さあ、今年もプール開き!

「プールに入りたーい!プールに入りたーい!」

お昼休憩が終わり、午後の作業に入る14時。田んぼ隊や畑隊のみんなが作業に着替えている中、4人の幼児たちは自分たちの押し入れから水着を出してきてとっとと着替えています。でも、毎年使っている子供用のプールは、まだ倉庫に眠ったまま。なのに、幼児たちはすっかりその気になっています。さあ、どうする?!

それを見ていた「子どもといるときが一番幸せ」ないさどんが、2つのおけを用意しました。たっぷりの水を張ったら、さあ、簡易プールの出来上がり!

「キャー、つめたーい!」「気持ちいー!」キャッキャッと嬉しそうにはしゃぐ子どもたち。見ているこちらも、思わず笑顔になります。

「きよの水着が一番かわいいから、きよ一人の写真も撮って!」というみのりのリクエストに応えて、きよの写真をパチリ!「鎌倉のじーちゃんに送ってね!」ときよ。そう、おじいちゃんは今日、7月15日が80歳のお誕生日なのです。

「きよ、またおじいちゃんのところに遊びに行くからね!!」

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小ちゃくてもみんな大満足!気持ちよさそうです

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鎌倉のじーちゃーん!


自然の恵みに感謝して

さあ、質問です。

「みかちゃんと言えば?」「木の花楽団のメインボーカル!」
「では、夜に歌うみかちゃんが昼にしていることと言えば?」「養生食担当!」

と答えられるあなたは、もう木の花通まっしぐら?!

今回は、木の花養生食担当のみかちゃんにインタビューしてみました。歌を口ずさみながらみかちゃんが今日のサラダに取り分けているのは、なんと、つるむらさきの葉っぱ!

「夏は青物が少ないから、今日は初めてつるむらさきの葉っぱをサラダに入れてみたの。青汁も、ちょっと前まではキャベツ一色だったけど、今日はキャベツ、エンツァイとケールに、つるむらさきも入れてみようかな?秋になったら、またみんなの分の青汁も作れるからね」と話すみかちゃんに、「いつも、どんな想いで養生食を作っているの?」と聞くと、「とにかくみんなの健康のために、栄養が身になるように、という想いで作ってます。本を読んで酵素が大切だということがわかったから、酵素玄米もそのために作ってます。野菜の生の酵素と合わせてね」

「単なる病気なおしというよりは、みんなが自然の恵みに感謝しながら、楽しんで食べられるといいよね。やっぱり『病は気から』だから。食べ物が心に与える影響も大きいし。いつだって一番は心。自然の恵みに感謝する心が育てば、病気もよくなるんじゃないかな?栄養学もあるけれど、季節折々に与えられた恵みをいただいていけば、栄養のバランスは自然界がとってくれるよね」と熱い想いを語りながら、丁寧にサラダを盛り分けていくみかちゃん。

「みかちゃん、お料理は好きなの?」と聞くと、「料理自体は嫌いではないけれど、自分の好みが偏っているんじゃないかっていうコンプレックスもあるし。今まで3~4人分ぐらいしか作ったことがなかったから、50人分の料理を作るなんてとてもとても、と思っていたけれど・・・」とみかちゃんは言うけれど、時にはゲストも含めて100人分のサラダも作れているから大丈夫!しかも、みかちゃんが作るサラダは、みんなに毎回おいしいと大好評!みかちゃんの好みが偏っているとは全然感じられません。

「きっと、自分ひとりがどう食べたいからと作るのではなくて、みんながどうやったらおいしく食べられるかな、と想いながら作っているかな?」と笑いながら答えるみかちゃん。いつもいつも、みんなの心と体を想い、形として表現していくという点では、養生食作りも歌うこともみかちゃんにとっては同じことです。みかちゃんの熱い想いを受け取り、自然の恵みに感謝して、今日もおいしくいただきまーす!

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「むくもく」のみんなを紹介します!

6月の下旬、「むくもくファームガーデン」という名前の団体から3人のお客様が見学にお見えになりました。はじめは特に変わったところのない(?)、ふつうのお客様としてお迎えしていましたが、お話を伺ってみると、「共同生活をしています」「設立5年目になります」「財布はみんなでひとつです」「精神性を柱として集った仲間です」・・・え、それって、コミュニティですよね?!それに、もしかすると、僕らと考え方がすごく近いのでは?

驚いた僕らは、その日の夕食後にさっそく「こうちゃん」こと西岡幸一さんにお話を伺いました。こうちゃんは「むくもくファームガーデン」の創立メンバーのひとりです。実は、このときのお話だけではちゃんと把握しきれず、あとでいろいろ教えていただいたのですが、こうちゃんに説明してもらった「むくもく」の活動の概要をみなさんにご紹介します。

「むくもくファームガーデン」は20名からなるコミュニティ。うち12名が三重県松坂市飯高町のログハウスを拠点に共同生活を営んでおり、そこではファミリーと同様、「財布ひとつ」の生活をしているそうです。みんなの「家業」は便利屋さんで、奈良県吉野郡東吉野村の拠点では看板を掲げて営業もしています。

「むくもく」は、「福ちゃん」こと福岡和男さんが中心になって設立した精神世界の勉強会「BOX」が母体になっています。5年前、福ちゃんの呼びかけでいくつかの拠点で田舎暮らしが始まりました。ふくちゃんとこうちゃんは東吉野村で地元に貢献しながら収入を得る途として便利屋さんを開業、これが今でも存続しています。その後、飯高町にログハウスを購入、「むくもくファームガーデン」と名付け、独身者と一家族が移住して共同生活を始めたそうです。現在は、便利屋の傍ら、ファームガーデンの農業や山林の開墾にも力を入れている、とのことです。

ちなみに、木の花ファミリーは家業のかたわらで人生相談を受けていたいさどんの話を聞きに集まった人たちが母体になっています。そのうち20名がいさどんの呼びかけで富士山の麓に移住して始まったのが「木の花農園(当時)」ですから、その成り立ちは非常によく似ています。単なる田舎暮らしを目的としているのではなく、スピリチュアリティを明確な背景として持ち、未来の社会モデルとなる生活を志している点も共通しています。

6月下旬に来てくれたこうちゃんとかずみちゃん、大ちゃんはファミリーの考え方や生活が自分たちとあまりに共通点が多いことに驚くと同時に、その生活の完成度に衝撃を受けたそうです。家に戻ったこうちゃんたちは、さっそく「むくもく」のみんなにファミリーでの経験を報告。わずか数日後に、創立者の福ちゃんと奥さんのひろみさんを連れて、ふたたびファミリーにやってきてくれました。

2泊3日の滞在中、むくもくのみんなは農作業やいさどんによるプレゼンテーション、ウェルカムコンサートを通じてファミリーと深い交流のときを過ごしました。福ちゃんは「むくもくをファミリーの分家だと思って、今後もよろしくお願いします」とあいさつしてくれましたが、私たちも「むくもく」のみんなを同じ志をもつ「ひとつながりの家族」だと思っています。

「むくもく」からは、これから「ファームガーデン」の代表をつとめる「熊ちゃん」をはじめとした皆さんが次々にファミリーにやってきてくれます。今回いただいた「運命の出会い」は、これからさらに深まっていくでしょう。

最後に、「むくもく」のみんなが参加してくれたコンサートで披露された「ひとつながりのいのち」をご紹介します。「それぞれが違ってていい、違うからこそつながれる」と いうメッセージは、ちょうど今回の出会いのために用意されていたような曲でした。誰でも口ずさめるシンプルでやさしい歌を、「木の花フラーズ」の踊りと一 緒にお楽しみください!

ひとつらなりのいのちたち

いついつまでも 友だちでいよう
こころとこころを 重ねあわせて
それぞれの色に 輝きながら
それぞれの歌を 歌いながら

ひとつらなりのいのちたち 兄弟たちよ
こころのかべを 乗り越えてひとつになろう

(作詞作曲:嵯峨美雅子)

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ファミリーの大人ミーティングに参加した「むくもく」のみんな。右からこうちゃん、創設者の福ちゃん、奥さんのひろみさん、かずみちゃん


夢の中でも心磨きの修行中?!

「四国にひとりで行く夢を見てたんだよ。会社の何かで。地図を渡されてたんやけど、またその地図が全然わからへん。しかも宛先も書いてない。このあたりかな、どうかな、と探していたら、他の団体さんにも出会って一緒に行ってみるものの、全然わからへん。そしたら、ずっとそこに座ってたおばあちゃんが、『こちらですよ』と言うんだよ。『おばあちゃん、さっきからずっとそこにいて、何も言わへんで見てたのかい?』と怒って聞いたら、そのおばあちゃんはこう答えるんだよ。『いろいろ苦労が大きいほうが、あとでたくさん楽しめると思って』って。

夢から目覚めて、神様に『この夢は私に何を示してくださっているのですか?』と問うたら、神様は『忍耐力を養う』とおっしゃられた。『自分もこんなことで怒ってるようじゃ、まだまだだな』と振り返ってたんだよ」

これは、今朝のいさどんの夢の話しです。自分の思い通りにならずにいらいらする時、そのいらいらに呑みこまれる前に、神様に問うてみるのもいいかもしれません。「神様、これは私に何を示してくださっているのですか?」神様は、あなたが思いもしなかった答えを下さって、あなたに新しい道を示してくださることでしょう。

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木の花ファミリー最年少の麻凛ちゃん。すやすやとどんな夢をみているのでしょうか


自分で髪の毛、切っちゃった!

きよね、自分で髪の毛切っちゃったの。うんとね、楽しかったよ。紙切ってて、それで、髪の毛も切ってね。それで、切りたかったの。みこも切って。きよも切って。髪の毛切って。うしろも切って。こっちも切ってね。あと、なんだっけ。えーと。髪の毛切ってから、おふろ入って、みんなにほうこくして、おわりです!

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