答えはここにありますよ

2月11日の夜に放映されたNHKスペシャル「ランドラッシュ」世界農地争奪戦を観終わった後、皆で感想をシェアする時間がもたれました。たっちゃんを皮切りに皆の想いがとめどなく言葉となってあふれてきた、シェアタイムの結末は。。。今回のブログではその時の様子を紹介します。

(番組概要)

穀物価格再上昇で新たな食糧危機が懸念される今、アフリカや東欧の農地を外国企業が囲い込む「ランドラッシュ」と呼ばれる争奪戦が激化している。多くは国の後押しを受けた進出である。「新植民地主義」との批判を受けながらも、進展するランドラッシュ。このままでは締め出されると焦る最大の輸入国・日本は、将来の食をどう確保するのか。慢性的な食糧不足の時代に備える国家の戦略に迫る。

○たっちゃん
「戦争」を思い浮かべた。旧日本軍の満州進出を想像した。この後の世界がどうなっていくのか?今は見えない。データがないので物理的には考察できないが、日本の自給率向上見込みと海外農地取得の必要性とのバランスはどうなっているのか、勉強が必要。

分離感を感じる。心が現象として現れている。最終的には世界中の人々の心が一つになるきっかけになるなら、良い傾向ともいえる。進出した国の土地荒廃を防いで食料を分かちあえるということができるなら。

○なかのん
不安な心から動いていて、それが現象に現れている。土地を確保しても全然嬉しそうではない。信頼でつながったらもっと違った景色が見えるだろう。

○こうちゃん
この番組は未来の提示に欠けている。今の生活を続けていくという前提に立った番組。分かち合うという考え方があれば、躍起になって土地を確保する必要が無い。またみんなが菜食にすればすぐに解決する。肉食のために大量の穀物が消費されている。

○みかちゃん
現状は現状として認識。地球上で生産されている食料は足りている。供給のバランスを欠いているだけ。おかしいのは、時間が来るとまだ食べられるのに処分されていく弁当やハンバーガー。全く需要と供給のバランスを欠いている。

一人ひとりの心のあり方が大切。システムというより一人ひとりの意識の改革が大切。

○まっちゃん
なんでNHKはこの番組を作ったのだろうか?という疑問が湧いてきた。この番組を見て、では何をしたらいいのか?

○えみちゃん(アメリカからのゲスト。日本とアメリカの国籍を持つ)
世界が一部に牛耳られている。パニックを引き起こしてコントロールしやすくする。人々の無意識にすりこむ・・・ただあせりを感じる。みんながここの場のように深く語り合う場があるわけではない。ちょっと聞きかじって不安のイメージをすりこまれ、それがある時、ちょっとしたきっかけで一斉に一方向に流される。そうやって世論とか流行が作られる。

○みかちゃん
まるで地球神=国常立尊(くにのとこたちのみこと)の体=我々の体を切り売りしているようなもの。人に影響されないために神とつながることが大切。

○えみちゃん
私は、やっぱり歌と踊りが大切だと思う。歌と踊りは国を越えてつながることが出来る。

○こうちゃん
ここはまさにそれがベースになっている。

○みかちゃん
そう。私は歌を歌うけれども、いつも我々はもともと一つであり、初めて会った人でも久しぶりに会った家族と思って迎えている。だから初めて来た人でも、おかえりなさい、なんだよね。

○いさどん
ランドラッシュに参加しようとするものの精神の貧困さに気付くべき。日本がちょうど景気が低迷していて商社も消極的で良かった。こんなことに加担していなくて本当に良かった。

本当に現地のためにも先進国のためにもなるのは、現地に移住して、個人的に農業をはじめて食料を自給すること。そうすれば荒廃農地を保全し、先進国の人たちも食糧危機の不安がなくなる。

すぐれた生き方とは、たくさんの情報を知って、かつ惑わされず、解決策をとっていくこと。もっとも簡単な解決方法は肉食をやめること。

○たっちゃん
世界中が肉食をやめたら800億人が養えるらしい。日本だけで肉食と廃棄物をやめたら、世界人口の60億人も養えるのではないか?と思えてくる。

○ともみ(心を見つめるためのケア滞在中)
木の花に来て、合掌いただきますをして、みんなと心を合わせると、食べすぎがなくなる。不思議だな~と思う。

○いさどん
みんながつながって、安全、安心で愛豊かに生きるとストレスがない。ストレスがあると、食べ過ぎたり、ギャンブルに走ったりする。今の社会はストレスを生み出すことで医療、福祉、保険、癒し産業、娯楽などの経済を成り立たせている。

ここの生活を世の中に提示しても、すぐには受け取ってもらえないだろうなという思いが湧いてくる。木の花は世の中の2歩先を行っていると思う。一歩ならまだ理解できるが、二歩先だとなかなか難しいだろう。でも、確実に後を継ぐものたちが現れ、育っている。

○さのっち
僕も大学で仕事していて思うけれど、まだまだ社会の中枢にある人たちは国益というところを抜けられていない。 先進的な意識を持った若い世代も増えているけど、まだ組織の中で意思決定できるポジションまで行ってないんだよね。

ここで、人間が試されている。利益確保のため競争を激化させるのか、みんなが幸せに生きるために智慧を出しあうのか。 大事なのは、これは単に食糧の問題ではなく、「幸せ」とは何かということ。贅沢をしたり、たくさんエネルギーを使わなくとも健やかで安らかで、満ち足りていられる というモデルを本当にみんなが探し出している。

○こうちゃん
まっちゃんのさっきの答え。ここがまさにその答えを生きている。土地を痩せさせずに食料を生産できる農法と、持続可能な生活を維持するための心がある。我々は惑わされることなくこの生き方を淡々とやっていけばいい。

皆で感想をシェアした結果、結局はここの生活が解決策になるね、という結論に至りました。最後には、私たちは世の中が必要とした時にいつでも、「もうここにありますよ」と提示できるように、この生活を続けていこうという意思を皆で確認する場となりました。

よろしかったら、皆さんのご感想も聞かせてくださいね。


3 thoughts on “答えはここにありますよ”

  1. まさしく木の花の生活が解決策です。こころ磨きです。
    僕はそれに出会えて幸せです。

  2. はーい!! たけちゃんです。。

    いつも、木の花で感じることだけど、、、

    どんな問題でも、皆にオープンで出し合える関係って、本当にすごい!!

    皆が、信頼できる土壌があってこそ、、

    それに、他の人(本当は皆自分の分身だけど)の意見で、気付きあいがあって、皆が成長できる!!

    世界中が、そんな関係になる、動きが始まっていますねーー  楽しみだー!!

    わっはっはーー!!

  3. 以前は競争が、科学技術を発達させるものと思っていましたが、間違いでした。互いに技術を公開して持ち寄れば、低コストで環境にも配慮できるものが作れます。特許をとり、投資資金を回収し、利益追求第一では、本当の科学技術の発展は望めません。心(魂)と科学とは互いに向上するものですね。

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