




今日は、上野中学校の2年生7名と3年生4名が校外学習の一環として木の花ファミリーを訪れました。まず、午前には3年生が「地域の水と農業」について、いさどんから話を聞きました。生徒さんから、「木の花ファミリーはテレビにも出たりしていますが、皆にアピールしたいことはありますか?」という質問を受け、いさどんは「まずは、安全な食べ物を出来るだけ努力して提供したいと考えています。添加物は少しだったら入れてもいいという国の基準がありますが、少しだったらいいということは、沢山だったら問題ですよということですからね」と真剣に答える姿に、生徒さんたちも熱心にメモを取っていました。
午後からは2年生が訪れ、「木の花でお菓子作りを体験したい」グループと、自分たちが作ってきたお菓子を試食してもらいたい」グループに分かれてファミリーと交流しました。「お料理体験」グループは、「子供が食べやすいお菓子を作りたい」ということで、ゆみちゃん指導のもと、ピーナツクッキーとジャガイモ入りのホットケーキ作りに挑戦。終了後、感想を聞いてみると、「楽しかった!」「バターじゃなくて油を使うことで健康にもいいし、白い砂糖より茶色い粗糖の方がミネラルも豊富ということを知って勉強になりました」と言っていました。
もう一つのグループは、野菜を使ったお菓子ということで、にんじん入りのクッキーやカボチャ入りホットケーキ、トマトジャムを食当さんに試食してもらいました。食当さんは、「にんじんが入っていて色がきれいだね」「トマトジャムも上手に出来たね」と感想を述べていました。この後生徒さんから、「実はピーマンやナスが嫌いなので、クッキーに入れたらいいのかなと思いますが、何かおいしい食べ方はありますか?」という質問を受け、のんちゃんとえいこばーちゃんがとっさにピーマンやナスが入った特製韓国風お好み焼きを作ってくれました。味見した生徒さんたちは、「おいしい!無農薬だから、ピーマンが食べられるのかな?」と大喜び。帰り際には、「木の花ファミリーの食は、無農薬で安全性が高いからすごいと思いました。塩、砂糖、油以外は自給自足しているなんて、普通じゃ出来ないですよね」と言っていました。
普通ではなかなか難しいことも、大人数でやれば出来ることが沢山あります。皆がつながり、助け合い支え合い、そして共に笑い合える世界。木の花ファミリーでの校外学習を通じ、「どうしたら皆が健康で幸せに豊かに暮らせる世界が出来るのか」というイメージが、今日ここを訪れた11名の心の中にも芽生えたとしたら幸いです。
このところ、ファミリーでは個性的な?坊主頭が増殖中!坊主にする理由は人それぞれですが、心のけじめをつけて、自分をバージョンアップするきっかけにする人が多いみたいです。そんな中、ふと坊主にしたい気持ちが湧いてきた僕(いさお)は、ファミリーの美容師、ちーちゃんにバリカンをお願いしました。刈っているときに、「せっかくだから遊びでモヒカンにして写真を撮ろう」ということになり、それが「どうせならそのままにしてみんなを笑わせようか」ということで、未だモヒカンのままになっています。その後、すでに坊主にしていたひろっちがラインを入れたり、まっちゃんがスイカ頭にしたり、へんてこな頭の人が増えているのでした。
ちなみに、大人はみんなで笑った「変な頭」も、一部の子どもたちには「カッコわるー」「気持ちわるーい」という厳しい感想をもらいました(笑)
ひろっちです。
22日の夜、ファミリーではキャンドルの灯と共にゆったりとした時間を過ごしました。
近年は全国的に行われるようになってきたこの「キャンドルナイト」は、一般的には夏至と冬至に行われ、地球のことや環境のこと、それから世界平和のことなどを、ゆらゆら揺れるろうそくの炎を見つめながらちょっとロマンチックな雰囲気の中で考えてみよう、というものです。
ファミリーでは、夕食の時間を各テーブルに置かれたろうそくで過ごしました。いつもは大型スクリーンに映し出されるテレビを切り、BGMにジャズのピアノプレイを流して、ゆったりとロマンチックでお洒落なディナータイムとなりました。
ディナーのあと、ほぼ時を同じくして入籍した(ファミリーで出会ったメンバー同士が結婚するのは、実は初めてのケースなのです)まこっちゃんとラブちゃんをサプライズで祝福 ^^ ゆみちゃんがつくったハート型の紅白饅頭と、みんなで合唱した「祝福」という曲で演出しました。花束をもらった新婦は、嬉しそうな笑顔で喜びを語ってくれました。
そのあとは、みんなで輪になって「ピースソング」と「この星の上で」を大合唱。最後に、みんなで紅白饅頭を頂きました^^
多忙の中であまり準備もできずに当日を迎えたのですが、終わってみれば評判はなかなかで、子どもたちから「これから月に一回ぐらい、ろうそくでご飯を食べたいです!」という声も出るくらいでした。
こうして、自分たちだけの幸せではなく、自分の目の前にいる人や周りにいる人、そして自分も含めた世界中のいのちたちの幸せを願い、ろうそくの炎を眺めながら過ごす夏至の夜は幕を閉じました。言い出しっぺとしては、提案してみて良かったと感じています。「キャンドルナイト」のムーブメントと共に、他者を思いやる、広く暖かい豊かな心が地球の隅々まで拡がっていくことを願っています。
みなさんもキャンドルと素敵なミュージックをお供に、ロマンチックに「この星」全体に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?きっと、素敵な時間になりますよ!
お誕生日会編の最後を締めくくるのは、エリーと幼児たちによるピアノの発表です。ピアノ歴20数年のエリーは、ここ1カ月、1日5分くらい幼児たちにピアノを教えていたそうです。「子供たちが楽しく練習できることを心がけていたの」と話すエリーのもと、いつの間にかピアノを弾けるようになっていた幼児たちにみんなびっくり!
お誕生日会が終わっても、「見てて!見てて!」と一人でもピアノを弾いている幼児たち。皆さんが次にここを訪れる時には、幼児たちが奏でるかわいらしい音色が皆さんをお迎えするかもしれませんね。