木の花ファミリーの月刊ニューズレター、「木の花ファミリー通信」の2012年2月号が発行されました!このエントリーの中で閲覧可能なほか、こちらからPDFファイルのダウンロードも可能です。ぜひ、お読みください!
- トピックス
- 「キラキラする砂金を拾いました」
- 「節分祭が開催されました」
- 麹だより
- 木の花菜食レシピ「大豆のきなこ和え」
木の花ファミリーの月刊ニューズレター、「木の花ファミリー通信」の2012年2月号が発行されました!このエントリーの中で閲覧可能なほか、こちらからPDFファイルのダウンロードも可能です。ぜひ、お読みください!
最近の富士山の様子
木の花で暮らしていてお金を意識する事はほとんどないのだけれど、最近、ウコンやキクイモなど薬効効果の高い品目が在庫が目立つようになってきた。あー売れていないなーという意識でいたけれど、改めて考えてみると、無農薬でつくりパウダーにするまで本当に丁寧に作っているので、ウコン君に対して申し訳がたたないなーと思ってきた。せっかく健康に育っても役立ててくれる人に出会えてその効果が発揮される。その出会いの機会を作っていないのはこれは僕等の意識の低さだなーって思った。
本当に大切に育てているからこそ、ウコン君の命が生かされて、ウコン君が、小林君になったり、佐藤さんになったりして、最後吸収されてうんこ君になって出てくるまでをしっかりと責任をもってサポートすることが大切なんだなーと。
これから僕が出来る事といったら、作物さん達の様子をこまめに伝えたり、食べ方を紹介したりすること。きっと作っている様子などがリアルに感じられるのって食べるときにもより美味しくなると思うんです。
自分で作った作物をたべるのが美味しいのは、つくっているプロセスもすべてひっくるめて知っていることが大きいと思う。作っている時の苦労や喜びも加味されるから、そういう物語も含めて食べるので美味しい。だから、きっと農家や家庭菜園で自分で作っている人達が一番、美味しく野菜を食べてるんじゃないかと思う。
どれだけ伝わるかは分からないけれど、その努力は惜しんではいけないなーと感じました。
それと同時に、そんなのをまったく抜きにして本当に美味しいものを育てていくことが大切だなと。
まだまだ、自分の理想としている美味しさには程遠いけれど、真摯に学んで成長していければと思いました。
■ちなみに、参考までに、僕の友人でスイカを作っている土肥さんという人がいます。
http://www.dosuika.com/wake09.html
彼がHP上に、自分のスイカへの想いや栽培方法など書いていますが、僕は彼の取り組みをみて本当に応援したいなーと思うし、もしスイカを買うならこの人から買いたいなーと思います。実際に本当に美味しいしね。土肥さんの場合もスイカにかけるその生き方や彼そのものを応援してくれている人が多いのではないかと思います。
木の花のお米や野菜を買ってくれている人も僕等の生き方や考え方そのものを応援してくれていると思います。そういう応援してくださる人や支えてくれている人たちに本当に喜んで貰えるような、美味しくて安全なものを育てていく努力を続けていこうと思ってます。
また、それを買ってくれることが環境保全につながったり、こういう生き方に対する応援につながっているし、耕作放棄地の再生、ひいては地域農業の再生にもつながってきます。そういうことも、応援者の方々に、ニュースレターのような形で発信していきたいなーと思ってます
つれづれなるままに書いてみました。
テーマ「農の力-人に伝えること、人と人とをつなげること」
たっちゃんです。僕が幹事をしている「農の会」が一年に一度の定例研究会を開催します。今年は、ファミリーから、道代ちゃんが講師として招かれています。エコビレッジがもつ、人と人を結びつける可能性、地域の人々とつながりながら、持続可能な社会を創っていくあり方などを話してくれると思います。
締め切りが19日と短いのですが、東京(新宿)での開催なので、東京近郊の方は是非参加してください。当日、お会いできるのを楽しみにしています。
—
農の会は農作物や家畜をその生き物の生活や環境とのつながりを大切にして育てる実践、その経験を交換し合い、学び合うことを通して、健康によい農産物の安定生産、地域環境を守り発展させる農業を創っていこうという農家、研究者、消費者からなる研究会です。
昨年2月の定例研究会では、「農業と生物多様性」をテーマに学び、農業は地域の自然に立脚し、 地域資源を活用して行うものであり、生物多様性の保全と安定した食料生産との両立こそが農業本来の姿であるとの認識を新たにしました。畑の数だけ農法があり、それぞれの生産現場において農家自らが技術を組み立てていくことこそ生物多様性を維持発展させる農業であり、農の会が目指す農業のあり方です。
11月に開催された現地研究会では、東京の「小平環境の会」との共催で、市民による落ち葉・生ごみの農的利用の実践、都市農業の課題、市民と農家がどのように関わっていくかを考えました。
そこでは市民が自分事として生ごみを資源と捉え、都市農業に関わり支えていこうという姿があり、農家は農を通した地域コミュニティづくりを生業としている姿がありました。農を通して 地域資源と食がつながり、人と人とかがつながっていくことを学びました。
折しもTPP問題では、農業はGDPの1.5%と いった表現がメディアを流れ、大きな反対運動が起きています。TPP問題は経済政策・国際貿易のあり方を通して、日本にとって、地球にとって大切にすべきものは何であるのかを問いかけていると言えます。
TPP議論のなかで、自然と農と人をつなぐ農の多面的な働きが語られることはほとんどありません。自然に対する人間の働きかけが農地という生態系を生み出し、そのことが人間を人間たらしめ、栽培植物、農耕文化を生み出してきました。情報社会となった今日もなお、農は人を結びつけるのです。農産物を生産し、消費する営みのなかにある人に伝える力とは何か、どのようにその力が産まれるのか、そして何故、人を繋げる力がそこにあるのかを学びたいと思います。
今回の定例研究会では 、講師が一方的に話し、参加者がそれを聞くという講義スタイルではなく、 皆で話し、それぞれが考えて意見を出し合い、認識を共有していくワークショップの場をつくりたいと考えています。1つの結論を出すことではなく、考える場を皆でつくり、それぞれの営農や社会的な活動に活かしていくことを目的としたいと考えます。まず4名の話題提供者にテーマに関連したお話をお願いし、皆の問題意識をあわせたところでグループ討論(ワールド・カフェ形式)にてディスカッションを行います。
会員であるなしに関わらず、誰でも参加可能です。
2月25日(土)
13:00 開場
13:30 – 18:00 テーマ研究会
19:00 – 21:00 懇親会 ( 別会場 )
2月26日(日)
9:30 – 10:30 ピートン研究会
10:30 – 12:00 総会
たっちゃんです。僕が幹事をしている「農の会」が一年に一度の定例研究会を開催します。今年は、ファミリーから、道代ちゃんが講師として招かれています。エコビレッジがもつ、人と人を結びつける可能性、地域の人々とつながりながら、持続可能な社会を創っていくあり方などを話してくれると思います
締め切りが19日と短いのですが、東京(新宿)での開催なので、東京近郊の方は是非参加してください。当日、お会いできるのを楽しみにしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
農の会 2012 年定例研究会
テーマ「農の力-人に伝えること、人と人とをつなげること」
2012年2月25日(土)-26日(日)
新宿農協会館 8F(渋谷区代々木 2-5-5 新宿駅南口徒歩5分)
農の会は農作物や家畜をその生き物の生活や環境とのつながりを大切にして育てる実践、その経験を交換し合い、学び合うことを通して、健康によい農産物の安定生産、地域環境を守り発展させる農業を創っていこうという農家、研究者、消費者からなる研究会です。
昨年2月の定例研究会では、「農業と生物多様性」をテーマに学び、農業は地域の自然に立脚し、 地域資源を活用して行うものであり、生物多様性の保全と安定した食料生産との両立こそが農業本来の姿であるとの認識を新たにしました。畑の数だけ農法があり、それぞれの生産現場において農家自らが技術を組み立てていくことこそ生物多様性を維持発展させる農業であり、農の会が目指す農業のあり方です。
11月に開催された現地研究会では、東京の「小平環境の会」との共催で、市民による落ち葉・生ごみの農的利用の実践、都市農業の課題、市民と農家がどのように関わっていくかを考えました。
そこでは市民が自分事として生ごみを資源と捉え、都市農業に関わり支えていこうという姿があり、農家は農を通した地域コミュニティづくりを生業としている姿がありました。農を通して 地域資源と食がつながり、人と人とかがつながっていくことを学びました。
折しもTPP問題では、農業はGDPの 1.5% と いった表現がメディアを流れ、大きな反対運動が起きています。TPP問題は経済政策・国際貿易のあり方を通して、日本にとって、地球にとって大切にすべきものは何であるのかを問いかけていると言えます。
TPP議論のなかで、自然と農と人をつなぐ農の多面的な働きが語られることはほとんどありません。自然に対する人間の働きかけが農地という生態系を生み出し、そのことが人間を人間たらしめ、栽培植物、農耕文化を生み出してきました。情報社会となった今日もなお、農は人を結びつけるのです。農産物を生産し、消費する営みのなかにある人に伝える力とは何か、どのようにその力が産まれるのか、そして何故、人を繋げる力がそこにあるのかを学びたいと思います。
今回の定例研究会では、講師が一方的に話し、参加者がそれを聞くという講義スタイルではなく、 皆で話し、それぞれが考えて意見を出し合い、認識を共有していくワークショップの場をつくりたいと考えています。1つの結論を出すことではなく、考える場を皆でつくり、それぞれの営農や社会的な活動に活かしていくことを目的としたいと考えます。まず4名の話題提供者にテーマに関連したお話をお願いし、皆の問題意識をあわせたところでグループ討論(ワールド・カフェ形式)にてディスカッションを行います。
話題提供1:コミュニティビジネス “やさいの森” プロジェクト(仮題) 長野県佐久市 信州ぷ組 石川徹氏
話題提供2:地域コミュニティとしての都市農業(仮題) 東京都小平市 粕谷英雄氏
話題提供3:人と人とのつながりとは?-コミュニティを支えるもの(仮題) 静岡県 木の花ファミリー
話題提供4:作物と人、農と食とをつなげる農の会の視点 長野県会員 / 自然農法センター 石綿薫氏
会員であるなしに関わらず、誰でも参加可能です。
2012年2月25日(土)-26日(日)
新宿農協会館 8F(渋谷区代々木 2-5-5 新宿駅南口徒歩5分)
2/25
13:00 開場
13:30 – 18:00 テーマ研究会
19:00 – 21:00 懇親会 ( 別会場 )
2/26
9:30 – 10:30 ピートン研究会
10:30 – 12:00 総会
参加費:研究会 2,000 円、懇親会 4,000 円 ※参加申し込み時に、懇親会の参加予定を明確 にして頂きますようお願い申し上げます。 懇親会場は別会場になります。
申し込み締め切り2/19
申し込み先 FAX専用電話:0263-92-6683 メール:nounokai3901401(あっとまーく)gmail.com
さのっちです。いよいよ、「エコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE) in 木の花ファミリー」が1月13日から始まりました!
全国から、個性豊かな10名のみなさんが参加者として集まりました。年代は30代から60代まで、内訳も男性6名と女性4名、お住まいも北海道、東京、神奈川、長野、岐阜、石川、大分と本当に各地からご参加いただいています。
初日の13日は、これから始める30日間の暮らしとその学びについての全体のオリエンテーションを行いました。そして、木の花ファミリーのメンバーと参加者のみなさん双方の自己紹介を行いました。
自然農を実践されている方、有機農業を地域で20年進めてきた方、スコットランドのエコビレッジであるフィンドホーンに行かれた方、自給自足のコミュニティをこれから作っていきたい方、健康な家づくりを地域で進めている方など、本当に参加者のみなさんのバックボーンは様々です。
でも共通しているのは「地球にとっても人間にとっても、幸福なコミュニティをぜひこれからつくっていきたい!」という真剣な思いです。311の出来事を通して、改めてそうした自分の使命に目覚めたんだ、という方もいました。
木の花ファミリーも、311はまさにそうした「新しい意識に人類全体が目覚めていく機会として与えられている」ものと捉えています。今回のEDEが、具体的なエコビレッジのつくりかたを実践的に学んでいく場であると同時に、参加者のみなさんと一緒にそうした新しい意識を自分たちの中に共に創り上げていく場にしていければ、と思っています。
ちなみに日々のEDEの学びの内容については、こちらの専用ホームページの中で、ブログ形式で随時アップしていく予定です。みなさまぜひお楽しみに!