出張木の花塾@代々木八幡 参加者の皆さんの声

7月5日、東京・代々木八幡にて、第2回出張木の花塾が開催されました!

140705-173432
今回のテーマは、「宇宙視点から見る男女関係と性」。
今年初頭より一部インターネット上にてバッシングを受けてきた木の花ファミリーですが、では、そのバッシングの奥にある真実とは一体何なのか。これだけの批判を受けながらも、なぜ木の花ファミリーにはこんなにも調和的な暮らしが実現しているのか。“社会の2歩先を行く”と自負する木の花の事例を元に、人間にとっての性とは何であるかを語り合う本講座には、定員を超えるお申込みが相次ぎ、当日の会場は参加者の方々の学ぼうとする熱意にあふれていました。

第一部は、「性を通して観る世界の仕組み」のプレゼンテーション。まずは固定概念の枠を取っ払います。
第一部「性を通して観る世界の仕組み」のプレゼンテーション
プレゼンをする“黒いビッグダディ”こといさどん。
“黒いビッグダディ”こといさどん
プレゼン後は、木の花の自然菜食のお昼ごはんを食べながら、参加者一人一人が自己紹介。大人数のため1人30秒で、とは言うものの、みんな話したいことが溢れてきて、なかなか止まりません。
140705-132634
そして午後はフリートーク。参加者の皆さんからの率直な質問に、木の花ファミリーのメンバーたちが答えていきます。
140705-142845
木の花生まれ、木の花育ちの15歳、日和(にちわ)も参加。性や自分の生まれ育った環境について思うことを堂々と語り、その姿を見ていた大人の中には涙を流す人もいました。
140705-155606
同じく木の花生まれ、木の花育ちの9歳、みこも最年少で参加!
140705-131748

終了予定時刻の午後5時半を過ぎても話し合いは終わらず、夜の8時過ぎまで続きました。

以下、参加者の皆さんからの感想をご紹介します。

 

自身の体験を語るまりちゃん
自身の体験を語るまりちゃん

「性のゆがみをピンポイントで取り上げることの浅さを痛感した。根っこの問題を解決しない限り、ゆがみが正されることはない。と同時に、現代社会に仕組まれている巧妙なマインドコントロールのなれの果てが今の生きにくい世をつくっているのだと実感した。
自分の低俗な欲望を良いエネルギーに消化させるべく、お伺いしたいと思います。」
(50代男性)

同じく体験を語るきょうこちゃん
同じく体験を語るきょうこちゃん

「すごーくDEEPな話をありがとうございました。
なかなかここまで突っ込んだ話は聞けないです。テーマは性だけど、生き方そのもの、性行為とはもっと神聖なもの、だと思いました。また次回も来たいです。」
(40代女性)

 
「現代の人間関係はTVドラマなどをモデルにして『友だち』『恋人』『夫婦』『家族』はこういうものだと示されてしまって、生きものとしては『???』ということになっている極みにいるように感じています。そうでない、よりナチュラルな関わりへ向けての整理・・・いや、破壊から始めるのに、こんな場が生まれ、育っていくのでしょうね。」
(50代女性)

時に涙を交えながらも体験を語ったひとみちゃん
時に涙を交えながらも体験を語ったひとみちゃん

「難しいテーマをどのように討論するのかと危惧していましたが、全体として大変素晴らしい会であったと思います。木の花のメンバーが、正直に体験や実感を語ってくれたことがすごく良かったです。木の花を一般的な社会のルールで判断することが間違っているのでしょう。」
(70代男性)

 
「自分の価値観のゆがみにたくさん気付けた。頭がクラクラする感もある。一人ひとりが自立した木の花ファミリーの皆さんに感動すら覚えます。性に向き合えるきっかけになりました。ありがとうございます。」
(40代女性)

にちわとみこの母親のかずこちゃんも想いをシェア
日和とみこの母親のかずこちゃんも想いをシェア

「結婚、離婚、家族作りについて、まさに今、向き合っている中で、最高の学びと気付きの時間でした。今回の講座で、『一人ひとりが人間力(心を磨くこと)を高める』ことが全てのベースにあると、改めてわかりました。」
(20代男性)

 
「今、自分は流れるか、流されるか、チョット選べずに参加しました。流れてよいのだと感じました。ありがとうございました。」
(50代女性)

ひろっちも自身の変化を語ります
ひろっちも自身の変化を語ります

「今日は初めて木の花の方々と直接お会いすることができて、感謝と感動の一日でした。今まで本やCD、農作物などから木の花ファミリーの方々の発する光(波動)を感じていたのですが、周りからは批判などを聞くことが多く、一度実際に訪れてみたいと思っていました。実際にメンバーの方々と接してお話を伺うことで、自分の直観が正しかったことを確認できました。
木の花ファミリーの方々の実践していることは、人類にとっての貴重な大切な試みだと思います。自分もいつかメンバーに加わりたいと思います。」
(50代女性)

和やかな雰囲気の会場
和やかな雰囲気の会場

「なるほど、わからん・・・。ただ、多様性があることはわかりました。ラストになってエグいネタが出てきましたが、もっとあってもよかったのかも、と思ってみたり。
他人との信頼をどう構築しているのか?阿吽の心をつかむまで、それだけの期間を要しているのか?その辺をもっとお伺いしてみたかったです。」
(40代男性)

 
「結婚したこと、子どもを授かったこともあり、今回のテーマは特に楽しみにしていました。改めて、心磨きが大切、一番の目的だと思いました。(日常、本当に忘れてしまうことが多々あり。)そして、自分の役割を確認することができてよかったです。なんかスッキリ!!次回も参加します!!」
(20代女性)

第1回出張木の花塾主催者のけーごも参加
第1回出張木の花塾主催者のけーごも参加

「ここまでオープンに話し合う機会に恵まれ、感謝です。結論は出ないけど、みんなこういうチャンスに出会えて、新しい芽が出るのではないでしょうか。みんなの魂のレベルに応じて話してあげることが、次のステップにつながるのかな?」
(60代男性)

 
「今まで疑問に思っていたことがハッキリわかり、スッキリしました。私がイメージしていた『一人ひとりが自立して輝いているコミュニティ作り』を実践しているんだ、ということがわかり、嬉しいです。」
(60代女性)

今回の主催者のかっちゃんといさどん
今回の主催者のかっちゃんといさどん

「木の花は、心磨きの場なのですね。
みんなで、愛をもって、一人ひとりを見つめ合う。そして、自分自身のくせにそれぞれが気付くことで、自身の成長につながる。すばらしいことだと思います。真剣に今を生きる。大切なことを、私も見習わせていただきます。

ありがとうございました!」
(40代男性)

 
「時代というものが確実に進んで、次に向かっているのだということを感じました。
世界中が心をすこやかに、愛でいっぱいになる日も、そう遠くないのかもしれません。」
(30代女性)

 

今回は性という切り口でしたが、それはもとをたどれば他の全てのものとおなじところにたどり着く、人間の生き方そのものについてのお話です。さらに学びを深めたい方は、今月19〜21日開催予定の木の花塾「宇宙おじさんの人生講座1:こころのかたちを知る」へお越しください。

また、早くも第3回出張木の花塾の企画も始まっています。後日改めてご案内いたしますので、皆さま、どうぞお楽しみに!!
  


気候変動問題解決に向けて、月に一度の断食を一緒にしませんか?

こんにちは。みちよです。
ここ10数年、異常気象が顕著に観られるようになり、その規模も大きくなっているように感じます。昨年の豪雨、この冬の大雪は記憶に新しいところだと思います。また、昨年11月には巨大台風がフィリピンを襲いました。
そのフィリピンで、台風後の復興に携わるグローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)の仲間から「気候変動問題解決に向けて、月に一度の断食を一緒にしませんか?」というお誘いを受けました。どうして、気候変動と断食が結びつくのか、わたしもはじめはわからなかったのですが、この呼びかけの元になっている「気候変動のための断食」のサイト(英語)を読んで理解できました。

気候変動のための断食

気候変動の進行により、地球上の多くの人々が家や暮らしを失っています。
そうした中、日本を代表とする多くの政府は、それに対する前向きな対応策を講じていないという現実があります。昨年11月に開催された「国連気候変動ワルシャワ会議」でも、日本やオーストラリアが目標を後退させるという発表を相次いで行い、「削減努力の底上げを」という議論に水を差す結果となり、諸外国からも公式に懸念を表明されました。いつまでたっても政策上の進展がない状態が続く中、気候変動による自然災害の被害は年々拡大しています。
そこで、このワルシャワでの会議に参加していたGENのフィリピン代表が、断食をすることでその想いを各国政府の代表に伝える取り組みを始め、その思いに共鳴する他国の代表にも波及しました。この取り組みは、その流れを受けて、世界各国で毎月1日に同じ想いを持った人々が共に断食をし、その想いのエネルギーで政府の政策決定者にも影響を与えていこうというものです。

フィリピンの代表が活動するレイテ島。環境に付加をかけずコミュニティを再生する取り組みを続けています。
コミュニティ再生への取り組みを続けるフィリピン・レイテ島
GENフィリピン代表の奥さんがローフードの指導をしています
GENフィリピン代表の奥さんがローフードの指導をしています

気候変動により貧困状態で暮らしている人々のことや地球の現状を思い、未来を生きる人々にとって、地球が安全で、よりよい場所となるように断食を共にしませんか。
空腹を感じることにより、食べることもままならない人々が世界に多くいることを感じ、人類が地球に対して調和的な暮らしができるような意識になるように、共に想いを向けていきましょう。

木の花ファミリーの有志も参加します。みなさんもご一緒しませんか?
 
*「気候変動のための断食」プロモーションビデオ

 
 


第7回大人サミット議事録 〜skypeヲトナ会議に参加しませんか?

大変お待たせいたしました!
5月4日〜6日に開催された「第7回大人サミット」の議事録が完成しましたので、皆さまにお知らせします。

第7回大人サミットより
第7回大人サミットより

大人サミットは、世代や職業などありとあらゆる枠を超えて、世のため、人のために生きる真の「大人」が集い、語り合う場です。前回より参加者主導での開催となり、議事録も参加者の皆さんが手がけています。世界観を広げ、それぞれの中に新たな気付きを生むこととなった今回のサミットの議事録は、下記よりご覧いただけます!
  ↓  ↓  ↓
第7回大人サミット議事録

*日付ごとにファイルが分かれています。
 画面上部の「開く」をクリックすると、写真を綺麗にご覧いただくことができます。
 

以下は、今回の主催者であるじゅんぞうとあわちゃんからのメッセージです!
  
じゅんぞうより
140113-152518
みなさんこんにちは。僕は木の花のメンバーではありませんが、ちょくちょく木の花に遊びに行ったりお世話になっている、じゅんぞうという若者です。
みなさんにお伝えしたいことがあります。
週に一回、木の花で出会った人たちが日頃の想いをシェアする時間があります。それが「skypeヲトナ会議」です。
勉強ができない仕事がうまく行かない人間関係が云々、、、という身近な話題から、男女の性、直感の働きとは、宇宙創生の物理学を解き明かすカタカムナ、、、と幅広いジャンルに富む話し合いが、毎週日曜日の午後8時半から行われています。
生きることにおいてモノやお金よりも、心が大事と知ってはいるものの、日々生活に追われて心を振り返れていない人。是非想いを共有しませんか?
ちなみに会議には僕のように木の花の外部の人もいれば、木の花のメンバーであるまり姉氏も参加しています。元教師のまり姉による愛の指導を受けたい方は是非ご参加をお勧めします。
  

あわちゃんより
140113-145441-001
現在木の花ファミリーにヘルパー滞在しているあわちゃんと申します!
最近僕は、自分の感情を表現するために、オモシロラップに挑戦しています!
skypeヲトナ会議への想いを、歌詞にしたのでどうぞご覧下さい!!

  
毎週日曜のスカイプ会議!
みんなの体に戻るぜ馬力!

ここでつくるぜ噂の天国部屋
こっから広まる全国へさぁ

ラップで想いを表現するあわちゃん
ラップで想いを表現するあわちゃん

笑いが絶えないエネルギーの循環
ふと気づく日常の攻めすぎの瞬間

そこで取り戻す客観的な視点
自分を作れる大事な地点

硬く考えず参加してみよう
一度行動して見ると結構いーよー

爆発させようみんなの個性
周りは言わない、あーせーこーせー

直感を磨いて歯も磨いて
いつもは次の日会社で胃がいてぇ

自分と向き合い見える景色
無駄なものはなくなり消える見識

徐々に作られる新しい自分
味わったことない爽快な気分

宇宙にぶっ飛ぶ狭い思考
会議終わったら取ろうぜ歯垢
やっぱりスカイプ毎週施行
これで決まりだあなたの志向!!
  
 
skypeヲトナ会議へご興味をお持ちの方は、下記連絡先までメールにてお気軽にご連絡ください。

uchu-ojisan★googlegroups.com
(★を@に変えてください)

*このグループには、これまでに木の花塾『宇宙おじさんの人生講座』に参加された方を中心に、
 日々の暮らしの中で心の学びを深めたい方々が参加しています。
  
 


週刊文春掲載を経て、今思うこと〈かまちゃん&キャサリンより〉

週刊文春への掲載から間もなく2週間が経とうとしています。

このできごとをきっかけに、これまでどちらかと言うと自分の想いを言葉にするのが苦手だったメンバーたちも、少しずつ、想いを表現し始めています。一人ひとりがその人らしさを発揮していくことで、日々、心の距離が近付いて来ていることを実感しています。
そして、木の花ファミリーの中だけではなく、外からも温かいお気遣いや応援をいただき、この出来事がなければ気付けないままだったみなさんの心を知ることになりました。みなさん、本当にありがとうございます。

下記は、2014年度EDE受講生であり、ヘルパーとしてもたびたび木の花へお手伝いに来てくれているかまちゃんと、今回の騒動の真っ最中に木の花に滞在していたカナダ人人類学者のカティからのメッセージです。
   
かまちゃん
140228-145951
約一ヶ月間のヘルパー滞在では、大変お世話になりました。
『田植え』の時期に、田んぼ隊と念願の仕事が出来た事は、
私にとって最高の手応えある収穫でありました‼
『ありがとうございました。』

帰宅したら梅雨入り…
思い返せば色々とありましたが、
何といっても「週間 文春」の話題ですよね。

珍しく、Skypeで大人ミーティングを傾聴していたら、
皆んなのコメントが発表されて…
EDEを申し込んだ頃、
《他に何も無ければメンバーになる》意志を表明した事を思い出しました。
本当に早いもので「木の花…」通いも約一年…
もうそろそろ、腹を決めねばならぬかな⁉
という気持ちになりました。

「週刊 文春」の件については、
ヘルパー滞在中の出来事でも有りましたので、
一応コメントを記して置きますか。

約一ヶ月間のヘルパー滞在を終えた6/3の18時頃、
高速バスの終点になる東京駅で書店を通り掛かると例の事を思い出し、
まだ見た事のなかった「週刊 文春」を買おうと手に取って観た…
まぁ〜“いさどん”の顔のヒドイこと⁈
重い荷物を担ぎながら上手く立ち読み出来ず、
適当にページをペラペラと巡っただけで閉じてしまった。
そして¥400は高いなと思い、買うのを止めました。

まだ全ての閲覧を済ませて居ませんが、
(木の花メンバー一人ひとりの想いを言葉にしたブログを
大人ミーティングでそれぞれが読み上げるのを)
Skypeにて傾聴した感想は、私の作文よりも面白い‼

発表している時の皆んなが、
レアでリアルでスリリング…ドキドキ、ワクワクして、なんて快いのか‼
だからこそ、週刊誌定番のきな臭ささが一層引き立ちます⁈
これはまるで〔砂漠緑化作戦〕の様にも思える。

今後は「白いビックダディ物語」?!なんちゃって。
“メンバー紹介”も顔写真付きで。
ゲストの感想も軽くさし添えて…
考え始めたらキリがない。
私も、ありえへんことをしなくては⁉
随時、コノハナ専属フリーランスライターとして
投稿を載せて下さいませんか?

HPから、ドンドンFacebookで
《いいね!》してもらう様に‼

「木の花…」に、一人でも多くの人達が真実を確かめに来て下さる様に‼

  

キャサリン
140521-215137 のコピー
木の花ファミリーで10日間過ごした後、私は 気分一新し、活力を取り戻しました。
富士山の麓にあり、約80人のメンバーで構成されるこのコミュニティは完全に自給自足しています。滞在中私が楽しんだことの一つは、キッチンスタッフによって愛とともにつくられた、新鮮な有機栽培の素晴らしい菜食の食事でした。しかし、私にとって食事よりももっと大切なのは、おもてなしの心でした。至るところに笑顔があるコミュニティ全体によって私は歓迎され、滞在の間中ずっと配慮と寛大さとともにもてなされていました。
木の花ファミリーメンバーの日常の活動を観察すると、皆が幸せで満足していることに気付きました。子供たちは強く、健康で、幸せであり、積極的に世界に関わっています。大人たちは取り組んでいる全ての活動を、最も平凡なことでさえ楽しんでいるように見えました。そして、どんなに忙しくても、私が出会った全ての人は、自らの人生の物語を私と共有する時間を喜んでとってくれたのです。
この場のエネルギーは人から人へと広がるものであり、私はそのほんの一部をつかんだことに感謝しています。

愛とともに
キャサリン
   
After ten days at Konohana Family, I feel refreshed and rejuvenated. Located at the foot of Mt. Fuji, this community of almost 80 members is completely food self-sufficient; so one of the things I enjoyed during my stay was wonderful fresh, organic vegetarian meals made with love by the kitchen staff. But more important to me than the food was the hospitality: I was welcomed by the entire community with smiles all around, and treated with care and generosity throughout my stay. As I watched the daily activities of members of Konohana Family, I noticed that everyone seemed happy and content. The children are strong, healthy, happy and positively engaged in the world; and the adults seem to enjoy every activity they undertake, even the most mundane. And no matter how busy they were, everyone I met was willing to take the time to share their life story with me. The energy of the place is contagious, and I am grateful that I caught some of it!

Love,
Catherine
  
140529-154034北米先住民の間に伝わる「ドリームキャッチャー」をプレゼントしてくれたキャサリン。
キャサリンはもともと貧困の研究をしていましたが、貧困の中にも幸福があることを知り、人間にとっての幸福とは何かを探し求めてコミュニティの研究を始め、木の花ファミリーと出会いました。「悪い夢を捕まえ、良い夢だけを通す」と言われるドリームキャッチャーを、誰に渡すつもりもなく持って来たキャサリンですが、「木の花ファミリーは世界の夢です。それも、現実に実現されている夢です」と言って、プレゼントしてくれたのでした。
   
   
   
   
  
   
  
  


週刊文春掲載を経て、今思うこと〈にちわ&ゼンより〉

昨日、木の花ファミリーで毎晩開催されている大人ミーティングにて、「週刊文春掲載を経て、今思うこと」のコメントをメンバー一人ひとりが読み上げました。マイクがリレーのように次々とパスされ、情感たっぷりに読み上げる人もいればたどたどしい人もいて、それぞれの個性がそのまま表現されながら全体がつながってひとつになってゆく、楽しくも温かい時間でした。
そして今日新たに、この春中学を卒業し、晴れて木の花ファミリーに「就職」した15歳のにちわと、アメリカの大学で物理学を専攻し、「将来は中国でコミュニティを立ち上げたい」と木の花に長期滞在中のゼンが、今思うことをシェアしてくれました!
  

にちわ
130812-133027
書かれた内容についてはイヤなこともあるけど、ここのことをみんなに知ってもらえるという意味では逆に嬉しいし、世の中にもっといっぱいここのことを知ってもらいたいなって思う。

小さな頃からいつも周りを明るくしてきたにちわ
小さな頃からいつも周りを明るくしてきたにちわ

記事の中には誤解もいっぱいあって、確かに外から見たらここはそういう風に見えるかもしれないけど、殴られたのもちゃんと理由があるわけだし、それを暴力って受け取るとダメなことになっちゃうのかもしれないけど、何でそうなったのか理由が気になったら、木の花に来てもらえるといいな。
ここではいつも笑顔でお客さんを迎えてるし、毎日の生活もすごく充実してる。朝早く起きて、学校に行ってる時は面倒だと思う時もあったけど、ここにいると自分の好きなことができて、授業では眠くなったりしたのに、今はひたすら動いてるのが楽しいよ。畑は暑いけど、痩せられるからいいよね(笑)。キッチンに入る日は、今日は何作ろうかなって楽しく決められる。

第7回大人サミットにも最年少で参加
第7回大人サミットにも最年少で参加

周りに何を言われようと、自分はここで生まれてるし、自分にとって雑誌に書いてあるようなイヤな場所じゃないから、気にならないよ。そりゃあ、自分の好きなところがああいうことを書かれるのはイヤだよ。だけど、自分はここを大切だと思ってるから、周りからどう言われようといいかなって思う。
この間、他の子どもたちといさどんと、雑誌のことについて話し合った時に、みんな「周りが何を言おうと自分がどう思うかだけだから、関係ないじゃん」って言ってた。気にしてないって。いさどんがダジャレを連発して、みんなで爆笑して終わったよ(笑)。

大好きないさどんと
大好きないさどんと

  
  
ゼン
140528-103645
現在、私はアメリカで物理学の博士課程で勉強しています。この夏(2014年5月)、どのようにエコビレッジを創るかを学ぶために「ヘルパー」として木の花ファミリーに滞在しています。

140531-172322
みんなと一緒に農作業

木の花ファミリーは素晴らしいところです!現在の主流と比べて、全く反対の価値観を持っています。
ここでの暮らしは愛と智恵にあふれています。ここでの愛は民族や宗教、そして国籍を超えています。
ここの人々は特定の宗教や宗派を支持したり、抑圧することはありません。彼らが大切にしているのは、人々がどのようにお互いを愛するのかを学ぶべきだということです。
もし全人類が競争ではなく協働を、そして利己主義ではなく献身的な愛を選ぶのであれば、全ての人々が本当に幸せに共に暮らせるのだということを、彼らは人々に示しています。

ミーティングにも積極的に参加
通訳を受けながらミーティングにも積極的に参加

一言で言えば、ここでの暮らしは私の知る限り最高のものであり、さらに高いレベルに向かって進化しています。従来の医療ではほとんど改善が見られなかった深刻な身体的または精神的病を抱えた多くの人々が、数か月の通常の滞在後、奇跡的に回復することができるのです。
さらに驚くべきことは、ここの人々は植物にまでその愛を広げています。まるで赤ちゃんをお世話するように植物のお世話をするのです!
また、このコミュニティの創設者と私は何度も触れる機会がありますが、彼は全く厳しくも無礼でもなく、それどころか、ほぼいつも愉快で穏やかです。

私の言葉では言い尽くせない素晴らしいことが、ここにはたくさんあります。
私の知る限り、ジャーナリストのほとんどが、一日にも満たない時間をここで過ごしただけで、木の花ファミリーについての報告を書いています。しかし事実は、このような深いコミュニティは一日以内で理解できるものではなく、ここの人々と純粋に話すことによって理解できるものなのです。
ですから、このコミュニティに関する真実を知りたいジャーナリストや人々は、表面的で「社会の現実」や個人的欲望からの圧力によって歪められた記事を書く前に、ここでの詳細を経験するため、ヘルパーとして最低1週間は私のように滞在することをお勧めします。
  
Currently I’m studying my Phd in physics in USA. During this summer (May 2014), I stayed in Konohana family as an “helper” to study how to create an eco-village.
Konohama family is an amazing place! It has totally opposite values compared with the current mainstream. Life here is full of love and wisdom. Love here is beyond race, religion, and nationality. People here neither favor nor suppress any particular religion or school. What they value is that people should learn how to love each other. They show people that if all human beings choose collaboration instead of competition, and devotion instead of egoism, All human beings can truly live happily together.

お茶会などの日本文化も体験
お茶会などの日本文化も体験

In a word, lifestyle here is the best in my knowledge and is progressing towards an even higher level. Many people who got serious physical or mental diseases that showed little improvement after conventional medical care came here can magically recovered merely after a normal stay of several months. More amazingly, people here even spread their love to plants: they care plants just like caring a baby! In addition, according to my many touches with the creator of this community, he is absolutely not rigorous or rude, instead, he is humorous, and peaceful almost all the time.

To many awesome things here that beyond my words. According to my knowledge, most of the journalists only stayed here for less than one day before they wrote the reports. However, the fact is that such a profound community can hardly be understood within one day and by purely talking to people here. So, I suggest that any journalist or individual who want to know the truth regarding this community should, like me, stay here for at least one week as a helper to experience the details here before writing a pice of article that seems superficial and distorted by pressures from “social reality” and personal desires.

IMG_0540*ゼンが描いた絵。
上は様々なエネルギーが融け合い循環していく木の花ファミリーのイメージ。下は個が分離して融け合うことなく固まっている現代社会のイメージ。