GENOAの会議に出席してきました。

こんにちは、ファミリーのみちよです。

先日のブログで紹介されていたように、先週9日~11日の日程で、グローバル・エコビレッジ・ネットワーク・オセアニア&アジア(GENOA)の地区会議と年次総会のため、タイのバンコクへ行ってまいりました。今日は簡単にその報告をしますね。

今回、会議に参加したのは、ネパール、スリランカ、バングラディッシュ、タイ、フィリピン、インドネシア、韓国、オーストラリア、日本からそれぞれの国の代表、そして他3名の計13名がオブザーバーとして参加しました。

最初の2日間は、各国の事例紹介をして情報交換をしました。今年は木の花を日本の事例として主に紹介してきました。11月に東京で行われるエコビレッジ国際会議にゲストスピーカーとしてくるフィリピンの代表のペニーさんも、木の花に興味津々で、是非訪れたいとのことでした。

最終日は、GENOAの活動内容について、また年に1度しか顔を合わせることがないけど、どのようにして連携を深め、互いに助け合あって、この「エコビレッジ」という概念を世界に広めていくことができるかを話し合いました。また、この日はGENOAの年次総会でもありました。

会議に参加しての感想は、おおむねアジアのエコビレッジの流れは、まだ芽吹いたばかりの赤ちゃんのような感じだなと思いました。日本も含め、アジア各地の農村は元々「エコビレッジ」的な循環社会だったのではないでしょうか。しかし、現状の「村社会」は、コミュニティが崩壊しています。これはどこの国でも同じ傾向が観られます。人と人との心をつなぎ合わせて、助け合って生きることの出来る社会。やっぱりエコビレッジは心を磨いていかないと出来ないなぁと改めて感じました。一人ひとりがエゴを捨てて生きるとき、「自分だけならいいや」という勝手な思いは消え去り、相手を思いやりながら生きる社会ができるのではないでしょうか。

実は、今回の会議の中でも参加者間でちょっとした不調和のエネルギーが流れていました。う~ん、こういうときこそ、木の花の心を実践するとき!「お互いに正直に心と心のコミュニケーションを取ろうよ。わたしたちはエコビレッジを作る活動をしていて、しかもその動きの代表としてここに来ているんでしょう?」と呼びかけ、最終日にはさまざまな誤解を解くために、率直な話し合いがなされました。

こんな風に書くと、ちょっとカッコいいみたいだけど、わたしもこの経験を通して、多くのことを学ばせてもらいました。

この会議の報告会を10月23日の夜7時から東京の代々木で行います。ご興味がある方は、是非いらしてください。案内チラシがこちらからダウンロードできます。

この報告会の2日後には、今度はスコットランドのフィンドホーンに向けて旅立ちます。ファミリーでは、2008年の年末に向けて、エコビレッジ・デザイン教育(EDE)プログラムを開催すべく、準備を進めています。そのためにEDEの講師養成講座を受講しに行ってきます。皆さん、楽しみにしていてくださいね!

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みんなでお食事。右端が私(みちよ)です

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木の花ファミリーについてプレゼンテーションをしています。


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