被災地の持続可能な復興支援に向けて

― 東北大震災被災者のみなさまへ ―

 

2013年2月17日~3月19日、木の花ファミリーでは

「エコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)」を開催します。

これに伴い、東北大震災被災地からの受講生を募集しています。

 

18年前、木の花ファミリーは20名のメンバーとともに
何もないところからスタートしました。
すべてが手探りの中、互いに支えあい、つながりあって生きることを学び、
今ではメンバーは86名、食べ物のほぼ100%を自給するまでになり、
日本国内はもとより世界各地のたくさんの人々とのネットワークを築いています。
その18年間の実績に基づいた「EDE in 木の花ファミリー」は、
現在被災地の復興に取り組まれている方、
あるいはこれから取り組もうとされている方々にとっても、
必ずや大きな力になれるものと考えています。

 

そこで、木の花ファミリーEDE事務局では、
被災者の方がEDE受講費のお支払いが困難な場合、
「READYFOR?」というクラウドファンディングを通して
受講費全額免除のための寄付金を募ることを計画しています。

 

クラウドファンディングとは、
自身のプロジェクトをインターネット上で公開し、
そのために必要な資金を広く一般の方々から募る仕組みです。
その中でも「READYFOR?」は目標額の達成率が最も高いと言われています。
期間と目標額を設定し、期間内に目標額を達成した場合にはプロジェクトの「成立」、
達成できなかった場合には「不成立」として寄付金は全額返金されます。

 

木の花ファミリーでは、意欲ある被災者の方を応援します。
関心を持たれた方は、下記EDE事務局までお気軽にご連絡ください。
また、お知り合いの方にもぜひご紹介ください。
被災地の復興に向けて、ともに歩んでいきたいと思っています。

 

詳細については、EDE in 木の花ファミリー公式ホームページの
「震災被災地支援枠について」をご覧ください。

万が一目標額に達しなかった場合は受講のキャンセルも可能ですが、
必ず達成できることを信じて取り組みたいと思っています。

木の花ファミリーでは、
受講終了後も継続して皆さまの活動をサポートしていきます。

 

 

皆さまのご応募をお待ちしております。

 

 

木の花ファミリー EDE事務局
池谷智子(いけやともこ)/中野義文(なかのよしふみ)
Eメール:ede[at]konohana-family[dot]org
([at]は@に、[dot]は.に置き換えてください)
住所:〒419-0302  静岡県富士宮市猫沢238-1
TEL : 0544-66-0250 / FAX : 0544-66-0810

 

2012年度受講生のみんな。現在も各地で活躍中です。

 

 

 


2013年もEDEを開催します!

『エコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE) in 木の花ファミリー』

2013年開催が決定!!

 

2012年度EDEより

 

今年1月から2月にかけて、
1ヶ月間の開催期間中に大きな感動を生んだ「EDE in 木の花ファミリー」。
2013年度も、このたび正式に
世界的なエコビレッジの教育機関「ガイア・エデュケーション」より認証を取得、
開催が決定しました!!

 

はてさてEDEとはなんぞや、という方は、
ぜひこちらの「EDE in 木の花ファミリー」公式ホームページをごらんください。
次世代の地球の暮らし方を実体験を通して学ぶ、国際的なプログラムです。

 

多くの受講生にとって人生の転機となったこのプログラム。
下記サイトでは、2012年度受講生たちの生の声をご紹介しています。
百聞は一見に如かず!EDEの何たるかにご興味のある方は、ぜひご覧ください。

2012年度EDE フィードバックシート

「予想をはるかに超える内容だった」「人生全般に大いに役立った」という声に混じって
「眠るヒマがない!」という悲鳴もあり。

これらのフィードバックも踏まえて、
2013年度EDEはさらに進化した内容でお届けします!

 

 

     

 

あなたの人生、そして社会を、大きく変えることになるかもしれないEDE in 木の花ファミリー。
皆さまのご参加を お待ちしております!

 

 

下記フェイスブックページにて、木の花ファミリーの日々の生活とともに、
EDE開催に向けた準備の様子なども公開していきます。どうぞお楽しみに!

木の花ファミリー フェイスブックページ

 

 

 

 


カフェイベント無事終了 ー 皆さん本当にありがとうございました

10月7日、東京・渋谷でのカフェイベント
「かふぇ・土(ど)・暮らしへ」が無事終了しました!

 

大入り満員となった会場で、参加者のみなさんと。

 

今年5月に開催された「ユース・ビジョン・サミット」の参加メンバーが中心となって
企画した今回のイベントには、年齢も職業も多種多様な人々にお集まりいただき、
世代やバックグラウンドの枠を超えて「これからの生き方」を語り合いました。

 

フリートークの後は、グループごとに話し合った内容をシェア。

 

木の花からは高校生のれいかが参加!

 

会場には新米おにぎりバイキングをご用意。大好評でした。

 

 

最後に、ファシリテーターを務めたぽうるが会場の皆さんに「目を閉じてください」と呼びかけ、
「今日、何かを得たと感じられた方は手を上げてください」と 語りかけました。
そして目を開けると、おどろくほど多くの手があがっていました。

 

 

このような会を持つことができたのは、当日お集まりいただいた皆さんはもちろんのこと、
この会の趣旨に共鳴して会場を提供してくださったオーナーの柴ちゃんやスタッフの皆さん、
そして当日会場にはいなくても陰でみんなを支えてくれた多くの人々の存在があったからだと
深く感謝しています。

そしてまた、お集まりいただいた皆さんの感想から、
今、こういった場がいかに多くの方から求められているか、ということも感じました。

 

当日は不慣れな点も多々ありましたが、皆さんの温かい目に見守られて、
無事に会を終えることができました。
この経験を生かして、主催者である木の花ファミリーとNextGEN Japanでは
今後もさらに進化した場を皆さんにお届けしていきたいと思います。

11月23・24日には「第2回ユース・ビジョン・サミット」が、
11月24・25日には「第5回大人サミット」が開催されます。
その他の新しい取り組みについても、随時お知らせしていきます。
皆さんも、ご意見やご要望等、ぜひお寄せください。
この動きを未来へとつなげて、ともにより良い世界を築いていきたいと思います。

 

 

最後に改めまして、皆さん本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします!

 

 

当日会場外に貼られたポスター。多くの人が足を止めて見入っていました。

 


木の花ファミリー通信 Vol.61が発行されました。

月刊のニューズレター、「木の花ファミリー通信 Vol.61」が発行されました。

  • 今年も行ったよ!50人で富士登山
  • 感動の石川コンサート!「いちの谷」での出会い
  • メンバー紹介:しんぺいくんの巻
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那須に生まれた繋がり Part.2

前回のBLOGで紹介したように、はたかくんの縁で那須を訪問しました。
今回、那須を訪れて一番良かったことは、震災後の那須の人たちの生の声を聴けたことです。
それは思っていたよりも厳しいものでしたが、だからこそ、真摯に生きる姿勢が伝わってきました。
那須の放射能レベルは福島県のいわき市より高いそうです。風の影響からそうなっているのですが、
行政の対応が福島より後手に回っている現状があったようです。
小学校の校庭の除染も市民が動くことで始めて行政が動いたため、
結果、郡山の小学校より数値が高くなっていた時期もあるようです。

「那須は放射能に右往左往しましたが、最近は少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。
震災、原発事故、恐怖、別れ、不安、焦り、怒り、嫉妬…昨年はほとんどパニックでした」

これは主催者の女性がくれたメールから抜粋した言葉です。
震災を受けて、那須を離れる人、那須に残る人、
それぞれがそれぞれのベストの選択をしているのだけれども複雑な感情が起こり、
残った人の中にも様々な心の動きがあって、その中から学びを深めていく姿勢には尊さを感じました。

今回、宿泊先として豊穣庵さんにお世話になりました。
豊穣庵さんは牛を飼っていて、1ha以上の牧草を育てていますが、
放射能の数値が高いためあげることが出来ず、輸入したものを与えています。
野菜や米はあまり放射能を吸わないため食べることも出来ますが、
キノコ類は食べることが出来なくなったといいます。
見た目な同じなのに、豊かな自然の恵みをいただけない。そんな寂しい状況がこれからも続きます。
そんな現状の中、彼らは懸命に生きていました。
そして、彼らは初めて木の花ファミリーの取り組みを知りました。
そして、この暮らしに希望を見出しています。
この暮らしがさらに広がるように。これからの彼らとの交流を楽しみです!

豊穣庵さんの田んぼです。家のすぐ側にあります。
豊穣庵さんのところの牛さんです。
豊穣庵さんところのわんちゃん。4匹いました。
豊穣庵さんのロケットストーブ。
薪の消費量が通常の1/5で済むそうです。