じゃがいも収穫

  ジャガイモの一斉収穫をしました。今年で連作3年目。2年目には、疫病が多発して困りました。そこで、昨年は、ジャガイモの収穫終了後、土壌が酸性化していたので、苦土石灰による土壌改良を行った後、豆科のセスバニアを作付をして、それをそれを鋤きこむ際に、糖蜜、木の花菌活性液(EM)などを散布して緑肥を乳酸発酵させて分解させるようにしました。セスバニアの後に、もう少し間があったので、エンバクを作付けて同じように鋤きこむ際に活性液などを散布して鋤き込みました。今年は、疫病に関しては、大丈夫でした。乳酸発酵処理の効果かな?しかし、春先の旱魃が続いた時に草生が弱ってしまい赤い芋のレッドムーンは枯れ上がるのが早く全体的に小さい芋になりました。今年の品種は3品種。出島、レッドムーヌーン、疫病につよい「サヤアカネ」疫病に強いということもあるのか、サヤアカネは綺麗にできました。写真はないのですが、ピンク色の芋です

来年は、安定して比較的大きなイモをつくりたいなー。

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レッドムーンの中に今年もハートの形をした芋がありました。

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トラクターに掘り取り機をつけてほりあげていきます

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出島。ひとつひとつが大きい

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ほりあげてしばらく乾燥させてから回収。

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小ぶりなものはこんな感じの大きさです

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 収穫の合間にみんなでおやつ休憩。

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レッドムーンを回収しました。

 

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レッドムーン堀りあげ中

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レッドムーン。小ぶりだけど綺麗にできました。

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最後は、みんなでハートのレッドムーンをもって記念撮影!!


とうもろこし(スイートコーン)

   今年もトウモロコシが取れ始めました。非常に良い出来です。

ちなみに、今年の栽培の仕方を紹介します。

昨年のスイートコーンを収穫した後に、スイートコーンの残渣を鋤きこんで、その後、冬場は緑肥としてヘアリーベッチを作付けました。春先に、ヘアリーベッチを鋤きこみます。トウモロコシを初期は苗をつくって、透明のマルチを張って定植。ある程度温かくなってからは、露地にそのまま播種します。

ヘアリーベッチの鋤き込みをしているので、元肥はゼロでスタートし、追肥で栽培します。播種後、2週間後、4週間後に木の花菌ボカシ(EMボカシ)を一回当たり150kg/10aで追肥します。木の花菌ボカシの中には、4%でキーゼライトというマグネシウムの資材を入れてあります。これは光合成の促進のために入れています。ボカシを追肥する時には、貝化石(カルシウムと微量要素の資材)を少々いれます。これは、作物の組織を丈夫にするために入れています

元肥がゼロ、追肥で追う形の栽培にすると、トウモロコシの下の方の節間が短くて倒れにくい草姿になってます。また、実がとても低いところになるので、カエルや天敵などの上ってきやすいので、害虫であるアワノメイガの被害に会いにくくなるようです。今のところ綺麗なとうもろこしが出来ています。いつもおなじみの自農センターのわたわたの栽培の方式を参考にさせてもらいました。やり方を切替えて2年目ですが、安定して良品ができるようになってきてます

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周りには、ハクビシンよけの電気柵がはってあります。

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低い位置に実がついているのと、二つなってます。

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低い位置につく実の様子です

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節間がつまっているので背丈も低くなってます。

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お昼にでたスイートコーン。家族とゲスト合わせて、100人くらいなので、ほぼ100本くらい蒸かしました

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子供達も喜んでたべました。今年も美味しくてあまーいスイートコーンがたくさんとれるぞー!!


今日の畑の様子

 今日の畑の様子でーす

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キュウリは、長らくの旱魃などでマグネシウム欠乏が見られます。いまひとつ元気が無い感じ。雨がようやっと定期的にふってくれているので、回復傾向。あと、旱魃で表層の根がやられたところに、田んぼの草刈りをした時にでた草を敷き草しました。弱り目に祟り目で青草から出てくる有機酸によって表層の根が障害を受けた模様。わたわたと相談して、貝化石(天然の石灰資材)を50kg/10aまいて表層の酸性を中和する処理をして様子をみることに。酸性だと立ち枯れや根を溶かしてしまうピシウムなどの糸状菌が増えるようで、すこしアルカリにふることにより、ピシウムなどの増殖を防ぎ、バクテリアの増殖を促すのだそうです。さてどうなるかな?

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ズッキーニ(左)ものすごい勢いが良いです。結構、収穫できるぞこれは!!右は、ツルムラサキです。今日、支柱を立てました。

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 夏の葉物。おかひじきを定植しました。

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 おかひじき。昨年からつくってるけど、食感がいい感じ。

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ナスの様子。今のところ良い出来。豊作の予感

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ナスは、毎年、水田の隣で育てます。水田が近いので、そこから迎撃部隊のアマガエル君達がやってきています。多いところだと一株に3匹くらいいます。害虫のニジュウヤホシテントウムシなどをたべてくれてるのかな。害虫の被害も迎撃部隊の活躍なのか、あまりみられません。

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落ち葉を敷いた上には、敷き草をしました。畝の表面は、まるで森の生態系のような状態になってます。トビムシ、ササラダニ、ヒメミミズ、ヤスデ・・・・・・・いろんなのがたくさんいます。多様性の中で健康にナスが育ってます。畝間には、エンバクがまいてあります。天敵のすみかになるのと、エンバクがなすのセンチュウ予防にもなります。麦の根が通路に入るので、排水性などのことも考えてまいています

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自農センターの自生えピーマンという品種。数年間、自家採種してます。つくりやすくなってきた。

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 ピーマンの様子

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人参の採種圃場。もともとは、自農センターの筑摩の5寸。5年間、無肥料の環境下で採種し続けて、ものすごく良い品種になりました。この花が咲き終わって種がついたら、採種をして、今年の秋冬にんじんとしてまきます。

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採種圃場のとなりの人参の圃場。除草労力削減のためと、未熟有機物の分解促進のため、播種の4週間前にビニールを張って太陽熱処理をかけます。

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ポリマルチを全面にかけました。播種の時にはがして、ビニールは丁寧に回収して来年も再利用。昨年は、間引きの時に、気になった草をとった以外は、除草に入らなくて良かった。エンバク→人参→エンバク→にんじんというようなローテーションをしてます。エンバクなどの残渣の未熟有機物がしっかりと分解するので、又根などもすくなく、秀品率が高かったです。

 


スイカ交配

今日は、スイカの交配を朝しました。スイカ栽培一年生の僕としては、初めての交配。

自家採種している品種は前日に雌花に袋がけをしておくのと、雄花も開かないように花びらをとめておきます。虫に交配されないように。

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前日に袋がけした雌花の様子

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雄花を取ってその花粉を雌花につけています

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自家採種する品種は袋がけして日付も書いておきました。

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畝間には、萱が敷いてあります。草を抑える役割と、作付が終わったら育土の資材として使えます

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   木の花は養蜂もやっているので、一応、スイカ畑には交配用にみつばちさんを持ってきて交配してもらってます。もちろん確実に受粉させるために手でやるけれど。

長野でやっている友人のスイカ農家のどっひーさんや産地の農家さんは、180センチ幅くらいのマルチを張るそうです。そのほうがつるが引きやすい。萱を使うことの欠点は、萱にツルが絡んでつる引きしにくいところかな。来年は、幅広のマルチを使ってつる引きをやりやすいようにしようと思っています。ただ、萱を使うととっても土が良くなる。フカフカの土になります。また、富士山麓には、カヤが取れるところがたくさんあるので敷き藁として使っています。冬に借り集めてきて、夏野菜に使います。カボチャやスイカなど。


かぼちゃ様子

今日は、かぼちゃの整枝をしました。木の花では、親づるを6~8節くらいでとめて、そこからでる強い子づるを3本選んで3本仕立てをします。

今日は、こづるを3本にする作業をしました。子づるの10節目くらいから雌花をつけて実をならせます。今のところ、すごく良い出来です。これからが楽しみだなー

 

畝間には、冬に刈り取ってきたカヤを敷き詰めて、草を抑えるのと、作付が終わったらこれを鋤きこんで育土します。バックには富士山もあり美しい畑になってます

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今日は、早く起きてみんなで整枝作業。和気あいあいと作業をしました。