ニンジンの母本選抜

今日もわたわたが記事をかいてくれましたー!!

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自然農法センターの品種 筑摩五寸 自家採種できます

わたわたです。ダイコンの調査選抜と同じ日にニンジンもタネ取り用の母本選抜をしました。品種は「筑摩野五寸」(自然農法センター育成)という品種で、草勢が強く、無肥料でも栽培でき、味が濃く、香りも強い品種です。聞いたところによると、この品種は長野県の自然農法センターの畑では五寸ニンジンになるけれど、作土の深いところで栽培すると長めになるとのこと。またニンジンの芯の部分の色が、黄色っぽいものと周辺部と同じく橙色のものが混ざっているのが特徴なのだそうです。栽培したものを実際に調べてみると、木の花の畑では確かに長いものが見られ、芯の色も確かに2タイプありました。

固定種は母本の選び方しだいで、品種の性質が良くもなり、悪くもなります。草勢が強いのが特徴といっても、強すぎれば形が崩れ、料理するにも使いにくいし、割れてしまうものも多くなってしまいます。そこでまずニンジンの形状が綺麗な円形で整っていて、太りがよいものを選びました。そして根の先端部分を切り落とし、芯の部分の色が橙色のものをさらに選び出しました。

こうして選んだニンジンを穴を掘って丁寧に別の畑へ植え直しました。これで来年6月には真っ白なニンジンの花が咲き、7月にはタネになります。富士山をバックに白い花が満開の風景が見れるかな~。楽しみです。

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〈根の先端部分を切り落とし、芯の部分の色が橙色のものをさらに選ぶ〉

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選抜した母本を30cm間隔で植えました

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最後は、みんなで記念撮影。自農センターの研究員 わたわた(石綿さん) 千嶋さん ありがとう


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