちゃんは、
「最初から、この弁当祭を楽しもう!と思っていたので(笑)。たくさんの人が協力してくれたおかげで、今日も余裕で乗り切れました!」

そして夕食前、お弁当配達から戻ってきたれいちゃんが、嬉しそうに食当さんに話していたのは。。。
「お弁当を食べたある外国人の方が、すごく歓迎されているように感じて感動されたんだって。ベジタリアンだと普段食べるものも限られたりするけれど、今日は本当においしかったって、全部残らず食べてくれて。作ってくれた人の心がこもっていたって話してくれたの。」

みんなで楽しく作ったお弁当を、おいしく食べてくれる人がいて、嬉しくなってまた次のお弁当作りに活かされる。そうやって、幸せの循環が広まっていく、木の花弁当祭の一日でした。

外国人の方が感動された525円弁当です。
食当さんのアイデアが結集した軽食のオードブル!

廊下に柿渋

ファミリーのいさどんは、「自然療法プログラム」の「主治医」として活躍する以外の時間はこのところ「用務員さん」として「おひさまハウスひまわり」や「木の花庵」の整備に精を出しています。

今、「ひまわり」は厨房を増築すると同時に「木の花庵」と廊下で接続する工事の真っ最中。今日は、その廊下に柿渋を塗っています。廊下の壁は漆喰で、これもいさどんとみかちゃんが塗り上げました。壁の手すりは、当初大ホールについていたものを取り外して再利用。シンプルな吊り下げライトと相まって、とってもいい雰囲気です。

この工事が終わり次第、「ひまわり」と「木の花庵」で旅館や飲食業の許可を取得、正式に営業を開始します。自然食レストランや食養生プログラムなども予定されていますので、どうぞお楽しみに!

柿渋を塗るいさどん。昔、内装のプロだったいさどんは作業が丁寧です

みんな大好き簡単パン!

木の花では、自分の誕生日に好きな食べ物をリクエストすることが出来ますが、あいちゃんのように「大好きな草取りを一日中したい!」と食べ物以外のことをリクエストする人もいます。5月8日が誕生日で子育て担当のあっちゃんのリクエストは、幼児たちと一緒にパンをつくること!普段は0歳児から5歳まで7人の子供のお世話をしながら家事もこなしている「スーパーママ」のあっちゃんが、今日はパンづくりに挑戦です。

「かわいい幼児たちと一緒に皆が大好きなパンをつくったら、楽しいだろうなと思って」と言っていたあっちゃんに、
実際つくってみた感想を聞いてみると、
「幼児たちと一緒につくれて、すごく楽しかった!しかも、本当にふわふわで味もすごく良かったよ♪」とにこにこ話してくれました。

幼児たちも口々に「楽しかった!!またつくりたーーい!!」と大喜び。第2弾が近々あるかもしれませんね。

木の花で「簡単パン」と呼ばれているこのパンは、ふわふわでおいしく、すぐ出来ます。
レシピもご紹介しますので、皆さんもつくってみて下さいね!

(材料・10個分)
強力粉 300g  中力粉 33g  イースト 7,5g  砂糖 15g  バター(油) 22g  塩 4,5g  水 0,2邃貼r

(作り方)
1、水以外の全ての材料を混ぜる。
2、1に少しずつ水を入れ捏ねていく。(水の量は状態によって調節して下さい。)
3、自然発酵させる。(目安は15分くらいです。生地に指をさしてみて戻ってこなければOK.)
4、10等分に分けて、丸める。
5、第2次発酵。(目安は15分くらいです。)
5、170度のオーブンで15分焼けば出来上がり♪

あっちゃん(右)指導のもと、幼児たちも大はりきり!
帽子姿もサマになっています?!
「ゆうとうは、ねんねだよ。ひみがゆうとうのも、つくるよ♪」
夕食のパンパーティには幼児たちが作った簡単パンも登場!「たのしかったあ!きよ(右)のは、はりねずみパンだよ♪」