誕生日

19日は、僕(たっちゃん)の誕生日でした。

木の花では、誕生日は、その人の大好物をつくってくれます。

僕の場合、昼は本宅で好物の散らし寿司

そして、夜は、まことの家でパスタとピザをつくってくれました。

本当に皆から愛されてなーって感じたし、ありがたいところに居させてもらってるなーって心から感謝の気持ちがわきました。

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昼は、散らし寿司、そして、メッセージカードが書いてありました

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トマトの冷せいパスタ、スープはガスパッチョ、

ピザは、3種類で夏野菜のピザ、バジルのパスタ、海苔がのったピザ

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まことの家での夜のお食事。誕生日の歌を歌ってくれてます。本宅でも、夜のコンサートの時に、家族みんなで誕生日の歌を大合唱してくれました

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大好きなトマトのパスタ最高でした

誕生日を向かえ今年のテーマは、

「自分を捨てる」「感じる」ってことです。ついつい、僕は、理屈で考えてしまいます。その理屈が非常にいい方向にいく場合と、理屈という枠組みが限界をつくり、世界を狭いものにしている。今までの自分を捨ててみることで、みえてくる世界があるはずだ

もっと、野菜さんたちのことを感じ、土を感じ、メッセージを受け取っていこうとおもいました。もちろん人に対してもそうです

今年は、そういう感覚を磨いていく一年になる気がしてます。どうなることやら楽しみです

これからもよろしくお願いします


じゃがいも収穫

梅雨の晴れ間を狙ってじゃがいもを一斉収穫しました。今年の品種は、7種類。男爵・キタアカリ・レッドムーン・出島・シャドークイーン・インカのひとみ・インカのめざめです

昨年のそばの跡地にジャガイモを定植

男爵は不作。レッドムーンと出島は豊作でした。

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トラクターに掘り取り機をつけてジャガイモをほりあげて、後は人海戦術で芋を手で掘り出し、回収していきます

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レッドムーンを掘りあげたところ

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出島をほりだす幼児。キャッキャしながら掘り出してました

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幼児軍団が手伝って?くれています

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4時のおやつ。総勢16名でした

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大きな出島をもつ和子ちゃん

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りょうちんは、レッドムーン

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ハート型のレッドムーン。かわいいでしょ

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収穫したじゃがいもは、倉庫で乾燥させます。光が入らないように真っ暗な中で乾燥・保存してます


人は変われるなー

今日は、木の花百姓隊のメンバーを紹介します

こちらは、まこっちゃん。去年の7月の体験ツアー初めて参加後。メンバーに。実は、まこっちゃん木の花に来る前は、3年間、家に引きこもっていた時期がありました。8ヶ月前に木の花に来たときは3年間の引きこもりから何とか抜けようとしていたところ。色も真っ白で運動もしていなかったので体もポニョポニョ魚の子でした。

が、みてください。この変わりよう!!

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今は、田んぼ隊の若きエースにまで成長。毎日トラクターにのって、代掻きをしています。色も真っ黒で肉体労働でがっしりとした筋肉質の体に生まれ変わりました。引きこもる前には、車の整備の仕事や機械の設計などの仕事をしていたので、木の花の機械の整備もしっかりとやってくれています

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真剣な表情で代掻きをするまこっちゃん

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今は、みんなのためにしっかりと田んぼ仕事を担ってくれてます。木の花には、うつのひと、引きこもりの人、心に問題を抱えた人がたくさん訪れますが、たくさんの人が木の花で暮らすことで改善して帰っていきます。

愛情深いメンバーに囲まれ、自然にふれながら規則正しい生活と食生活をし、毎日、自分の心を見つめるミーティングでシェアをしながら自分の心の癖を認識し、クリアーしていく。その連続が良い結果を生むことになっているのでしょう

まこっちゃんを見ていて、人は、かわっていけるんだなーって思っています

かっこいいぜ!!まこっちゃん!!


失敗から学んでまーす

今年のナスは、水田の後作に植え付けました。

水田の後だと、土壌病害虫もないし、畑の雑草もすくないので、これはいいんじゃないかとおもってやってみました。

が、問題が発生。調子が悪くなりました。あまりにも土目が違うと根付くまでに根が手こずるようです。わたわたさんいわく、田んぼの土は、練った土だということと、ゴロゴロの土塊みたいな感じの土目になっている。もともと、植え付け前のポットの土は、腐葉土や育苗用土など、比重が軽く、ふわふわした土なので、ナスが定植されたときに、あまりにも土目がちがったので、水を吸うのに苦労したということと、ちょうど、そんな吸いにくい状態のときに、1週間ほど、晴れの日が続いたので、吸いにくい上に、乾燥が加わり、水吸えない状態になり、調子をわるくしたという予想が立つとのこと。ちなみに、ごろごろの土塊の中には、水があるのですが、そこに根が入り込んでいって吸うのは、まだ苗の体が小さい時期は、大変ということ。大きくなれば、可能なのだが

そして、弱り目に祟り目で、乾燥したところに、赤い葉ダニが発生して、葉がすこし、丸まったような状態になってしまいました。

そこで

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冬の間に集めた落ち葉をどかーんと投入

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まず、畝の全体に広葉樹の落ち葉を敷きました。落ち葉の中には、ダニを食べるダニが住んでいて、葉ダニ君もその子だちのエサになってしまう。それだけでなく、様々な微生物や小動物の宝庫なので、落ち葉を畑にいれることで、多様性を生み出しバランスを勝手にとってくれます

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落ち葉の上には、藁を敷きます。これで駄目押し、落ち葉も風で飛ばないし、一石二鳥。

また、畝間にはクローバーとイタリアンライグラスという牧草の草生がまいてあります。緑とベージュのコントラストがすごくきれいです。もちろん、この草生の中にも天敵君がたくさんすんでいます。

ちなみに、この後、雨がふったので、調子が回復してきました。わたわたさん感謝!!

なにせ、落ち葉を敷くっていうのは、気持ちがいい。森のにおいが田んぼで味わえる。落ち葉や藁をいれることによりいい感じで土も肥えていくので、後作も楽しみです。

一見、失敗にみえることが起こることで新たにたくさんのことを学べる。その連続で毎年毎年少しずつ成長できている。失敗万歳の一日でした


白菜の採種

今日は、自農センターのわたわたさんが来てくれて、採種圃場の白菜の種取を行いました。

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白菜の採種の母本です。鎌でかりとって

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ツꀀシートにあけました

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こちらは、大根の採種株。もうちょっとしてから採種ですね

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アブラナ科の採種株の株元

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採種株の株元は、団粒化がすすんで、ころころしています。姫ミミズやトビムシ、ササラダニ、まるで落ち葉の下のような小動物たちがたくさんいました。

わたわたさんいわく、アブラナ科を採種した後の圃場でトマトなどの果菜類をつくると良く出来るそうです。

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これ、大根の種の鞘です。わたわたさんに若いうちの鞘は食べられるんだよっていわれたので、食べてみました。ラディッシュのような味でほのかな甘みがありました。

ちなみに、インドでは、鞘だけを収穫して香辛料などと混ぜて料理に使う大根の品種があるそうです。日本でも一時、導入されたのですが、すぐ発売中止になったそうです。

いろいろ教えてもらいました。わたわたさん、いつもありがとう

ツꀀ

ツꀀ

今日、取った白菜の種は、ハウスに持っていって、干してから、足で踏んで種を出し、ゴミを飛ばして保存します