光輪訪問② 入園式

光輪で取ってきた1万本の玉ねぎ苗を植えています。

木の花幼稚園に入園です(笑)

頂いた玉ねぎは、大切に育てさせて貰いますね。小さいながら、がっしりした苗なので生育が楽しみです

木の花の玉ねぎ畑は、2反分(20a)です。今年は、玉ねぎの苗の出来が悪く

面積分の苗が取れなかったので光輪さんに足りない分をもらいにいきました

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光輪さんは、4条植え機械で植えますが、ぼくらは、面積も少ないので怒涛の手植え、

畑では、お話ししながらにぎやかに植えています

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約2反分の畑

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みんなで人数掛けて植えています

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小さいながらがっしりした苗です。光輪農場の土質のせいか、太い根が中心ですね


光輪訪問①

2月7日に知多半島で約20ヘクタールほどの圃場で自然農法を営んでいる農事組合法人 光輪に行ってきました。

大規模でやっている自然農法のモデル的な農場。大根・人参・たまねぎ・キャベツ・ブロッコリー・白菜などを大規模に作っています

目的は、玉ねぎの苗をもらうためです。本当は、1万本を買う予定だったのですが、光輪のスタッフが忙しすぎて苗が取れないことと

苗の畑をすぐに耕起して、他の作物の作付けをする予定だということで、取りに来てくれるなら、無料であげるよということで、総勢7名で

訪問しました。玉ねぎの出来がわるかったおかげで、なかなかいけなかった光輪にいけました。いやーありがたい。

自農センターでいつもお世話になっている織田さんは、案内だけでなく、一緒に苗取りを手伝ってくれました。本当に感謝です。ありがとう

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玉ねぎの苗床だけで5反分あります。すごく広い。みんなで苗を取ってます

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細かい石だらけの圃場。この石は、頁岩(けつがん)といいます。この中には、貝の化石や木炭はじめ各種ミネラル分を多く含んだ多孔質のものであることから、何億年も前、この辺りは海底であり、その堆積物が岩石化し地殻変動によって地上に隆起したものということです

この砂利だらけの圃場に毎年10トンほどの牛糞堆肥を施用して、今は、作物が非常に良くできるようになっています。圃場の土を踏むとフカフカです。堆肥によって作られた土だなーという感じを受けました。圃場の土からは、ほのかに牛糞堆肥の匂いがしてます。

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光輪農場にある石碑。いい言葉ですね

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みんなで、代表の熊崎さんと記念撮影。一緒にごはんも食べて、たくさんお話しをして頂きました。

ありがとうございます

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60馬力のトラクター。圃場が広いだけに機械も大きい

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一面の玉ねぎ畑。5ヘクタールくらいあるみたい 広い!!

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これが、圃場の土。細かい石が頁岩

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表面の頁岩の砂利を掘ってみると、ふかふかの土が出てくる。腐食がたくさん含まれた良い土に見えます


鬼は内!福も内!

2月3日に行われた節分のお祭りでのいさどんのお話です。

2月3日は農の大晦日と言われます。そして2月4日がお正月です。新しい年が始まり、啓蟄という虫が動き出す季節でもあり、農作業がこれから始まろうとする時です。立春正月の前日である大晦日は、「季節を分ける」ということで「節分」と言われています。

一般にどこでも節分の行事があり、鬼が出てきて人間たちは「鬼は外、福は内」と言います。それは、「嫌なものは出ていきなさい、良いことだけ来なさい」という人間たちの心が反映されて、そういう行事になったようです。

木の花には心や体の問題、いろいろなことで行き詰った人が訪れます。そういった人たちは、自分の心の中にある問題の種を見直し、また自分の家や社会に戻っていきます。その時に、以前の問題あった心がきれいになっていることに気づくのです。とかく人間は、自分に都合の良いことばかり起こると、それ以上成長しようとせず、これでいいのだと思ってしまうものです。

節分の行事では鬼が出てきて、人間たちに追い払われます。しかし、鬼がどこにいるのかといったら、人間たちの心の中にいるのです。そして人間は、地獄、地の国、つまり地球にいます。「自分さえ良ければいい」という人の心が対立を生み、自分の心や体を壊していると考えると、何となくこの世の中が地獄のように観えてきませんか?

地の国にいて自分だけの願いを叶えようと地獄を味わっている人たちは、その心によって間違った行いをします。そうすると、この世界ではその間違った行いは痛みとして表われるようになっています。地獄には閻魔様という鬼の親分がいて、それが日本神話でいうところの国常立という地球の神様です。国常立が、私たちの心をきれいに清めてくれることによって、私たちは天国に上がっていくことができるのです。

そういった正しい心を忘れてしまって地獄にいる人間に、鬼は「心を改めて天の国へ行きなさい。それがあなたのもともといた場所、帰る場所ですよ。天の国へ戻るために、この地の国へ生まれてきたのですよ」と言って、私たちの内から出てくるのです。

そうすると、問題事は自分の心が間違っていることを教えてくれるありがたいものであり、嫌なことをなしにしようとして、「鬼は外、福は内」と言うのはおかしな話です。本当は、「鬼は内、福も内」であるはずです。つまり、鬼の心が自分の中にあり、それを表わしています。自分を正し、きれいな心になって、当たり前に福が自分のもとへ訪れるようになってきます。

これから心が大切になってくる時代に、この生き方、考え方はとても大切です。こういった考えをこれから広めていくということが、このことに気づいた私たちの役割なのではないかと思っています。こうやって農を通じて芸能ができ、そして世の中が豊かになっていくという、大変幸せな時間を皆で過ごすことができた今年の節分祭でした。

お話をするいさどん

2月3日の節分祭に遊びに来ませんか?

2月3日の夜、ファミリーでは節分祭を行います。節分は、翌日の立春を年初として邪気を払う大切な行事です。鬼は人が自らの邪気に気づき、それを払うために大切な役割をしてくれるありがたいものということで、ここでは「鬼は外!」ではなく、「鬼は内!」と呼びかけます。

「花祭り」や「獅子舞」など、子供たちを中心に昼夜練習に励んでいるメンバーの姿が今あちこちで見られます。また、今年は装飾にも力を入れ、まさに神技のような切り絵も舞台を彩る予定です。例年にもまして盛り上がりそうな今年の節分祭。皆さんもよろしかったら遊びに来て下さいね。

(写真は昨年の様子です)


焼土

今日は、焼土をしました。

木の花では、ウリ科(特に、きゅうり、スイカ)には、焼土した土を使います。

苗の立ち枯れ病などを防ぐために使っています。ちなみに、他の作物は、焼土していないものを使っています。

焼土する土は、3種類 ①腐葉土 ②山土 ③育苗土(肥料分の多い土) 

育苗時は、この3種類を作物ごとに配合を変え、ブレンドして使っていきます

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鉄板を引き、火をたいて熱くなったところに土をいれ、焼土していきます

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焼いている間は、土の上に、ござをかけ蒸し焼きにしていきます。温度は、60度になったら終了です

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焼いた土をビニールに包んで、さらに蒸し焼き

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ござをかけて、保温と保湿をしてます

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終わったら、ござをかけて、ビニールで包んで蒸し焼きにしてきます。こうすると満遍なく温度が上がりムラなく、温度があがります