トマト君・ニンニクさんの様子

午前中は、みんなでニンニクの皮むき。

みんなでニンニクの皮を剥いて、根っこをきって、乾燥させます

トマトのあるハウスの外観。水田の横なので、地下水位が高い。

水のコントロールが必要なトマトづくりには、なかなか大変なハウスです。

 子

横10メートル、縦50メートルのハウス 今年のトマトは5畝

畝の上には、落ち葉が敷き詰められています。落ち葉にいる枯草菌で疫病を抑えるためにしいています。あとは、保湿と落ち葉の中にいるいろいろな小動物や微生物くんにトマト君に発生する病気を抑えて貰ってます。

今年の仕立ては、デブデブで暴れそうな株は主枝摘心側枝1本仕立て、主枝の第二果房まで残し、第一果房下から伸びてくる強い腋芽を誘引します。着果の負担をふやして暴れるのをバランスをとろうという作戦。わたわたに聞きました。普通に仕立てられる株は、通常の1本仕立てにしてます。

水は上げていないのに、地下水位が高いため、下から水をすっている。デブデブさんになっています。何とか実が大きくなってバランスがとれるまで逃げ切りたい。葉面散布したことによって、先端がようやく伸びてきた。芯どまりになりそうなのを何とか逃げ切らせたい。頑張れトマト君

わたわたからきた試作品種2 ハウスの大玉品種 比較的いい感じで生育

わたわたからきた試作品種1 露地にも対応した大玉品種 比較的いい感じで生育


ナス・きゅうり・インゲンなど

たっちゃんです

今日は、夏野菜の畑の管理をしました。基本的に、通路には、エンバクの草生帯をつくっています。いい感じで伸びてきたので、草刈り機で刈り倒して、畝の上に敷いていきます。敷き草からは、アミノ酸や有機酸がでてくるので、作物にとっても栄養分になります。また、小動物や微生物のすみかやエサにもなるのと、マルチ効果で適度な水分を保てるなど、いいことがいっぱい

なすの畑。畝の上には、落ち葉やエンバクが敷き草してあります。通路には、エンバクが生やしてあります。

なすの畑は、長年使っていた水田を畑に切り替えました。土壌診断したら、塩基飽和度が32%でH2OのPHが5.05と酸性土壌でした。緩衝能試験をして、苦土石灰での酸性改良をしました。ちなみに、この畑のCECは32なので、改良には、1.5トンくらいの苦土石灰を使いました。

改良後の数値は、塩基飽和度69.5% PH6.15になりました。これで化学性の骨格がふとくなって、使いやすい土になりました。苦土石灰での改良後は、土壌から窒素が飛ぶので土中の窒素濃度がさがります。定植直後、ナスが黄色なったけど、液肥やボカシの追肥などでおって、現在はこんな感じ。これから楽しみな状態になってます。

ピーマンの様子

通路の草をかるプリンス

刈った麦は、作物のある畝に熊手で敷き草していきます

左の畝には、ツルムラサキが植わってます

ズッキーニ君も元気に実がなりはじめました。

インゲンの様子。インゲン君も畝間に麦

キュウリ君 冬はエンバクを作って、それを鋤きこんできゅうりにしました。ここも酸性矯正をした圃場です。元水田土壌。以前は、苦土欠乏などがでて使いづらかったのですが。改良後は、がっちりしたきゅうりに変化してます。仕立ては、3本仕立て、主枝をとめて、下からでる強いわき目を3本えらんで育てます。今年は、どんなきゅうりがとれるかな楽しみ

 


にんにく一斉収穫

たっちゃんです

ニンニクの一斉収穫をしました。

作りかたとしては、前年度、溶燐200kg/10a 鶏糞500kg/10a を施肥し、ソルゴーを蒔きました。ソルゴーをつくることで鶏糞の中の即効性の肥料成分は有機化させます。ソルゴーは1.5mくらいまで生育させて、トラクターで粉砕してから鋤きこんで、しばらく分解させてから30センチくらいの高い畝を立てて、ニンニクを播種しました。このスタイルで、3年連作をしていますが、年々、つくり安く、安定したものができるようになってきました。

冬に葉面散布のような形で液肥に光合成細菌、活性液をまぜたものを2回くらい散布しました。

形も大きさも良い感じのニンニクが収穫できました。

抜いてから、午前中の間はマルチの上で乾燥させましsた

まず、来年の種にするニンニクを収穫します

大体こんな感じのにんにくです

今日、明日は忙しいので、とりあえず、倉庫の中で扇風機をかけて乾燥させながら保存します

通常のにんにくの食べ方でも美味しいですが、

今年は、発酵黒ニンニクを作っている業者としりあったので、一部を発酵黒ニンニクをつくるのと、発酵ニンニクエキスも作ってみようと思ってます。数量限定で皆さんにもお分けする予定です。

作ったものを業者から送って貰って試食しましたが、なかなか甘くて美味しいです。

 


木の花ファミリー出版記念パーティー(3月17日 東京国分寺カフェスロー)

僕が住んでいる木の花ファミリーの新しい本ができました。ちなみに、僕も執筆しています。

その本の出版記念パーティーを東京の国分寺のカフェスローでやりますので、これるかたは是非きてくださいね

たっちゃん 以下詳細になります

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富士の麓のエコビレッジ 木の花ファミリー 出版記念イベント 『血縁を超える自給自足の大家族 ~富士山麓からのメッセージ』  3月17日(土)18時 @カフェスロー(東京・国分寺) http://blog-konohanafamily.org/?p=6820

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木の花ファミリーは、富士山の麓にある農的共同体です。有機農業で自給自足を行い、血縁を超える77名の大家族で暮らしています。子育ても共同で行い、収入もみんなで分かち合い、環境負荷の少ない暮らしをみんなでつくる木の花ファミリーの暮らしは、新しい生き方のモデルとして注目され、エコビレッジとしても国際的に知られてます。 こうしたユニークな暮らし方の意義を多くの方に知らせようと、木の花ファミリーはこのたび新刊本『血縁を超える自給自足の大家族~富士山麓からのメッセージ』を出版しました。 http://blog-konohanafamily.org/?p=6738 この出版記念イベントを、東京・国分寺のカフェスローにて行います。オリジナルバンド「木の花楽団」はじめ、15名のメンバーが歌とトークを通して、こころを耕すエコビレッジの楽しさと豊かさをお伝えします。 「どうしてコミュニティを18年間も続けて来れたの?」 「77名が調和して仲良く暮らせる秘訣って何?」そんな皆さんの疑問にもお答えしつつ、 「個の花を咲かせながら、自然や宇宙と調和して生きる」ありかたとその精神性、ポスト311の新しい生き方について、ぜひみなさんに大切なメッセージをお届けできればと思います。どうぞお越しください!!

-:-:-:- 日時 -:-:-:- 2012年 3月17日(土) 18:00 開場 / 18:30 開演 ~ 21:00 終了

-:-:-:- 会場 -:-:-:- 「カフェスロー」(JR中央線「国分寺」駅徒歩5分) 〒185-0022 東京都国分寺市東元町2丁目20-10 電話:042-401-8505 【アクセス】http://www.cafeslow.com/map/access.html

 -:-:-:- 内容 -:-:-:- 第一部 : 木の花ファミリーの暮らしと最新の取り組みの紹介 有機農業/エコビレッジ/子育て/心のケア/自然菜食/微生物の活用 など 第二部 : 「木の花楽団」コンサート 名曲「この星の上で」の他、新曲も披露します! http://www.youtube.com/watch?v=Bs08Oijfcao *会場では、木の花のおいしい無農薬野菜を使ったお食事もご用意しています。無農薬・有機栽培で育った生命力あふれる旬の味を、どうぞお楽しみください。 *木の花ファミリーの有機農産物などの販売コーナーも設置いたします。

-:-:-:- 参加費 -:-:-:- 全額ドネーション(寄付)制(1ドリンク付き) *今回は初の試みとして、参加費をすべて任意の寄付制とさせていただきました。イベントに参加してみなさんが感じた価値を、ぜひ帰りに自由にドネーションで表現してください。 ◎カフェスローのオーガニックジュース、ビール、ワインのほか、木の花のオリジナルドリンクもご用意してお待ちしています。 【木の花菌ジュース】ファミリーが独自培養した有用微生物群いっぱいの「木の花菌」に、自家製のはちみつを加えて飲みやすくした健康ドリンクです。 【玄米コーヒー】有機栽培で育てた玄米を自家焙煎した、ノンカフェインのマイルドなコーヒーです。

 -:-:-:- 定員 -:-:-:- 100名(着席80席/立ち見20席) *先着順/定員になりしだい〆切。 ※ 満員の場合、会場に入れない可能性もありますので、必ずご予約ください。

-:-:-:- ご予約 -:-:-:-

 お電話またはホームページより、会場のカフェスローへ直接お申し込みください。

【電話】042-401-8505(月曜定休) 【ホームページ】http://www.cafeslow.com/apply.html

※ホームページからの申し込み〆切:3月16日(金)19:00

-:-:-:- 主催・問い合わせ -:-:-:- 木の花ファミリー(担当:池谷・吉越) 〒419-0302 静岡県富士宮市猫沢238-1 Tel 0544-66-0250 Fax 0544-66-0810 Email infoあっとまあくkonohana-family.org http://www.konohana-family.org/

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【木の花ファミリー】の紹介 1994年に「木の花農園」としてスタート。無化学肥料・無化学農薬の有機農業により、11種の米や200種以上の野菜を栽培し、食べるもののほとんどを自給している。生きとし生けるものが調和した平和な社会づくりを目指し、現在77名が血縁を越えた家族として、子育てを共同で行い、収入も平等に分け合うなど、共に支えあう小さな社会をつくっている。 2007年4月より名前を「木の花ファミリー」に変更。海外のエコビレッジとの交流や国内外のNPOとの協力も行っている。またコミュニティの暮らしを体験できる1泊2日の体験ツアーを毎月開催。その他日帰りの訪問者も含め、年間約2,000名が共同体の暮らしを見学しに訪れている。 〔国連大学 Our World2.0〕http://ourworld.unu.edu/jp/konohana/ ☆∴:.。★.‥゛°° 新刊本【血縁を超える自給自足の大家族 ~富士山麓からのメッセージ】 編著:木の花ファミリー 出版社:ロゴス 四六判、176ページ、1680円(税込) 木の花ファミリーのメンバーが、それぞれの人生や有機農業、自然菜食、子育て、エコビレッジづくりなどの活動について語ります。また、木の花ファミリー創設者の古田偉佐美(いさどん)が、ポスト311の新しい生き方や世界観、哲学について熱く語っています。読めば読むほどにおもしろい、万華鏡のような一冊。コミュニティをつくりたい人にも、新しい生き方を始めたい人にもおすすめです。

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【お知らせ】 ◎木の花ファミリーの出版記念イベントは、下記でも開催予定です。 4月7日(土)午後 福井県福井市(会場未定) 5月12日(土)午後 「銀河のほとり」(福島県須賀川市) *また詳細決まりましたらホームページでお知らせいたします。 *こうした出版記念コンサートイベントを各地で主催していただいたり、会場を提供して頂ける方を募集しています。「われこそは」と思われる方は、下記までご一報ください。 電話:0544-66-0250 Eメール:infoあっとまあくkonohana-family.org (担当:池谷・吉越)

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売るって何だ?

最近の富士山の様子

木の花で暮らしていてお金を意識する事はほとんどないのだけれど、最近、ウコンやキクイモなど薬効効果の高い品目が在庫が目立つようになってきた。あー売れていないなーという意識でいたけれど、改めて考えてみると、無農薬でつくりパウダーにするまで本当に丁寧に作っているので、ウコン君に対して申し訳がたたないなーと思ってきた。せっかく健康に育っても役立ててくれる人に出会えてその効果が発揮される。その出会いの機会を作っていないのはこれは僕等の意識の低さだなーって思った。

本当に大切に育てているからこそ、ウコン君の命が生かされて、ウコン君が、小林君になったり、佐藤さんになったりして、最後吸収されてうんこ君になって出てくるまでをしっかりと責任をもってサポートすることが大切なんだなーと。

これから僕が出来る事といったら、作物さん達の様子をこまめに伝えたり、食べ方を紹介したりすること。きっと作っている様子などがリアルに感じられるのって食べるときにもより美味しくなると思うんです。

自分で作った作物をたべるのが美味しいのは、つくっているプロセスもすべてひっくるめて知っていることが大きいと思う。作っている時の苦労や喜びも加味されるから、そういう物語も含めて食べるので美味しい。だから、きっと農家や家庭菜園で自分で作っている人達が一番、美味しく野菜を食べてるんじゃないかと思う。

どれだけ伝わるかは分からないけれど、その努力は惜しんではいけないなーと感じました。

それと同時に、そんなのをまったく抜きにして本当に美味しいものを育てていくことが大切だなと。

食べれば分かるというか。

まだまだ、自分の理想としている美味しさには程遠いけれど、真摯に学んで成長していければと思いました。

■ちなみに、参考までに、僕の友人でスイカを作っている土肥さんという人がいます。

http://www.dosuika.com/wake09.html

彼がHP上に、自分のスイカへの想いや栽培方法など書いていますが、僕は彼の取り組みをみて本当に応援したいなーと思うし、もしスイカを買うならこの人から買いたいなーと思います。実際に本当に美味しいしね。土肥さんの場合もスイカにかけるその生き方や彼そのものを応援してくれている人が多いのではないかと思います。

木の花のお米や野菜を買ってくれている人も僕等の生き方や考え方そのものを応援してくれていると思います。そういう応援してくださる人や支えてくれている人たちに本当に喜んで貰えるような、美味しくて安全なものを育てていく努力を続けていこうと思ってます。

また、それを買ってくれることが環境保全につながったり、こういう生き方に対する応援につながっているし、耕作放棄地の再生、ひいては地域農業の再生にもつながってきます。そういうことも、応援者の方々に、ニュースレターのような形で発信していきたいなーと思ってます

つれづれなるままに書いてみました。