十萌くんの自由研究

こんにちは!まり姉です。

8月11日から4日間木の花に滞在している十萌(とも)くんは、自然農法センターに勤めているわたわたの息子さんです。わたわたファミリーとはメンバー同然の間柄です。
 
小学校5年生の十萌くんは、夏休みの自由研究で「木の花ファミリー」のことを調べることにしました。木の花に来る前に、学校の先生から「エコビレッジって何?」と聞かれ、うまく説明できなかった経緯もあり、ファミリーメンバーにいろいろインタビューすることにしたのです。
 
ファミリーの部門は相互に助け合いながら仕事を分担しているため、一人がいろいろな役割を担っているのが特徴です。その中から十萌くんが独自に部門を分け、その代表とするメンバーに尋ねたい事柄をインタビューすることにしました。
 
少々のんびりスタートになってしまったため、代表メンバーを見つけるたびにノートと鉛筆を持って取材する十萌くんは、真剣そのもの。そして取材されるメンバーも鋭い質問に誠実に答えようと一生懸命です。

ところで、その部門と代表者はというと、

・センターチーム まり姉          ・田んぼ隊    まこっちゃん
・食当      はるちゃん         ・畑隊      たっちゃん
・エコビレッジ  みちよちゃん        ・収穫隊     らぶちゃん
・にわ小     よしどん          ・育児      あっちゃん
・苗       きょうこちゃん        ・やぎとみつばち ちなっピー
・ケアからメンバーになった人 けいこちゃん
・楽団      みかちゃん         ・会計      なかのん
・神様の話    いさどん          ・子ども     すさ

という総数15名の大人数です。とは言ってもメンバーの数が約70人いるのですから、こんな人数になってしまっても仕方ないかもしれませんね。
 
私もセンターチームの代表として最初に質問を受け、
「家庭教師をしながらセンターチームの仕事をすることについてどう思いますか?」と聞かれ、
「家庭教師としては、どういうところでつまずいているのかを相手の目線から見ることを心がけています。また、センターチームは家事の外にゲストのおもてなしという役割があるので、その時のゲストの立場に立った対応をすることが重要になります。そのためにもチーム内の連携が不可欠であり、お互いに助け合いながら日々研さんしています」
と伝えました。

他のメンバーは一体どんなことを聞かれ、どんなふうに答えているのか、気になるところです。これらを模造紙にまとめて学校に提出する十萌くん。さてどんな仕上がりになるのか、みんな楽しみにしています。
 
フレー、フレー、と・も・く・ん 笙。

ちなっピーに取材中の十萌くん(左)。和気あいあいと取材が進んでいきます。

木の花夏祭り2010♪

「おひさまハウスひまわり」を拠点にして初めての夏だった去年、「せっかくこの場所があるのだし、ファミリーで子供中心のお祭りをやろう!」ということで「木の花夏祭り」が開催されました。結果は予想を超える盛り上がりで、みんな大満足。そして一年が経ち、「今年もやるぞ~」ということで、再び開催の運びとなりました。当日は天気がもうひとつだったため、昨年の野外から大ホールでの開催になりましたが、昨年同様さまざまな工夫をこらした8つの屋台が登場。子供と大人が力を合わせて、にぎやかなお祭りに。最後にお祭り券の獲得順位を発表して、みんなの健闘を称え合いました。

その後の大人ミーティングでは、「ファミリーだけでこんなににぎやかに楽しめるなんて、豊かだよね~」「名前を『木の花村』に変えようか(笑)」などなど、余韻を楽しむひとときとなったのでした。

はじめてクッキー作りに挑戦したりゅうと。皆からも「一人でよく頑張ったね!」とほめられていました。
畑隊によるお好み焼き屋さんは、チームワークばっちり!笑いが絶えません。
トマト、とうもろこし、ナス、ズッキーニ、おくら、バジル等の夏野菜がたっぷり入ったお好み焼きの中からは、おもちとチーズがとろーり♪
去年に続いて、かき氷屋さんのにちわ。「来年は電動のかき氷機がほしいな!」
「ひみは、うじきんときと、いちごとふたつたべたよ笙ォ」
今年の売上第3位は、みーちゃん&ともによるサンドイッチ屋さん。皆が大好きなあんこ&バターサンド、かぼちゃペースト、卵の3種類を提供。「一番お店屋さんらしかったね」との声も。
今年も田んぼ隊はオーダーメードのおにぎり屋さんで、売上ランキング第2位を獲得!チマチョゴリの衣装がお祭りに華やかさをプラスしていました。
そして、今年の売上No.1はちーちゃん&やまとによるクレープ屋さん!「8種類全部食べたいよー!」と常に行列が絶えませんでした。
「クレープもおいしいし、ぜんーぶおいしかった!みんなありがとう♪」

みんなで支え合った富士登山

みなさん、こんにちは!8月4日の深夜から5日の午前中にかけて、ファミリーの有志で富士登山に出かけました。その様子について、ヒロッチがレポートします!

夜8時、小学生も含めた総勢30人が留守番のみんなに見送られ、車で富士山の新5合目に向けて主発しました。夜10時、いよいよ登山開始。用意してもらったおにぎりとクッキーを背負って、ヘッドライトの灯りだけを頼りに登山道に入りました。

途中、高山病にかかる人や付き添った人など、6人が山頂にたどり着くことを断念して山小屋で休むことになりましたが、残る24人は登山開始から5時間から7時間半をかけて頂上にたどり着くことができました。ほとんどの人は5時前のご来光に間に合いました。

当日は天候が心配されましたが、ふたを開けてみればこれ以上ない!というようなコンディションで、雨の心配は皆無、風もほとんどなく、山頂からは滅多にお目にかかれないほどの絶景を拝むことが出来ました。もちろんご来光も素晴らしく、そのあまりの神々しさに涙を流す人も少なくなかったようです。

山頂では浅間大社に参拝したり、観測所に行ったり、休憩所で仮眠をしたりと、それぞれに時間を過ごしました。最後に皆で記念撮影をして、順次下山の途についたのでした。

5合目に戻ってきた人から順に車で帰宅、昼前には無事に全員がファミリーに到着しました。その日の午後は、ほとんどの人がゆっくりと昼寝を満喫しました。

今回の富士登山は僕が「言い出しっぺ」だったのですが、みんなと頂上にたどり着くことが出来た喜びや、ご来光や眼下に拡がる圧倒的に美しく雄大な自然への感動、そしてご神体に登らせていただき、終始一番近くに神の存在を感じながらの登山のありがたさが相まって、山頂ではずっと目を真っ赤にしながらグシュグシュの状態でした。

みんなにとっても、今回の登山は「みんなでみんなを支えあう」世界をそれぞれに体験できる出来事となりました。体力のある人がきつそうな人のカバンを持ってあげたり、手を引いてあげたり、脇を抱えて手助けしたりと、自分ひとりでは登れないだろうと思っていた人も多くが山頂までたどり着くことができました。ご来光にもなんとか間に合って、たくさんのメンバーで同じ体験を共有することが出来ました。

帰ってきた日の夜の大人ミーティングでは「思いあい」と「支えあい」にあふれた今回の富士登山の体験について、「みんなにありがとうを言いたいです」「本当にいい体験でした」といった声が相次ぎました。家族の絆がさらに深まった素晴らしい思い出として、皆の心に残ることになったようです。

今回は登らなかったいさどんも、「来年は還暦登山をするぞ!」と言っています。来年はきっと、今年以上に多くの人がご来光を見に行くことになるでしょう。

ご来光と雲海
ご来光を仰ぐ人々。ファミリーのメンバーもいます
山頂の浅間神社で記念撮影!

「農の会」現地研究会 in 長野県佐久市

たっちゃんです。来たる8月28日、ファミリーも参加している「農の会」の夏の現地研究会が開催されますので皆さんにご案内します。

今回の開催地は長野県佐久市で、現地のユニークな新規就農者の畑を回ります。企画にご協力いただいている「信州ぷ組」の方々は大変個性的で、ご自分の畑や作物についても明確な科学的根拠をもとに説明してくださる方がほとんどです。

地元の方はもちろん、興味のある方はぜひご参加ください。刺激的な体験ができますよ!ファミリーからは私が参加しますが、非常に楽しみにしています。

■ 農の会現地研究会 in 長野県佐久市
~新規就農者3名の個性的な農業の取り組み~

  • 日時:8月28日(土曜日)
  • スケジュール:
    13:15 集合:長野県佐久勤労者福祉センター(JR佐久平駅から徒歩5分)
    13:30 見学出発、移動15分
    13:45 坂下農園(45分)
    14:30 移動20分
    14:50 スキフラワーファーム(45分)
    15:35 移動40分
    16:15 石川自然農園(45分)
    17:00 移動30分
    17:30 長野県佐久勤労者福祉センター(休憩30分、お弁当を配ります)
    18:00 研究会(3軒の生産者から30分ずつ、30分意見交換)
    20:00 終了解散
  • 集合場所・研究会会場:
    長野県佐久勤労者福祉センター
    〒385-0029 長野県佐久市佐久平駅南4-1
    TEL 0267-67-7451
  • 見学場所:
    坂下農園:特別栽培の雨よけミニトマト、露地ズッキーニ、レタスなどを中心に栽培。
    スキフラワーファーム:日本初のオーガニック多品目花卉栽培。
    石川自然農園:無農薬有機栽培。ズッキーニ、インゲンを中心に多品目栽培。
  • 参加費:2000円。(弁当代金は別途集めます)
    申込時にお弁当の有無を明記して下さい。
  • 締め切り:2010/8/21
  • 申し込み:
    参加申し込みフォームからお申し込みください。

木の花ファミリー通信 Vol.35

月刊「木の花ファミリー通信」の2010年7月号(第35号)が発行されました。こちらからPDFファイルがダウンロードできます。

ブログではあまりご紹介していなかったのですが、今号からこちらでも発行をお知らせしていきたいと思います。