【木の花のたより 】美と健康のパワーフード・ローゼル

ロータスランドに、美と健康のパワーフード「ローゼル」を使った新メニューが続々登場!

自家製小麦の生麺とローゼルスープが大好評の「ローゼル美葉(びよう)ラーメン」
とろ〜りチーズとふわふわ玉子の「ローゼルスープ蕎麦」
日替わりのロータスランチには、ローゼルのちらし寿司も登場!

というわけで、本日のテーマはローゼルです(^v^)

 

おなかの中から元気になろう!
その7
ローゼル

前号でもお伝えした通り、木の花ファミリーでは今年から西アフリカ原産(注:諸説あり)の植物、ローゼルを育て始めました。7月の長雨、8月の猛暑と畑の作物には厳しかった今年の天候の中でも、ローゼルはぐんぐんと育ち、たくさんの恵みをもたらしてくれました。

ではでは、ローゼル畑に収穫に行ってみましょう!

ローゼル畑

近づくと、そこはジャングル。

葉っぱが生い茂り通路の見えないローゼル畑

何せ今年が初めてのローゼル、どのくらいの間隔で植えるのか、肥料をどれだけやるかなど、すべてが初めての体験でした。オクラにも似ているということで、これまでの経験を参考にしつつ「ではこのくらいの間隔でやってみよう」と5月初旬に定植をしましたが ───

ネキリムシにかじられないよう、定植後間もない頃はストローで株元を保護していました

見事な生命力でぐんぐん葉っぱが生い茂り、もはや通路は見えません。収穫のためには枝をかき分け茂みに分け入り、畑の中を進みます。

密林の中を行くが如くのローゼル収穫

教訓:来年は肥料を少なく、通路を広くしよう!(`ε ´ )ゞ
こうして枝をかき分けながら奥へと進み、やわらかく美味しそうな葉を収穫します。

あたり一面、生命力いっぱいのローゼルに囲まれながら収穫をしていると、不思議といつの間にか自分も元気になっているような感じがします。そのくらい、ローゼルの畑にはエネルギーがあふれているのです。

「この感覚は、実際に畑に入ってみて、初めてわかるよね」と収穫担当のミッチー。

作物の収穫と、ロータスランドのスイーツ作りも担当しているミッチー

ローゼルの葉には、クエン酸やリンゴ酸、カリウム、カルシウムなど、美容と健康に嬉しい成分がいっぱいなのですが、畑に立ち、そのエネルギーを実際に感じてみて、「これは確かにすごい」と納得。こんなにパワーがあるのなら、それを食べる人にもきっと元気が届くはず。

そんなローゼル、秋にはオクラに似た白い可愛らしい花を咲かせ ───

※イメージ写真

その後に残る真っ赤なガクを収穫するのですが ───

※イメージ写真

時は10月、季節は秋のはずなのに  ─────  花が咲かない。

実際の畑

うーむ。何せ今年が初めてのローゼル 、いったいどうして花が咲かないのか明快な理由はまだわかりませんが、来年への課題と楽しみを残してくれました。
気候も涼しくなってまいりましたので、葉っぱの収穫もいよいよクライマックス。葉が黄色くなる前に、今朝は総勢11名で葉っぱ狩りをしました。

酵素用の葉っぱを収穫するきょうこちゃん

まだまだ元気な葉を集め、炒めて冷凍したり乾燥させてパウダーにしたり酵母を作ってパンを焼いたり、色鮮やかな葉柄(ようへい)も酵素にしたりお茶にしたりと、余すところなく活用します。

ローゼル の特徴でもある、赤い葉柄(葉から茎につながる柄の部分)
葉っぱと葉柄から生まれる美しい色合いの「ローゼル美葉(びよう)茶」

花は咲かねど、あふれるほどの恵みを与えてくれるローゼル 。
自然の力に感謝しながらその恵みを活用し、これからも皆さまをおなかの底から元気にする食べ物をお届けしてまいります。
食は命。健全な食は私たちの命を健全にし、その一人ひとりの健康が、地球全体の健康へとつながっていく。命あふれるこの星が、本来の生命力を呼び覚まし、光り輝く美しい星となりますように。そんなことを願いながら、今日も畑に立つのです。

(ともこ)

元気な畑は、元気な地球への一歩です

 

 


メンバー日記🗒

ゆうちゃんの巻


今回のメンバー日記は、税理士としてのキャリアを活かしファミリーの経理を担うゆうちゃんです。

えいこばあちゃんと一緒に、梅干しを漬けるための赤ジソを洗うゆうちゃん。 「えいこばあちゃんと一緒に作業をすると、えいこばあちゃんの智恵や周囲への心遣いを感じて、すごく学びになるし、楽しいよ。」

2年前にメンバーになったゆうちゃんは、木の花ファミリーの経理全般の改革を進める会計のプロでありながら、どこか天然で、本人はいたって真面目なのになぜか周囲の笑いを誘ってしまう癒し系キャラでもあります。そんなゆうちゃんがメンバーになった理由は、「心を磨いて、神さまにお仕えして、世のため人のために自分を使ってもらおうと思ったから。」

以下、本人が「書きながら、改めて大切なことだなと思い、涙が出てきました(笑)」と言う日記をご紹介します!
  

木の花ファミリーに来る前の生活

私は、木の花ファミリーに来る前は税理士事務所に勤務していました。父親が税理士だったので、親の期待もあり、いつの間にか自分も税理士になるべきだと思い込んでいました。

大学生のときから毎年税理士試験を受け続けて29歳の時に税理士試験に合格して、念願の税理士登録をしました。

ところが、その後燃えつきてしまい、何のために働くのか、どこに生きる希望があるのか、旅をしたり本を読んだり模索する日々が続きました。

そんな中、妹が、木の花が運営するカフェ&ショップロータスランドがオープンしたということで、私を連れて行ってくれました。その時に見たスタッフの表情がなんとも穏やかで平和的だったこと、また、木の花ファミリーのひまわりホールで見た、あさちゃんという年配の女性が洗濯物を畳みながら赤ちゃんの子守をしているのをみて、「こんな生き方があるんだ!」ととても驚きました。

子どもを見ながら洗濯物を畳むあさちゃん

将来のためにお金をためて、年老いたら老人ホームに行って、ということしか知らなかったので、生きるってつまらないなと思っていたのですが、あさちゃんの姿を見たときに、こうして年をとってもみんなの役に立つことができるんだ!と生きる希望が感じられました。

その後、木の花ファミリーのイベントに参加し、初めてジイジと話をした時に「あなたは幸せですか?」と聞かれ、「はい、幸せです」と答えると、ジイジから「本当に幸せなら、そんな顔はしていませんよ。あなたは自分のことをよく理解していませんね」と言われました。私は初めてそんなことを言う人に出会い、自分のことをもっと知りたいと思い、その一週間後から一か月半の間木の花に滞在して、心の日記を書いたり、何度もジイジと話をする時間をもらったりしながら、自分のことを知っていく時間を過ごしました。その後、1ヶ月間の真学校を受講し、木の花の生き方の大事さを改めて認識し、メンバーになりました。
  

ある1日の過ごし方
(これは、まだ蓮の花が咲いていた頃の、夏のある日の記録です)

 
私の木の花ファミリーでの役割は、経理(会計処理、申告書作成)と、ジイジの秘書と、コンサートの時に舞うことです。日によって違いますが、ある一日の様子をご紹介します。

朝6時30分:
ジイジが作業にスムーズに入れるよう支度を整え、朝のニュース番組を一緒に見ます。ニュースの内容でわからないことがあれば、その場ですぐに調べます。

8時:
蓮の鉢の中の藻や草を取ります。鉢の中の泥はとろとろで、触るととても気持ちがよいです。パソコンに向かって仕事をすることが多いので、土に触れるのはとても貴重で癒されます。少しの時間でもやるときれいになって嬉しいです。

蓮の鉢からすくい上げた藻
蓮の葉にいた静岡県指定の天然記念物、モリアオガエルと一緒に

8時45分:
オフィスに到着して農事組合法人木の花ファミリーの会計処理をします。

木の花ファミリーでは今まで法人組織が3つ、任意組合が1つあったのですが、全体の経理をよりシンプルにするために、組織再編を行うことになりました。木の花ファミリーの経理も過渡期にあり、課題もたくさんあります。
会計処理のタイムラグを少なくしていき、よりみんなに役立つ数字を示し、数字を明快にしていく。木の花のようなコミュニティの経理は、事業と生活とが密着しているので、会計処理が煩雑になります。一度ちゃんと処理方法を確立してしまえば、もっとスムーズになりますが、今はまだ試行錯誤しながら行っている段階です。

また、数字が分かることで全体の意識も全く違ってきます。例えば飲食部門では、原価を見直したことで無駄がたくさん見えてきて、頭を使い、無駄を省いてより良いものをお客さんに提供していく意識が出来ました。数字という物差しが入ることで、より具体的な改善点が見えてきて、日々の業務にも魂が入ります。

木の花の経済の仕組みは本当によくできています。財産はすべて共有されており、全体から各自に信託されています。各自は全体のことを考えて、必要なことにお金を使います。そこには絶対的信頼関係に基づく助け合いの精神があり、個人は必要以上のお金を確保する必要がなく、お金の心配を全くすることがない暮らしが出来ます。木の花に来てからは、私も自分のお金を心配する必要がなくなりました。

「お金は社会の血液」であり、巡っていることが健康であり、どこかに偏ると流れも悪くなり病気になります。今の社会の行き過ぎた貧富の差も、人と人との距離が出来て自分の分を確保しなければという、周りとの分離した心が生み出しているのだと思います。

自分はすでに出来上がっている木の花の経済の仕組みに乗っているけれど、その仕組みの奥にある助け合う心を育てて日々を生きることが大事だと改めて思いました。

オフィスにて、各部署の担当者と経理の打ち合わせ

12時:
お昼ご飯。お祈りをしていただきます。ニュースを見ながらご飯を食べます。

木の花では人といつでも一緒にご飯を食べるのが当たり前なのですが、木の花に来る前はほとんど個食でした。今はほとんどのものが自給自足で、一緒にご飯を食べるというのがとても豊かだなと思います。

また、ニュースや他の番組をテレビで見て、そのことを一緒に食べている人たちと話すことが以前はほとんどなかったので、とても良い毎日を頂いているなと思います。

食後は休憩時間です。

14時:
木の花ファミリーの書籍のポップの準備。

昔出版した木の花ファミリーの書籍の値段や販売方法の見直しをし、より魅力的なポップに変えて、お客様に分かりやすくするためにポップの文章を考えました。

改めて本を読んでみたら、木の花ファミリーの生活の奥に流れている自然観、宇宙観、他者を思うことを一番にする精神が書かれており、それは創立時から何も変わっていないことが分かりました。コロナウィルス後の新しい生活スタイルがここに書いてあって、今こそ人々の心に染み入る本だと確信しました。(書籍はネットショップでも販売しています。)

特別価格で販売中。とても大切なことが書かれている本です。

16時:
農業経営に使える税制・補助金についてインターネットで検索。
農事組合法人木の花ファミリーの月次処理。

18時30分:
今夜は6人娘の会という、高校生4人と中学生2人の女の子たちが、月に一度自分たちで食事を作り、ジイジを囲んでみんなでご飯を食べてお話をする会が開かれました。

今夜はそば職人のメンバーのやじーからうどんを打つことを習い、みんなでうどんとかき揚げとデザートとジュースまで(!)作ってくれました。

娘たちの作った手打ちうどん。おいしい!

ジイジが話す話は、宇宙のことだったり、世界情勢のことだったり、性のことだったり、その人や場に合わせて話が出て来るので、多岐にわたって本当に面白いです。

ちなみに今日はギャグを言うと脳の思考回路が活性されるということ言っていたので、一日一ギャグを素直に実践しようと思います。

6人娘たちとの夜ごはんは、とっても賑やか♪

20時10分:
ウェルカムコンサート。
初めて訪問されるゲストさんをお迎えするときには、ウェルカムコンサートを開きます。私は、コンサートの中で木の花楽団の歌を表現する一部として、舞う機会をいただいています。

舞うときは、神前で舞を奉納するという意識で行っています。歌自体が、地球や宇宙の仕組み、地球神のメッセージが詰まった大切な歌なので、自然と舞も、舞手の意識も、その世界観を表現するものになるのだと思います。

21時30分:
大人ミーティング。
日々の連絡事項を共有したり、心の学びをするミーティングです。今、私の課題は自分の意見を言う事と、場を創ることです。
一つの出来事をみんなで共有して、問題点や改善点を見つけることができるとても貴重な時間です。

23時30分:
ニュースを見たり、話したり。ほとんど一人で過ごすという事がない生活です。木の花に来る前は一人の時間がとっても多かったので、改めて全然違う生活を頂いているなと思います。それは学びも多く、同時に自分自身を知ることが出来るとても濃い時間です。

24時30分:
就寝。
  

メンバーになって、今思うこと

メンバーになって2年半が経ちました。

毎日、自分が今世生まれてきたのは、この大事な生き方を表現するためにある、ということがどんどん深まっています。

木の花ファミリーには、富士浅間木の花祭りというお祭りが年に一度あり、その中で、地球神である艮の金神と、人間の代表である翁が問答をする場面があります。その問答の艮の金神の言葉に、こんな一節があります。

「縁ある御魂引き寄せて、掃除洗濯済みしものより、神の使える器となりて、こ度の尊き天意転換(たてなおし)、汝らご用に使うてやる。」

これは、縁のある魂を引き寄せて、心を磨いたものから、神の使える器となりなさい。そうしたら地球最後の立て直しの時に、あなた方を使ってあげますよ、という意味です。
まだメンバーになる前に初めてこの問答を読んだ時に、腹に力が入って、これは大切であり、問答に書いてある「縁ある御霊」とは自分のことだと感じました。

心磨きを一番大事なこととして生きられることは、とってもありがたいことです。

また、色々な出来事を通して自分自身を知ることができるというのは、とても面白いです。

私の中には、とても自己中心で問題を人のせいにする闇の部分も、天と共に生きるという光の部分も、両方混在しています。もし木の花ファミリーに来なかったら、自分自身のことをほとんど知らないまま、人生を誰かのせいにして過ごしていました。

ジイジから教わった宇宙の法則の中に、すべての出来事はその人にふさわしく起こるということがあります。そのように日常で出会う出来事をとらえて人生を歩めることは、とてもダイナミックで面白いです。ジイジに感謝です。

メンバーになったばかりの頃、ジイジと一緒に

あとは、ここに来る前にずっと心にあった願い ───「心が通う人たちと仕事をして、本物の食べ物を食べて、仕事と生活が密着していること」が叶いました。そして木の家に住むことも、小学生の時の夢だった「農家になること」も叶いました。

改めて、今回記事を書く機会をいただき、この生活を頂いているありがたさに気が付きました。こんなにたくさん、豊かさを頂いていて、ちゃんと世界にお返ししないといけないなと思いました。

(ゆうこ)

夢が叶った今、これからは世界にお返しをしていきます!

 

 

 

Source of photo: PIXTA / 写真AC

毎日が幸せ!バァズの日々

ファミリーの毎日の暮らしを支える縁の下の力持ち・バァズ。

若者たちがオタオタしている時でも、バァズの安定感はすごい。木の花きっての陽性パワーの持ち主・みきちゃんをして「ここの暮らしはバァズでまわってるよ」と言わしめる程、陰に日向にみんなの日常を支えているのです。
さて、今月発行予定の木の花ファミリー通信・最新号では、介護士として老人ホームで働くみっちゃんが、福祉の現場で感じたことを紹介しています。今、多くのお年寄りが不安や淋しさを抱える中で、なぜにバァズはこんなに元気なのか。
そのワケを、本人たちにインタビューしてみました!

 
でこちゃん
役割 : 洗濯、マッサージ、ぬか漬け、天然酵母パン作り、ダジャレ。子どもをはじめメンバーが病院へ行くときの送迎をすることも多く、富士宮界隈の病院に詳しいが、ただ今目の病気のために運転はお休み中。
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何で不安がないかって?やっぱり、みんながいるからでしょ。
昔だったら何やるにもお金が必要だったよね。今は・・・まぁ、いつ死んでもいいんだよ。覚悟が決まっちゃってるのかな?(笑) 毎日が充実してる。
何で充実してるかって?働けるってことが、すごい幸せなの。人がたくさんいるってことは、それだけたくさん、生きていくためにやることがあるってことでしょ。やることがあるのが幸せなんだよ。幸せだから、不安がないのかな。

今死ぬことになって、満足して死ねるかって言ったらまだまだだなーと思うけど、その時はその時って思ってるから。この先どうなっても、「こうなったら困る」とか自分で決めて、不安に思うことはないね。生きるも死ぬも、自分の意思じゃどうにもならない。全部、天にお任せ。こんなに楽な生き方はないね。
70歳になってこんなに穏やかに、ガハハと笑って生きられるのは幸せだね!

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ヤーちゃん
役割 : 家事、生け花、佃煮や漬物、ジャムなどの保存食作り。塩麹や醤油麹を使ったアレンジも得意!「恵みいただきます」でもいろいろ販売してます。
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不安がないのはどうしてか? うん、全くないわねぇ。もうあたり前すぎちゃって・・・どうしてかな。
やっぱり、一緒に暮らす家族がいるからだよ。それだよ!絶対に。

ここは、何かができるとかできないとかいうことじゃなくて、心を磨くことが大事な場所でしょ。そういう家族といるから安心なんだよ。いつも誰かが見ててくれる。普通だったら、みんな忙しかったら放っておかれて一人ぼっちになるよ。
毎日が充実してるのは、やれることがあるのも大きな要素だね。私たち自身もみんなのためになってる。それは大きなポイントだね。

昔は生きてくのに無我夢中だったから、不安があるとかそんなことも考えなかった。仕事でも家庭でも、孤立無援でやっていくのが当たり前だと思ってたの。だけど、ここに来たら全然違った。
要は、どこにいても、人とつながることを大事にしたらいいんだと思うよ。そうしたら孤立する必要はないものね。

今は、昔思い描いてたことがどんどん形になってきてる。その充実感たらないよ!老若男女、病んだ人もお医者さんもヤンキーもいて、みんなが助け合って生きる世界がいいなって思ってたの。
今は、ほんとにこの生き方しかない。毎日が楽しみで、ワクワクドキドキしながら生活してるよ。前に進みすぎる自分の陽性の性質が、昔は裏目に出ることもあったけど、今は生かされてるしね(笑)。
この間、大人ミーティングでネット暴力にどう対応していくかを話し合ったでしょ。あの後、すごく充実感があったの。何か発言ができるわけじゃないんだけど・・・・そこに参加してるーって気持ちでいて、充実感があった。

未来がどうなるかはわからないけど、ワクワクするね。心を磨いてみんなと暮らすことで、ひそかに描いてた夢が現実化していくんだよ。

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としちゃん
役割 : 家事、子育て、陶芸。バァズの中でもひときわアクティブなとしちゃんは、畑隊の応援に借り出されることも多い。ひまわりや木の花庵には、所々にとしちゃんの陶芸作品が飾られている。
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毎日おいしい食事が食べられるし、ベビーから大人まで、若い子と一緒に暮らせるし、「ただいま」「おかえり」がちゃんと聞こえる。そういうのがすごく安心感がある。ごはんの前に、みんなでそろってお祈りして「いただきます」するとかね。そういうの、なかったから。
人と生きてる、って実感があるね。生かされてるというか、支えられてるというか。

血縁がない人たちと家族として暮らすことをどう思うか?だって、みんな地球で生きてるじゃん!みーんな同じところからつながってる。遠くからというか、昔からというか。それが、ここにおったら実感として感じられるね。人間はこの星にしかいないなんて考えもしなかったけど、そうなんだなー、って感じられるようになってきたよね。人間だけが宇宙の法則から外れたことをしてるってこともね。

群れの中で生活しようって思いは、昔から自分の中にあったね。旦那さんと二人で暮らしてた時、そりゃぁやりたいことはやれたよ。だけど「ただいま」って言っても誰もいないし、一緒に「いただきます」をすることもなかったから。
世の中の人に伝えたいことがあるとしたら・・・・早く気付いてもらいたいね!
そして、どうぞ一緒にまいりましょう。

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あさちゃん
役割 : 子育て、家事、卓上醤油と塩の管理。木の花の食卓の醤油と塩は、あさちゃんに守られている!!
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日常生活に不安はないです。逝ったら逝ったでその時だし。今までそれなりにやってきたから。自分なりの御の字です。

= = = = = =

口下手のあさちゃんは、多くを語らない。
あさちゃんはもともと老人ホームへの入居を申し込んでいたけれど、木の花ファミリーに出会い、申し込みをキャンセルして木の花メンバーになったのでした。今はベイビーズのお世話から洗濯物たたみ、食卓のセッティング等々、日々休みなく働いて、みんなの暮らしを支えてくれてます。

インタビューでは言葉少なだったけど、あさちゃんは後からトコトコとやってきて、「これが今の私の気持ち」と言って、こんな紙切れを渡してくれました。

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かくも素敵な木の花バァズを、どうぞよろしく♡

 

 

木の花バァズ・ファッションチェック!

以前このブログにも登場した木の花・バァズ。
その中で、ファッションの東西横綱をはるのがこの二人!

としちゃん
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ヤーちゃん
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齢を重ねるほどにますます乙女の二人は、とにかくおしゃれ。
今日は、そんな二人の日々のファッションをチェック!

 
エントリーNo.1 としちゃん

陶芸家でもあるとしちゃんのファッションはアバンギャルド。
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このヘアターバンは、古着のシャツの裾を切り落としただけのもの。
スカーフやネックウォーマーも、古着の切りっぱなしをアレンジしてます。
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お手製のアップリケ。
実は「穴が空いたから隠したの(笑)」
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農作業中もおしゃれなとしちゃん。
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かわいいお花を見つければさっと頭に飾り ー
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時々こんなこともします。
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セーターの袖を切り落として袖口を絞り、帽子にしてみたり。
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細部にまでとしちゃんらしさ満載!
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エントリーNo.2 ヤーちゃん

抜群の生け花のセンスを持つヤーちゃんは、着物のアレンジが得意!
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着物生地を使った手作りの服。
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こちらも手作り。
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普段着もさり気なくおしゃれ。
カメラを向けるとポーズを取るかわいいヤーちゃん。
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時々こんな格好もします。
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小物使いにもセンスが光る!
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こんなかわいいバァズたちを、どうぞよろしく♡

 

としちゃんが焼いた花器に、やーちゃんが花(とトウガラシ!)を活けました♪
としちゃんが焼いた花器に、やーちゃんが花(とトウガラシ!)を活けました。

 

 

跡取り息子への電話

過疎化に悩む農村出身のメンバーであるまっちゃんの物語、
『跡取り息子の描く未来』をご紹介した数日後、
年配の男性から木の花に1本の電話がかかってきました。

 

「自分を告白してくれてありがとのー。
まっちゃんに伝えてくれのー。」

 

それだけを言って、電話は切れたのだそうです。
電話を受けたみほちゃん曰く、
「すごく感激している感じだった。」

 

 

その数日後、再び年配の男性から電話がありました。

「まっちゃんにありがとうと伝えてのー。」

 

 

どちらも名前を名乗らずに切れてしまったため、
どこのどなたかはわかりません。
ただ、どちらも言葉に福井なまりがあったそうです。

 

 

 

まっちゃんの物語をご紹介して以降、
ファミリーにはたくさんの方からメールやお電話で感想が寄せられ、
その反響は現在も続いています。
感想をくださる方の中には、同じような立場に置かれている方も
少なからずいらっしゃいました。

まっちゃんも反響の大きさに驚きながら、
「このことを通して思ったのは、僕の事例は僕だけのものではなく、
ファミリーが僕の事例に出会い、交流していくことで、
何かしらのモデル的な役割が果たせるんじゃないかってこと」
と心機一転!

 

空を見上げるまっちゃん

 

 

でもやっぱり食い気がいちばん!!

 

 

 

閑話休題。

 

 

まっちゃんのご両親との話し合い以降も、
ファミリーでは様々な人たちとの出会いが相次いでいます。

それは例えば、
ユース・ビジョン・サミットの若者たちや
大人サミットに集う大人たちだったり、
後継者不足に悩むカトリック修道会の方々だったり、
病院以外の提携先を探していた障害者支援センターだったり、
それぞれのフィールドも抱えている問題も様々ですが、
皆、何かを探し求めてやってきて、そして出会いました。

 

いさどんは言います。

「時代が変わろうとしている今、大切なのは、
気付いた人たちからつながっていくことです。
そのネットワークが、世界を変えていくことになるでしょう。」

 

 

折しも、今年は“結び”の年。

 

福井なまりの男性の、

「ありがとのー」

というひと言の奥にあるたくさんの想いを感じながら、
自分たちにできることはなんだろうかと、切磋琢磨の毎日です。

 

 

跡取り息子の描く未来

2年前にメンバーになったまっちゃんは、福井県で代々続く旧家の出身です。
実家はお父さんが農事組合法人を率いるなど、地域でも大きな役割を果たし、
まっちゃんは長男として、跡を継ぐことを期待されて育ちました。
けれどもメンバーとしてここに移住したことで、
「実家に対する後ろめたさが常にあった」といいます。
そんなまっちゃんと実家との関係に、この春、大きな変化がありました。
福井での出版記念イベントの帰りにメンバー14名がまっちゃんの実家を訪れ、
ご両親と話し合ったことで、新たな展開が生まれたのです。

今回は、そんなまっちゃんの物語をご紹介します。

 

まっちゃんの故郷、福井市杉谷町の風景

 

細部まで見事な造りのまっちゃんの実家

 

左から、まっちゃんのお母さん、お父さん、まっちゃん

 

■  ■  ■

 

僕は福井県福井市の杉谷町というところで育ちました。

家の裏は山。前は視界いっぱいの田んぼ。
子どもの頃は、冬になると凍った田んぼの上を歩いて学校に行ったりしたなぁ。
川が好きで、高校生の時は、学校の帰りにいつも川を眺めてた。
だけどある時工事が始まってね。
その川がコンクリートで固められて、それまで泳いでいたカモもいなくなっちゃった。
その頃かな。「環境」について考えるようになったのは。

 

大学卒業後は、大阪で会社員をやりながら、
環境保護団体に入っていろんな活動をしたよ。
ビオトープを作ったり、クワイの産地を再現したり、
2年間一生懸命だった。
ところがある日、その活動の拠点がお金のために売られて、
あっさりと老人ホームに変わっちゃったの。
えーっ、こんなに簡単になくなっちゃうのーってびっくりした。
ちょうどその頃に部署替えがあって、僕は福井に戻ることになったんだ。

 

大阪で自分がやってたことって何だったんだろう、
って想いを抱えながら実家に戻った時に、
目の前にものすごく豊かな自然が広がっていることに初めて気付いたんだ。
それで思った。どこか遠くに行って環境保護を訴えるのではなく、
自分の足元を大切にすることなんだ、って。
だけど僕らは、あまりに知らなすぎる。そして簡単に道路を作る。
そこで、子どもたちと一緒に地元の自然を観察する活動を始めたんだ。
そして、この地元の良さを共に伝えていく仲間を集めようと思った。

 

仲間が欲しかったことには、もう一つ理由があったの。
僕は長男で、子どもの頃から跡取りとして育てられてた。
特に母親は、何をおいても家が大事という人。
でもね、正直、荷が重かった。
父親は地域のリーダー的存在で、何かと役割の大きいあの家を
僕一人で継いでいくのは、精神的にも経済的にも無理って思ってた。
ちょうどそんな時に木の花に出会ってね、
そうだ、福井でもエコビレッジを立ち上げよう!って思ったの。
みんなで一緒に福井の未来を考えて、
食や森林、エネルギーなどの問題に取り組んでいく中で
この家の環境も継いでいったらいいんじゃないか、って。
大好きな故郷の暮らしを、僕一人でつないでいくことはできなくても、
みんなと一緒ならやれる。
そうすれば両親の願いもかなう。
そこで仲間を集めて、「あまてるの里」という名前で活動を始めたんだ。
そして父親に、自分の想いを話した。
僕は、木の花ファミリーのようなものをここでつくりたいんだって。
でもね、父から返ってきたのは、「そんなことは無理」という返事だった。
やるなら他でやれ、って。

 

まっちゃんのお父さん

 

子どものころからずっと、父親とは腹を割って話せなかった。
父には人をまとめる力があって、社会的にはすごく尊敬していたけど、
何か話しても全部見透かされているようで、僕はいつも緊張してた。
その父に「無理だ」と言われて、
僕は自分の中のフィールドがなくなっちゃったような気がしたんだ。
「あまてるの里」も、いざ自分がみんなを引っ張る立場になってみたら
どうしていいかわからなかった。
それで、改めて木の花を訪れてみた。
そしてここでエコビレッジの教育プログラムを受講したりして
みんなと生活を共にしていくうちに、「やっぱりこの生き方が大切なんだ」と思い、
悩んだ末に、移住を決意したんだ。

 

家を出る時、父親からは、「二度と家の敷居をまたぐな」って言われた。
僕は、それは彼流のプレゼントだったと思ってる。そのくらいの覚悟で行け、と。
それで、「わかりました」と言って、家を出たんだ。実家との縁は捨てようと思った。
ところが、ここに来てみていさどんから「勘違いしてるよ」って言われたの。
「何者も、大切な人とのつながりをわざわざ絶つ必要はない。
もしも縁がなければ自然に切れるのだし、それはただ流れを頂くだけ。
あなたの家族は木の花の家族でもあるのだから、
血縁を自ら捨てるなんてことは誰も求めていないよ」って。
ああそうか、って思った。
本当は、父親一人で田植えはどうするんだろうって気になってたの。
それで、実家に電話したんだ。必要なら声をかけてよ、って。
その後、田植えの時期になると母親から電話が来るようになったんだ。
それ以来、年に数回、忙しい時だけ実家に手伝いに帰るという生活を続けてきた。
帰るたびに、母親からは戻ってきてほしいと泣かれた。
父親との会話は・・・記憶にないや。ほとんどなかったんだと思う。
親の願い通りにできなくて、自分の中に常にどこか後ろめたさがあったよ。

 

それが、この春に木の花のみんなと実家を訪ねたことで、大きく変わったんだ。

 

 

まっちゃんの実家前にて

 

客間での様子

 

イベントの帰りに、いさどん始め14人のメンバーと実家を訪ねて、両親と話したの。
両親が木の花のメンバーに会うのはほとんど初めてのこと。そこでいろんな話をした。
まず、父親に僕が木の花に移住したことをどう思うかを聞いてみると、
「跡を継いで欲しいとは思うが、息子の人生は息子の人生。強制できるものではない」と。
そして、今この地域全体の後継者問題に取り組んでいることを語りだしたんだ。
僕の家に限らずどの家も跡取りがいなくて、68歳の父親と同世代がやめたら終わり。
だけどこの農村を、国土を守っていきたいから、
父親は、みんなで協力してやっていこうと農事組合法人を立ち上げた。
そして非農家の人たちにも入ってもらい、町内全体で運営していこうとしてる。
より管理しやすいように田んぼの畔を取り払ったり、農協に掛け合ったりしながら、
将来的には6次産業化も目指しているんだって。
父親は、すごく生き生きと、本音で話してた。
僕は、そんな風に話す父親の姿を初めて見たんだ。
木の花のみんなも父の話に聞き入りながら、自分たちの体験も語って、
父の中にあるものをどんどん引き出している。
父は、自分の家のことだけじゃなくて、地域全体や、そのもっと先にある
この国のあり方についてまで考えてた。

 

一通り父親が話した後、母親にも、僕が木の花にいることをどう思うかを聞いてみた。
そうしたら、母親は
「我が家には魅力がないんだと思って、悲しくなりました」
と言って、泣いたんだ。
その時にいさどんが、そうではありませんよ、
まっちゃんを木の花に留めるつもりはありませんよ、と話し始めた。
僕自身、実家が嫌で木の花に行ったのではなく、
好きだから守っていきたい、でもどうしていいかわからない、と思って移住した。
いさどんは、その問題はみんなで考えるものだし、
木の花ファミリーはそれをサポートするためにあるんですよ、と。
僕も、その話を聞いて、力が抜けたよ。

 

僕の中にはずっと、実家や故郷の問題が重くのしかかってた。
だけどそれは僕一人で背負い込まなくていいんだってことがわかって、
すごく楽になったの。
それは両親も同じだと思う。
僕が家を継ぐ継がないということではなくて、日本全体のことをみんなで考えていく。
それは、木の花のメンバーにとっても、自分たちの役割を確認する場だったと思うんだ。
今どんなに父が法人を立ち上げて奮闘していても、結局は後継者問題は付きまとう。
その時に、僕たちはそれをサポートしていくことができるんだよ。

 

父がね、おもしろいことを言ったの。
その場にいたメンバーのひろっちが、
「これからは血縁を超えて協力し合っていく必要がある」と言ったら、
「地権者意識がなくなっていけば、それもあり得ますね」って。
これまで、父の口からそんな言葉を聞くことはなかった。
今ね、人がどんどん高齢化していって、誰も山に入れなくなって、
どこまでが自分の土地かわからなくなってるの。
父も正確には境を知らないと思う。
だから地権者意識も何も、結局みんなで管理せざるを得なくなるんだよ。
近い将来、きっとそうなる。血縁を超えて、みんなで協力し合う時代が来るんだよ。

 

最後にね、みかちゃんが『安里屋ユンタ』を歌ってくれたんだ。
歌詞の「沖縄」のところを「福井」に変えてね。
その時の、父と母の表情が、すごく穏やかになってた。

そうそう、帰る時にね、僕、父親と握手したの。「じゃあ」って言って。
そんなこと、生まれて初めてだったよ。

 

沖縄民謡の『安里屋ユンタ』を歌うみかちゃん(右から4人目)

 

 

ずっとね、志があったんだ。

みんなでこの生き方を学んで、たんぽぽの綿毛のように、
必要とされるところにどこへでも飛んでいって、それを伝えていく。
自分があの家に生まれたことにも、きっと意味があると思うんだ。

もしもいつか僕が帰る流れが来たら、木の花ファミリーの一人として帰って、
ここで学んだことを生かしていく。
そして、そこで学んだことをまた持ち帰ったり、そこからさらに広めたり、
そんなふうにこの生き方が広がっていったらいいなって、心から思ってる。

 

そのために、今、ここでとことん学んでいるんだよね。

 

まっちゃんとお母さん ― おばあちゃんと一緒に