それって神様に聞いてみたの?

11月2日からESP参加のために、木の花に滞在しているひろっち。京都出身のひろっちは、みろくビレッジプロジェクトの現地リーダーでもあります。大本教の家で育ったものの、18歳で就職をきっかけにいったん家を離れたと時を同じくして、一度は自分の中で大本と距離を置き、「真理とは何だろう?」と自ら探究する道を歩み出しました。そうして真理を探究する10年の末、辿り着いたのは、自分がもともといた大本教だったそうです。そんなひろっちは、去年12月には死んでもおかしくなかった落下事故で無傷の経験をしました。自分が生きているのではなく、“生かされている”ということをまさに体感したひろっちの、最近の神様話を、今日は皆さんとシェアしたいと思います。

ある日の昼食の席でのこと。「ひろっちは、お正月実家に帰ったら、肉や魚は食べるの?」とラブちゃんに聞かれた時に、「肉はもうずっと食べてないから、食べないよ。魚も養殖は食べないけど、天然ものに関しては、自分で買いに行きはせんけど、出てきたものに関しては食べるかもね」と答えた。みっちゃんときょうこちゃんがそこで、「えっ、食べるかもしれないの?」と言ったことから、この一連の流れが生まれた。でも、それはあくまでただのきっかけで、食生活で肉を食べるんだとか、魚を食べるんだとか、論点はそこではなかった。

次の日のお昼休みに、よしどん、いさおちゃん、りょうちんと話していた時に、この議論の論点は「何を食べる、食べないじゃないんだ。我々は何でこの世に存在するのか。なぜこの世は創られたのか。我々はこのいただいた人生に対してどういう姿勢で向かうのか、そこだね」という話になった。

僕がそこで言ったのは、「一人一人の個性があって、一人一人の肉体があって、一人一人違う人生があるということは、その人その人の歩みがある。一人一人生まれてきた意味が違うし、学ぶことも違う。じゃあ、我々は、何のために生まれてきたのかというと、一人一人が真理とは何であるか自分で考え、自分で出した真理に基づいて自分の足で歩む。喧々諤々己の中で気づきながら、真理を探すために、それぞれに違う個性があり、違う人生があると思う」と言った。

「だから、食生活についても、どういう食が自分にとって健全なんだろうか、大事なんだろうかということを人それぞれ自分で見つけて、自分で実行していく。学ぶことは学んで、気づくことは気づいて、また新たな考えが生まれたらそれに沿って。要は、誰かが大事にしていることを自分で考えることをせずに取り入れることが健全なのかと言えば、一概にそうとも言えない。僕としては、いつまでたっても自分で道を求める人―真理を探し求める人でありたい」と話した。

それに対してよしどんは、「すごくよくわかるけど、何か違和感があるんだよね」と言った。僕も、「皆が僕に対して違和感を感じているのはわかる。でも、僕も皆と同じように皆に対して違和感がある。お互い違和感があるね」という話をしていた。よしどんは、「僕も昔そうだった。ところがある時から、頭で考えるのではなく、まずは委ねるという道を歩み始めたんだよ」って言ったんだ。

その日の夜、この話題が大人会議でも出て、とりあえずいさどんの「なぜ、木の花では菜食主義なのか」という話をひろっちに伝え、ひろっちの考えも皆で聞いた上で、皆でどう思うかを考えていこうという話になった。僕もそれがいいと思うと言ったんだけれど、果たしてそれを聞いたところで僕の考えは変わるかなと思ったら、多分変わらないと思っていた。

というのも、これまでにも僕はいっぱい環境問題についても、食糧問題についても、健康についても、その他色々なことについて勉強してきた。多分、ここにいる誰よりベジタリアンについても幅広く勉強してきたと思う。その上で自分はこれがいいんじゃないかと思っていたから、今さら聞いたところで僕が知っていることしか出てこないだろうし、そんなん聞いても変わらないやろなと思っていた。

よしどんもそう感じていて、「これは理屈じゃなくて、視点の問題じゃないかな。ひろっちは、自分の視点からしか見えていないから、自分の世界でしか考えられていない。その状況である限り、何を聞いても変わらないと思う」と言っていて、僕もそう思っていた。

それをまこっちゃんが気がつかせてくれた。前の日の大人会議や、それまでの一連の流れをどう思うか、どうしてもまこっちゃんに聞きたくて、次の日まこっちゃんと一緒の作業になった時に、「昨日の大人ミーティングの時、まこっちゃんはどう感じたの?」って聞いたの。そうしたらまこっちゃんは、「ひろっち、それって神様に聞いてみたの?」って言った。それではっとした。「あっ、聞いてなかった!!」って。

そして、それを聞いた瞬間、神様に聞いたらきっと何かが変わると思った。自分が自分のいる場所からしか見てなかったことに何となく感覚としてわかり、神様に聞いてみれば、きっと何かが変わると思った。「これは聞かなあかん。聞いてなかったわ、俺。これはすぐに聞かな!!」ということで、その日の夜、早速夜ご飯を抜いて、皆が夜ご飯を食べている時間、車の中で一人で神様に聞いてみた。

聞いてみたら、ビジョンが二つと想いを一ついただいた。一つのビジョンは、枝にぶら下がる赤く染まった楓の葉が、風にゆらゆらと揺れている。そしてその葉っぱは風で舞い、ヒラヒラと舞いながら下を流れる川面に落ちる。今度は川の流れにのって、サラサラとあっちこっちへ身を揺られながら流されてゆく、一枚の楓の葉のビジョン。そこから感じた想いは、「流れ、流されろ。」

もう一つは、「この世の中は喧々諤々とまだまだ問題は沢山あるだろうけど、最後は愛と感謝と善意の世の中にしかならないんだ。それ以外にはならないんだ」という「想い」。そして、神様が腰を下ろし、こっちを見つめているビジョンと同時に、「おまえはどこを見ているんだ。ここの人たちが採用している食生活だとか、大本の祭典で使われている作法や様式、日本の地域の伝統食だとか、それも全部大事なんだけれども、もっと大事なものがあるんだ。おまえはどこを見ているんだ。わしを見てないな。わしを見んかい」という想念が入ってきた。

その三つではっとさせられて、「ああ、ほんまや。見るとこ違ってた。自分たちの一番のもとの生みの親を見ずに、そこから発生したここのスタイル、あそこのやり方というのを見ていたな。ほんま、見るとこ違ってた」って思った。

神様から、「最後は、愛と善意の世の中になる。それは人間がやっているようで、本当は神がやっとるんだ。要は、おまえがやっとるんじゃないぞ。わしがやっとるんだぞ」と言われ、「うわあ、ほんまや」って。神様の手となり足となり、駒となって御用をさせていただこうと思っていたのに、いつの間にか、知らず知らず自分がやっている感覚に陥っていた。「そうやった、俺がやってるんじゃなかった。神様がやっているんだった」ということを思い出させて頂いた。

僕達は、生きてるんじゃなくて、無限の愛を持った大いなる存在によって生かされている。自分がやっているようで、やらさせている、させて頂いている。「ああ、僕は天の取次ぎ役でしかないんだな」って思った。「取次ぎマンだ!!」ってことに気がついた(笑)

その日の夜から、「神様、ごめんなさい、ごめんなさい」モードで、2日間くらいしゅんとしていた。でも、その2日後くらいからは、「もうしゅんとしている場合じゃないし、与えられたことをやるだけやな」とちょっとずつ元気を取り戻してきた。

そこからさらに数日後、かずこちゃんと作業をしながらいろんな話をしていく中で、かずこちゃんに、「いさどんのネガティブスパイラルの件から、一人一人が自分の足で歩む時に来たね。ここが始まって16年目になって、本当に大きな転換期に来た。あれがきっかけになり、一人一人が自分の足で歩むプロセスに突入したとことで、大きな変化が皆の中に生まれた。皆の中に神様がいるから、何かわからないことがあった時や、大事なことを判断する時には自分の頭で考えることも大事かもしれないけれど、一番大事なのは自分の中の神様に問いかけをして、そこに耳を傾けて、意識を向けて歩んでいくことが大事だね」と話した。

それを聞いたかずこちゃんは「そうか、一人一人が歩むってのはそういうことなんだ!ありがとう。今の言葉でイメージが湧いたよ。こういうことに気づかせて頂けるのは、本当にありがたいね!」と言った。そして僕は、「皆がそうなっていったら、ここが本当に健全で、さらに素晴らしいところになるよね」って話した。

ご飯を食べるより、畑を耕すより、寝るより、いさどんの話を聞くより、本を読むより、しっかり自分の中の神様とか、神様はまわりにもいるけれど、そことしっかりつながっていくこと。これほど大事なことは他にないなと。極端なことを言ったら、食べれんでも、水飲めんでも、寝れんでも、神様とつながっておくことさえできれば間違いないなと思ったの。今回の出来事を通じて、その大事さを思い知らされたのでした。


今、子供たちの大好物と言えば?

今、子供たちの大好物と言えば、あんべちゃんが作るチャーハン!あんべちゃんは12月11日から、ここでケア滞在をしています。20数年ギャンブル依存症、アルコール依存症、そしてニコチン中毒だったあんべちゃん。ケア主治医のいさどんから、「とりあえず1週間は、自由に過ごしたらいいよ」と言われていましたが、ケアスタート2日目から自ら厨房に立ち、得意のお料理をし始めました。外食産業で長年キャリアを積んできたあんべちゃんは、この1週間、皆が大好きなチャーハンから、かき揚げ・すり身豆腐などの揚げ物、メルベイユ・スイートパンプキンなどのデザートに至るまで、なんと一日2、3品の料理を作ってくれています。そして、そのどれもがプロ級の味!

今夜は大学芋を揚げているあんべちゃんに、今までの滞在の感想を聞いてみると。。。

「日に日になんというかな。要は、つきものが落ちる感じ。昨日もなかのんと話していたんだけれど、僕はここに余分なものを捨てに来ている。今まで、精神的な贅肉をいっぱいつけてきたから、それをいったん捨てて、スリムになって、再スタートしたいなと。だから今は、今まで身につけてきた余分な価値観を捨てる作業をしている。

それは、街に戻った時に一からやり直すための、とても大切なものだと思っている。今までと同じ価値観で街に戻ったところで、結局は同じだから、とにかく今までの価値観を全部捨て去って、新たに価値観を構築したいなと、そういう感じです。」

「ちなみに、これからは、どういう価値観を身につけていきたいの?」と尋ねると、

「身の丈に合った生活レベルでの価値観。自分の物欲とか金銭欲に捉われない人生観が、自然に身につけばいいな。ここに来て、人間関係の大切さ、物事を素直に見ることの大切さに気づいた。今までは、裏に変な意図があるんじゃないかと疑って生きてきたから。」

丁寧に心のうちを話してくれるあんべちゃんからは、もう既にケア滞在で来ていることを感じさせないような、自然体で素直な空気が出ています。

「料理することは、僕にとってリハビリです。手を動かしながら、ものを考えることで、前向きにものを捉えるための非常に有効な手段となっている」と言うあんべちゃんに、「今は、何を考えていたの?」と聞くと、

「特に何も考えてない。今までは、常に考えるのが嫌だから、アルコールで脳みそをマヒさせていた。でも、今はアルコールもたばこもなしでいけると思う。パチンコも、今のところ、日常の中では意識しないでいける。パチンコ依存症の人は、パチンコをしている自分を想像するだけで、脳の中に快感を引き起こす物質が分泌されるらしいんだけれど、今の僕にもうそれはないな。まあ、街に戻ってどうなるかは、戻ってみないとわからないけどね。」

淡々とそう語るあんべちゃんは、順調にケア滞在を過ごしています。それはやはり、「ケアを卒業したら、もう実家には戻らず自活してやっていきたい」という彼の強い意志があるからでしょう。もう既に、木の花食当チームの中で重要な存在となっているあんべちゃん。あんべちゃん料理を皆いつも楽しみにしているけれど、どこにいてもあんべちゃんが一番生き生きと輝いていけるよう、皆で心から応援していくからね。

子供たちからも、「あんべちゃん、あんべちゃん」と慕われています。(右から2番目)
子供たちからも、「あんべちゃん、あんべちゃん」と慕われています。(右から2番目)

ここで、人間関係の大切さとか、物事を素直に見ることに気づいた。


幸せの柚子胡椒

大分冷え込む季節となってきましたが、皆さんはいかがお過ごしですか?今夜の木の花の夜ご飯は、体も芯からあったまる、お餅とうどん入りのお鍋です。木の花では、からしの代わりに、手作りの“柚子胡椒”と一緒にお鍋をいただきます。その柚子胡椒を作ってくれるのが、普段は苗担当のきょうこちゃんです。

「作り方はすごく簡単!青トウガラシと柚子の皮を同量用意してね。青トウガラシは、辛みが強い、たかの爪がいいわね。柚子もできたら無農薬のものがあるといいのよね。うちも、今年から自家製の柚子が取れたのよ。

まず、トウガラシのへたの部分を取って、粗く刻んだら、フードプロセッサーで細かくします。それを35度くらいの焼酎とミキサーにかけて、とろっとさせるの。水分が多いと、冷凍保存の時にしゃりしゃりになってしまうから、焼酎の量は最低限で。柚子も同様に、まず皮をむいて粗く刻み、フードプロセッサーで細かくします。それを焼酎といっしょにミキサーにかけたものを、先ほどの青トウガラシと合わせたらできあがり。

冷凍保存したら、1年中おいしい柚子胡椒が楽しめます。お鍋にもいいし、わさび代わりにおすしやおさしみにもどうぞ♪」

柚子の皮を慣れた手つきで刻んでいくきょうこちゃんの隣にいるだけで、柚子のとてもいい香りが漂ってきて、幸せな気分になります。でも、幸せな気分になれるのは、柚子の香りだけではなく、きょうこちゃんが醸し出している優しい空気も関係していそうです。

「この柚子胡椒の作り方は、2年ほど前に亡くなられた東さんが教えて下さったの。東さんは、ご近所に住んでいらっしゃって、いつも木の花のことをサポートしてくれていたの。東さんは亡くなられたけれど、私たちの心の中にはいつもいらっしゃるし、柚子胡椒もこうやって木の花で作れることはありがたいわ。」

いつも優しく皆を癒すきょうこちゃんは、お昼休憩時に、幼児たちに絵本を読んでくれます。幼児たちも、きょうこちゃんに絵本を読んでもらって、いつもとてもうれしそう。そんなきょうこちゃんには、来年の2月、赤ちゃんが生まれる予定です。いつもにこにこきょうこちゃんの優しい波動を受けながら、さて一体どんな赤ちゃんが生まれてくるのでしょう。来年、ますます木の花がにぎやかになることは間違いありませんね。

ひみ(左)とゆうとう(右)にも、もうひとり妹か弟ができるね。「もうちょっとで来るって!」BYゆうとう
ひみ(左)とゆうとう(右)もお待ちかねのきょうこちゃんの赤ちゃんです。「もうちょっとで来るって!!」BYゆうとう

とびきりの花 Part II

田んぼ隊長じゅんじマンの冬の内職はパスタ作り!「クリスマスまでには、何とか間に合わせたいな。失敗してもうどんにはなりそう?!できなかったらごめんね!僕が責任を持って全部食べるから(笑)」

田んぼ隊長じゅんじまんの冬の内職はパスタ作り!「クリスマスまでには、何とか間に合わせたいな。失敗してもうどんにはなりそう?!できなかったらごめんね!僕が責任を持って全部食べるから(笑)」
パスタマシン+じゅんじマン。何となく、いい組み合わせです

田んぼ隊の特攻隊長?まこっちゃんの冬の内職と言えば、薪割り。でも、皆が一番まこっちゃんに感謝する瞬間は、御飯を何でもさらって食べ切ってくれること!「いつも皆に愛されているなって思います。」

田んぼ隊特攻隊長!まこっちゃんの冬の内職と言えば、薪割り。でも、皆が一番まこっちゃんに感謝する瞬間は、御飯を何でもさらって食べ切ってくれること!「いつも皆に愛されているなって思います。」
きれいに食べるのも愛情への感謝!

田んぼ隊のマスコット♪こまねち♪の活かしどころは、「断捨離」という名の整頓と大人会議の書記。「全て皆の愛の海の中に浸かっているから、何でも自主的に取り組めているんだな。ということを踏まえた上で、ガンガン働きます!でも、ついうっかり自分で走っているように見えたら教えてね笙・」

田んぼ隊のマスコット♪こまねち♪の活かしどころは、断捨離という名の整頓と大人会議の書記。「全て皆の愛の海の中に浸かっているから、何でも自主的に取り組めているんだな。ということを踏まえた上で、ガンガン働きます!でも、ついうっかり自分で走っているように見えたら教えてね笙・」
今日も遅くまでパソコンに向かいます

田んぼ隊のマネージャー、まりちゃんの冬の内職は、「断捨離リサイクル」!破れたこたつカバーがエプロンとバンダナセットになったり、腕抜きになったりと、いろいろ考えるのが楽しい!『これはあの人に合いそうだな』と布を見ながら、皆のことを想うのが幸せです」

田んぼ隊マネージャー、まりちゃんの冬の内職は、「断捨離リサイクル!破れたこたつカバーがエプロンとバンダナセットになったり、腕抜きになったりと、いろいろ考えるのが楽しい!『これはあの人に合いそうだな』と布を見ながら、皆のことを想うのが幸せです。」
渡された人がみんな「うわー、すごい、ありがとう!」と感謝する魔法の技

田んぼ隊チアリーダー、最近は英語に凝っていて「キャサリン」を名乗っているちなっぴーの冬の内職は、お正月に向けてのしめ縄作り。「ちなっぴーは今、宇宙旅行に行っていることになっているから(笑)日本と外国の文化の違いを見ることが、小さい頃からの夢でね。今、滞在中の韓国人のヨンちゃんに、英語の先生になってもらったり、しめ縄作りを教えたり、夢が実現して、Nice! Great! Wonderful!!皆もキャサリンに英語で話しかけてね♪」

“]田んぼ隊チアリーダー、最近キャサリンになった?!ちなっぴの冬の内職は、お正月に向けてのしめ縄作り。「ちなっぴは今、宇宙旅行に行っていることになっているから(笑)日本と外国の文化の違いを見ることが、小さい頃からの夢でね。今滞在中の韓国人のヨンちゃんに、英語の先生になってもらったり、しめ縄を一緒に作ったり、夢が実現して、Nice! Great! Wonderful!!]
しめ縄は自然のアート!お正月を彩ります

とびきりの花 Part I

憲章チームリーダーのなかのんは、哲学科卒、兎年生まれ。「僕の名前は善文です。兎年の守り本尊は、文殊菩薩。文殊菩薩の文は、善文の文で、文証の文でもある。僕にとって文章は命そのもの。」

憲章チームリーダーのなかのんは、哲学科卒、兎年生まれ。「僕の名前は善文です。兎年の守り本尊は、文殊菩薩。文殊菩薩の文は、善文の文で、文証の文でもある。僕にとって文章は命そのもの。」
パソコンに向かうなかのん。大切な文章が生み出されていきます

普段は収穫・配送チームのあきちゃん。今日は朝から一日パン作りです。「皆においしいパンを食べてもらいたい、という想いだけです。皆が喜んでくれれば、それでいい。」

普段は収穫・配送チームのあきちゃん。今日は朝から一日パン作りです。「皆においしいパンを食べてもらいたい、という想いだけです。皆が喜んでくれれば、それでいい。」
パンづくりをするあきちゃん(右)。いつも、なんでも一生懸命です

今日はクリスマス用のクッキー作りをしているちーちゃんは、いつもとっても楽しそうに幸せそうにお菓子を作ってくれます。「お菓子好きの私としては、思い浮かんだお菓子をぱっと作るのが好き!失敗する時もあるけれど(笑)、洋菓子から和菓子までどんどん新しいものに挑戦するのが好き!」

今日はクリスマス用のクッキー作りをしているちーちゃんは、いつもとっても楽しそうに幸せそうにお菓子を作ってくれます。「お菓子好きの私としては、思い浮かんだお菓子をぱっと作るのが好き!失敗する時もあるけれど(笑)、洋菓子から和菓子までどんどん新しいものに挑戦するのが好き!」
楽しそうにクッキーをつくるちーちゃん

昨日からケア滞在中のあんべちゃんは、外食産業で20年近く働いていました。ケア主治医のいさどんからは、「とりあえず、最初の1週間は自由に過ごしていいからね」と言われていましたが、いつの間にやら厨房で夕食の準備に加わっています。「手を動かしているほうが、安心するんです。」

昨日からケア滞在中のあんべちゃんは、外食産業で20年近く働いていました。ケア主治医のいさどんからは、「とりあえず、最初の1週間は自由に過ごしていいからね」と言われていましたが、いつの間にやら厨房で夕食の準備に加わっています。「手を動かしているほうが、安心するんです。」
慣れた包丁さばきのあんべちゃん(右)

とにかくお花が大好きなきょうこちゃんは、いつの間にやら木の花のお花係として、皆の心を癒すのに一役買っています。「木の花という場がお花でいっぱいになって、皆の心が安らいで、明るい気持ちになるといいなって。好きが走ると皆の調和を乱すけれど、生産第一でただ野菜だけを作るよりも、心のゆとりの部分も大切だねということで、お花のお世話ができてありがたいです。」

とにかくお花が大好きなきょうこちゃんは、いつの間にやら木の花のお花係として、皆の心を癒すのに一役買っています。「木の花という場がお花でいっぱいになって、皆の心が安らいで、明るい気持ちになるといいなって。好きが走ると皆の調和を乱すけれど、生産第一でただ野菜だけを作るよりも、心のゆとりの部分も大切だねということで、お花のお世話ができてありがたいです。」
ファミリーの施設は、どこもお花がいっぱい。きょうこちゃんのおかげです

文章を書くのが好きな人、パンを作るのが好きな人、お菓子を作るのが好きな人、お料理するのが好きな人、お花のお世話をするのが好きな人・・・。ひとりひとりの中に、自分が喜んですることがまわりを幸せにする種があります。

♪ あなただけの大きな花が 大地の上に開いたならば
この星はどんなにか 美しくなるだろう 美しくなるだろう 美しくなるだろう

(「とびきりの花」の歌詞は、いさどんブログを参照下さい。)

何べん生まれ変わっても、この人生は一度きりですから。ともに、お互いのとびきりの花を咲かせていきましょう。