失敗から学んでまーす

今年のナスは、水田の後作に植え付けました。

水田の後だと、土壌病害虫もないし、畑の雑草もすくないので、これはいいんじゃないかとおもってやってみました。

が、問題が発生。調子が悪くなりました。あまりにも土目が違うと根付くまでに根が手こずるようです。わたわたさんいわく、田んぼの土は、練った土だということと、ゴロゴロの土塊みたいな感じの土目になっている。もともと、植え付け前のポットの土は、腐葉土や育苗用土など、比重が軽く、ふわふわした土なので、ナスが定植されたときに、あまりにも土目がちがったので、水を吸うのに苦労したということと、ちょうど、そんな吸いにくい状態のときに、1週間ほど、晴れの日が続いたので、吸いにくい上に、乾燥が加わり、水吸えない状態になり、調子をわるくしたという予想が立つとのこと。ちなみに、ごろごろの土塊の中には、水があるのですが、そこに根が入り込んでいって吸うのは、まだ苗の体が小さい時期は、大変ということ。大きくなれば、可能なのだが

そして、弱り目に祟り目で、乾燥したところに、赤い葉ダニが発生して、葉がすこし、丸まったような状態になってしまいました。

そこで

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冬の間に集めた落ち葉をどかーんと投入

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まず、畝の全体に広葉樹の落ち葉を敷きました。落ち葉の中には、ダニを食べるダニが住んでいて、葉ダニ君もその子だちのエサになってしまう。それだけでなく、様々な微生物や小動物の宝庫なので、落ち葉を畑にいれることで、多様性を生み出しバランスを勝手にとってくれます

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落ち葉の上には、藁を敷きます。これで駄目押し、落ち葉も風で飛ばないし、一石二鳥。

また、畝間にはクローバーとイタリアンライグラスという牧草の草生がまいてあります。緑とベージュのコントラストがすごくきれいです。もちろん、この草生の中にも天敵君がたくさんすんでいます。

ちなみに、この後、雨がふったので、調子が回復してきました。わたわたさん感謝!!

なにせ、落ち葉を敷くっていうのは、気持ちがいい。森のにおいが田んぼで味わえる。落ち葉や藁をいれることによりいい感じで土も肥えていくので、後作も楽しみです。

一見、失敗にみえることが起こることで新たにたくさんのことを学べる。その連続で毎年毎年少しずつ成長できている。失敗万歳の一日でした


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