援農チーム募集!

先に掲載した援農チームの募集に対して、多数の応募をいただいています!実際にたいへん強力な戦力として活躍してくださっています(こちらの記事をご覧ください)。本当にありがたいことです。

今回の募集は、いったん6月末までとさせていただきます。今後は、年間を通じての「認定援農隊」なども計画しておりますので、継続しての援農をご希望の方は、いましばらくお待ちください!

久々のブログ掲載になります。ブログのアクセス数を見ると、間が空いてしまっても実はアクセス数はそれほど下がっていません。毎日見に来てくださって「今日も更新されていないのか」と思われる方々が多いことを思うと、本当に申し訳なく感じています。

しかし!ブログの更新頻度が落ちているのは、決してファミリーの活動がスローダウンしているからではありません。実は、たくさんの新たなプロジェクトが並行して動いており、私(ブログ管理人)が手一杯になってしまっているのが現状です。こうした活動については、合間を見て、またニューズレターなどを通じて必ずお伝えしますので、お待ちください。

さて、今回は木の花ファミリーの農作業を手伝ってくださる方々を大募集します!というお知らせです。

木の花ファミリーは、今、農繁期まっさかり。
田植えに、苗の定植に、そして有機農業の宿命である草取りにと、毎日フル稼働です。
しかし!

いさどんは講演やゲストへのお話、市役所とのいろいろな交渉に、
よしどんは、新規事業の準備やお客様の応対に、
いさおちゃんは、イベントの制作や新たに始まる教育ファームの準備や広報に、
みちよちゃんは、EDEプロジェクトの今年11月稼動に向けて準備作業に、と・・・

活動の幅が大きく広がり、充実した日々を送る木の花ファミリーですが、
野菜やお米に十分な時間と労力をかけにくい状況が続いているのも事実。
それでもやれるだけの作業を淡々とこなしていますが、
お手伝いがあったら嬉しいね、とみんなで話しています。

そこで!援農チームの結成を呼びかけたいと思います。
巷で最先端のライフスタイルと評される
木の花ファミリーの生活体験ができて、
有機農業が学べて、さらに、
ほとんど自給した旬の食材だけでつくった
ファミリー自慢のお食事つき!
そして宿泊費もタダ!!という破格の好条件!?で
農作業を手伝っていただきたいのです。

現場の最前線で有機農業を学びたい!
農的コミュニティの暮らしに興味がある!
おいしくて新鮮なお食事を食べたい!
思いっきり体を動かして、人の役に立ちたい!

などなど、どんな動機でもウェルカム!です。
僕らと一緒にたのしく、有意義な汗を流しませんか?

■ 募集要項

人数:何名でもOKです(応相談、ただし宿泊等の都合で上限があります)。
日数:日帰り、宿泊どちらでも可。日数は応相談です。
作業時間:基本的に午前は7:30~12:00、午後は14:00~18:30です。
半日からで参加可能です。
作業内容:その時々の農作業をお願いします。
もちろん、体力的な要件などについては考慮します。
食事:午前中の作業に昼食、午後の作業に夕食が無料でつきます。
10時と4時にはファミリー特製の手づくりおやつも楽しめます。
宿泊:無料です。
持ち物:
・長袖シャツ(半袖は不可)
・長ズボン(短パンは不可)
・地下たび または 長靴(雨天の場合はかならず長靴)
・靴下(地下たびの場合は地下たび用のもの)
・グリップつき軍手(グリップなしは不可)またはゴム手袋
・帽子(麦わら帽子や野球帽など、日差しを十分に防げるもの)
<雨天の場合に必要なもの>
・長靴(お持ちでない場合はお貸しできます)
・カッパ上下

■ お申し込み

以下の項目をメール(info@konohana-family.org)までご連絡ください。
1. 代表者のお名前
2. 代表者の連絡先(メールアドレス、携帯電話番号)
3. 参加人数
4. 参加希望日時、宿泊の有無


援農隊とかぼちゃのカヤ敷き

最近、木の花ファミリーも夏モード。作物の生育のスピードが上がるにつれて、やることもたくさん出てくる季節になっています。そんな時に、ありがたいことに援農隊が助けにきてくれましたー!!

080606_100509.JPG

援農隊のじゅん君とてるさん。がんがん働いてくれましたー!!パワーもあるし、勢いもバツグン!!ちなみに、彼らが持ち上げてるのがカヤです。ありがとー

080606_100354.JPG

かぼちゃの畝間にカヤをしきました。冬場にカヤ場からカヤを刈っておいたものをしきました。これで収穫までほとんど草は抑えられます。収穫が終わったらハンマーナイフで砕いて肥料と共に鋤き込んで土作りにします。カヤの下は、微生物の宝庫。ミミズや小動物がたくさん生息しています

080606_100406.JPG

長期滞在のアナと、援農隊のノビちゃん。のびちゃんは、シャロムで長期のスタッフをしていたそうです。自然農の経験もあり、草刈鎌の使い方は一級品!!

080606_104854.JPG

援農隊とゲストをいれて11人でおやつ。富士山が良く見えて最高のロケーション。おやつも美味しいし最高です


キリストの精神と共同体

6月4日から5日にかけて、韓国の「イエス・サリ共同体」のパク・キホ神父、神戸大学大学院に留学中のチョン・ウニさん、共同体のサポーターをされている方が3名でファミリーを訪問されました。

「イエス・サリ共同体」は韓国のカトリック教会を母体とした団体で、現代の消費社会の中でキリストの精神を生きる道を探求するさまざまな社会活動を行っています。共同体では3年前に「山上の村」というコミュニティを建設、5家族と単身者の計30名ほどが共同生活を送っており、パク神父はその代表をされています。今回はパク神父の来日をコーディネーターとして調整されたチョンさんがファミリーへの訪問を実現してくださいました。

チョンさんとパク神父はファミリーに「山上の村」の写真を見せてくださり、生活の様子を説明してくださいました。村の建設地は2年間をかけて全国を探し回り、ようやく見つけた場所だそうです。標高が高く、もっとも寒いときで気温が氷点下18度まで下がるため、お米の栽培はできないそうですが、有機農業による自給自足を目指し、都市部に農産品の出荷もしています。住人は全員がカトリック信者とのことです。

写真で見せていただいた建物は手作り感のある暖かな雰囲気で、皆で食事をし、ミサで祈り、来客者にウェルカムコンサートをする様子を見せていただいて私たちは「どこかで見たような感じだね」と笑い合いました。初めて見るのに懐かしさを感じるのは、信仰や精神性を軸とした生活という点で共通するからかもしれません。

「イエス・サリ共同体」は主に都市部で行われていた社会活動が出発点になり、その中で共同生活の実践がはじまったため、現在も都市部で社会活動をする人たちと共同生活を営む人たちが同じ精神を表現する両輪となって活動しています。こうした活動のあり方は、私たちにもたいへん参考になるものでした。

実質は一日に満たない短い滞在でしたが、パク神父は熱心にメモを取りながらファミリーの様子を見学し、いさどんのプレゼンテーションに聞き入っていました。

「ぜひ、みなさんで『山上の村』に遊びに来てください」というメッセージを残してパク神父はファミリーを発たれました。いつか本当にそんな機会があったらいいね、とみんなで話していたのですが、ちょうどファミリーのみちよちゃんが5日から9日まで韓国を訪問中で、急遽「イエスサリ共同体」と「山上の村」のことを連絡してみたところ、「村には遠くて行けないが、ソウルにある共同体の事務所には立ち寄ってみる」とのことで、早くも現地で実際のご縁ができることになったのでした。

ファミリーの畑を見学されるパク神父(中央)、通訳のチョンさん(左)、説明するこうちゃん(右)

ウェルカムコンサートで

出発まぎわ、パク神父といさどん(右)のツーショット


国際色ゆたかな日々・・・・

去年から様々な国からゲストがやってくるようになりました。

ニュージーランド、インド、・・・・・・・・・

そんなみんなをちょっと紹介。異文化の人たちと交流するのは本当に面白い。特に生活をしばらく共にすると本当にいろいろな事に気づかされます。一番のコミュニケーションタイムは、農作業のときなんですね。

一番良いのは、除草をしながらのコミュニケーション。ゆっくりとお互いの国の事、農業の事、我々が大切にしている自然観などを話すよい機会になっています。

080531_172807.JPG

長期滞在しているアナのお友達がきてくれました。ニキちゃんです。とっても明るくて周りを楽しませてくれました。二人で4時のおやつにニュージーランドケーキを作ってくれました。ココナッツが上にのっているベジタリアンケーキを作ってくれました。ありがとー

dscf4537.JPG

インドからも1週間ゲストがきてくれました。お母さんと3姉妹です。お母さんのディーナは、大学などで先生をしているそうです。エコビレッジに関して興味があるそうです。彼女達も一緒に作業をしてくれています

dscf4542.JPG

ツꀀ彼女達にウェルカムコンサートをした時の一枚。コンサートのお礼にインドの伝統的な儀式でもてなしてくれました。サリーとパンジャビドレスの姿は本当に美しい!!


新しい家族写真

昨日、ファミリーでは早朝に集合写真を撮影しました。さまざまな資料に利用している全員の写真が古くなっていて、最近加わったメンバーが写っていなかったりするため、今回、新たに撮影し直しました。

とはいえ、50名近いメンバーがきっちり全員集合するのは、なかなか至難の業。「まことの家」に住んでいるメンバーたちが集合時間に遅れたり、急に具合の悪くなったたっちゃんが参加できなかったり、急いで登校しなければならないのに間際に引き留められた中学生二人が困った顔をしていたり、なんだかバタバタしたのですが、とりあえず、皆様にファミリーの最新のスナップ・ショットをお届けします!