トマト定植

今日は、今年初めてのトマト定植。一応予定としては、アブラナ科の軟弱野菜(小松菜など)の畝に連続栽培で育ててみる予定でいたが、出荷の予定が早まったり、遅かったりしたので、完全になくなっているところもあれば、残っているところもあるという感じの様子。

小松菜の畝は120センチを140センチに拡大して、少し高畝にして定植。

株間40センチ、2本仕立てになる予定

ハウスサイドには、ムギが植わっています。てんとう虫や冬眠から覚めたアマガエル君の住処になっています。かえる君はトマトに着くタバコ蛾の幼虫を食べてくれる予定!!

一部の畝には、カブが残っていたのでその横に連続で定植。初期成育を押さえ気味でいきたいので役に立つかな?

確か、これはミニトマト、今日植えた品種はぺぺ、アイコ、レッドオーレ、桃太郎ファイト、ホーム桃太郎を定植。もうちょっと節間を詰めたかったが、比較的いい苗ができました。毛深い苗になりました

定植後、一週間位したら、株元に落ち葉マルチ、しばらくしたら、前面に落ち葉でマルチして、ムギの収穫が終わったら麦わらマルチをする予定。

トマトのコンパニオンプランツとして、株元にニラ、バジルなども続いて植えていく予定


にんじん一斉収穫・ジャガイモ溝きり

梅雨のような雨が降り続いていて、なかなか、にんじんの一斉収穫が出来なかったのですが、昨日と今日と晴れ間がちょっと続いたので一気にやりました。

トラクターの旋回範囲を先に掘り取ったら、次に掘り取り機でほり上げていきます

ゲストを含めて総勢16名くらいでほりとり、一気に方がつきました

ほりあげたものを並べて、包丁葉を切っていきます

こんな感じのにんじんです。品種は、夏蒔き鮮紅五寸。3回間引きで最終間引きは8~10センチ。大きさは、比較的そろっています。回収した後は、

おやつをした後に少し歓談しています

明日、ジャガイモを植え付け予定なので植え付け溝を管理機できっていきます。ちなみに、2台できっています

ヤンマーのRK40とフラミンゴの2台で溝きり


ぷ組勉強会続き(わたわた家)①

5日終了後、どっひーさんらと温泉に行き、その後、今日のお泊り先。わたわた師匠のおうちにお邪魔しました。ちなみに、僕に初めて農業を教えてくれたのは、この石綿さん。

自然農法センターの研修生の時からお世話になりっぱなしです。

そして、ななんと、わたわたさんは、僕がベジタリアンなのを考慮して、すべての料理を自ら手作りしてくれるだけでなく、そのためにお仕事を休んで、僕たちをおもてなししてくれました。本当に涙が出るほどありがたかったです。

僕は、お酒を飲まないので、わたわたさん白酒を造ってくれました。感謝!!

自然農法産の白米を麹で発酵させて、その後、りんごからとった乳酸菌を混ぜて発酵させたもの。白酒なんだけれどもフルーティーな味わい。本当においしい

9名分のお食事を用意してくれました。

これは、朝食。小麦も自家製

料理の種類は、レンコン小判揚げ
サモサ
ニンジンサラダ
コンニャクの唐揚げ
ミックスライタ(インド風ヨーグルトと野菜のサラダ)
ひよこ豆と金時豆のアボカドマヨサラダ
赤豆炊き込みご飯おにぎり
ナッツ類入りターメリックライスおにぎり
レンズ豆のカレー
赤カブ漬け
ホウレンソウのお浸し
ミネストローネ風具だくさんスープ

どれをとっても愛情がこもっている。わたわた家の二人の子供ちゃん、なみさんともあえて本当にうれしかった。そして、どっひーさん達と夜遅くまで農業談義で盛り上がり歓談。

そうそう、どっひーさんの奥さんがおいしいカボチャプリンを作ってくれたんです。これもおいしかった本当にありがとうございます

こういう人と人のつながりが本当にうれしい。これから、より深く繋がり、広がるための素敵な出会いでしたし、最高の場を提供してもらいました。

続く・・・・・・・


ぷ組土の会(土壌診断基礎勉強会)

2月4日・5日とぷ組土の会が主催する第二回土壌診断基礎編強化合宿に参加してきました。
上伊那郡宮田村まで、電車に揺られ、そこからは、マイミクのドッひーさんに現地までつれていってもらいました

講師は(有)上ノ原農園土壌環境技術研究所 代表取締役の池上洋助さん。

合宿の内容は
①土壌診断のデータを農家自身が読みこなし、自己圃場の土壌状態を自ら判断し自らが必要な手立てを判断できるようになるための土壌診断全般にわたる基礎知識の取得。
②その上で過去の様々な実例を読みこなし、必要な手立てを導き出す経過を理解。
③経験者からの実例紹介および実績報告。
④参加者の中から事前に依頼済の土壌診断のデータをもとにその土の状態を参加者自身で把握する

というものでした。

特に印象に残ったのは、土壌診断というツールを利用して、慣行農業、有機農業、自然農法、果樹、野菜、多品目農家、違いを超えて楽しく話し合えたこと。今までは、慣行と有機がもちろん会話が成り立たないことが多くあったと思います。化成とか硫安と聞いただけで拒否反応を示し、その時点で会話が成り立たない。また、有機農業者同士でも共通の言語がないので技術の検証ができない。でも、このぷ組の勉強会は、この共通言語を使い、農法や作物を越えて楽しく勉強しあっている。これからは、互いに繋がっていくことで新しいものを生み出していく時代。共通言語を活用することで、それが可能になる予感がしました。

発表するドッひーさん 大きくて力持ちです!!そして、話がわかりやすい!!

次に、土壌の緩衝能。これは、新鮮でした。どっひーさんの事例発表は特に面白かったです。土壌には、緩衝能というものがあります。緩衝能とは、土が現在の状態を保とうとする力のこと。(恒常性みたいな感じでしょうか?)例えば、酸性改善対策で苦土石灰を投入しても、緩衝能を打ち破るくらいの量を投入しないとPHは動かない。いったい酸性改善をするのにどれくらいの量を畑に投入するとPHが適性値まで動くのか、土壌診断して、緩衝能の実験をすると数値として現れてくる。ちなみに、緩衝能の強さは、土壌のCECにより変わってくる。土壌のCECが高ければそれだけ緩衝能強くなる。

ちなみに、緩衝能の試験は、カルシウム、マグネシウム、カリウムなども同様に使えます。

例えば、カルシウムが一反分あたり200キロ不足してるとう数値がでても、緩衝能があるので、それを打ち破り、200キロのカルシウムを土に付加するには、一反分あたり、500キロ必要になるとか。緩衝能の試験をすることなしに、判断はできないということでした。

また、緩衝能を計測し、付加させたミネラルはそう簡単には、流亡しない。増やす時にも、減らすのも緩衝能が働きます。

土肥さんの例だと、緩衝能をはかり、ミネラルバランスを整えた土で3年間スイカを栽培したデータがあるのですが、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルを投入しなくても、しっかり育つ。また、土壌診断しても、ミネラルの数値は変わらないという結果が出たそうです。

普通の栽培では、簡易診断にしろ、JAなどでやってもらう土壌診断にしろ、緩衝能を図ることなく、単に不足分を補うという栽培がほとんどである。

緩衝能を図り、値を補正することにより、無駄な鉄砲をうたず、効率的に栽培をすることができるということかもしれない。無駄なものを投入しないでいいとうことは、コストもかからなくなるし。

緩衝能を図るにしても、土壌診断するにしても、やっぱり、大切なのは、CEC。CECが正確に計測されていないと、その後、土壌改良そのものがくるってくる。

また、参加者が各地域でJAなどに行ってもらった土壌診断結果のシートを持ってきていたが、それをみると、その土地のCECではなく、その土地の一般的な土のCECを利用して診断をしているものや、中には、CECを計算式でだしているものもあった。これは、かなり危険なのではないかと考えさせられた。ずれたまま、施肥を続けていたら、バランスを崩し、短期的には、いいかもしれないが長期的にみたら、そのずれが、致命的になることもありうる。考えていかなければいけない問題だなーと認識した。

4日、5日とびっちりと土壌の化学性の勉強をさせてもらいました。こういう機会を与えてくださった。ぷ組の皆様本当にありがとう。そして、池上さんありがとうございました。

これからが楽しみです。

その後は、どっひーさんと5日に僕がお泊りする。お師匠さんのわたわた家に向かってどっひーさんの車で移動。ついでにどっひーさんハウスを見学させてもらいました。

これは、どっひーさんの嫌気性ぼかし 米ぬか、EM、カニガラ、木炭チップが入っています。

どっひーさんの資材ハウス。前面が完全オープンになるように、巻き上げ式になってます。参考になります

その後は、栗農家の松尾さん、どっひーさんと、くりはらさんと一緒に温泉に行きました。

ついつい、露天風呂でいろいろと話し込んでしましました。楽しかったー!!

松本平が一望できます

続く////////////////////////////////////////

ツꀀ


しいたけの菌打ち

今日は、雨だったので、室内で椎茸のこま(菌)を打ちました。近くの雑木林のこならを間伐してきて、90cmの長さに切りそろた原木に、ドリルで穴をあけ、椎茸の菌を打ち込んでいきます

今年は、200本くらい木を切りました。これに菌を打ち込んできます

椎茸のこま(菌)です

ドリルで穴を開けてきます。原木の直径の2分の1が列数。直径の3倍の穴の数をあけます。例えば、直径10センチなら、列は5列、あける穴の数は30個(穴と穴の距離は15センチくらい)

こま(菌)を打っているところ①

菌をうっているところ